カバラは「占い」ではない!

私が実践しているタイプのカバラは「占い」ではありません。「運命鑑定」といった方が良いかもしれません。つまり「運勢を観るもの」ではなく、現状を本質的に解き明かし「目的にあった将来設計を行うもの」です。占いファンのためにさらにわかりやすく書けば「運命を操るための技」となるでしょう。
具体的に例をあげますと、
  • 占いファンの方向け
「いつどのような相手と出会って結婚するのでしょう?」とか
「xxxx年yy月zz日生まれの相手と付き合っています。彼の現在の気持ちを占ってください。」とか、
「私は転職をするべきでしょうか?」
などという質問には漠然としか答えられない。しかし、
「xxxx年yy月zz日生まれの相手と別れてしまったが、よりを戻す方法は?」
「xxxx年yy月zz日生まれの相手と付き合っています。相性と結婚できるか、将来どうなるかを観て欲しい」
「私は○○○株式会社に転職したいが問題ないか?」
「私は○○株式会社と◇◇市役所の就職内定を得た。どちらに就職すべきか?」
という質問にはある程度的確に診断が下せる。
  • 企業経営者の方向け
「どこか買収しようと思うがどこがよいか?」
そんなことは解るわけがない。まぁ「この業界が良いのでは?」くらいは解るがそれ以上の発案は無理。しかし、
「○○○社を買収したいがどうか?」これならわかる。買収経過がいかようなものか、どのような手段がよいか、そもそも買収すべきしなのか、しないべきかもハッキリと検討がつく。

  • 本質を見いだし、将来設計をする
つまり、何が言いたいのかというと「とある目標があったときに、その目標を達成するための処方箋が書ける」という事に他ならない。それがいかなる目標であっても書くことができる。だからこそ「カバラは驚異の秘術」と言われる所以なのである。
「妻子ある彼と付き合っています。彼を別れさせて結婚できますか?それとも別れるべきですか?」この事例に対して、
占いは「結婚できる」とか「別れるべき」とか、様々なデータを元にして結論付けをする。しかし、
この秘術カバラでは「相手を別れさせて結婚するならこの方法で、将来はこうなる」とか「別れた場合のあなたと彼の今後はこうなる」と処方することになる。基本的に条件さえそろえばこのような事がいえる。もちろん「絶対この組み合わせはダメ」というものも当然ながら存在するが、その場合においてもその目的が「愛情」ではなく「財産」や「地位」である場合は充分該当する事例となる。
応用範囲は「企業買収」や「人事配置」「販売戦略」「商品のネーミング」「商品デザイン」にまでも及ぶ。「及ぶ」というのは正確ではない。本来はこちらに応用する方が個人の恋愛相談に使うよりも威力的で効果的なのである。
日本ではまだまだ表に出ない企業経営者や幹部のカバリスト活用事例だが、欧米や中国(正確には中国は「占い師」だが)ではもやは常識となっている。我々「カバリスト」の活用方法如何が個人が幸せになり、企業が成功するかの鍵になるのである。

最終更新:2008年11月05日 14:50