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ワールドジェネレーション

さて、皆様は既に
「虚無」のエリア、Chaos(いやはてのもん)
「存在」のエリア、SkyBlue(かなたのそら)
「境海」のエリア、Soil(さまようだいち)
について、その発足をご理解いただけたでしょう。

三エリアの詳細は、「一章:エリア」 にて解説しております
そちらもあわせてご覧くださいます様


エリア同士の関係

序章-1.三つのエリアで説明されているとおり、この世には三つの世界があります。

では、この三つの世界は、どのような共生関係にあるか、説明いたしましょう…。


「虚無」と二者の関係

虚無はその名が示すとおり、「無」が全てであるエリアです

かつてその身が存在と分かたれた時、このエリアは始まります。

それから、双極に位置する「存在」と争い始めたのです。

虚無は「全てが無に帰す事」で、融合を図ろうとしています。


しかし…その意思に反して、虚無は「存在」を求めています。

「存在」が「無に帰す」事ではなく、「存在そのもの」を欲しているのです。

この矛盾要素は、一つの結果をもたらします。


そう…

虚無というエリアの中に、「存在」が生まれたのです。

その名は「ABYSS/カムイ」

無に支配されながら存在するそれは、常に存在を欲する存在 です。

この矛盾により、殆どのABYSSは意思を持たず、無意識で存在を欲し、駆逐します。

一部の力あるものは、意思を備えているといいますが…。


この矛盾存在「ABYSS」は、実質「虚無」を支配する唯一の眷属です。

「境海」の本質を見た「虚無」は、今までよりいっそうその特性を強めています。

これらABYSSは、「存在」はおろか、「境海」の最も危険な敵といえるでしょう。



「存在」と二者の関係

存在はその名が示すとおり、「在」る事が全てであるエリアです

かつてその身が虚無と分かたれた時、このエリアは始まります。

それから、双極に位置する「虚無」との争いが始まったのです。

存在は「ただあり続けること」が、既に在るべき姿と提唱しました。

現状そのものが「融合していること」と同意と考えたのです。


ただ、「存在」はその意思に反して、「虚無」であろうとしています。

「虚無」が「存在する」事ではなく、「虚無があり続けること」を望んでいるのです

この矛盾は、虚無と同じく一つの結論を生み出しました。


それは、皮肉にも…

SkyBlueで存在出来る者が、だれも居なくなってしまったのです。

故に完成した技術が「神機奏甲/ハルモニア」

存在する事を守るために、強固な鎧を身にまとったのです。

ただ、完成が余りにも遅く…

SkyBlueに元から居た眷族は、その全てが絶滅したといわれています。

名残を残すように各所に隠されたハルモニアのみが、その眷属が居たという証になっています…。



ただ、現在ではその「存在し続ける」事は、昔ほど難しくはなくなっています。

やはり、「境海」との和解が、そのあり方を変えた結果であると見られています。


「境海」と二者の関係

境海とは即ち「境界に生れた、無限の海」です。

虚無と存在のせめぎ合いが生み出した、ある種の防御壁…かもしれません。


嘗て存在した「世界」という、特殊なエリア…。

それは虚無と存在に世が分かたれたとき、全てが消滅しました。

いえ…回帰した、といった方が良いでしょう。

世界は全て「ガルド・クラスタ」と呼ばれる結晶体になりました。


以後、その在り方の違いから「世界」は存在する事を拒否され…

唯一「境海」でのみ、たゆとう事が出来ています。


それ故「境海」は、単一の意思表示というものをしません。

在る意味、元の世に一番近い形だといえます。


ただ…元の世と違う事は、世界毎に防御壁/シールを張らなければならなかった事。

無限の虚構と、星霜を積み重ねた存在。

其の狭間で己を無防備に晒す事は、不可能だったのです。

故に、隔離された世界は…


いや、隔離された願いの雫は、旅人/ティアーズを生み出しました。


ティアーズは、外界に思いを馳せる、世界の住人たちです。

外界に出るために、魂を覚醒させ、ロウと呼ばれる力を会得し…

其の存在が「ヒトではなくなる」事も顧みず

それでも、外の世界に思いを馳せた、旅人たち。


今、この混沌とした世界で、唯一。

希望をつかめるだけの運命を持つものが、ティアーズです

何をするかは、己しだい…

すべては、ロウの指し示すままに……。

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最終更新:2005年12月15日 22:09
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