※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

番長G・SS


合計点 +36


+3「追憶 その3」 いい加減テニスしろよw

所属:番長グループ

「んふっ、そういえば、今回は彼と再戦することになるんでしたねえ……」

 観月はじめは古文書「テニスの王子様」34万1245巻を開く。そこには、つい先日の――、そう、ほんの60年ほど前に勃発したばかりの神界攻略戦の記録が綴られていた……。

 多次元宇宙統一チャンピオンリーグにおいて、真の黒幕であった悪魔王サタンを倒した越前リョーマ。だが、その喜びも束の間。魔界勢力の全滅を好機と捉えた神界勢力は、多次元宇宙壊滅を企み、彼らテニス部へと試合を挑んできたのであった。これに応えて、観月や手塚、真田に越前など主だったテニスプレイヤーたちは自らをアストラル体へと変換し、神々の住む上位世界――「聖神界」――へと乗り込む。そこで彼らを出迎えたのは、ロングへアをなびかせる、貧相な身なりの一人の小男であった。

「ほほう、父の言った通りだ。みなさん、お待ちしていましたよ……」
「んお? 兄ちゃん。あんたも神界のレギュラーなんかぁー? なあ、ワイと試合しようや、なあ、ええやろ」
「いえいえ、金太郎さん。残念ながら、私はただの道案内でしてね。あなたたちを父の下へ案内するよう言われてまして」
「なんや、せなんかー。そら、えらいつまらんわ。はよ、案内してーなー」
「もちろんですよ。ですが……」

 男は不意に一本の抜き身のラケットを取り出し、構えた――。

「あなたたちが本当に父と戦う資格があるのか、私が先に試させて頂きます」
「おお! ええな、兄ちゃん、話が早いな。そんなら、ワイが……」

 金太郎は喜色満面となって、その挑戦に応えようとするが、

「ホウ、面白イ……、ナラバ、オレガ貴様ノ疑問ニ応エテヤロウ」

 彼を制し、一人の中学生が進み出たのである。

「なんや、クラウザー。えらいつまらんわー」
「フッ、金太郎……、コンナ三下ニ、ユーノ手ヲ煩ワスマデモナイ」

 不承不承ながらも金太郎は引き下がり、かくして、クラウザーと小男との戦いが始まった。

「ウオオオオッ……!」
「ク、クラウザーのやつ! いきなり本気だ!」

 クラウザーが繰り出す激しい連激は、たちまちに相手の男を血だるまと化していく……! ボロ雑巾のような姿へと変わっていく敵の姿。だが、なぜか相手は一向に反撃しようとしない。いや、それどころか、クラウザーの攻撃をかわそうともしないではないか!

「ハァ、ハァ……、ドウシタ、貴様ノ力ハソンナモノカ……」
「フフッ……、私はね、前にこう言ったことがあるのですよ……」
「………………?」
「右の頬を打たれれば、左の頬を差し出せ……とね」
「ナ……! キ、貴様! オレヲ舐メテルノカ……! ウオオオオ!」
「あ、あれはーっ!」

 クラウザーの彷徨が聖神界を駆け抜け、銀河へとこだましたその瞬間――! クラウザーのテニス力があらゆる物理法則を捻じ曲げ、宇宙を席巻する! 牛宮に土星・木星が、獅子宮に太陽・水星・金星が、天蠍宮に月・火星・冥王星が、宝瓶宮に天王星・海王星が移動し、銀河系にグランドクロスが描かれる!

「むッ……!」
「フッ、アノ世デ後悔スルンダナ……、ハァァー」

 次の瞬間、哀れな小男はクラウザーの作り出したグランドクロスへと磔にされた! さらに全宇宙の凝縮されたコスモエネルギーがその一身へと注ぎ込まれる! 小男の体は莫大なコスモエネルギーにより内部から爆裂! 四散! これぞ、クラウザーの必殺テニス技『真・血まみれクルセイダー(仮)』! 全宇宙に内在するありったけのエネルギーを集めたその衝撃は、並みの魔族、神族であれば到底耐えうるものではない。現に小男の体はチリも残さずその姿を消したではないか!? い、いや、だが、待て。あれは――!

 ――リザレクション! 

 爆裂四散したはずの男は、3日を待たずして、超常的な力により復活を遂げていたのである。さらに、クラウザーが先に与えたダメージも全て消え去っている! だが、それも道理、やつは…………

「バ、バカナ……」
「フ、フ、フ……」

 貧相な身なりの小男は余裕に満ちた笑顔を浮かべていた。そして――、

「……ッ」

 次の瞬間、小男のラケットが一閃し、胸を十字に切り裂かれたクラウザーは、血溜りの中へと静かに沈んでいた。

「御安心なさい。我々が全ての生命を滅ぼした暁には、あなたも復活できるのですから――。無論、あなたが神の王国へ入れるかどうかは保証しかねますがね……、クククッ……」
「バ、バカな……。あの、クラウザーが、たったの、一撃で……」
「フフフ……、ですが、あなたたちに我が父と戦う資格があることは認めましょう。付いて来なさい。我々の闘場へと案内しましょう」

 そう、やつこそは聖イエス! 後に神界攻略編の真ラスボスとなる男である! 越前リョーマと引き分けたあの男が、今回の戦いに参戦する――! んふっ、遂に決着をつける時ですねえ……、観月はじめは小さく笑った!


+2「インフレ武闘伝 G(グループ)番長」 伯爵体力0なんだけどなーw



スペース・ランタオ島ではころす夫がゴーテ伯爵と組み手をしていた。
否、組み手を装い、伯爵を始末するというものである。
「死ねお!」
ころす夫は刺突を幾度も繰り返す。

「どぅわっはっはっは! どぅわっはっはっは!
そこまでか!
貴様の力など、そこまでのものに過ぎんのかぁ!!」
繰り出される攻撃を、紙一重で避け続ける伯爵。
同時に、伯爵はころす夫の表情を見て、彼の目的を知る。
「それでも魔人かぁ!!
足を踏ん張り、腰を入れんかぁ!
そんな事では小悪党のワシ一人倒せんぞ!」
伯爵はころす夫を煽りに煽る。

ころす夫は恥辱から赤面し、怒りによって怒濤の刺突を繰り出していく。
「う…うるさいおっ! その口ひげを剃ってやるお! ただし、顔ごとッ!」

「足下がお留守ですよ」
伯爵は神速のスピードでころす夫の後ろへと回り込む。
ころす夫に足払いをかけると、ころす夫は宙を舞った。

ころす夫はすんでのところで受け身をとるも、疲労から地面に膝をつき、ぜえぜえと息を吐く。

「なぁにをしておる! 自らひざをつくなど、勝負を捨てた者のすることぞぉ!!
立て、立ってみせい!」
伯爵はころす夫に肉迫し、拳を放った。
強烈なパンチがころす夫の鳩尾を直撃。肺の中にある空気が一斉に口から出る。
ころす夫の手から包丁が離れた。

「おおおおおおおおお!! …拳から深い悲しみが伝わったお… 伯爵の拳が…拳が泣いているお! なぜだお!?」
言った瞬間後、こるす夫は気づいた。
「伯爵は…わざと悪党を演じているお…そうすることで、自分を殺しやすいように……」
ころす夫の目から涙が溢れ出た。
それは不器用な伯爵に対する哀れみか――
否。
「わかったお。わかりましたお。伯爵!」
ころす夫はゆっくりと立ち上がり、
「俺が、俺たち番長グループがッ!! 伯爵を殺すお!」
決意を言い放った。
「伯爵の、呪いにも似た能力から伯爵を救えるのは俺たちだけだお! だから、伯爵!」
ころす夫は涙をぬぐい、伯爵を直視する。
「安心して番長グループにいるんだお!」

スペース・ランタオ島に暁が輝く日の時であった。

+3「追憶 -その2-」 デスハールさんですらこのざまだと!?


「んふっ、これはついこないだのこと……、そう、わずか600年ほど前のことでしたかね……」

 観月はじめは古文書「テニスの王子様」26万4254巻を手に取り、感慨深そうにそう漏らした。
そこには、かつての彼らの戦いの歴史が描かれている。その物語を愛好する者たちが、
『多次元宇宙統一チャンピオンリーグ』と呼ぶ、激しい戦いの記録であった。

「んふっ、そういえば彼にあったのも、この頃のことでしたねぇ……」

 観月はじめはゆっくりとページをめくった。

 ――無限とも言える多次元宇宙世界の中から代表して選ばれた16の多次元宇宙代表チーム。
彼らが多次元宇宙の覇権を賭けてテニスで争う戦いに、観月たちは当該宇宙代表として出場した。
その時の最初の相手が、‡醇H—醇H遵L宇宙代表(左記は便宜上の当て字であり、本来は当該宇宙
に存在する概念で表記できる類のものではない)の選手、宇宙死神デスハールであった。

 恒星と同等の巨体を誇る彼は、虫けらのように小さなテニスプレイヤーたちに面と向かって、
遠慮なく痛罵する。

「ぬーやが、くぬうちぃびぃら~ぐわーや(訳、なんだこのチビはーっ!)」
「お前(やー)の様なチビぐゎー、一生かかっても常闇への一振りは返(けえ)せねーならん」

 覚えたての怪しげな日本語を操るデスハールを見たときの、越前リョーマの皮肉な
面持ちはいまも忘れられない。一人のテニスプレイヤーが余裕の微笑を浮かべ、巨神の
前へと進み出た。

「フッ、少しは楽しめそうだな……。見せてもらおうか、キミの技」
「どうやっさんがってぃんぐゎー!」

 その巨体に見合った巨大な鎌を振り下ろすデスハール。その瞬間、鎌が見まごうばかり
の変化を遂げる! 太陽系をも包み込むばかりに巨大化した鎌が、容赦なくテニスプレイヤー
へと振り下ろされたのだ!

 ――だが、当たらない! 何度やっても当たらない! 彼の巨大な鎌は、目の前の小さな
テニスプレイヤーをまるで避けるかのように、何該光年もの先を掠めるばかりである。
やっきになって鎌を振り下ろすデスハール。しかし、その努力も全てが無駄に終わる。
空振り。空振り。幾度もの挑戦が全て空を斬る。だが、仕方がない……。だって、相手は、あの……。

「イップス――。フフ、キミには初めての体験だったかな?」

 神の子――、幸村精市! 相手の行動に「失敗」という結果を強制し、さらにはウイルスの
如くあらゆる行動可能性を冒し、「失敗」をもたらす、『真・幸村のテニス』。既にデスハールは
その術中へと落ちていたのだ――!



 ……彼、宇宙死神デスハールが観月たちの軍門へと下るのは、世に言う『神界攻略戦』
の直前のことである。


+2 布教活動 -K-さんスゲェ


-K-と名乗る女性が範馬超一郎の前に現れたのは、彼が鍛錬のために日本列島を振り回していたときのことだった。
範馬を見るなり、-K-は言った。
「小竹様のために、その力を使いなさい」と。

範馬「誰だおめえ? いきなり何言ってんだ?」

-K-「あなたにはそうする責務がある」

範馬「セキム? むずかしい言葉は分からん」

-K-「分かる必要はありません。ただ小竹様を信じればいいのです」

範馬「そういうもんか」

-K-「そういうものです」

範馬「ふうん」

つぶやき、範馬は-K-を見下ろす。
自分よりもはるかに小さなその少女は、小竹という神がいかに素晴らしいかを語り続けている。
だが、範馬には何を言っているのかがさっぱり分からなかった。
ガス漏れ? コンパス? 腹いせに栓をひねる?
理解不能な単語に首をかしげつつも、しかし彼は奇妙な懐かしさを覚えていた。
憎しみとも友情とも分からぬ、おぼろげな感覚。
遠い昔、小竹という名をどこかで聞いたような気がしたのだ。

範馬「おらぁ、学がないからよく分かんねえ。だけど、小竹っつー神様とは何かこう、インネン? みたいなもんがあるような気がするんだ」

-K-「神に祈りなさい。それで全てが解決します」

範馬「そっかぁ。おめぇ、頭いいんだな」

-K-「神が偉大なのです」

相変わらず-K-の言ってることはさっぱり分からなかったが、面倒になってきたので範馬は考えるのをやめた。
悪い人じゃなさそうだし、この人のことを信じてみよう。
そう思い、範馬はその日のうちに小竹教へ入信した。
きっとなんとかなるだろう。



+3『狂の夜――眇の月が、嗤う――』 カッコいい!


 目の前の敵を斬り捨てて、呼吸を整えた殺は、戦場を見渡す。
 この状況では……もうこんな風にやり合っていても埒があかない。
 仲間の意識が皆自分に向いているのを感じる。頭では分かっている。もう使うしかない。
 殺は目を閉じた。外から聞こえてくる『声』を断ち、自分の身体から直接聞こえてくる『声』に耳を傾ける。
 ……あいつも今は何も言ってこない。お前が決めろ、ということのようだ。
 心を決めた殺は目を開けた。それまで振るっていた刀を、おもむろに傘の柄に収める。
 遠くの敵が、その様子を見て訝しむ。
「武器を収めるとは……臆したか?」
「…………」

 殺は傘を前に出し、顔を隠す。
 そして唱えるのは、右目に棲むモノを解き放つ呪。

「――夜にあって、月は無し。月夜見(つくよみ)するは――眇(すがめ)の月」

 右の眼窩に沈殿する闇が、蒸発していく。空へ――

 眼前の光景に敵がどよめく。
「花弁……? 桜か? なぜ――」
「おい、月が……ついさっきまで月など出ていなかったというのに――」

 久しぶりだったからか、彼らの反応が殺には少し意外だった。
 彼らには、あれが月に見えるのか。いや、或いは月もあのようなモノなのかもしれない。
 眇の月は複数の呪縛によって厳重に封印されている。
 右目を眇の月の祀られる『祠』とするならば、像の転写されている傘は『門扉』であり、発動の際に唱える呪は『鍵』ということになるだろう。

「其は月に非ず……畸形の眇の月に、脚は無し」
「腕は無し」
「胴は無し」

 陰蝕が始まった。
 日輪が月の円い影に隠されるのが日食――しかし陰蝕では、人影が円い形に侵蝕されてゆく。
 皆とても苦しそうな表情をしている……しかし、殺と目が合うと、ぎこちなく笑いかけてくれた。
 私たちは大丈夫だから、と。それが余計に殺の胸を締めつけた。

「口は無し」
「鼻は無し」
「耳は無し」

 仲間の影が完全に喰われ、皆気を失ってばたばたと倒れる。
 あと、少し。殺は皆に心の中で語りかけた。あと少しの間だけだから。

「左目は無し」

 空高く浮かんでいる月。今や異様なほどの存在感を放っている。
 ぎらぎらと、ある種の禍々しさすら伴って美しく輝きながら、その質量すらも感じられるようだ。
 ……だが、その場にいた者は、確かな違和感をも感じ取っただろう。
 自分が月を見ているのではなく、まるで自分が月に見られているかのような――

「無明は無し」
「無明の尽くることも無し」

 殺は、傘を上げた。
 そして、右の瞼を開く。

「ただ、眇有り」

 その瞬間。
 あるはずのないものが。あってはならないものが。
 月に、目が。月が、目を。
 開いた。

「夜を狂(のすり)で塗りこめよ……眇の月」

 それに口などある筈もないのだが、その場に居合わせた者は確かにこう思っただろう。
 ――眇の月が、嗤っている。


+3 『和服のあの子は蛙に抱かれながらアソコが大きくなっちゃうの―ヌルヌルぱらだいす』 ダメだこいつらw


キャラクター紹介

白金由紀也(主人公):白金一族の例にもれずストイックに剣を振り続ける好青年。しかし、
恋人を失ってからはときどき殺意を秘めた目をする様になった。狂木殺との出会いが
彼に大きな変化を与える。

狂木殺(ヒロイン):由紀也の前に突如現れた和服の少女。どら焼き好きの学生という表の顔と
眇の暗殺者という裏の顔を使い分ける。月の魔力の使い手。

首領蛙:自らを全宇宙の蛙を統べる王だと自称し、由紀也達の前に立ちはだかるヌルヌルの大蛙。
コミカルな見た目に反し絶大な力と謎の魔術を使い二人を追いつめる。

成金王スーリエ:古代の戦いに敗れ邪悪な神として月に封印されていた中性的な雰囲気の男。
太陽(恒星)の力を借り狂木殺と戦う。

ロック・ジョー:男性的な名前だが女性である。パワフルな歌声を戦場に響かせる謎のロックシンガー。
彼女の歌は周りの人々に大いなる力を与える。

由紀也「アホかー!!」

渡された紙を真っ二つに引き裂く白金由紀也。

成金王「ああーっ、一晩かけて考えた設定資料に何をするのーっ。温厚なスーさんも怒るよ!」
由紀也「昨日自分は番長グループのアタッカーで何が出来るか考えて欲しいって言いました」
成金王「うん、だから頑張ってエロゲのキャラ設定を作ったんだよ」
由紀也「駄目だ…この淫乱ニューハーフ早くなんとかしないと…」

ミサミサを前にしたライトばりに怒りを堪える由紀也。正直殴ってやりたいが、
そんな事したら確実に自分か相手が死ぬので耐える。

ロック姉さん「あら?もう来てたのかいあんた達」
狂木「…ゴメン、遅れた」
首領蛙「ゲロゲロッ、約束の物は持ってきたぜい」

遅れてやって来た三人から細かい字が書かれた紙を受け取る。

由紀也「スーさん、良いですか。この三人が書いてきたのを見て反省してください」

そう言い、由紀也は三人から受け取った紙を順番に広げていく。

『ふたなり巨大娘は月の夢を見るか―バストと地球の区別がつかないぜ!』(狂木殺総受け)
『シーメール獣姦シリーズ①巨大蛙の天然ローションファック』(首領蛙×成金王)
『美少年地獄変・そんな大きなのお尻に入らないよう!!』(由紀也総受け)

「ダッシャア!」

顔を真っ赤にして三枚の紙を引きちぎる由紀也。

成金王「キャハハー!」
ロック姉さん「うふふふふ」
首領蛙「ゲロゲロー!」
狂木「すいません、私はちゃんとしたの書こうと思ってたんです。でも朝ロックさん達に
『アンタも私らに合わせろ』って言われて…」

ああ、番長グループアタッカー五人集よ。君達は何でそんなにエロイのか。

由紀也「いえ違います。エロイのは主にこの三人(二人と一匹)だけで自分と狂木さんはノーマルっす」
ロック姉さん「またまたー!アンタも早くこっちに堕ちてきなよ。その方が楽しいわよ」
由紀也「もうやだこのチーム」

+1 研究論文1(「宇宙オ○ホール論」なぜロック・ジョーの能力が2ターンで切れるのか) いきなり下ネタかよw


魂が解放された魔人の行く末は廃人であるが
本来この能力の性質は転生である為
効果時間は非常に長く2ターンごときで切れる能力では無い
ではなぜ今回2ターンしか持たないのであろうか
それは今回のMAPが原因であると指摘する学者がいる
今回の戦場をよく見て欲しい
中央のくびれは膨張した魔人を程よく締め付ける
またそれだけでなくその周囲に絶妙な位置取りで配置された惑星による刺激は凄まじい快感をもたらすのは必定
太陽が程良く温めるのも見逃せない
更に極めつけは2つのブラックホールであろう
この究極のバキュームが真空を超えた吸いつきで魔人を絶頂に導くのである
         ぽぽグループBTアダルト研究所所長 オオツキ・TENGA

+2 超一郎の器 ドラフト7位はだてじゃない!


「オイ、EFB指定っつう話じゃなかったのか?」

小高い丘に立つ二人の男。
双眼鏡で何かを見つめている白ずくめの男が、もう一人の黒ずくめの男に問いかける。

「いえ、だから…正確にはそれに似た何かだと、何度も言ったじゃないですか」
問いかけられた黒は一回り以上も年下に見える白に丁寧語で返答する。

「クソッ、あのババア。この沙羅耶識キクをわざわざ呼びつけやがったからにはどんな大物が出てきたのかと思えば、ただのザコじゃねえか!」

白い男改め沙羅耶識キクは苛立たしげに吐き捨てながら双眼鏡を黒に投げつける。

「ザコ……だったんですか?」

「ウドの大木、デクノボー、無用の長物。ガタイばっかりでかくて中身はカラッポだ。あんなもん使い物になりゃしねえよ。さっさと帰るぞ」

言いながらもうキクは歩き始めている。
黒ずくめの男はあわててついていこうとしたが、振り返って先ほどまでキクが見ていた対象をもう一度確認する。


その視線の先には土手に寝転んでいる範馬超一郎。
超一郎は誰よりも早くに学校へ来るが、授業が始まって何分もしないうちに教室を抜け出して裏山へ来る。
そして川に釣り糸をたらしたまま昼休みまでボーっとしているのが常であった。

この川はあまり知られていないが大きなマスが釣れる穴場である。
超一郎の竿にも時々反応があが、しかし当人はまるで気にかけていない。
腹が減れば教室に戻ればいい。
クラスメイトが様々なおかずをわけてくれる。

「超一郎。落ちぶれたとはいえ元王家の者が他人の施しを受けるとは何事ですか」
母様が見たらそういうに違いない。
王家の品格だとか再興だとか、どうしていつまでもそうつまらないことに捕らわれているのか。
超一郎にしてみればそんな母様が不憫でならない。
そんなことを考えているとくしゃみがでた。
その後にはもう超一郎は全く違うことを考えている。
何者にもとらわれない自由気ままな男だった。

超一郎のことを一目見てザコと言い放った沙羅耶識キクの判断はある意味で正しい。
超一郎に備わった器はあまりに大きすぎて彼自信には到底それを満たすことができないのだ。
しかしキクは重大なことを見落としていた。いや、見てはいたのだがあまりに馬鹿馬鹿しくて意識に引っかからなかったのか。
他人の制約を自らに課す能力。
自分を慕う者のためにあるこの力が発揮されるとき、その対価としてこの大きな器を満たすことができるとしたら…

永らく続いてきた範馬一族の監視体制も、2万年目にしてついに緩みをみせた。
宇宙で一番危険な血統が再び表舞台に登場するときが近づいてきていた。


+3 超魔人リーガー一郎語録 このオチはずるいw


一郎「今後30億年間、番長グループには絶対勝てないと思うようにしてやる」
一郎「1番になりたかったですね。僕はナンバーワンになりたい。オンリーワンになりたいとか甘いこと言ってるヤツが大嫌いなんで」
一郎「人に勝つという価値観ではダンゲロスをやっていない 」
一郎「すごくチャーミングでした。
あー、チラチラ見てる、と思って。
すごくかわいかったよ。」
一郎「能力が足りてない人はしょうがない」
一郎「ダンゲロスがうまくなりたいのなら、いい道具を持て、
グラブを磨け、宿題をちゃんとやれ。」
一郎「手抜きをして存在できる能力が成立することがおかしい。」
一郎「敵を一人倒すのは7割・8割の発総率でも可能だが、
敵を全滅させるのには440%以上の力が必要だ。」
一郎「第三者の評価を意識した能力は作りたくない。
自分が納得した能力を発動させたい」
一郎「「たのしんでやれ」とよく言われますが、
ぼくにはその意味がわかりません。」

魔人リーガー一郎
かれこそ魔人を超える魔人
超一郎
そう範馬超一郎その人である

超一郎「まぁ今回のゲームは俺が入ったチームが勝つようなモンですけどね」<new

+1 スイガラとオナニー 誠【ピー】は


番長グループ スイガラ・サマエラ

今回の戦いを仕組んだ者への悪口雑言が番長グループに溢れていた。
「いったい何だってんだ、あの能力は!! どう見てもスキルがないのに能力使ってるんじゃあないか!!」
一端開いた口は、腹のむしが治まるまでは続いてしまう。続いてしまうのだ。
魔人といえど、例外なし。

「もう、そんくらいでいいじゃないか」
口にしていた煙管から、円環状の煙が宙に舞った。
番長グループの者は皆、それをぼんやりと眺め、悪口を言うのを忘れた。

「そりゃあ、誠【ピー】のように、今回の戦いを仕組んだ者を罵倒するのも良かろう。しかし、な。
向こうがクソだからってこっちもクソになる理由はないんだぜ。しょせん、この戦いも、言うならばオナニーよ」
サマエラの発言に驚く一同。
「オナニーだと! 私は戦いに誇りを持ってる。それを汚すとあらば、容赦せんぞ!」
白金が吠え、手にしていた剣の切っ先をサマエラに向けた。

「上等、上等。くだらねぇことでエネルギーを使うなら、武器の一つでも振り回した方が健全よ」
サマエラは背を向け、
「悪意ってやつぁ、簡単に生まれては伝染する。
しかしよぉ、それでいいのかい? オナニーするのは、自分の部屋か日記と相場が決まってらぁな。
他人様に見せるなら、せめてショーにしないとな。そういうので良いと思うぜ」
煙の匂いを残して、サマエラはどこかへと去っていった。

せめてショーに。
その思いは吉とでるか、凶と出るか。
たとえ、この世界がKINGのオナニーだとしても、終幕は百の賽の目次第。
番長グループ、逆境に挑むが本能か。

+2 番長グループSS『スーさん他数名強さの秘密とスーさんの過去のお話だよ』 きのしたくんはかわいそうだなぁ


「スーリエさんって2万8000年前に地下に封印されていたんですよね?」

スーさんが学食でこの時代のご飯に舌鼓を打っていると横の子が話しかけて来たよ。
番長グループにも生徒会にも所属していないモブキャラの女子だったよ。
まあ一般人とはいってもこの時代の一般人もまたインフレしているみたいだけどね。

「スーさんの事はスーさんでいいよ。うん、スーさんは2033年、人類が月に初めて
国を構えた頃悪い事してたのがばれて、それ以来ずーっと半分冷凍睡眠状態だよ~。
おかげでお肌ピチピチだけどオチンチン冷えすぎて先っぽ以外体内にもぐりこんじゃったのよ
シクシクー。おまけにこの時代にはスーさんの性的興奮対象が全然いないし、この時代は
エッチな事にだけは厳しいし、スーさんオシッコとかは問題なく出来るけれど30000年近くオナ禁状態なのよ」
「スーさんの性事情は別にどうでもいいです。私が聞きたかったのはスーさんが昔の人
なのに何でそんなに強いのかなーって思って」

うん、彼女の疑問は最もだね。スーさんは昔の魔人、蘇生させられた後自分が普通に
インフレに付いていけているのにはスーさんも理由に気付くまでは驚いていたよ。

「答えを聞きたい~?」
「はい、これを今度の学級新聞のテーマにするので」
「よろしい、ならば新聞部のあなたの為に答えてあげましょう~、えっとね、
さっきも言ったけどスーさんはかなりの悪人だったわけよ、世界を支配しようとか
考え実行に移した程度に。そんな悪のオカマさんが後の歴史でどうなったかというと~」
「あ、大体分かった気がします。生き神補正ですか?」
「そう、スーさんは歴史の闇に消えたけれど情報は細々と残りやがてそれは形を変えて
神話になったのよ。この学校にも知らず知らずの内にスーさんを信仰している人が沢山いて
スーさんの力は多分そこからきていると思うよ~。ちなみにスーさん以外にもここには何人か
神格化されインフレに対応できている長生きな魔人がいるみたいだね~」

(ちなみにこの法則は転校生木下には適用されていない。木下は過去から召喚された存在なので
20000年超の信仰がその身に降り注いでいないし、木下へのプラスとなる伝承自体も限りなく少ないからだ)

「まあ、今の話全部私を掘り出してくれた人の受け売りなんだけどね~」
「スーさんを掘り出した人?」
「…うん、その話は学園の抗争が落ち着いた頃に話すね」

そう、今のスーさんがあるのはあの人のおかげなんだよ。
スーさんは新聞部の女の子との話を終えご飯を食べ終えると私を救ったあの人と
最期に交わした言葉を思い出していたよ。

『召喚の為の土地ならしはこれで十分だろう、今まで御苦労だったなスーリエ』
『そんなー、スーさんははせぴょんに掘り出してもらったしそのお返しをしただけだよ』
『ならばこれでお互い貸し借りなし、お前は自由だ。どこへでも行け』
『はせぴょん…、スーさんここにいちゃダメなのかな?スーさんがここを出ていくと
皆にこの召喚陣の事言いふらすかもしれないよ』
『どうせ学園の諜報部はもうここに気付いている、さっさと行け。私の目的は魔人の殲滅、
特にお前の様な普通の人間を喰い物にしてきた魔人は最も私の許さない所だ。今ならまだ間に合う、
私以外の私に見つかる前にここから出て行くんだ』
『そんな事したらはせぴょんはどうなるのよ』
『私がマザーから与えられた任務はこの大地を最短の手段で召喚に適した形にする事、
偶然掘り出したお前と一時的に協力した事も、召喚陣が完成した今不要になったお前を
追い出す事も、学園の奴らの破壊工作の実行よりも先に任務をこなす為の当然の行動だ』
『はせぴょん…』
『だから、私がお前に情が移った等と勘違いするな。私のこの行為は私以外の私の手を煩わせて
仕事が遅れるのを嫌っただけの事、お前が今私に敵対行為をとるならば現在の全戦力を持って
お前と私がつぶし合う事になる。お前がどうなろうと知った事ではないがそれでは私達が困る』
『分かった、はせぴょんの為に見つからない様に大人しく出ていくよ』
『十分な戦力が揃いしだい地球圏の魔人は私の呼び出す転校生で皆殺しにしてやる。
もちろんお前もだ。せいぜい覚悟しておくのだな』
『うん、頑張ってね』

そして秘密の施設を抜け出したスーさんは番長グループの保護下に入ったんだよ。
ふふっ、あれだけのサイズの召喚陣、きっとカッコいい男の子がいっぱい出てくるんだろうな~。
スーさんはまだ見ぬ過去からの転校生、つまりスーさんの時代どんぴしゃり性的にど真ん中
超ストライクな集団を想像してワクワクしていたんだよ。

+3 『To LOVEる@新希望崎』 ブツを失ってもなお性欲を失わないとは…恐るべし…




 廊下を反響してくるさまざまな音。放課後に一番響いてくるのは、吹奏楽部の練習している音だ。階段を一段上るごとに、音は少しずつ遠ざかってゆく。それに伴って、空気もひんやりと澄んできているような気がする。
 殺は、とうとう突き当たりにたどりついた。そこの空気は、通ってきた下のものとは少し違う、夕方の風の匂いが含まれているような気がする。少し前に、ここのドアが開けられたであろうことを、彼女は想像した。
「ふう……あと思い当たるのはここぐらいかな……」
 殺は、一度軽く深呼吸してから、ドアノブに手をかけた。

 果たして、彼女の探していた人物がそこにいた。
「ここに居たんですか……探しました、校長」
 彼女が探していたのは、校長だった。校長は、屋上の床にうつぶせに寝転び、満面の笑顔で、テニスコートで練習している女子を、見守っている。……双眼鏡で。
 今日はまだいい方だ。わざわざ双眼鏡を使わないと見えないような場所から見ているのは、練習の邪魔をしないようにという、校長なりの配慮なのかもしれない。それでも、今日の彼女たちの動きが精彩を欠いているのは、明らかにこの校長の視線が原因だった。

 校長は殺に気づくと、のそりと起き上がった。
「あれ? あやめちゃ~ん、どうしたの~?」
「あなたにお話をしに……いえ、お話をつけにきました」
「お話?」
 校長が小動物のようなしぐさで首を傾げる。しかし若干の間の後、いつもの何の悩みもないような笑顔に戻る。
「相談かな? いいよいいよ~、何でも聞くよ~」
「いえ、相談では……」
「じっくりたっぷりねっぷりと~!」
「ひっ!?」
 本来辿るべき、諸々の思考やら段取りをすべてスキップして、いきなり飛びかかってくる校長。
 まず、情状酌量の余地があるどうか、見極めよう……などと、悠長なことを考えていた殺は、不意を突かれる形となった。
 そうだ、校長はこういう人だった。コミュニケーション不能。情状酌量の余地なし。彼女は甘いことを考えていた自分を諫め、軸足に力を込める。

 無駄のない俊敏な動きで、殺は右手に持っていた和傘を校長に向けて開いた。突如校長の視界を占拠する月奴桜流しの模様。
 その数瞬後に校長が傘に飛びつく。しかし既に殺の姿は無く、持ち主を失った傘だけがそこに残されていた。
「あれ~?」
 そのとき、その背後で刃が鈍く光る。
「女生徒の敵……成敗します、『二万八千年殺し』」
 校長がその声を聞いたときには、既に刀が突き刺さっていた。その場所は……
「あ゛ぅ!!」
 その刺激で、反射的に校長の上半身がのけぞる。
「これで男としてのあなたは死んだ」
「あ゛ぁ……ぉぉ……」
 殺が一息に刀を抜くと、校長は、糸の切れた操り人形のように力を失って崩れ落ちた。
 殺は慣れた動きで懐紙を取り出し刀を拭うと、校長の脇に一歩出て傘を拾い、その柄に刀を収める。
「これに懲りたら、もうのぞきやらちょっかいを出すのもやめることですね」
 足元で小刻みに痙攣している校長に、最後に一言言葉をかけると、殺はさっさと屋上を後にした。

 階段を下りながら、ようやく緊張が解けてため息をつく殺。
「これでお仕事完了……また嫌なものを切っちゃった」
「おい、この程度でいいのか? 別に殺したわけじゃあないだろう」
 どこからともなく声が響く。その声はどうやら殺にしか聞こえていないようだ。
「いいのよ。テニス部の子には、あんなふうに依頼されてはいたけど、別に殺さなきゃならないほど悪い人じゃない。報酬をもらったから一応仕事はしたけど、あれだけ懲らしめれば十分でしょう」
「『報酬』か……くくく、確かに『報酬』をいきなり食ってしまっては、依頼を受けるしかないからなあ?」
 その声は、むしろ殺の『内』から聞こえてくるようでもある。空気を振動させて伝わるよりも先に、直接彼女の頭蓋を振動させて耳に伝わっているような、声。
「……! べ、別に、生どら食べちゃったから、仕方なく依頼受けたってわけじゃないんだから! ちゃんと受けることを決めた後に、正当な報酬としてね……」
 その声は、慣れた様子で、殺の言葉を途中でさえぎる。
「あーはいはい。しかし、よくあんな甘ったるいものを、幾らでも食えるな……あんな量、俺は見るだけで吐き気がしてくる」
「ふふ、おやつにはあれくらいがちょうどいいの」
「普段は食事だってあんなに食わんだろうが……。まったく、俺の方は全然『食事』できなかったというのに」
「ちょっと! ダメだって、もう……あれすごい疲れるし、色々めんどくさいことになるんだから」



 ***



 一方その頃、残された校長は。

「お゛ぉ……こ……こ……」

「こ……これも……いいかも……」

 新たな扉を開こうとしていた……。



<今回のターゲット>
■校長
所有武器:不屈のドM心
攻撃力:0 防御力:0 体力:10 精神力:0 FS(犯罪):20
特殊能力:スキンシップ
パッシヴカウンター。回数無限・時間永続。
周囲1マスにユニットが侵入すると、同マスに移動し、
じっくりたっぷりねっぷりと個人授業を行う(精神5ダメージ)。
女の子にしか発動しない。敵味方区別なし。
自分で選択して行っている(アクティヴ)のではなく性癖というか衝動(パッシヴ)。
キャラクター説明:
わりと憎めないキャラではあるが、犯罪者であることには疑いの余地も無い。
その強烈な個性(?)はもはや魔人の域。

+3 ENTさん伝説(1) そしてみんなはENTになった。


GK
「速やかに質問しなさい」

観月
「わかりました」

生徒会
「なんだ、テメー!」

観月
「これは失礼。
 あなたたちのエキサイティングな質問で、ちょっとルールが見えにくくなって。
 ほら、GKが困るでしょ?」

ENT
「……」

観月
「残念ですね、ENTくん。
 ゲーム中、GKに質問できるのはチームの代表者だけなんで。
 ふう、せめて代表者一人でなければ、質問できたのにね」

ENT
「質問?
 なんのことです?」

観月
「んふ、負け惜しみを言ってられるのも今のうちですよ」

観月
(ENTくんの質問を封じているのは大きいよ。
 あれはプレイヤーレベルじゃまずできない。
 それに答えると調子にのせてしまう。
 とにかく質問だけは厳禁だ。
 あのGKが混乱するような質問はENTくんのENT型だけだ。
 だが、GKに頼んでENT型の対策は抜かりない)

生徒会
「質問があります」

観月
(どうぞ、ご自由に)

生徒会のENT型質問

観月
(馬鹿な!?
 ENT以外のENT型質問はあのときの一回だけのはずだ)

ENT
「○○についてお答え下さい」

観月
(ENT!?
 馬鹿な、GKにあれほど言ったのに)

生徒会のENT型質問連発

観月
(どういうことだ?
 生徒会のENT力が上がってる!?
 こいつら質問の中で進化している?)


+2 小竹様に栄光あれ 小竹様は神様です


小竹教徒の朝は早い。
朝五時に起床した白金は、教団内にある調理場へと足を運んだ。
一日一捻。
その教えを守るべく、今日も彼は朝早くからガス栓をひねる。
そこへ教祖-K-が通りかかった。

-K-「おはよう、白金くん。いい天気ね」

白金「あ、BOSSおはようございます」

-K-「もうっ、BOSSはやめてって言ったでしょ。-K-でいいわよ」

白金「いえ、俺にとってのBOSSは貴方しかいないっすから」

白金は大真面目に言い放つ。
初めて-K-に出会ったとき、彼は自分の進むべき道を確信した。
-K-に出会うまで、彼は小竹という神など知らなかった。聞いたこともなかった。
それなのに、なぜか覚えがある。
自分はかつて、この神に仕えたことがある。そう思わざるを得ないのだ。

-K-に従えと、ご先祖様の遺伝子が語りかけているような気がした。
だから白金は小竹教へ入信し、忠実に教えを守ると決意したのだ。

-K-「ふふっ、まあいいわ。日課を欠かさないようにね」

白金「ういっす。小竹様に栄光あれ」

-K-「小竹様に栄光あれ。さあ、今日も一日頑張るわよ。オモイ爆発、天までと~どけ♪」

両手を掲げて-K-は立ち去っていく。
その瞳はどこか遠い世界を見つめているかのようだ。

――そうさ、あんな危なっかしい女の子を支えてやれるのは、自分しかいないんだ。
だから俺は、ガス栓をひねる。
一人でも多く、小竹信者を増やすために。

+3 「追憶」 手塚、真田が過去の人…だと…


「んふっ、僕たちにもこんな時代がありましたねえ」

 遥か太古の昔に書かれた古文書「テニスの王子様」を読みながら、観月はじめは感慨
ぶかそうな口ぶりでそう漏らした。
 そこには、約28000年前の自分たちの活躍の1ページが描かれていた。
 互いに切磋琢磨しあった中学生時代。全国大会、U-18合宿、世界大会を経て、続く
太陽系トーナメント、銀河大戦、多次元宇宙統一チャンピオンリーグ、神界攻略戦など、
観月はじめは手塚や木手、跡部や幸村たちと共に、様々な敵と戦ってきた。
不死の肉体などとうの昔に獲得した。自分たちがいわゆる「魔人」であることに気付いた
のは西暦2200年の頃だっただろうか。何もかもが懐かしかった。

「師範も昔は可愛らしいものでしたねえ」

 古文書「テニスの王子様」には、全国大会準決勝を戦う師範の姿が描かれていた。
弐拾参式波動球……。盟友河村をスタンド最上段まで飛ばしたこの技も、今の観月から
見れば児戯に等しい。体力ダメージ換算ではたかが10ダメージといったところだろう。
今の観月なら、スマッシュ一つで地球全人類を根絶やしにすることも容易いのだ。
そんな師範も今では百八億式波動球を身につけ、多次元宇宙、魔界、神界を含めた総人口
の1%を一撃で滅ぼす力を身に着けている。
 手塚の隕石落としも、当時は脅威的な能力であったが、今となっては数ある惑星破壊
能力の一つに過ぎず特筆すべきものではない。真田の亜光速移動も銀河大戦に
入った頃から、全テニスプレイヤーの標準装備となりインフレの流れから脱落した。
手塚も真田も既に過去のプレイヤーである。全ては昔のことなのだ……。

 そして……

 観月はじめは思い出す。越前リョーマ……。彼の存在を。
 天衣無縫に達し、テニスを愛し、テニスに殉じた男。
 強者がいれば直ちにこれに挑み、全てのライバルを喰らい尽くし、神をも破り、
あらゆる勝利をほしいままにしながらも、なお、努力を捨てなかった男……。
 なぜなら、彼はテニスを愛していたからだ。そして、あらゆる勝利の上に、
あらゆる努力を重ねた越前は、ついにテニスという存在と完全に同化した。
 コートに立つと同時にテニスという過程は省略され、越前の勝利は決定されるまでになった。

 そんな越前が、ある時、いつも通りにテニスコートに立つと、彼の姿は不意に消えた……。
 そして、観月たちの心に「テニスにおける勝利」という概念だけが喚起された。
 観月たちには分かっていた――。

 おそらく……、彼は成ったのだろう――。
 かつて、約28000年前に野球というスポーツにて誕生した『野球神』。
 彼と同様の存在に――、『テニス神』とでもいうべきものに、越前リョーマは成ったのだろう――。