※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

[魔法士達が幻想入り]

[作者名:emyu]

動画リンク

一話



電撃文庫のライトノベル「ウィザーズ・ブレイン」の幻想入りです
原作を知らない人から見るとどうであるか等
とても気になるところであります
もし、気が向いた際にでもレビューしていただければ幸いです


なぜかin2のページ作成間違えましたメールがきたり、偶然にも昔読んでいたライトノベルの設定を利用した作品だったため、何かの縁とレビュー。
この作品の元ネタを読んでいたのはもうすでに5年程前の話であり、最後に読んだあれはVだっただろうか。実に懐かしい。あのころはラノベを片っ端から読んだなあ……。
そんな私の情報はさておき、この作品の詳細は記憶の彼方であることを念頭においてもらいたい。

個人的には、突然の転移、お手軽簡単対人類妖怪ルーミアの二つが揃っており、これで5分で終了であったならば迷わず切っていただろう。
全くの知識がない人にも読んでもらいたいと思っている割には全くの能力や背景説明がない。後書きを見るに、それは考えての判断なのだろうが失敗だと思う。
少々冗長的になったとしても、飽きさせず、説明的な文にせず解説を盛り込んでいくのが作者の腕だと思うので、慣れずとも努力はして欲しかった所。
それに加えて、若干会話送りが早めだからか淡々と進んでいくイメージがあまりに大きい。もう少し文章での間、SEの工夫を取り入れて欲しかった。
始まってすぐ安易に独自の設定を用いたのもいただけなかった。冷めてしまう、と言ってしまえばそれまでだが、もはやそれは完全にオリジナルの世界であり、幻想郷に似たどこかにしか思えない。
勿論そんなことを言っていては二次創作などみれないが、それの最たるものを見た気がする。
それらの要素が負の方向に絡み合い、全く世界観にのめり込めないままに1話が終わってしまった。

2話以降では、後書きでコント形式で世界観の説明を行ったりしているが、疑問に思う点がいくらでもでてくる。
私の記憶が確かならば、ウィザーズブレインは空と自由を渇望する世界であり、人工の空は存在するとはいえ、幻想郷に訪れた際、ほとんどがまず空に関心を持たない。
それどころではない、というほど慌てた様な描写も見られないし、それは違和感だ。
他にも、例えば4話に「この世界には妖怪がいて夜は危険だ、出歩くな。私が安全な場所まで連れて行こう」という人物が現れるシーンがある。
まさに今は真夜中で林の中、目の前に立つのは見知らぬ人。どう見ても怪しい。そして、直前に別の妖怪に襲われたばかりにも拘らずその人物に付いていく。小学生だって、度を過ぎたお人よしだとしても、今時こんなものは逃げる。
そうでないにしても「これも妖怪で、妖怪は皆強い。どうせ勝てないのならば付いていこう」と一言でもあれば納得できるが、それもない。
つまり、どの場面においてもそれぞれの考察がほぼ無いまま先へ先へと進み、誰かに出会う。そうすると、どうしてもご都合主義だけが目立ってしまい、やはり入り込めない。

話数も比較的少なく、綺麗にまとめてあるのかと思えば、前半はバラバラになった主人公たちが住人に出会い、そして幻想郷の存在を説明されて終わり。が続く。
後半もそれぞれが仲間を求めて動くだけで、そのなかで伏線があったりするわけではない。
おかげで飛ばし飛ばしでも内容が分かってしまう程の薄さ。
基本はキャラクターが違うだけで同じことを繰り返してるに過ぎないので、飽きに近いものをもってしまう。
例えば、全員が全員を別行動にするわけではなく最初からペアであったり、一人くらい自力で隠密行動をとりつつ情報収集を行ったり、そういった見せ方はいくらでもあったはずだ。

残念ながらこの作品、私の知っているタイトルが元でなければ、最後まで見ることは無かっただろう。
かつては指折りで好きな作品だっただけに、これは本当に残念。
ただ、後書きのコントはギャグも散りばめてありテンポも良く、本編より楽しむことができた。センスはあるはず、もう少し磨いて次に備えて欲しい。

in2管理人 20090730