How to Use ffmpegX_2005
http://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/
How to Use ffmpegX_2005
ja
2007-04-10T21:50:30+09:00
1176209430
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ffmpegX/0.0.9t/5.Filters tab
https://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/pages/12.html
*5. Filters tab
>ここでやること:
>エンコード前に行う処理の指定(フィルターや字幕の追加、切取りなど)
>例えば素材がMPEG-2なら、デノイズをかけた「MPEG-2素材」を圧縮エンジンに渡す。
>機能の多くはmencoderを使っているので他のエンジンでは使えない事もある。
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#contents
----
|&ref(Filters_tab_Xvid.png)|
**5.1. Subtitles
&ref(Filters_tab_Subtitles.png)DVDやらないので不明。
**5.2. Image filters
|&ref(Filters_tab_ImageFilters.png)|Deinterlace:インターレース解除。素材のインターレースを残すにはチェックせず、[[Options tab>ffmpegX/0.0.9t/6.Options tab]]でインターレースを残す。&br()Denoise:ノイズ除去。素材にノイズが無ければ無用。&br()Dering:リンギングノイズ除去。素材にリンギングノイズが無ければ無用。&br()Deblock:ブロックノイズ除去。素材にブロックノイズが無ければ無用&br()Brightness:TVやモニタは個体差がある。弄らずに、モニタ側で調整する方が吉。&br()Contrast:上に同じ|
***H264 [.MP4] (mencoder)の場合
|&ref(Filters_tab_MP4H264.png)|:通常のデブロックフィルタとは効果が異なる。本家サイトでは基本的に切らない方が良いとしているが、出力映像が滲んで見えたり、薄い水膜が貼っているように見えたら、これを切って、ビットレートを上げる方が良いかも知れない。特に実写。&br()なお、x264はISO MPEG-4 AVC/H.264規格準拠の映像コデック。|
**5.3. Crop
|&ref(Filters_tab_Crop.png)|Xvidとlibavcodec mpeg-4で、映画など、上下に余分な黒帯がある素材に使う。&br()mpeg2encエンジンでは使えない。&br()数値はTBLR(上、下、左、右)。&br()Autocropボタンは自動で素材映像を解析。クロップ範囲を入力する。&br()あまり賢くはない。手許では必ず下のPreviewボタンで範囲を確認して修正している。&br()VideoタブのVideo Sizeも勝手に変わるので確認すること。&br()なお、libavcodec mpeg-4はffmpegプロジェクトのDivX互換コデック。ffmpegX内ではMPEG-4とかDivXとか、呼称が一定しない。|
|&ref(Filters_tab_Crop_eg.png)|理屈は省くが、&font(b){黒帯はビットレートをかなり食いつぶす}。だけでなく、[[パンなどの際に映像に食い込んでくる事が有る>ffmpegX/0.0.9t/8.設定のめやす]]。映像を多少捨ててでも切った方が縮むし、画質も良い。&br()1000kbpsなど「BEST」ボタンとかけ離れた数値にする際は特に顕著。&br()マクロブロック(画像を圧縮する際の単位)は16ピクセル四方のコデックが多いので、数値は全て16の倍数が安全。黒帯の映像の境目には灰色のピクセルがあるので(見えないけど)、それもきっちり捨てるべしとするサイトが多い。&br()左の場合、上80,下80,左16,右32を捨てている。残りは672x320になる。&br()Video tabのVideo Sizeの横幅に640と入れてからAutoSizeで16:9(横長映画で多いアスペクト)を押すと、縦は352になる。|
**5.4. Preview
&ref(Filters_tab_Preview.png)
指定したフィルタの効果確認に使う。エンコード前に設定を確認する事。再生は外部コンポーネントのMPlayer。
選択した音声トラックや字幕もここで確認できる。OSDで映像の長さと現在位置も表示。
-Start from:素材映像の開始位置
-Split:出力ファイルを「Start from:」の位置で2分割する。その位置を指定。.aviとmpeg出力時に使える。
-Preview:プレビューの開始
**5.5. 留意事項
頭書の通り、フィルタは「実際のエンコード」に入る前の下ごしらえ。 JES-Deinterlacerなど、他のソフトで行う方が画質は良いとされる。
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- <a href=" http://www.vg.edu/title/Online-Poker.html ">Online Poker</a>&br()<a href=" http://www.vg.edu/title/Full-Tilt-Poker.html ">Full Tilt Poker</a> -- pyetjk (2007-04-10 21:50:30)
#comment
2007-04-10T21:50:30+09:00
1176209430
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MPEGStreamClip
https://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/pages/33.html
*MPEGStreamClipとは
-EUのTVレコーダ向けCMカットツール
-多少動作の怪しいMPEG2もこれで"Convert to MPEG..."すると無劣化で直る事が多い。重宝千万。
-MPEG-2読み込みにはMPEG-2再生コンポーネントが必要。
-編集機能はGOP単位なので荒め。
-ToastやFinal cut Pro向けの書き出し機能も有り(未試用)
-QuickTimeコンポーネントで書き出し可能
--Proキー無用
--シンプルなインタレ解除付き。各コンポのオプション指定も可
*MPEGStreamClip関連ページ
[[Helpの訳>http://agehatype0.blog50.fc2.com/blog-entry-217.html]]
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2007-03-23T23:05:43+09:00
1174658743
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用語/MP4 faq
https://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/pages/66.html
>[[移転しました>http://agehatype0.blog50.fc2.com/blog-entry-198.html]]
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>完全にWin向けです。Doom9自体そうだけど。
>あと[[中国語版>http://spaces.msn.com/jamesxud/blog/cns!477F9C5882C309E7!262.entry?_c11_blogpart_blogpart=blogview&_c=blogpart#permalink]]
|原文|リンク|Doom9--mp4 Faq (http://forum.doom9.org/showthread.php?t=62723)|
|~|投稿者|bond|
|~|初出 -- 更新|2003/10/04 -- 2005/10/28|
|翻訳|初出 -- 更新|2005/11/04 -- 2005/11/09|
2007-02-11T14:50:25+09:00
1171173025
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用語/libavformat
https://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/pages/47.html
*libavformat
短縮名lavf
libavcodec同様、ffmpegプロジェクトのコンテナ群。
やはりffmpegのソースコード内にあり、MEncoderをソースからビルドする場合、別途ffmpegのソースコードから抜き出す必要が有る。
以下にMEncoderで使えるものだけ抜粋。
ただし、これらへの書き出し機能は新しく、かなりチャレンジャー。
+mpg:MPEG-1 systems and MPEG+2 PS
+asf:Advanced Streaming Format
+avi:Audio Video Interleave file
+wav:Waveform Audio
+swf:Macromedia Flash
+flv:Macromedia Flash video files
+rm:RealAudio and RealVideo
+au:SUN AU format
+nut:NUT open container format (experimental)
+mov:QuickTime
+mp4:MPEG-4 format
+dv:Sony Digital Video container
2006-10-26T15:41:47+09:00
1161844907
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ffmpegX/0.0.9t/4.Audio tab
https://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/pages/10.html
*4. Audio tab
>ここでやること:
>音声圧縮方式の選択(音声ビットレート、サンプリングレートなど)
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#contents
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|&ref(Audio_tab.png)|
**4.1. Audio Codec
>[[Summary tab>ffmpegX/0.0.9t/2.Summary tab]]のクイックプリセットで、目的のエンジン、コデック(映像/音声)、コンテナの組み合わせを一辺に済ませる事ができる。このタブで「Audio Codec」を弄ると、不可能な組み合わせも指定できてしまう。
>このタブでは「Audio parameters」の調節にとどめるのが吉。
***Audio Codec
-&ref(Audio_tab_CodecPulldown.png):出力ファイルの音声ストリーム形式を指定。エンジンはビデオタブで選択したもの。(全てのエンジンがここにある音声形式全てを扱えるわけではない。)
|MP3 |Divx,Xvidで多い。MPEG1/2では一般的ではない。|
|MP2 |MPEG1/2で一般的|
|AC3 |MPEG2 DVDで一般的。Divxでもタマに。|
|Passthrough |素材音声を無劣化でコピー。|
|AMR |携帯電話やPDAの3GP用。低ビットレート。|
|PCM |DV形式を出力するときに使う|
|AAC |MPEG4規格の一部。96kbpsでMP3-128kbps、MP2-192kbps相当。AVIコンテナには使えない。|
-&ref(Audio_tab_EncodeAudio.png):チェックを切ると音声だけ抜き出せる(ffmpegエンジンでしか使えない)。
**4.2. Audio parameters
|&ref(Audio_tab_paraL.png)|・Audio bitrate :音声ビットレート。&br()・Sampling :素材の音声サンプリングレートに合わせる。音ズレが出たら変更してみる。&br()・Channels:stereo, mono ,5:1 (AC3用)&br()・Mode :mencoderエンジンのmpeg-4 とXviD エンコードでMP3のモード選択に使う。mp2作成やffmpegエンジンでは使えない。&font(i){通常、AVIはCBRしか受け付けない。}|
|&ref(Audio_tab_paraR.png)|・Audio track :素材に複数の音声がある場合の選択&br()・Invert mapping :ffmpeg エンジン専用。音声と映像が通常と逆(音声が先、映像が後)に入っている素材に使う。音声のみのファイルを素材にする場合は必ずチェックする。&br()・Normalize audio :使えるのは、ffmpeg のmpeg-1/2, mpeg2enc で "Decode with mplayer"を使わない場合のみ。&br()・Audio Gain :オーディオゲインの指定。&br()・Add audio.. :ffmpeg エンジン専用。素材ファイルの映像を別ファイルの音声と合わせて出力する時に使う。|
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2006-10-21T16:27:19+09:00
1161415639
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用語/libavcodec
https://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/pages/46.html
*libavcodec
短縮名lavc
linux界のオープンソースコデック群の総称。
全体的なドキュメントが見当たらず、MEncoderのマニュアルも
>&font(i){詳細はソースコードを読んで下さい。}
と言い切っている。
linuxユーザの間では根強い支持があり、断片的な設定例は良く見かける。
配布形態としては、ffmpegのソースコードの中にあるので、ffmpegプロジェクトで作られているのだろう。
注目点は三つ。
-数が多い。MEncoderから使えるだけでも多いが、ほんとはもっとあるらしい。
-MEncoderから使う場合、&font(b){オプションが共通}。
-&font(b){最大の注目点:SNOW}(映像コデックの一番下)
--MPEG系と根本的に異なる圧縮理論に基づいており、原理的にブロックノイズが発生しないらしい。x264やXviDにつきまとう特許問題を払拭できる。mp3に対するogg Vorbisのようなものだろうか。
以下にMEncoderで使えるものだけ抜粋。
なお、ffmpegXのGUIが「DivX」とか「mpeg-4」と称しているのはこの中のlibavcodec mpeg-4。映像コデックの6番目。
**音声コデック
+mp2:MPEG Layer 2
+mp3:MPEG Layer 3
+ac3:AC3
+adpcm_ima_wav:IMA Adaptive PCM (4bits per sample, 4:1 compression)
+sonic:Experimental lossy/lossless codec
**映像コデック
+mjpeg:Motion JPEG
+ljpeg:Lossless JPEG
+h261:H.261
+h263:H.263
+h263p:H.263+
+mpeg4:MPEG-4 (DivX 4/5)
+msmpeg4:DivX 3
+msmpeg4v2:MS MPEG4v2
+wmv1:Windows Media Video, version 1 (AKA WMV7)
+wmv2:Windows Media Video, version 2 (AKA WMV8)
+rv10:an old RealVideo codec
+mpeg1video:MPEG-1 video
+mpeg2video:MPEG-2 video
+huffyuv:HuffYUV
+ffvhuff:nonstandard 20% smaller HuffYUV using YV12
+asv1:ASUS Video v1
+asv2:ASUS Video v2
+ffv1:FFmpeg's lossless video codec
+flv:Sorenson H.263 used in Flash Video
+dvvideo:Sony Digital Video
+svq1:Apple Sorenson Video 1
+snow:FFmpeg's experimental wavelet-based codec
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- linux界っていうのは辞めて欲しいなぁ… -- 名無しさん (2006-10-08 09:03:22)
#comment
2006-10-08T09:03:22+09:00
1160265802
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ffmpegX/0.0.9t/8.設定のめやす
https://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/pages/14.html
*設定のめやす
#contents
*ビデオタブ
**ビデオサイズ
***横幅640
|-|横幅|高さ|コメント|
|4:3|640|480|-|
|16:9|640|352|大半の映画はコレ。黒帯はクロップする事。|
|2.35:1(シネスコ)|640|272|古めの映画でタマにある。黒帯はクロップする事。|
***横幅720
最近ではモニタもデカイので、640x480じゃ小さいという場合もあろうかと。
MPEG2の生データは720x480なので、横幅を基準に高さを拡大しても良い。
映画の場合、上下をクロップすれば、より大きな画面サイズになる。高さが480を超えないようにすれば、スケーリングによる画質劣化はまず気にしなくて良いだろう。
|-|横幅|高さ|コメント|
|4:3|720|544|高さが480を超えるのでScaling methodはlaczosやbicubic spline。|
|16:9|720|400|-|
|2.35:1(シネスコ)|720|304|-|
一般的なのは横幅640基準だが、画面サイズを小さくすればHDの節約にもなるし、速度も速くなる。320x240なら、G4/450Mhzでも実時間エンコードが望み得る。
**フレームレート
:NTSC(29.97fps)|TV番組用。TVカメラで撮影された素材用。&br()ターミナルではより正確な30000/1001を使うべき。
:NTSC Film(23.976fps)|映画・アニメ用。映画カメラで撮影された素材用。&br()ターミナルではより正確な24000/1001を使うべき。
ビットレート指定が同じなら、後者のほうが、画質は良い(ここではブロックノイズが減るという意味)。1フレームあたりにかけられるビット数が増えるから。
**ビットレート
最適なビットレートはビットレート計算機が出す"BEST"の値。
640x480、Xvidでは2000kbps程度になる。
出力fps,画面サイズ,そしてコデック毎の[[bpp>用語/bpp]]から計算している。
WinのMPEG-4TVキャプチャでも最高画質は2Mbpsの事があるので妥当な線だろう。
Xvidでは1000kbpsで充分とする意見も多いが、本当は素材次第、コデック次第。
[[用語/0_最低限]]も参照して下さい。
*フィルタタブ
**インタレ解除するとどうなるか
|これが|こうなる|
|&ref(deinterlace001.jpg)|&ref(deinterlace002.jpg)|
TVで見るならしなくても良い。パソコンで見るならしたほうが良い。
する人のほうが多い模様。そのほうが後が楽だし縮む。
再生ソフトでインタレ解除できるならそれでも良いし、将来は再生時にインタレ解除できるビデオカードなんかも出てくるらしい。
お好みで、としか言えないところです。
ただし、一般的にはMacで使えるインタレ解除はWinに及ばない。(手軽なものは解除能力で、優秀なものは手軽さで)
**Cropをさぼるとどうなるか
こうなる。
#ref(nocrop.png)
図は適当に拡大してある。
僅かでもカメラが揺れたり、パンすると、黒帯が画面に侵入してくる。フレーム外から役者(でもなんでもいいが)が入ってくると、それに引きずられて入ってくる事もあるらしい。
ちらちらと黒帯が出たり入ったりするので、場面によっては残念感が漂う。
気にしない場合でも、これはかなり無駄にビットレートを喰う。
*xvid+mp3.avi
**1パス画質固定(QMin=QMax)
理屈は[[用語/0_最低限]]参照。
#ref(Ex_XviD_CQ.png)
上図は望み得る最善画質。無駄なくらい最善&発狂しそうに遅い。
-QMin=QMaxでは、ビットレートを指定しても無視。
-全フレームにQuantizer=2を使う。一般的には4程度で充分かも。1は実用的では無い。
-ファイルサイズやビットレートは映像内容により著しく変わる。
-速度は「High Quallity」が最も影響大。手許では3倍近く違う。
-インターレースを残す場合は"Interlaced content"にチェック。フィルタタブで"Deinterlace"しない事。
-最速設定は全部チェック外す。"Scaling method"も"fast bilinear"。インターレース関係はお好みで。
**2パス最善画質
上記に加え、Two-pass encodingにチェック、ビットレートは"Best"。QMin,QMaxはデフォルトの2-9のまま。
さらに画質が上がり、さらに遅い(約1.5倍)。
*x264+aac.mp4
**2パス最善画質
#ref(x264.png)
-Use CABAC:使った方が縮む。=ビットレートが同じなら画質向上
-Use b-frames:使った方が縮む。画質は理論上は落ちるがffmpegXは最低限しか使わない。
-Two-pass:使った方が同じビットレートで画質向上。時間は2倍かかる。
-Scaling method:拡大では下のものが良さそう。同倍や縮小はbicubicで充分。
-ME function:ものすごく速度影響が大きい。Exhaustiveの2パスはキチガイじみている。
-QMin:下げるとさらに画質向上。Major氏のお奨めは18程度。
-QMax:特にいじらなくても良い。
**1パスABR
上記に加え、
-Constant bitrate:オン
-Two-pass:オフ
x264に1パス画質固定は無い(理論上の上限がロスレスだから)。
代わりに1パスABRというものがある。これは1パスで2パスっぽい事をやるもの。
XviDの1パス画質固定と異なり、ビットレート指定が効く事に注意。
2006-08-05T01:42:16+09:00
1154709736
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ffmpegX/0.0.9t/6.Options tab
https://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/pages/13.html
*6. Options tab
>ここでやること:
>映像コデックのオプション。
>このタブの内容は選択したエンジン/コデックにより大幅に変わる。また、同じ設定名でも挙動が異なる箇所もある
>ここでは、MEncoder-XvidとH264(MEncoder-x264)のみ解説。
----
#contents
----
|&ref(Options.png)|
**6.1. Xvid MEncoder
#ref(Options_Xvid.png)
&html(<table style="text-align: left; width: 95%; margin-left: 40px;" border="1" cellpadding="0" cellspacing="0"><tbody><tr><td colspan="2" rowspan="1"><strong>左列</strong></td></tr><tr><td style="width: 200px;">High Quality</td><td>動き予測の精度。速度は概ね3倍程度変わるが、画質は向上し、ファイルサイズ(=必要なビットレート)も減る。</td></tr><tr><td>Use B-frames</td><td>Bフレームの使用。一般にBが多すぎると画質が下がるが、ffmpegXは最小限しか使わないのでさほどでもない。<br>ファイルサイズ(=必要なビットレート)も減る。</td></tr><tr><td>Cartoon content</td><td>使わない方が画質は良い。<br>印象としては、隣接ピクセルを同系色で塗り潰そうとする傾向がある。バグス・バニーあたりの「カートゥーン」には良さげだが、「アニメ」や「アニメーション」には向かない。</td></tr><tr><td>Interlaced content</td><td>素材のインターレースをそのまま残す。または、プログレッシブ素材にインターレースをかける。</td></tr><tr><td>Two pass encoding</td><td>2パスエンコード。1stは2ndのほぼ2倍速で進むのでエンコード時間は2倍にはならない。</td></tr><tr><td>Trellis quantization</td><td>若干ファイルサイズ(=必要なビットレート)が減る。<br>具体的な理屈は不明。</td></tr><tr><td>Quarter pixel ME(qpel)</td><td>1/4ピクセル精度の動き予測。<br>効果は素材によって違うため、確認してから使ったほうが良い。<br>また、古い再生チップは非対応な事があるので、家電再生機で見る場合は確認した方が良い。</td></tr><tr><td colspan="2" rowspan="1"><span style="font-weight: bold;">右列</span></td></tr><tr><td>Scaling method<br></td><td style="vertical-align: top;">映像の拡大縮小の方式。<br>上のものほど早く、下の物程遅い。<br>720x480を640x480にする場合、どれでも大差ない。<br>bilinear;縮小向き<br>bicubic;拡大向き、ターミナルでMEncoderを使う場合のデフォルト<br>lanczos以下;映像をシャープにする。拡大する場合に良い。</td></tr><tr><td>Keyframe interval</td><td>I-frame(キーフレーム)間隔の選択。I-frame はデータが大きい。<br>シークはキーフレーム間でのみ可能。<br>XviDは30fpsなら最大300、24fpsなら240まで。それ以上にすると画質低下。</td></tr><tr><td>QMin</td><td>Quantizerの最小値*。範囲は1-31だが実用上は2-31が適切。整数のみ。下記参照。</td></tr><tr><td>QMax</td><td>Quantizerの最大値*。範囲は1-31だが実用上は2-31が適切。整数のみ。下記参照。</td></tr><tr><td>5 sec test clip</td><td>5秒だけエンコード。設定確認に使う。</td></tr><tr><td>Print PSNR</td><td>エンコード結果のログファイルを書き出す。PSNR(peak signal tonoiseratio)は高い程良い。単位はデシベル。<br>5 sec test clipと一緒に使って設定確認に使う。</td></tr> </tbody></table>)
***Quantizerとは
画質劣化度とでも思えば良いだろう。数値が高いほど高圧縮、低画質。
Xvidは指定されたビットレートに収まるよう、各フレーム毎になるたけ低いQuantizerを使おうとする。
1パスは全てのフレームが指定ビットレートに収まるようにするので画質はよくない。
2パスは、1stで一旦映像全体を分析し、映像全体で指定ビットレートに収まるようにビットレートを配分する。動きまくったり、ディテイルの細かい部分には手厚く、ソレ以外のとこには薄く。配分の方針はコデックや他の要素にも左右される。通常はデフォルトの2-9で問題ないハズ。
QMin=QMaxの1パスで、画質固定エンコードになる。4-4でDivxコンポーネントや3ivxの言う「元画質の90%」になる。
もしこれでできたファイルの映像ビットレートが1500kbpsになったら、1500kbpsで2パスかけると、同じファイルサイズでより画質の良いものができる。
**6.2. MP4 H.264
#ref(Options_x264.png)
ffmpegXが内蔵するH.264コデックはx264というオープンソース、フリーのコデック。ISO MPEG-4 AVC規格(別名H.264)準拠。
比較的新しい為、ノウハウが少なく、設定方式も異なる。0.0.9tでは音ズレが発生したり、B-フレームを使うとQuickTime Player 7 proで再生はできるが加工不能になるなどの問題が生じている。
&html(<table style="text-align: left; width: 95%; margin-left: 40px;" border="1" cellpadding="0" cellspacing="0"> <tbody><tr><td colspan="2" rowspan="1"><strong>左列</strong></td></tr><tr><td style="width: 100px;">Use CABAC</td><td>エンコード、デコード共に速度低下(CPU負荷が高くなる)。サイズは縮む。</td></tr><tr><td>Use B-frames</td><td>Bフレームの使用。一般にBが多すぎると画質が下がるが、ffmpegXは最小限しか使わないのでさほどでもない。<br>ファイルサイズ(=必要なビットレート)も減る。<br>使うとQuickTime Player 7 proで再生はできるが加工不能になる。</td></tr><tr><td>Constant bitrate</td><td>オン(デフォルト);ビットレート固定エンコード。QMin〜QMaxの間でQuantizer値を変動させながら指定ビットレートを守る。<br>オフ;画質固定エンコード。下記参照。 </td></tr><tr><td>Two pass encoding</td><td>2パスエンコード。0.0.9tでは1stと2ndは等速。<br>MEncoderでは既に1stを2ndの2〜4倍速にするturboモードがあるので、いずれ採用されるだろう。</td></tr><tr><td colspan="2" rowspan="1"><strong>右列</strong></td></tr><tr><td>Scaling method</td><td>Xvidの項参照</td></tr><tr><td>ME function<br></td><td>動き予測の範囲。<br>XvidのHigh Qualityと効果はほぼ同じで上から速いもの順。<br>Hexagonの速度は概ねXvidと大差ない。<br>ExhaustiveはG5-2Ghz Dualで1フレームに2秒近くかかる、、、たのしひ。</td></tr><tr><td>I-rames interval</td><td>I-frame間隔の選択。I-frame はデータが大きい。<br>AVC/H.264ではI-frame=キーフレームではなくなった(早送りや巻き戻しに使えないI-frameができた)<br>ffmpegXの120が適正かどうかはなんとも言えない。ターミナルでMEncoderを使う場合のデフォルトは250だが、これはEUのDVDに合わせた数値に思える。<br></td></tr><tr><td>QMin</td><td>Quantizerの最小値*。範囲は2-51。整数のみ。下記参照。</td></tr><tr><td>QMax</td><td>Quantizerの最小値*。範囲は2-51。整数のみ。下記参照。</td></tr><tr><td>Print PSNR</td><td>Xvidの項参照</td></tr> </tbody></table>)
***x264のQuantizer
目盛りが対数尺。つっても解っちゃいない。
q=20とq=40ではビットレートの差は10しか無いとか言うから、変動幅が小さいのだろう。
XvidのQuantizerの感覚からすると2.3とか、小数点で細かく指定できると思っておけば良いのはないか。
***留意点
-1パス;Constant bitrateオン、ビットレートを指定。
-2パス;Constant bitrateオン、ビットレートを指定。
-画質固定1パス;Constant bitrateオフ、ビットレートは無視する。
--qmax=qmin=22。21 か 20 でもうちょびっと高画質(あまり低くしすぎてもそんなに意味が無い)。
なお、MEncoderのx264にはロスレスの設定も存在するので、今後の対応もあるかも知れない。
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#comment
2006-08-02T13:37:25+09:00
1154493445
-
予備知識/エンコードしにくい素材
https://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/pages/45.html
*エンコードしにくい素材
>全てXvid+mp3.avi-2passの経験です。
>
>管理人の経験上、難敵だったモノどもを挙げて見まつ
>順不同、玉石混交
>ほとんどはMEncoderを常用するようになってからの例ですが、傾向はなんでも似たようなもんかと。
>こんな素材も厳しかったぜ!ってな話があったら是非コメント欄に残していって下さい。
*白黒映画:とにかくビットレートを喰う。縮みにくい。
ゴジラとか旗本退屈男とか。
動きの変化を探す手がかりが少ないらしく、関係ない部分を間違って「連続した動き」と解釈しがちなようだ。
色彩情報が少ないせいもあるかも(無いわけではない。視認性を上げる為か、若干負荷されている)
天下御免の向こう傷はブロックノイズにまみれ、そのくせ、フィルム傷はきっちり拾う。
子犬かおまえわ。(それじゃない、ボール取って来て。)
対策は、ビットレートを上げるより、キーフレームを増やす(間隔を減らす)方が良いもより。
色彩情報が少ないせいか、必要なビットレートはそんなに上がらない。
*アニメ:意外な映像がビットレートを喰う、事もある。
具体的には不思議の海のナディアと、未来少年コナンのエンディング。
どっちも背景はオレンジ一色。あとは黒の描線とスタッフのテロップしかない。
原因はどうも黒の描線。うねうねと一コマ一コマ動く。
一見、なんて事ない映像なので見過ごしていたが、
CPUは「これは細かいディテイルと大量の動きだ!」と判断したわけだ。
(たしかに描いた人の手間はよくわかる。良く見つけた。偉い。)
take on me(a-ha)PVはスゲェ事になりそう。
*短いもの:2パスかけてもビットレートを節約できる部分が少ない
端的にはアニメのOPやCMの類い。短時間にインパクトを与える必要がある作品は、動きも多いしディテイルも多い。短いものほど、2048kbpsの2パスでも残念感の漂うケースが多い。
*具体名をあげてみようシリーズ
**無人惑星サヴァイブ
一時期2048kbpsの2パスを常用していた時に毎週必ず2048ぎりぎりに達していた番組。なんでやねんとよく見ると(実は実験目的以外でちゃんと見る事は少ない^^;)別にOP含めて特に突出した部分があるわけではない。
え?なんでこれが2048で足りないの?
とCPUのキモチになってしつこく見直すと、なにげなく3段マルチとか背景だけズームとか地味〜なパンとか、手ぇ抜いてもわかりゃしねえだろソコ!ってとこに地味に地味に地味に手をかけている。NHKのお金でやりたい放題、、あわわ、とても丁寧に作ったんだなと思った。
**機動戦士Zガンダム
個人的にはど〜でもいい作品だが、やってたので録った。
これも2048kbpsの2パス。1stが開始8秒で8000kbpsに達してびびりまくった。
アニメのオープニングはよく動くものが多いとはいえ、普通は3000〜6000kbpsくらいで収まる。終わってから見直すと、たしかに、開始8秒間「だけ」、ディテイルも動きも大量。CGなんかまだ無いから爆発の煙も飛び散る破片も全部手書きだ。「命削って描いてます」とすら感じて、別の意味でビビった。鬼。動画の鬼。フィルムの退色でしょぼく見えるのが惜しい。CPUにはよくぞ見つけてくれたと感謝しておいた。
**雄呂血(1925:阪東妻三郎プロダクション)
この時代のカメラは15fpsらしい。
24fps用には適切なオプションがあるんだけどまさか15fps専用オプションなどあるハズも無し、只でさえビットレートを喰う白黒映画の上に無駄な9フレームががすがすビットを喰っていく。これはいまだに悔しい。
**ザッツ・エンタテインメント(1974:MGM)
40~50年代のミュージカル映画の、まとめ映画。細かい事は[[こちらさんなどで。>http://www.hf.rim.or.jp/~noble/kaikan/thats.html]]
これはビットレート以上に音ズレが気になった。
実際に「あ、ずれてる」と認識できたわけでは無く、「ちゃんと同期してるんだよな?」と、漠然と不安になったと言う意味。
だって実写のおっさんが片足でぎゅるぎゅる回転する足の上をアニメのジェリー(トムとジェリーの鼠のほう)がぽんぽん跳ねてんだもん。演奏付きで、着地の瞬間シンバルとか入るし。すっげー速いんだってそれが。
そんな場面満載なので、音感やリズム感に自信の無い身の上では地味に不安。映像は固定fps、音声はCBR、音ズレしないように映音交互配置でケーススタディも山積みのAVIは、まだまだ侮れねぇと思った。
こういう素材をQuickTime Proで「音声に合わせて映像を拡大縮小」とかしても平気なのだろうか?。
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#comment
2006-02-03T21:13:34+09:00
1138968814
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MEncoder/Xvid/0.まずやってみる
https://w.atwiki.jp/how_to_use_ffmpegx/pages/44.html
*概要
+CotEditorでシェルスクリプトを書く
+ターミナルでシェルスクリプトを起動する。
+待つ
>自己責任。
>管理人の常用シェルスクリプト(CaptyTV録画用)
>ffmpegX0.0.9s版用(tでは音が雑音化)
>http://prdownloads.sourceforge.net/mplayerosx/ffmpegXbinaries230105.zip
>2パス
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もくじ
#contents
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*1.CotEditorの設定
#ref(Menu.png)
#ref(CotPref.png)
*2.シェルスクリプトを書く。
&font(b,120%,#ff0000){しつこいけど自己責任でひとつ}
-大半の場合、書き換えないと動かないハズです(下記参照)。
-2パス、映画/アニメ用24fps化設定。
#!bin/bash
## Set HENSU ###
sFN=enc2P
iFN=
BR=1024
oFN=${iFN}.avi
LOGFILE=${oFN}_LOG.txt
KIROKU=${oFN}.txt
###Clear KIROKU###
rm ${KIROKU}
### Set Start time to HENSU ###
START_TIME=`date +%dth,%H:%M:%S`
START_SEC=`date +%s`
for PASS in 1 2
do
### mencoder command ###
echo ======================================== | tee -a ${KIROKU}
echo PASS_${PASS} of ${iFN##/*/} | tee -a ${KIROKU}
echo ======================================== | tee -a ${KIROKU}
mencoder \
${iFN} \
-oac mp3lame -lameopts cbr:br=128:vol=1: -srate 48000 -aid 0 \
-ovc xvid -xvidencopts \
pass=${PASS}:bitrate=${BR}\
:trellis:chroma_me:chroma_opt:hq_ac:quant_type=mpeg:nocartoon:qpel\
:max_key_interval=240:vhq=4:max_bframes=1:bvhq=1 \
-vf filmdint=fast=0/comb_thres=48/crop=720:480:0:0,\
pp=l5,scale=640:480,hqdn3d=3:2:5 \
-sws 9 -zoom -fps 30000/1001 -ofps 24000/1001 -noodml -o \
${oFN} \
| tee ${LOGFILE}
### Display END time ###
echo START\;$START_TIME | tee -a ${KIROKU}
date "+END__;%dth,%H:%M:%S" | tee -a ${KIROKU}
### Jikan KEISAN ###
END_SEC=`date +%s`
TOTAL_SEC=`expr $END_SEC - $START_SEC`
echo "Total_sec;${TOTAL_SEC}" | tee -a ${KIROKU}
TOTAL_HRS=`expr ${TOTAL_SEC} / 3600`
TOTAL_MIN=`expr ${TOTAL_SEC} % 3600 / 60`
TOTAL_SEC=`expr ${TOTAL_SEC} % 60`
TOTAL_TIME=${TOTAL_HRS}\'${TOTAL_MIN}\"${TOTAL_SEC}
echo TOTAL_TIME= ${TOTAL_TIME} | tee -a ${KIROKU}
echo "Total_frames;" | tee -a ${KIROKU}
### Kekka Kakikomi ###
grep stream ${LOGFILE} | tee -a ${KIROKU}
rm ${LOGFILE}
done
echo ======================================== | tee -a ${KIROKU}
echo Settings | tee -a ${KIROKU}
echo ======================================== | tee -a ${KIROKU}
cat ${sFN} | head -5 | tail -2 | tee -a ${KIROKU}
cat ${sFN} | head -30 | tail -10 | tee -a ${KIROKU}
*3.自分用に書き換える
&font(b,150%,#ff0000){※行を追加や削除する(全体の行数がかわる)と、めろめろ}
**3.1.基礎設定(3〜8行目)
(*)付きは変更必須
■3行目:テキストファイル名。(*)
保存した名前に変える。
sFN=enc2P
■4行目:素材ファイル指定。(*)
フルパス。CotEditorは設定次第でD&D可能。
iFN=フルパス/ファイル名。
■5行目:映像ビットレート指定(*)
BR=1024
■6行目:出力ファイル名。
素材名+.avi。位置も一緒。
シェルスクリプトわかんない人は弄らないほうが吉。
oFN=${iFN}.avi
■7行目:経過ログファイル
2パスのログとは別。
ターミナルの表示をそのまま取得して終了後の時刻計算等に使う。&font(b,#ff0000){同名txtファイルがあれば最初に勝手に削除、エンコ終了後に自動削除。どっちも問答無用なのでご注意。}もっと旨い手はあるハズ。
LOGFILE=${oFN}_LOG.txt
■8行目:結果の書き出しファイル。
かかった時間や映像/音声のビットレートなど。
KIROKU=${oFN}.txt
**3.2.MEncoder設定(20〜30行目)
■20行目:MEncoderの起動(*)
mencoder \
-要フルパス指定。
-DLしたMEncoderをD&D(CotEditorかpicoのみ)
■21行目:素材ファイル。4行目を参照するので変更無用
${iFN} \
■22行目:音声エンコードチェイン
-oac mp3lame -lameopts cbr:br=128:vol=1: -srate 48000 -aid 0 \
-lame使用。これは0.0.9s用。0.0.9tのlameは雑音化する。
-t以降では以下を使う。ボリュームの弄り方は不明。
-oac lavc -lavcopts acodec=mp3:abitrate=128 -srate 48000 -aid 0 \
-このままだとDVDで問題ある模様。音がおかしかったら-srate(音声サンプリングレート)や-aid(音声番号指定)を変えてみる。
■23行目:映像エンコードチェイン
-ovc xvid -xvidencopts \
-Xvidを選択
■24〜26行目:xvidオプション(続・映像エンコードチェイン)
pass=${PASS}:bitrate=${BR}\
:trellis:chroma_me:chroma_opt:hq_ac:quant_type=mpeg:nocartoon:qpel\
:max_key_interval=240:vhq=0:max_bframes=1:bvhq=1 \
-PASSは14行目、ビットレートは5行目を参照する。ここでは弄らない。
-vhq=4:範囲は0〜4。0が最高速。4が最低速。
-qpel:一部のDivxプレイヤと非互換。その場合、noqpelにする。
■27〜28行目:ビデオフィルタチェイン
-vf filmdint=fast=0/comb_thres=48/crop=720:480:0:0,\
pp=l5,scale=640:480,hqdn3d=3:2:5 \
-インタレ解除、デノイズ、クロップ無し
--filmdintの子オプション(区切りは/)
---fast=0:PowerPCでは2と同じ。
---comb_thres=48:インタレ解除の閾値
---crop=720:480:0:0:クロップ範囲
--pp=l5:filmdintの補助
--hqdn3d=3:2:5 :デノイズ。デフォルトは4:3:6。
■29行目:出力fpsなど。これは24fps化設定。
-sws 9 -zoom -fps 30000/1001 -ofps 24000/1001 -noodml -o \
-sws:スケーリング手法
-fps:デコードfps。filmdintで必要
-ofps:出力fps。24fps化。
-noodml:AVI1.0(最大2GB)を出力。QTplayerがAVI2.0(最大4GBまたは2TB)非対応の為
-o :出力ファイル指定
■30行目:出力ファイル指定。
${oFN} \
-6行目を参照するので指定不要
*4.エンコード開始
-設定ファイル名:enc2P
-位置:デスクトップ
の場合、
Welcome to Darwin!
MacName:~ YourName$ cd ~/Desktop/
MacName:~/Desktop YourName$ sh enc2P
でエンコード開始。
所定位置に出力ファイルと出力ファイル名.txtができる。
*5.作成するファイル
「素材ファイル.mpeg」の場合
+素材ファイル.mpeg.avi:出力ファイル
+xvid-twopass.stats:2パスログ。終わったら自分で消す。
+素材ファイル.mpeg.avi_LOG.txt:終わったら勝手に消える。
+素材ファイル.mpeg.avi.txt:上記から以下を生成。
**出力ファイル名.txtの例
========================================
PASS_1 of Cap014-Major17.mpeg
========================================
START;20th,23:56:22
END__;21th,00:41:34
Total_sec;2712
TOTAL_TIME= 0'45"12
Total_frames;
Video stream: 2189.530 kbit/s (273691 bps) size: 410536447 bytes 1499.999 secs 44958 frames
Audio stream: 128.000 kbit/s (16000 bps) size: 23998464 bytes 1499.904 secs
========================================
PASS_2 of Cap014-Major17.mpeg
========================================
START;20th,23:56:22
END__;21th,04:46:03
Total_sec;17381
TOTAL_TIME= 4'49"41
Total_frames;
Video stream: 1008.099 kbit/s (126012 bps) size: 189018382 bytes 1499.999 secs 44958 frames
Audio stream: 128.000 kbit/s (16000 bps) size: 23998464 bytes 1499.904 secs
========================================
Settings
========================================
iFN=/Users/"UserName"/Desktop/Cap014-Major17.mpeg
BR=1024
${iFN} ¥
-oac mp3lame -lameopts cbr:br=128:vol=1: -srate 48000 -aid 0 ¥
-ovc xvid -xvidencopts ¥
pass=${PASS}:bitrate=${BR}¥
:trellis:chroma_me:chroma_opt:hq_ac:quant_type=mpeg:nocartoon:qpel¥
:max_key_interval=240:vhq=4:max_bframes=1:bvhq=1 ¥
-vf filmdint=fast=0/comb_thres=48/crop=720:480:0:0,¥
pp=l5,scale=640:480,hqdn3d=3:2:5 ¥
-sws 9 -zoom -fps 30000/1001 -ofps 24000/1001 -noodml -o ¥
${oFN} ¥
*6.連続エンコード
1.必要なだけ設定ファイルを書く。ここではファイル名enc2P_a,b,cとする。
2.CotEditorで以下を書く。ここではファイル名はTODAY、場所は全てDesktopとする。
sh enc2P_a
sh enc2P_b
sh enc2P_c
3.ターミナルで以下を打鍵。
Welcome to Darwin!
MacName:~ YourName$ cd ~/Desktop/
MacName:~/Desktop YourName$ sh TODAY
*7.Dual CPU限定
Dual CPUに処理を分散できないXvidで、2ファイルを平行でエンコードする方法。
1.フォルダを2個用意する。ここでは~/Desktop/A,~/Desktop/Bとする。
2.それぞれの中に設定ファイルを突っ込み、TODAYも用意する。
3.ターミナルで以下を打鍵。
Welcome to Darwin!
MacName:~ YourName$ cd ~/Desktop/A
MacName:~/Desktop/A YourName$ sh TODAY
4.もういっこターミナルを開き、以下を打鍵。
Welcome to Darwin!
MacName:~ YourName$ cd ~/Desktop/B
MacName:~/Desktop/B YourName$ sh TODAY
これでxvid-twopass.statsがAとBにそれぞれできる為、混ざる事が無い。
*8.ウマく行かなかったら
海軍五省
一、至誠に悖るなかりしか
一、言行に恥づるなかりしか
一、氣力に缺くるなかりしか
一、努力に憾みなかりしか
一、不精に亘るなかりしか
冗談です。掲示版へどうぞ。
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#comment
2006-01-30T19:28:43+09:00
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