訊かせてもらおうか。君の真意を
とぼけると言うのならそれでもいい。ならば、私の仮説を勝手に言わせてもらおう。
細胞異常を引き起こすGN粒子を散布する違法凶器、アルヴァトーレ。スペースコロニーで偶然にもそれを手に入れた人物、仮にAとしておこうか…そのAは、凶器の実用性を確かめようとした。
標的となったのは根無し草の一匹狼、ラッセ・アイオン
まあ聞きたまえ。安全を期すため、わざわざ無関係の人間を標的にしたというのに、被害者の死体は発見された。それは何故か?
凶器であるアルヴァトーレは、相手を確実に死に至らしめるが即効性はなく、犯人Aは、ラッセ・アイオンに逃げられ、その死体を世間に晒すことになった
あえて言わせてもらおう。君が犯人だ!
企業秘密…とでも言っておこうか。だが、朗報もある
つまりは、はあ…私の一存で、君を救うことも出来るということだ
君自身、と言えば分かるかな?
なっ…
ぬうう…!
きっ…興が乗らん!
萌えが足りんのだよお!
私はノンケな美少年が、嫌がりながらも私に屈服していく状況を所望している!
っ!待った!今のいい!なんかいい!特に最後の台詞がいい!
私の心に火がついたあ!
ぐう!しょ、しょしょ、しょ、少年…
くっ、収録が終わったら、謝ります!作家が!土下座もさせて頂きます!作家が!だからっ!
ふふ、内緒にしておけばいい…
はあ、分かった。末吉君、すまん!聞いているか!末吉君!すまんっ!
っ…おおお、少年!いいところに来た。ふ、彼も含めて三人で…
何を言って…
無論、ナニを考えている
何のことだ?少年
…何のことだ?
だから、何のことだ?
ちょ、ちょっと、何をする!?
ぐお…ぬおっく!やめろお!あ、いや、しかし…こういう、プレイも…悪くない
少年…やめるんだ少年ん…
ぐはあっ
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