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パッシフローラエキス



寝つきをよくしたり、不安や緊張感をやわらげるお薬です。

脳の神経をしずめ、興奮、いらいら感をやわらげます。また自然な眠りを誘います。
チャボトケイソウという植物の茎や葉から抽出した成分から作られています。植物由来の薬なので強い作用はありませんが、副作用はほとんどありません。

眠くなることがあるので、車の運転や危険な作業には注意してください。
薬にだけ頼るのではなく、休養やリフレッシュ、生活や職場の環境調整をあわせておこなうことが大切です。
起床・就寝時間を一定にし、睡眠リズムをとりもどすようにしましょう。

神経症における不安・緊張・焦燥・抑うつ・睡眠障害。
心身症(自律神経失調症、過敏性腸症候群、本態性高血圧症、消化性潰瘍)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害。

用法 通常、成人は1回1錠(パッシフローラエキスとして30.0mg)を1日3回食後に経口服用する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

※用法用量は症状により異なります。医師の指示を必ずお守りください。

副作用 安全性の高い薬で、副作用はほとんどありません。


眠気、めまい、倦怠感



チョウトウコウ(釣藤鈎)



【生薬名】
釣藤鈎(チョウトウコウ)

【基 原】
アカネ科 Rubiaceae 釣藤 Uncaria rhynchophylla(Miq.) Jacks.(カギカズラ)の鈎棘が付着した茎枝を乾燥したもの。鈎棘が対生しているものを双釣藤、鈎棘だけを鈎鈎という。

【性 味】
味は甘、性は微温。(帰経:肝・心包経)

【主成分】
rhynocophylline C22H28O4N2・ isorhyncophylline C22H24O4N2を含む。どちらも indole 型 alkaloid である。

【薬理作用】
平肝止痙
血圧下降作用・鎮静作用・抗ウイルス作用

【臨床応用】 小児・成人を問わず高熱による痙攣には釣藤鈎を用いる。とくに熱性痙攣によく使用する。小児で、高熱のときに痙攣を生じやすいものには予防効果があり、軽度の痙攣に対しては鎮痙する。ただし、重症の痙攣に対する鎮痙作用は弱い。また、単独では効力があまりない。
高血圧による頭のふらつき・眩暈などの肝風の症状に用いる。四肢のしびれ感に対しても効果がある。



カノコソウ



分布生育場所
日本全土の少し湿った山地、荒地に自生。



見分け方・特徴

カノコソウは、少し湿った山地に自生する多年草草本(そうほん)で、根元から匐枝(ふくし)を出して繁殖します。
草丈は50~60センチくらいで茎は直立して、葉は対生(たいせい)で羽状(うじょう)に分裂して、小葉は2~4対からなっていて、小葉の形は、卵形で先と基部が尖っていて葉の縁には鋸歯(きょし)があります。
花は、5~6月ころに茎頂(けいちょう)に散房状の淡紅色の小花が多数密着してつきます。
花の花冠(かかん)は、5裂していて3雄ずいがあり、がくは果実期になると冠毛状になります。



採集と調整
カノコソウは、秋になって地上部が枯れて黄色くなったら掘り取って、根茎(こんけい)とひげ根をより分けて、よく水洗いしてから天日で乾燥させます。
これが、生薬(しょうやく)の吉草根(きっそうこん)です。
吉草根(きっそうこん)には、イソキッソウ酸やボルネオールエステルを主成分とした精油(せいゆ)が含まれているために特有のくせのある芳香(ほうこう)があります。

ちなみに、この芳香がよい香りと感じる場合には、ヒステリー気味の場合だそうです。



薬効・用い方
ヒステリー、神経過敏症、心悸亢進(しんきこうしん)に用いられ、ストレスなど神経系の興奮などを抑制して神経伝達物質の働きを促すことで、神経の興奮を抑えます。
吉草根(きっそうこん)を細かく刻んだものを、1回量として約5グラムに熱湯を適量注いで、5分ていどおいてから服用しますが、1日3回の飲用が適量です。

吉草根(きっそうこん)は、多くの漢方薬に、鎮静薬として配合されていて安全で中毒性がないのが特徴です。

主成分:揮発油(14%)ボルニルアセテイト、βーカルフィレン、イリドイド(バレポトリエイト)、バレテイト、イソバレテイト、アルカロイド
活性成分のバレポトリエイトは、鎮静、抑制作用、睡眠作用があるとされています。既に睡眠薬を常用している場合は服用を避けるべきです。

栽培:ヨーロッパや北アジア原産のセイヨウカノコソウは、湿った荒地に好んで自生。
比較的湿地を選んで、春に種子から繁殖させて2年目の秋に掘り出して調製します。
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