起:登校してからしばらく、遥は、生徒の規律を正すために校内を駆け巡るクロエの姿を目にする。   風紀副委員長であることもさながら、何もないところでつまずく程度のどじっ子である彼女は、   遥の印象深い人物の一人となる 承:ある日の放課後、階段を登ろうとした遥のもとに、階段のふちでつまずいたクロエが飛び込んでくる。   (クロエは純粋にこけただけ)    二人は踊り場に落ちるが、致命的なケガはない。    (ただし、二人とも腕or脚に擦り傷程度のケガを負う。遥は軽く頭を踊り場に打ち付ける)     遥は謝ろうとするが、意識が途切れる。     目が覚めると保健室。     クロエが傍らで手当てをしている。     その中途、お互いのことを知り合い、校内で会話することも増える。 転:法則に縛られてばっかりいるクロエに親近感を持つようになる。   主に遥が負った軽いケガのことで、よくクロエは遥の教室に来るようになる。   そのある日、クロエが遥といるときに、いじめっ子とその仲間(×3)が現れる。   クロエを罵るような言葉を言い放って、去っていく。   これを機に、遥はクロエといじめっ子の関係を気に留めるようになる。 結:ケガが良くなってからも、クロエは折を見て遥のもとへきていた。   (遥には打ち明けないが、教室に居るといじめっ子に見舞われる可能性が高くなるから)   日に日に元気ではなくなっているクロエを見るに見かねた遥は、   いじめっ子のいるところへ乗り込む。   そこで、いじめっ子とクロエの関係、いじめていた理由を聞く。   同時に、『クロエとの縁を完全に切れば、いじめはやめる』という条件を聞かされる。   しばらく迷う   しばらくして、遥はきめる。   クロエと共に居ることを。 以下、付き合うことになりました的なエピログなどなど