5. Filters tab
ここでやること:
エンコード前に行う処理の指定(フィルターや字幕の追加、切取りなど)
例えば素材がMPEG-2なら、デノイズをかけた「MPEG-2素材」を圧縮エンジンに渡す。
機能の多くはmencoderを使っているので他のエンジンでは使えない事もある。
5.1. Subtitles
DVDやらないので不明。
5.2. Image filters
Deinterlace:インターレース解除。素材のインターレースを残すにはチェックせず、Options tabでインターレースを残す。 Denoise:ノイズ除去。素材にノイズが無ければ無用。 Dering:リンギングノイズ除去。素材にリンギングノイズが無ければ無用。 Deblock:ブロックノイズ除去。素材にブロックノイズが無ければ無用 Brightness:TVやモニタは個体差がある。弄らずに、モニタ側で調整する方が吉。 Contrast:上に同じ |
H264 [.MP4] (mencoder)の場合
:通常のデブロックフィルタとは効果が異なる。本家サイトでは基本的に切らない方が良いとしているが、出力映像が滲んで見えたり、薄い水膜が貼っているように見えたら、これを切って、ビットレートを上げる方が良いかも知れない。特に実写。 なお、x264はISO MPEG-4 AVC/H.264規格準拠の映像コデック。 |
5.3. Crop
Xvidとlibavcodec mpeg-4で、映画など、上下に余分な黒帯がある素材に使う。 mpeg2encエンジンでは使えない。 数値はTBLR(上、下、左、右)。 Autocropボタンは自動で素材映像を解析。クロップ範囲を入力する。 あまり賢くはない。手許では必ず下のPreviewボタンで範囲を確認して修正している。 VideoタブのVideo Sizeも勝手に変わるので確認すること。 なお、libavcodec mpeg-4はffmpegプロジェクトのDivX互換コデック。ffmpegX内ではMPEG-4とかDivXとか、呼称が一定しない。 |
理屈は省くが、黒帯はビットレートをかなり食いつぶす。だけでなく、パンなどの際に映像に食い込んでくる事が有る。映像を多少捨ててでも切った方が縮むし、画質も良い。 1000kbpsなど「BEST」ボタンとかけ離れた数値にする際は特に顕著。 マクロブロック(画像を圧縮する際の単位)は16ピクセル四方のコデックが多いので、数値は全て16の倍数が安全。黒帯の映像の境目には灰色のピクセルがあるので(見えないけど)、それもきっちり捨てるべしとするサイトが多い。 左の場合、上80,下80,左16,右32を捨てている。残りは672x320になる。 Video tabのVideo Sizeの横幅に640と入れてからAutoSizeで16:9(横長映画で多いアスペクト)を押すと、縦は352になる。 |
5.4. Preview
指定したフィルタの効果確認に使う。エンコード前に設定を確認する事。再生は外部コンポーネントのMPlayer。
選択した音声トラックや字幕もここで確認できる。OSDで映像の長さと現在位置も表示。
- Start from:素材映像の開始位置
- Split:出力ファイルを「Start from:」の位置で2分割する。その位置を指定。.aviとmpeg出力時に使える。
- Preview:プレビューの開始
5.5. 留意事項
頭書の通り、フィルタは「実際のエンコード」に入る前の下ごしらえ。 JES-Deinterlacerなど、他のソフトで行う方が画質は良いとされる。
- <a href=" http://www.vg.edu/title/Online-Poker.html ">Online Poker</a>
<a href=" http://www.vg.edu/title/Full-Tilt-Poker.html ">Full Tilt Poker</a> -- pyetjk (2007-04-10 21:50:30)