インフレダンゲwiki
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番長GSS③
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*番長G・SS
***合計点 +8
#contents
***+2『ひとりぼっちのお月さま』 なんという中二力…!
殺は生まれてすぐに、病で右目を失った。
幸いにして左目は無事だったので、暮らしに不便を感じることは、それほどなかった。しかし、幼い子供にとって、他人と違うということは、どれほどに精神を脅迫し弱らせるものか。殺は前髪を伸ばして右目を隠すようになった。
他の人々の許に居場所のなかった殺は、はずれにある、桜のところにいることが多かった。
その木は、もう花も咲かない老木だったが、どっしりと張った根が、その木の積み重ねてきた、時の厚みを表していた。
人々には忘れられている木だったが、殺はなんとなくそこにいるのが好きだった。そこでは他人の目を気にする必要もなかったし、幹の窪みに身体を預けていると、なんだかこの桜に優しく守られているような気がしたから。
その日も、桜の許に腰かけていた殺は、日差しが気持ちよくて、ついついうたた寝をしてしまった。殺が目覚めると、辺りはすっかり真っ暗になっていた。慌てて起き上がった殺がふと見上げると――
満開の桜。夜の闇の中、ぼうと花弁のひとつひとつが、浮かび上がっていた。そしてその先には、満月。
なぜ、花が咲いているのか。なぜ、満月の日ではないのに、満月が出ているのか。それらの疑問が頭に浮かぶよりも早く、殺は眼前の光景の美しさに心を奪われていた。
しかし、その美しさに見惚れると同時に、何か言い知れぬ畏怖のような感情も抱いていた。彼女の今まで培ってきた経験と語彙では表すことのできない、違和感。
そして、唐突に声が響く。殺の他に人はいない。それは内に直接響いてくるような声だった。
(――見えるのか、俺が)
誰なのか。自分の他には誰もいない。他にあるのは、桜と……月。
夜の闇の中で明るく美しく、しかし幻のようにぼんやりと、捉えどころのないようにも見える桜と対照をなすかのように、その向こうにある月は、ぎらぎらと存在感を放っている。
(普通の人間と話すのは、一体いつぶりか……)
殺は改めて月を見据えた。月に口があって、話しているのが分かるわけでも、声が月の方から、空気を伝わってくるのが分かるわけでもないが、殺にはなぜか確信できた。この声の主が、今頭上で輝いている月であることを。
(お前は、この『ツキノワ』にいつもいたから、俺たちの気を帯びてしまったのかもな)
そして、やや間をおいて、殺は言った。
「……あなたは……何?」
自然と、口から言葉が出てきた。なぜか、もう怖いとは思わなくなっていた。
それは、もうすっかり慣れ親しんでいた、この場所の安心できる雰囲気が、なぜかその声からも感じられたからか。
それとも、自分が『普通の人』だと認めてもらえたのが、なんだか嬉しかったからか。
(……さあ、なんだろうな。どちらにもなりきれない、半端ものというところか)
月の言葉には、一言一言に、ことば以上の年月や想いの重みが感じられた。
「ずっと、ここにいるの?」
(ああ。俺は土地につく『モノ』だから、寄り代となるツキノワ(忌み地)が必要だ。ここ以外の景色は久しく見ていない)
そして、口調が今までよりも幾分か柔らかいものになって、言った。
(……だから、お前の見ているものを話してくれないか)
――そうして、月と殺はぽつりぽつりと話し始めた。
月は自分自身については多くを語ろうとしない。殺の話を聞き、今の世界のことを聞きたがった。
この月は一体何者なのか。神か、怪(あやかし)か……しかし、その『神』は、神にしては、あまりにも頼りないように、殺には見えた。
神ならば孤独であり孤高であることを、当然のこととして享受しているはすだが、その『神』は、あまりにも、孤独に疲れているかのようにも殺には見えたからだ。
むしろ、殺が接してきたそこらの人間よりも、よほど人間的であるかのようにすら、そのときの殺には思えたのだった。
殺が自分の話を終えると、少しの沈黙の後、月の声が響いた。
(――つまり、お前は目が欲しいのか)
そして、次に驚くべきことを言った。
(ならば俺がお前の目になってやろう)
さらに付け加える。
(その代わり、お前は俺の目になってくれないか)
「……え?」
最初、殺は、月の言っていることがどういうことなのか、よく分からなかった。
(今までは桜(こいつ)についてきたから移動したことはなかったが、お前自身が俺のツキノワになれば、お前の目となったまま共に行くことができるかもしれない)
(お前の右目の孔を俺の棲みか――ツキノワとしよう)
(安定させるのには――その傘を使えばいいか)
言っていることが、なんとなく分かってきた後も、月の言っている具体的なことは、やはりよく分からなかった。
「え? わかんないよ。どういうことなの? ……目が、見えるように、なるの?」
(俺も今では、こんな姿に成り果ててしまったが、お前の一部となることで、俺の一部を取り戻すことができる)
(両目がそろって、はじめて一人の普通の人間だとするなら……お前と俺は二人で一人)
その後、月はやや厳かな口調になって、続けた。
(その代わり、条件がある。この『目』は他の人間の前で開いてはいけない)
(もう欲やら野心のために使われるのは御免だからな。お前のことを信用してやるということだ)
実際のところ、そのときの殺には、月の言っていることのほとんどが理解できていなかっただろう。
ただ、ひとつだけ理解できたことば。
「ふたりで……ひとり」
「ふつうの……にんげんに」
殺は、左目で月をしっかりと見つめていた。
そして右目の義眼を外し、前髪をよけて右の眼窩をあらわにする。
「……いいよ」
月と、その周囲の空気、そしてそこに纏わりついている、夜よりも濃い『闇』が、風のうねりとなって、殺の右目に吸い込まれてゆく。
それに伴い、月の輝きは徐々に弱く、おぼろげに。
桜もだんだんとその存在感が薄くなり、輪郭が不鮮明になっていくように見えた。
「え、桜が……?」
(桜(こいつ)も連れて行く。こいつは、もう俺なしではこれ以上留まることはできないからな。まあお前には、ただの桜にしか見えていないのだろうが)
それが殺自身にとって何を意味しているのか、何を暗示しているのか――そのとき、自分の理解を超える出来事の連続に、すっかり判断力を失っていた殺は、月の言葉の意味について、深く考えるということをしなかった。
「この桜は……何なの?」
(こいつも、もう俺の一部。魔人なんてものほど、不確かで、また多様なものもいないからな。見た目だけで判断してはいけない)
「やっぱり、よくわかんない」
(……まあ分からなくてもいい)
右目に集約されていく闇の奔流がおさまり、静けさが戻ってくると、殺は、瞼の上から右目に触ってみた。
右目には、闇のような虚ろなモノが詰まっていることが分かった。しかし、それは義眼と同じように、確かな質量を持っていた。
気づくと、横に置いていた、何も絵柄のなかったはずの傘に、月と桜の絵柄が写りこんでいた。
この出来事は、殺にとって果たして幸せなことだったのか。ただ、月に思い違いがあったとするなら、それは殺が幼すぎたことなのかもしれない。
殺が『普通』でありたいと思っていたのは、他の人間と普通に接し、また普通に接してほしいという思いからくるものであり、また『右目』が欲しかったのは、それによって他の人間に『普通』であると認めてほしかったからだった。そして、禁忌を破ったらどうなるかということまで想像を及ぼし、賢明な判断をするには、殺はまだ幼すぎた。
「……あは、すごいきれい。月夜って、こんなにきれいだったんだ……」
初めて、ふたつの目で見る景色。柔らかい月明かりが、殺を照らしている。
月のきれいな、夜だった。
***+3「外宇宙への放出」 銀河BTてお前wwww
AD18654 人類はついに宇宙の果てに到着した。
それまでに、宇宙は有限であるという答えが出ていなかったわけではない――
だが、この一歩は、前人未踏の領域に人類が足跡をつけたという以上の意味があった。
自分たちは、閉ざされた鳥籠の中の鳥にすぎないということを、身をもって味わうこととなったのだ。
箱庭の中で魔人の能力のインフレはとどまることなく進み、そして飽和していった。
それから一万年以上の時が流れた。
オオツキ・TENGAにより発表された「宇宙オナ○ール論」
この学説が物議を醸すことになった。
すなわち。
宇宙を埋め尽くすほどの巨大な銀河BTを召喚、
銀河BTによって精製された新たなる開拓の種子は、
この学説が正しければ、宇宙の外部へ出ていくことができる、という考え方ができるのである。
銀河BT召喚能力、そして、それをさらに巨大化させるロックジョーの歌声。
限りある宇宙の大きさは、膨張するBTを容赦なく締め付けることになる。
そして生まれた白き河はいつか届くだろう。
宇宙の外部にある新たなる宇宙。
人類の命のゆりかごへと……。
***+3「番長決定前親睦会」 番長Gは腐女子ばっかりか!
ロック「うふふ、ようこそお集まりいただきました」
首領蛙「ゲロゲロ、今日はゆっくりしていってね」
スーリエ「スーさん達が一生懸命おもてなしするよ」
宇宙に漂う番長小屋の一室に番長グループが集合していた
呼びかけたのは番長グループアタッカー軍団「エロスエンジェル」
というかスーリエその人である
白金「くそ、何でこんな所にこなきゃあいけないんだ」
伯爵「そりゃあ仲間なんだからじゃないでしょうかねえ」
結構な人数が欠席しているにもかかわらず
白金他数名は律儀にも集まっているのだ
一般生徒も数多く見られるが何故か女性が多い
首領蛙「ゲロ!!まずは料理を食べていただくゲロ~」
合図とともに皆の前に料理が運ばれてくる
ころす夫「うひょー美味そうだお」
レッゾ「こいつはグランデ(大きい)なサルシッチャ(ソーセージ)だぜ」
観月はじめ「んふっ、かじると中からアツい肉汁が溢れて来て美味ですね」
白金「まあ美味い事は認めるけどなあ」
首領蛙「ゲロゲロwスペース鹿児島産の宇宙黒豚をふんだんに使った高級品ゲロ~」
ブーッ
テカテカと黒光りするソーセージを咥える男たちを見て
殺(あやめ)は鼻血を噴き出した
ロック「アラアラ純情ねえwさて次は飲み物を用意したわ」
皆の前にコップが配られた
コップの形が歪でなんだか飲みにくそうだ
白い液体にクリームたっぷりでバナナがトッピングされているパフェのようだ
レッゾ「へえ?ドルチェ(甘い)だなあ、カルピスか?ずいぶんスクーロ(濃く)作ったもんだなー」
須獄「口のまわりにクリームがついてしまった、美味しいけど、なんだか飲み難い形ですね」
ロック「一応ブランドデザインのグラスなんだけどねー、うふふ」
白金「食い難いんだよこのバナナ」
ころす夫「美味しいお」
超一郎「美味い美味い」
スーリエ「スーさんおススメの宇宙台湾バナナよー」
一生懸命バナナを咥えている男性陣の口の周りは白いネバネバでベトベトだ
ブーッ!!
殺(あやめ)は鼻血を噴き出した
-K-「あらあら良いものが見れましたわ」
リリィ「あとでカップリング談義しようぜ」
ラザホー「写真はバッチリよ、今度書く絵の参考になるわ」
コスモ「!!!!(妄想が暴走している)」
極萌「素敵な企画ね…流石は次期番長さん」
部屋の片隅で番長グループの女性幹部がベーコンレタスバーガーを食べながら怪しげな笑みを浮かべている
スーリエ「喜んで貰えてスーさんも嬉しいよ」
ロック「うふふふふ企画したかいがあったわ」
首領蛙「ゲロゲロゲロ、コンゴトモヨロシクゲロ~」
その後こうして特に山も無ければ意味もなく落ちもないような親睦会は終了し
数日後、圧倒的な女性票を獲得したスーリエが番長に選ばれたのである
2012-09-02T17:04:11+09:00
1346573051
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番長GSS
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/36.html
*番長G・SS
***合計点 +36
#contents
***+3「追憶 その3」 いい加減テニスしろよw
所属:番長グループ
「んふっ、そういえば、今回は彼と再戦することになるんでしたねえ……」
観月はじめは古文書「テニスの王子様」34万1245巻を開く。そこには、つい先日の――、そう、ほんの60年ほど前に勃発したばかりの神界攻略戦の記録が綴られていた……。
多次元宇宙統一チャンピオンリーグにおいて、真の黒幕であった悪魔王サタンを倒した越前リョーマ。だが、その喜びも束の間。魔界勢力の全滅を好機と捉えた神界勢力は、多次元宇宙壊滅を企み、彼らテニス部へと試合を挑んできたのであった。これに応えて、観月や手塚、真田に越前など主だったテニスプレイヤーたちは自らをアストラル体へと変換し、神々の住む上位世界――「聖神界」――へと乗り込む。そこで彼らを出迎えたのは、ロングへアをなびかせる、貧相な身なりの一人の小男であった。
「ほほう、父の言った通りだ。みなさん、お待ちしていましたよ……」
「んお? 兄ちゃん。あんたも神界のレギュラーなんかぁー? なあ、ワイと試合しようや、なあ、ええやろ」
「いえいえ、金太郎さん。残念ながら、私はただの道案内でしてね。あなたたちを父の下へ案内するよう言われてまして」
「なんや、せなんかー。そら、えらいつまらんわ。はよ、案内してーなー」
「もちろんですよ。ですが……」
男は不意に一本の抜き身のラケットを取り出し、構えた――。
「あなたたちが本当に父と戦う資格があるのか、私が先に試させて頂きます」
「おお! ええな、兄ちゃん、話が早いな。そんなら、ワイが……」
金太郎は喜色満面となって、その挑戦に応えようとするが、
「ホウ、面白イ……、ナラバ、オレガ貴様ノ疑問ニ応エテヤロウ」
彼を制し、一人の中学生が進み出たのである。
「なんや、クラウザー。えらいつまらんわー」
「フッ、金太郎……、コンナ三下ニ、ユーノ手ヲ煩ワスマデモナイ」
不承不承ながらも金太郎は引き下がり、かくして、クラウザーと小男との戦いが始まった。
「ウオオオオッ……!」
「ク、クラウザーのやつ! いきなり本気だ!」
クラウザーが繰り出す激しい連激は、たちまちに相手の男を血だるまと化していく……! ボロ雑巾のような姿へと変わっていく敵の姿。だが、なぜか相手は一向に反撃しようとしない。いや、それどころか、クラウザーの攻撃をかわそうともしないではないか!
「ハァ、ハァ……、ドウシタ、貴様ノ力ハソンナモノカ……」
「フフッ……、私はね、前にこう言ったことがあるのですよ……」
「………………?」
「右の頬を打たれれば、左の頬を差し出せ……とね」
「ナ……! キ、貴様! オレヲ舐メテルノカ……! ウオオオオ!」
「あ、あれはーっ!」
クラウザーの彷徨が聖神界を駆け抜け、銀河へとこだましたその瞬間――! クラウザーのテニス力があらゆる物理法則を捻じ曲げ、宇宙を席巻する! 牛宮に土星・木星が、獅子宮に太陽・水星・金星が、天蠍宮に月・火星・冥王星が、宝瓶宮に天王星・海王星が移動し、銀河系にグランドクロスが描かれる!
「むッ……!」
「フッ、アノ世デ後悔スルンダナ……、ハァァー」
次の瞬間、哀れな小男はクラウザーの作り出したグランドクロスへと磔にされた! さらに全宇宙の凝縮されたコスモエネルギーがその一身へと注ぎ込まれる! 小男の体は莫大なコスモエネルギーにより内部から爆裂! 四散! これぞ、クラウザーの必殺テニス技『真・血まみれクルセイダー(仮)』! 全宇宙に内在するありったけのエネルギーを集めたその衝撃は、並みの魔族、神族であれば到底耐えうるものではない。現に小男の体はチリも残さずその姿を消したではないか!? い、いや、だが、待て。あれは――!
――リザレクション!
爆裂四散したはずの男は、3日を待たずして、超常的な力により復活を遂げていたのである。さらに、クラウザーが先に与えたダメージも全て消え去っている! だが、それも道理、やつは…………
「バ、バカナ……」
「フ、フ、フ……」
貧相な身なりの小男は余裕に満ちた笑顔を浮かべていた。そして――、
「……ッ」
次の瞬間、小男のラケットが一閃し、胸を十字に切り裂かれたクラウザーは、血溜りの中へと静かに沈んでいた。
「御安心なさい。我々が全ての生命を滅ぼした暁には、あなたも復活できるのですから――。無論、あなたが神の王国へ入れるかどうかは保証しかねますがね……、クククッ……」
「バ、バカな……。あの、クラウザーが、たったの、一撃で……」
「フフフ……、ですが、あなたたちに我が父と戦う資格があることは認めましょう。付いて来なさい。我々の闘場へと案内しましょう」
そう、やつこそは聖イエス! 後に神界攻略編の真ラスボスとなる男である! 越前リョーマと引き分けたあの男が、今回の戦いに参戦する――! んふっ、遂に決着をつける時ですねえ……、観月はじめは小さく笑った!
***+2「インフレ武闘伝 G(グループ)番長」 伯爵体力0なんだけどなーw
スペース・ランタオ島ではころす夫がゴーテ伯爵と組み手をしていた。
否、組み手を装い、伯爵を始末するというものである。
「死ねお!」
ころす夫は刺突を幾度も繰り返す。
「どぅわっはっはっは! どぅわっはっはっは!
そこまでか!
貴様の力など、そこまでのものに過ぎんのかぁ!!」
繰り出される攻撃を、紙一重で避け続ける伯爵。
同時に、伯爵はころす夫の表情を見て、彼の目的を知る。
「それでも魔人かぁ!!
足を踏ん張り、腰を入れんかぁ!
そんな事では小悪党のワシ一人倒せんぞ!」
伯爵はころす夫を煽りに煽る。
ころす夫は恥辱から赤面し、怒りによって怒濤の刺突を繰り出していく。
「う…うるさいおっ! その口ひげを剃ってやるお! ただし、顔ごとッ!」
「足下がお留守ですよ」
伯爵は神速のスピードでころす夫の後ろへと回り込む。
ころす夫に足払いをかけると、ころす夫は宙を舞った。
ころす夫はすんでのところで受け身をとるも、疲労から地面に膝をつき、ぜえぜえと息を吐く。
「なぁにをしておる! 自らひざをつくなど、勝負を捨てた者のすることぞぉ!!
立て、立ってみせい!」
伯爵はころす夫に肉迫し、拳を放った。
強烈なパンチがころす夫の鳩尾を直撃。肺の中にある空気が一斉に口から出る。
ころす夫の手から包丁が離れた。
「おおおおおおおおお!! …拳から深い悲しみが伝わったお… 伯爵の拳が…拳が泣いているお! なぜだお!?」
言った瞬間後、こるす夫は気づいた。
「伯爵は…わざと悪党を演じているお…そうすることで、自分を殺しやすいように……」
ころす夫の目から涙が溢れ出た。
それは不器用な伯爵に対する哀れみか――
否。
「わかったお。わかりましたお。伯爵!」
ころす夫はゆっくりと立ち上がり、
「俺が、俺たち番長グループがッ!! 伯爵を殺すお!」
決意を言い放った。
「伯爵の、呪いにも似た能力から伯爵を救えるのは俺たちだけだお! だから、伯爵!」
ころす夫は涙をぬぐい、伯爵を直視する。
「安心して番長グループにいるんだお!」
スペース・ランタオ島に暁が輝く日の時であった。
***+3「追憶 -その2-」 デスハールさんですらこのざまだと!?
「んふっ、これはついこないだのこと……、そう、わずか600年ほど前のことでしたかね……」
観月はじめは古文書「テニスの王子様」26万4254巻を手に取り、感慨深そうにそう漏らした。
そこには、かつての彼らの戦いの歴史が描かれている。その物語を愛好する者たちが、
『多次元宇宙統一チャンピオンリーグ』と呼ぶ、激しい戦いの記録であった。
「んふっ、そういえば彼にあったのも、この頃のことでしたねぇ……」
観月はじめはゆっくりとページをめくった。
――無限とも言える多次元宇宙世界の中から代表して選ばれた16の多次元宇宙代表チーム。
彼らが多次元宇宙の覇権を賭けてテニスで争う戦いに、観月たちは当該宇宙代表として出場した。
その時の最初の相手が、‡醇H—醇H遵L宇宙代表(左記は便宜上の当て字であり、本来は当該宇宙
に存在する概念で表記できる類のものではない)の選手、宇宙死神デスハールであった。
恒星と同等の巨体を誇る彼は、虫けらのように小さなテニスプレイヤーたちに面と向かって、
遠慮なく痛罵する。
「ぬーやが、くぬうちぃびぃら~ぐわーや(訳、なんだこのチビはーっ!)」
「お前(やー)の様なチビぐゎー、一生かかっても常闇への一振りは返(けえ)せねーならん」
覚えたての怪しげな日本語を操るデスハールを見たときの、越前リョーマの皮肉な
面持ちはいまも忘れられない。一人のテニスプレイヤーが余裕の微笑を浮かべ、巨神の
前へと進み出た。
「フッ、少しは楽しめそうだな……。見せてもらおうか、キミの技」
「どうやっさんがってぃんぐゎー!」
その巨体に見合った巨大な鎌を振り下ろすデスハール。その瞬間、鎌が見まごうばかり
の変化を遂げる! 太陽系をも包み込むばかりに巨大化した鎌が、容赦なくテニスプレイヤー
へと振り下ろされたのだ!
――だが、当たらない! 何度やっても当たらない! 彼の巨大な鎌は、目の前の小さな
テニスプレイヤーをまるで避けるかのように、何該光年もの先を掠めるばかりである。
やっきになって鎌を振り下ろすデスハール。しかし、その努力も全てが無駄に終わる。
空振り。空振り。幾度もの挑戦が全て空を斬る。だが、仕方がない……。だって、相手は、あの……。
「イップス――。フフ、キミには初めての体験だったかな?」
神の子――、幸村精市! 相手の行動に「失敗」という結果を強制し、さらにはウイルスの
如くあらゆる行動可能性を冒し、「失敗」をもたらす、『真・幸村のテニス』。既にデスハールは
その術中へと落ちていたのだ――!
……彼、宇宙死神デスハールが観月たちの軍門へと下るのは、世に言う『神界攻略戦』
の直前のことである。
***+2 布教活動 -K-さんスゲェ
-K-と名乗る女性が範馬超一郎の前に現れたのは、彼が鍛錬のために日本列島を振り回していたときのことだった。
範馬を見るなり、-K-は言った。
「小竹様のために、その力を使いなさい」と。
範馬「誰だおめえ? いきなり何言ってんだ?」
-K-「あなたにはそうする責務がある」
範馬「セキム? むずかしい言葉は分からん」
-K-「分かる必要はありません。ただ小竹様を信じればいいのです」
範馬「そういうもんか」
-K-「そういうものです」
範馬「ふうん」
つぶやき、範馬は-K-を見下ろす。
自分よりもはるかに小さなその少女は、小竹という神がいかに素晴らしいかを語り続けている。
だが、範馬には何を言っているのかがさっぱり分からなかった。
ガス漏れ? コンパス? 腹いせに栓をひねる?
理解不能な単語に首をかしげつつも、しかし彼は奇妙な懐かしさを覚えていた。
憎しみとも友情とも分からぬ、おぼろげな感覚。
遠い昔、小竹という名をどこかで聞いたような気がしたのだ。
範馬「おらぁ、学がないからよく分かんねえ。だけど、小竹っつー神様とは何かこう、インネン? みたいなもんがあるような気がするんだ」
-K-「神に祈りなさい。それで全てが解決します」
範馬「そっかぁ。おめぇ、頭いいんだな」
-K-「神が偉大なのです」
相変わらず-K-の言ってることはさっぱり分からなかったが、面倒になってきたので範馬は考えるのをやめた。
悪い人じゃなさそうだし、この人のことを信じてみよう。
そう思い、範馬はその日のうちに小竹教へ入信した。
きっとなんとかなるだろう。
***+3『狂の夜――眇の月が、嗤う――』 カッコいい!
目の前の敵を斬り捨てて、呼吸を整えた殺は、戦場を見渡す。
この状況では……もうこんな風にやり合っていても埒があかない。
仲間の意識が皆自分に向いているのを感じる。頭では分かっている。もう使うしかない。
殺は目を閉じた。外から聞こえてくる『声』を断ち、自分の身体から直接聞こえてくる『声』に耳を傾ける。
……あいつも今は何も言ってこない。お前が決めろ、ということのようだ。
心を決めた殺は目を開けた。それまで振るっていた刀を、おもむろに傘の柄に収める。
遠くの敵が、その様子を見て訝しむ。
「武器を収めるとは……臆したか?」
「…………」
殺は傘を前に出し、顔を隠す。
そして唱えるのは、右目に棲むモノを解き放つ呪。
「――夜にあって、月は無し。月夜見(つくよみ)するは――眇(すがめ)の月」
右の眼窩に沈殿する闇が、蒸発していく。空へ――
眼前の光景に敵がどよめく。
「花弁……? 桜か? なぜ――」
「おい、月が……ついさっきまで月など出ていなかったというのに――」
久しぶりだったからか、彼らの反応が殺には少し意外だった。
彼らには、あれが月に見えるのか。いや、或いは月もあのようなモノなのかもしれない。
眇の月は複数の呪縛によって厳重に封印されている。
右目を眇の月の祀られる『祠』とするならば、像の転写されている傘は『門扉』であり、発動の際に唱える呪は『鍵』ということになるだろう。
「其は月に非ず……畸形の眇の月に、脚は無し」
「腕は無し」
「胴は無し」
陰蝕が始まった。
日輪が月の円い影に隠されるのが日食――しかし陰蝕では、人影が円い形に侵蝕されてゆく。
皆とても苦しそうな表情をしている……しかし、殺と目が合うと、ぎこちなく笑いかけてくれた。
私たちは大丈夫だから、と。それが余計に殺の胸を締めつけた。
「口は無し」
「鼻は無し」
「耳は無し」
仲間の影が完全に喰われ、皆気を失ってばたばたと倒れる。
あと、少し。殺は皆に心の中で語りかけた。あと少しの間だけだから。
「左目は無し」
空高く浮かんでいる月。今や異様なほどの存在感を放っている。
ぎらぎらと、ある種の禍々しさすら伴って美しく輝きながら、その質量すらも感じられるようだ。
……だが、その場にいた者は、確かな違和感をも感じ取っただろう。
自分が月を見ているのではなく、まるで自分が月に見られているかのような――
「無明は無し」
「無明の尽くることも無し」
殺は、傘を上げた。
そして、右の瞼を開く。
「ただ、眇有り」
その瞬間。
あるはずのないものが。あってはならないものが。
月に、目が。月が、目を。
開いた。
「夜を狂(のすり)で塗りこめよ……眇の月」
それに口などある筈もないのだが、その場に居合わせた者は確かにこう思っただろう。
――眇の月が、嗤っている。
***+3 『和服のあの子は蛙に抱かれながらアソコが大きくなっちゃうの―ヌルヌルぱらだいす』 ダメだこいつらw
キャラクター紹介
白金由紀也(主人公):白金一族の例にもれずストイックに剣を振り続ける好青年。しかし、
恋人を失ってからはときどき殺意を秘めた目をする様になった。狂木殺との出会いが
彼に大きな変化を与える。
狂木殺(ヒロイン):由紀也の前に突如現れた和服の少女。どら焼き好きの学生という表の顔と
眇の暗殺者という裏の顔を使い分ける。月の魔力の使い手。
首領蛙:自らを全宇宙の蛙を統べる王だと自称し、由紀也達の前に立ちはだかるヌルヌルの大蛙。
コミカルな見た目に反し絶大な力と謎の魔術を使い二人を追いつめる。
成金王スーリエ:古代の戦いに敗れ邪悪な神として月に封印されていた中性的な雰囲気の男。
太陽(恒星)の力を借り狂木殺と戦う。
ロック・ジョー:男性的な名前だが女性である。パワフルな歌声を戦場に響かせる謎のロックシンガー。
彼女の歌は周りの人々に大いなる力を与える。
由紀也「アホかー!!」
渡された紙を真っ二つに引き裂く白金由紀也。
成金王「ああーっ、一晩かけて考えた設定資料に何をするのーっ。温厚なスーさんも怒るよ!」
由紀也「昨日自分は番長グループのアタッカーで何が出来るか考えて欲しいって言いました」
成金王「うん、だから頑張ってエロゲのキャラ設定を作ったんだよ」
由紀也「駄目だ…この淫乱ニューハーフ早くなんとかしないと…」
ミサミサを前にしたライトばりに怒りを堪える由紀也。正直殴ってやりたいが、
そんな事したら確実に自分か相手が死ぬので耐える。
ロック姉さん「あら?もう来てたのかいあんた達」
狂木「…ゴメン、遅れた」
首領蛙「ゲロゲロッ、約束の物は持ってきたぜい」
遅れてやって来た三人から細かい字が書かれた紙を受け取る。
由紀也「スーさん、良いですか。この三人が書いてきたのを見て反省してください」
そう言い、由紀也は三人から受け取った紙を順番に広げていく。
『ふたなり巨大娘は月の夢を見るか―バストと地球の区別がつかないぜ!』(狂木殺総受け)
『シーメール獣姦シリーズ①巨大蛙の天然ローションファック』(首領蛙×成金王)
『美少年地獄変・そんな大きなのお尻に入らないよう!!』(由紀也総受け)
「ダッシャア!」
顔を真っ赤にして三枚の紙を引きちぎる由紀也。
成金王「キャハハー!」
ロック姉さん「うふふふふ」
首領蛙「ゲロゲロー!」
狂木「すいません、私はちゃんとしたの書こうと思ってたんです。でも朝ロックさん達に
『アンタも私らに合わせろ』って言われて…」
ああ、番長グループアタッカー五人集よ。君達は何でそんなにエロイのか。
由紀也「いえ違います。エロイのは主にこの三人(二人と一匹)だけで自分と狂木さんはノーマルっす」
ロック姉さん「またまたー!アンタも早くこっちに堕ちてきなよ。その方が楽しいわよ」
由紀也「もうやだこのチーム」
***+1 研究論文1(「宇宙オ○ホール論」なぜロック・ジョーの能力が2ターンで切れるのか) いきなり下ネタかよw
魂が解放された魔人の行く末は廃人であるが
本来この能力の性質は転生である為
効果時間は非常に長く2ターンごときで切れる能力では無い
ではなぜ今回2ターンしか持たないのであろうか
それは今回のMAPが原因であると指摘する学者がいる
今回の戦場をよく見て欲しい
中央のくびれは膨張した魔人を程よく締め付ける
またそれだけでなくその周囲に絶妙な位置取りで配置された惑星による刺激は凄まじい快感をもたらすのは必定
太陽が程良く温めるのも見逃せない
更に極めつけは2つのブラックホールであろう
この究極のバキュームが真空を超えた吸いつきで魔人を絶頂に導くのである
ぽぽグループBTアダルト研究所所長 オオツキ・TENGA
***+2 超一郎の器 ドラフト7位はだてじゃない!
「オイ、EFB指定っつう話じゃなかったのか?」
小高い丘に立つ二人の男。
双眼鏡で何かを見つめている白ずくめの男が、もう一人の黒ずくめの男に問いかける。
「いえ、だから…正確にはそれに似た何かだと、何度も言ったじゃないですか」
問いかけられた黒は一回り以上も年下に見える白に丁寧語で返答する。
「クソッ、あのババア。この沙羅耶識キクをわざわざ呼びつけやがったからにはどんな大物が出てきたのかと思えば、ただのザコじゃねえか!」
白い男改め沙羅耶識キクは苛立たしげに吐き捨てながら双眼鏡を黒に投げつける。
「ザコ……だったんですか?」
「ウドの大木、デクノボー、無用の長物。ガタイばっかりでかくて中身はカラッポだ。あんなもん使い物になりゃしねえよ。さっさと帰るぞ」
言いながらもうキクは歩き始めている。
黒ずくめの男はあわててついていこうとしたが、振り返って先ほどまでキクが見ていた対象をもう一度確認する。
その視線の先には土手に寝転んでいる範馬超一郎。
超一郎は誰よりも早くに学校へ来るが、授業が始まって何分もしないうちに教室を抜け出して裏山へ来る。
そして川に釣り糸をたらしたまま昼休みまでボーっとしているのが常であった。
この川はあまり知られていないが大きなマスが釣れる穴場である。
超一郎の竿にも時々反応があが、しかし当人はまるで気にかけていない。
腹が減れば教室に戻ればいい。
クラスメイトが様々なおかずをわけてくれる。
「超一郎。落ちぶれたとはいえ元王家の者が他人の施しを受けるとは何事ですか」
母様が見たらそういうに違いない。
王家の品格だとか再興だとか、どうしていつまでもそうつまらないことに捕らわれているのか。
超一郎にしてみればそんな母様が不憫でならない。
そんなことを考えているとくしゃみがでた。
その後にはもう超一郎は全く違うことを考えている。
何者にもとらわれない自由気ままな男だった。
超一郎のことを一目見てザコと言い放った沙羅耶識キクの判断はある意味で正しい。
超一郎に備わった器はあまりに大きすぎて彼自信には到底それを満たすことができないのだ。
しかしキクは重大なことを見落としていた。いや、見てはいたのだがあまりに馬鹿馬鹿しくて意識に引っかからなかったのか。
他人の制約を自らに課す能力。
自分を慕う者のためにあるこの力が発揮されるとき、その対価としてこの大きな器を満たすことができるとしたら…
永らく続いてきた範馬一族の監視体制も、2万年目にしてついに緩みをみせた。
宇宙で一番危険な血統が再び表舞台に登場するときが近づいてきていた。
***+3 超魔人リーガー一郎語録 このオチはずるいw
一郎「今後30億年間、番長グループには絶対勝てないと思うようにしてやる」
一郎「1番になりたかったですね。僕はナンバーワンになりたい。オンリーワンになりたいとか甘いこと言ってるヤツが大嫌いなんで」
一郎「人に勝つという価値観ではダンゲロスをやっていない 」
一郎「すごくチャーミングでした。
あー、チラチラ見てる、と思って。
すごくかわいかったよ。」
一郎「能力が足りてない人はしょうがない」
一郎「ダンゲロスがうまくなりたいのなら、いい道具を持て、
グラブを磨け、宿題をちゃんとやれ。」
一郎「手抜きをして存在できる能力が成立することがおかしい。」
一郎「敵を一人倒すのは7割・8割の発総率でも可能だが、
敵を全滅させるのには440%以上の力が必要だ。」
一郎「第三者の評価を意識した能力は作りたくない。
自分が納得した能力を発動させたい」
一郎「「たのしんでやれ」とよく言われますが、
ぼくにはその意味がわかりません。」
魔人リーガー一郎
かれこそ魔人を超える魔人
超一郎
そう範馬超一郎その人である
超一郎「まぁ今回のゲームは俺が入ったチームが勝つようなモンですけどね」<new
***+1 スイガラとオナニー 誠【ピー】は
番長グループ スイガラ・サマエラ
今回の戦いを仕組んだ者への悪口雑言が番長グループに溢れていた。
「いったい何だってんだ、あの能力は!! どう見てもスキルがないのに能力使ってるんじゃあないか!!」
一端開いた口は、腹のむしが治まるまでは続いてしまう。続いてしまうのだ。
魔人といえど、例外なし。
「もう、そんくらいでいいじゃないか」
口にしていた煙管から、円環状の煙が宙に舞った。
番長グループの者は皆、それをぼんやりと眺め、悪口を言うのを忘れた。
「そりゃあ、誠【ピー】のように、今回の戦いを仕組んだ者を罵倒するのも良かろう。しかし、な。
向こうがクソだからってこっちもクソになる理由はないんだぜ。しょせん、この戦いも、言うならばオナニーよ」
サマエラの発言に驚く一同。
「オナニーだと! 私は戦いに誇りを持ってる。それを汚すとあらば、容赦せんぞ!」
白金が吠え、手にしていた剣の切っ先をサマエラに向けた。
「上等、上等。くだらねぇことでエネルギーを使うなら、武器の一つでも振り回した方が健全よ」
サマエラは背を向け、
「悪意ってやつぁ、簡単に生まれては伝染する。
しかしよぉ、それでいいのかい? オナニーするのは、自分の部屋か日記と相場が決まってらぁな。
他人様に見せるなら、せめてショーにしないとな。そういうので良いと思うぜ」
煙の匂いを残して、サマエラはどこかへと去っていった。
せめてショーに。
その思いは吉とでるか、凶と出るか。
たとえ、この世界がKINGのオナニーだとしても、終幕は百の賽の目次第。
番長グループ、逆境に挑むが本能か。
***+2 番長グループSS『スーさん他数名強さの秘密とスーさんの過去のお話だよ』 きのしたくんはかわいそうだなぁ
「スーリエさんって2万8000年前に地下に封印されていたんですよね?」
スーさんが学食でこの時代のご飯に舌鼓を打っていると横の子が話しかけて来たよ。
番長グループにも生徒会にも所属していないモブキャラの女子だったよ。
まあ一般人とはいってもこの時代の一般人もまたインフレしているみたいだけどね。
「スーさんの事はスーさんでいいよ。うん、スーさんは2033年、人類が月に初めて
国を構えた頃悪い事してたのがばれて、それ以来ずーっと半分冷凍睡眠状態だよ~。
おかげでお肌ピチピチだけどオチンチン冷えすぎて先っぽ以外体内にもぐりこんじゃったのよ
シクシクー。おまけにこの時代にはスーさんの性的興奮対象が全然いないし、この時代は
エッチな事にだけは厳しいし、スーさんオシッコとかは問題なく出来るけれど30000年近くオナ禁状態なのよ」
「スーさんの性事情は別にどうでもいいです。私が聞きたかったのはスーさんが昔の人
なのに何でそんなに強いのかなーって思って」
うん、彼女の疑問は最もだね。スーさんは昔の魔人、蘇生させられた後自分が普通に
インフレに付いていけているのにはスーさんも理由に気付くまでは驚いていたよ。
「答えを聞きたい~?」
「はい、これを今度の学級新聞のテーマにするので」
「よろしい、ならば新聞部のあなたの為に答えてあげましょう~、えっとね、
さっきも言ったけどスーさんはかなりの悪人だったわけよ、世界を支配しようとか
考え実行に移した程度に。そんな悪のオカマさんが後の歴史でどうなったかというと~」
「あ、大体分かった気がします。生き神補正ですか?」
「そう、スーさんは歴史の闇に消えたけれど情報は細々と残りやがてそれは形を変えて
神話になったのよ。この学校にも知らず知らずの内にスーさんを信仰している人が沢山いて
スーさんの力は多分そこからきていると思うよ~。ちなみにスーさん以外にもここには何人か
神格化されインフレに対応できている長生きな魔人がいるみたいだね~」
(ちなみにこの法則は転校生木下には適用されていない。木下は過去から召喚された存在なので
20000年超の信仰がその身に降り注いでいないし、木下へのプラスとなる伝承自体も限りなく少ないからだ)
「まあ、今の話全部私を掘り出してくれた人の受け売りなんだけどね~」
「スーさんを掘り出した人?」
「…うん、その話は学園の抗争が落ち着いた頃に話すね」
そう、今のスーさんがあるのはあの人のおかげなんだよ。
スーさんは新聞部の女の子との話を終えご飯を食べ終えると私を救ったあの人と
最期に交わした言葉を思い出していたよ。
『召喚の為の土地ならしはこれで十分だろう、今まで御苦労だったなスーリエ』
『そんなー、スーさんははせぴょんに掘り出してもらったしそのお返しをしただけだよ』
『ならばこれでお互い貸し借りなし、お前は自由だ。どこへでも行け』
『はせぴょん…、スーさんここにいちゃダメなのかな?スーさんがここを出ていくと
皆にこの召喚陣の事言いふらすかもしれないよ』
『どうせ学園の諜報部はもうここに気付いている、さっさと行け。私の目的は魔人の殲滅、
特にお前の様な普通の人間を喰い物にしてきた魔人は最も私の許さない所だ。今ならまだ間に合う、
私以外の私に見つかる前にここから出て行くんだ』
『そんな事したらはせぴょんはどうなるのよ』
『私がマザーから与えられた任務はこの大地を最短の手段で召喚に適した形にする事、
偶然掘り出したお前と一時的に協力した事も、召喚陣が完成した今不要になったお前を
追い出す事も、学園の奴らの破壊工作の実行よりも先に任務をこなす為の当然の行動だ』
『はせぴょん…』
『だから、私がお前に情が移った等と勘違いするな。私のこの行為は私以外の私の手を煩わせて
仕事が遅れるのを嫌っただけの事、お前が今私に敵対行為をとるならば現在の全戦力を持って
お前と私がつぶし合う事になる。お前がどうなろうと知った事ではないがそれでは私達が困る』
『分かった、はせぴょんの為に見つからない様に大人しく出ていくよ』
『十分な戦力が揃いしだい地球圏の魔人は私の呼び出す転校生で皆殺しにしてやる。
もちろんお前もだ。せいぜい覚悟しておくのだな』
『うん、頑張ってね』
そして秘密の施設を抜け出したスーさんは番長グループの保護下に入ったんだよ。
ふふっ、あれだけのサイズの召喚陣、きっとカッコいい男の子がいっぱい出てくるんだろうな~。
スーさんはまだ見ぬ過去からの転校生、つまりスーさんの時代どんぴしゃり性的にど真ん中
超ストライクな集団を想像してワクワクしていたんだよ。
***+3 『To LOVEる@新希望崎』 ブツを失ってもなお性欲を失わないとは…恐るべし…
廊下を反響してくるさまざまな音。放課後に一番響いてくるのは、吹奏楽部の練習している音だ。階段を一段上るごとに、音は少しずつ遠ざかってゆく。それに伴って、空気もひんやりと澄んできているような気がする。
殺は、とうとう突き当たりにたどりついた。そこの空気は、通ってきた下のものとは少し違う、夕方の風の匂いが含まれているような気がする。少し前に、ここのドアが開けられたであろうことを、彼女は想像した。
「ふう……あと思い当たるのはここぐらいかな……」
殺は、一度軽く深呼吸してから、ドアノブに手をかけた。
果たして、彼女の探していた人物がそこにいた。
「ここに居たんですか……探しました、校長」
彼女が探していたのは、校長だった。校長は、屋上の床にうつぶせに寝転び、満面の笑顔で、テニスコートで練習している女子を、見守っている。……双眼鏡で。
今日はまだいい方だ。わざわざ双眼鏡を使わないと見えないような場所から見ているのは、練習の邪魔をしないようにという、校長なりの配慮なのかもしれない。それでも、今日の彼女たちの動きが精彩を欠いているのは、明らかにこの校長の視線が原因だった。
校長は殺に気づくと、のそりと起き上がった。
「あれ? あやめちゃ~ん、どうしたの~?」
「あなたにお話をしに……いえ、お話をつけにきました」
「お話?」
校長が小動物のようなしぐさで首を傾げる。しかし若干の間の後、いつもの何の悩みもないような笑顔に戻る。
「相談かな? いいよいいよ~、何でも聞くよ~」
「いえ、相談では……」
「じっくりたっぷりねっぷりと~!」
「ひっ!?」
本来辿るべき、諸々の思考やら段取りをすべてスキップして、いきなり飛びかかってくる校長。
まず、情状酌量の余地があるどうか、見極めよう……などと、悠長なことを考えていた殺は、不意を突かれる形となった。
そうだ、校長はこういう人だった。コミュニケーション不能。情状酌量の余地なし。彼女は甘いことを考えていた自分を諫め、軸足に力を込める。
無駄のない俊敏な動きで、殺は右手に持っていた和傘を校長に向けて開いた。突如校長の視界を占拠する月奴桜流しの模様。
その数瞬後に校長が傘に飛びつく。しかし既に殺の姿は無く、持ち主を失った傘だけがそこに残されていた。
「あれ~?」
そのとき、その背後で刃が鈍く光る。
「女生徒の敵……成敗します、『二万八千年殺し』」
校長がその声を聞いたときには、既に刀が突き刺さっていた。その場所は……
「あ゛ぅ!!」
その刺激で、反射的に校長の上半身がのけぞる。
「これで男としてのあなたは死んだ」
「あ゛ぁ……ぉぉ……」
殺が一息に刀を抜くと、校長は、糸の切れた操り人形のように力を失って崩れ落ちた。
殺は慣れた動きで懐紙を取り出し刀を拭うと、校長の脇に一歩出て傘を拾い、その柄に刀を収める。
「これに懲りたら、もうのぞきやらちょっかいを出すのもやめることですね」
足元で小刻みに痙攣している校長に、最後に一言言葉をかけると、殺はさっさと屋上を後にした。
階段を下りながら、ようやく緊張が解けてため息をつく殺。
「これでお仕事完了……また嫌なものを切っちゃった」
「おい、この程度でいいのか? 別に殺したわけじゃあないだろう」
どこからともなく声が響く。その声はどうやら殺にしか聞こえていないようだ。
「いいのよ。テニス部の子には、あんなふうに依頼されてはいたけど、別に殺さなきゃならないほど悪い人じゃない。報酬をもらったから一応仕事はしたけど、あれだけ懲らしめれば十分でしょう」
「『報酬』か……くくく、確かに『報酬』をいきなり食ってしまっては、依頼を受けるしかないからなあ?」
その声は、むしろ殺の『内』から聞こえてくるようでもある。空気を振動させて伝わるよりも先に、直接彼女の頭蓋を振動させて耳に伝わっているような、声。
「……! べ、別に、生どら食べちゃったから、仕方なく依頼受けたってわけじゃないんだから! ちゃんと受けることを決めた後に、正当な報酬としてね……」
その声は、慣れた様子で、殺の言葉を途中でさえぎる。
「あーはいはい。しかし、よくあんな甘ったるいものを、幾らでも食えるな……あんな量、俺は見るだけで吐き気がしてくる」
「ふふ、おやつにはあれくらいがちょうどいいの」
「普段は食事だってあんなに食わんだろうが……。まったく、俺の方は全然『食事』できなかったというのに」
「ちょっと! ダメだって、もう……あれすごい疲れるし、色々めんどくさいことになるんだから」
***
一方その頃、残された校長は。
「お゛ぉ……こ……こ……」
「こ……これも……いいかも……」
新たな扉を開こうとしていた……。
<今回のターゲット>
■校長
所有武器:不屈のドM心
攻撃力:0 防御力:0 体力:10 精神力:0 FS(犯罪):20
特殊能力:スキンシップ
パッシヴカウンター。回数無限・時間永続。
周囲1マスにユニットが侵入すると、同マスに移動し、
じっくりたっぷりねっぷりと個人授業を行う(精神5ダメージ)。
女の子にしか発動しない。敵味方区別なし。
自分で選択して行っている(アクティヴ)のではなく性癖というか衝動(パッシヴ)。
キャラクター説明:
わりと憎めないキャラではあるが、犯罪者であることには疑いの余地も無い。
その強烈な個性(?)はもはや魔人の域。
***+3 ENTさん伝説(1) そしてみんなはENTになった。
GK
「速やかに質問しなさい」
観月
「わかりました」
生徒会
「なんだ、テメー!」
観月
「これは失礼。
あなたたちのエキサイティングな質問で、ちょっとルールが見えにくくなって。
ほら、GKが困るでしょ?」
ENT
「……」
観月
「残念ですね、ENTくん。
ゲーム中、GKに質問できるのはチームの代表者だけなんで。
ふう、せめて代表者一人でなければ、質問できたのにね」
ENT
「質問?
なんのことです?」
観月
「んふ、負け惜しみを言ってられるのも今のうちですよ」
観月
(ENTくんの質問を封じているのは大きいよ。
あれはプレイヤーレベルじゃまずできない。
それに答えると調子にのせてしまう。
とにかく質問だけは厳禁だ。
あのGKが混乱するような質問はENTくんのENT型だけだ。
だが、GKに頼んでENT型の対策は抜かりない)
生徒会
「質問があります」
観月
(どうぞ、ご自由に)
生徒会のENT型質問
観月
(馬鹿な!?
ENT以外のENT型質問はあのときの一回だけのはずだ)
ENT
「○○についてお答え下さい」
観月
(ENT!?
馬鹿な、GKにあれほど言ったのに)
生徒会のENT型質問連発
観月
(どういうことだ?
生徒会のENT力が上がってる!?
こいつら質問の中で進化している?)
***+2 小竹様に栄光あれ 小竹様は神様です
小竹教徒の朝は早い。
朝五時に起床した白金は、教団内にある調理場へと足を運んだ。
一日一捻。
その教えを守るべく、今日も彼は朝早くからガス栓をひねる。
そこへ教祖-K-が通りかかった。
-K-「おはよう、白金くん。いい天気ね」
白金「あ、BOSSおはようございます」
-K-「もうっ、BOSSはやめてって言ったでしょ。-K-でいいわよ」
白金「いえ、俺にとってのBOSSは貴方しかいないっすから」
白金は大真面目に言い放つ。
初めて-K-に出会ったとき、彼は自分の進むべき道を確信した。
-K-に出会うまで、彼は小竹という神など知らなかった。聞いたこともなかった。
それなのに、なぜか覚えがある。
自分はかつて、この神に仕えたことがある。そう思わざるを得ないのだ。
-K-に従えと、ご先祖様の遺伝子が語りかけているような気がした。
だから白金は小竹教へ入信し、忠実に教えを守ると決意したのだ。
-K-「ふふっ、まあいいわ。日課を欠かさないようにね」
白金「ういっす。小竹様に栄光あれ」
-K-「小竹様に栄光あれ。さあ、今日も一日頑張るわよ。オモイ爆発、天までと~どけ♪」
両手を掲げて-K-は立ち去っていく。
その瞳はどこか遠い世界を見つめているかのようだ。
――そうさ、あんな危なっかしい女の子を支えてやれるのは、自分しかいないんだ。
だから俺は、ガス栓をひねる。
一人でも多く、小竹信者を増やすために。
***+3 「追憶」 手塚、真田が過去の人…だと…
「んふっ、僕たちにもこんな時代がありましたねえ」
遥か太古の昔に書かれた古文書「テニスの王子様」を読みながら、観月はじめは感慨
ぶかそうな口ぶりでそう漏らした。
そこには、約28000年前の自分たちの活躍の1ページが描かれていた。
互いに切磋琢磨しあった中学生時代。全国大会、U-18合宿、世界大会を経て、続く
太陽系トーナメント、銀河大戦、多次元宇宙統一チャンピオンリーグ、神界攻略戦など、
観月はじめは手塚や木手、跡部や幸村たちと共に、様々な敵と戦ってきた。
不死の肉体などとうの昔に獲得した。自分たちがいわゆる「魔人」であることに気付いた
のは西暦2200年の頃だっただろうか。何もかもが懐かしかった。
「師範も昔は可愛らしいものでしたねえ」
古文書「テニスの王子様」には、全国大会準決勝を戦う師範の姿が描かれていた。
弐拾参式波動球……。盟友河村をスタンド最上段まで飛ばしたこの技も、今の観月から
見れば児戯に等しい。体力ダメージ換算ではたかが10ダメージといったところだろう。
今の観月なら、スマッシュ一つで地球全人類を根絶やしにすることも容易いのだ。
そんな師範も今では百八億式波動球を身につけ、多次元宇宙、魔界、神界を含めた総人口
の1%を一撃で滅ぼす力を身に着けている。
手塚の隕石落としも、当時は脅威的な能力であったが、今となっては数ある惑星破壊
能力の一つに過ぎず特筆すべきものではない。真田の亜光速移動も銀河大戦に
入った頃から、全テニスプレイヤーの標準装備となりインフレの流れから脱落した。
手塚も真田も既に過去のプレイヤーである。全ては昔のことなのだ……。
そして……
観月はじめは思い出す。越前リョーマ……。彼の存在を。
天衣無縫に達し、テニスを愛し、テニスに殉じた男。
強者がいれば直ちにこれに挑み、全てのライバルを喰らい尽くし、神をも破り、
あらゆる勝利をほしいままにしながらも、なお、努力を捨てなかった男……。
なぜなら、彼はテニスを愛していたからだ。そして、あらゆる勝利の上に、
あらゆる努力を重ねた越前は、ついにテニスという存在と完全に同化した。
コートに立つと同時にテニスという過程は省略され、越前の勝利は決定されるまでになった。
そんな越前が、ある時、いつも通りにテニスコートに立つと、彼の姿は不意に消えた……。
そして、観月たちの心に「テニスにおける勝利」という概念だけが喚起された。
観月たちには分かっていた――。
おそらく……、彼は成ったのだろう――。
かつて、約28000年前に野球というスポーツにて誕生した『野球神』。
彼と同様の存在に――、『テニス神』とでもいうべきものに、越前リョーマは成ったのだろう――。
2012-09-02T17:02:35+09:00
1346572955
-
番長GSS②
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/38.html
*番長G・SS
***合計点 +39
#contents
***+3 『手紙』 ガスの星=小竹の星
ノイン・ES・アリスと勇者ヤスヒロの元に、一通の手紙が届く。
「地球で待っている」
手紙にはただ一言、それだけが書かれていた。
普段ならそんな訳の分からない手紙は無視するが、宛名には「番長G」の文字。
偵察がてらに相手の顔を見ようと思い、二人は地球へ向かった。
罠の可能性は大きかったが、それなら返り討ちにすればいいだけのことである。
――地球はいまやガスの星。
住む人はおらず、火の気が起きるたびにガス爆発が生じている危険な惑星だ。
そんな地球に降り立つやいなや、二人の上空に巨大な映像が浮かび上がった。
そこに映っているのは、一人の男。
小竹「久しぶりだね、二人とも」
尊大に言い放つその男に、二人は全く見覚えがない。
小竹
「覚えてないのかい?
君は僕の右腕として、いつも側で戦ってくれていたじゃないか、ノイン・ES・アリス。……いや、esよ。
ヤスヒロくん、君もクーデターのときは世話になったね。あの強烈な洗浄力は、今でも記憶に残っているよ」
男の呼びかけに、二人は首をかしげる。
確かに彼は自分たちのことを知っているようだ。
でもあの男は、『今の』自分たちに語りかけているのではないんじゃないか。
そんな話しぶりだった。
小竹
「まあ、記憶がなくても無理はない。あれから何年も、いや何万年も経っているのだからね。
だが、僕は受けた恩は忘れない性質なんだ。
君たち二人に免じて、今度の戦いで降伏を認めれば生徒会全員の安全を保障しよう。
そのことを仲間に伝えてくれ。
もちろん、どのような決断を下すかは自由だ。良い返事を期待しているよ」
語り終えるなり、映像は消え、周囲にはガスの匂いが立ち込めるのみ。
二人は顔を見合わせ、同時に首を横に振る。
どれだけ頭をひねっても、あんな男のことなんて知らない。見たこともない。
それなのに、なぜだろう。
こんなにも懐かしい気持ちになってくるのは。
二人はうなずき合い、急いで帰路に着く。
仲間たちに、今起きたことを報告しなければならない。
降伏か、徹底抗戦か。
その結論を出すのは、皆と話し合ってからだ。
でも……。
それでも、あの男のことを少しは信用してもいいのかもしれないと、二人は思うのだった。
***+3 「追憶 その4」 跡部様は楽しそうだなぁ
「んふっ、そういえば、あの二人はどうしてますかねぇ……」
そういって、観月はじめは古文書「テニスの王子様」235巻を閉じ、何かを思い出すように目を閉じた。
そう、彼が思い出しているのは、太陽系トーナメント終了直後に出会った二人の少女のことである。
一人はノイン・ES・アリス。並外れた使命感と意志力に満ち溢れた彼女は、何か超常的な目的を達せんとしているかのようであった。彼女は言っていた。
「私は、なんとしても黒い王国を開かねばなりません。この命に代えても――」
もう一人はランドルンドゥン。彼女は果実の女王を自称するマンゴスチンの精であった。彼女も言っていた。
「私は食の千年帝国を創るのだ!! フゥ~…フゥ~…クワッ ゴシカァン」
あの二人からは王国、帝国建設に関する壮絶な覚悟が感じられた。
彼女たちは今頃、どうしているのだろう……。
「黒い王国」「食の千年帝国」……。彼女たちがその命と情熱をもって成そうとした国は、果たして成立しえたのであろうか……。
いや。だが、たとえ国が興ったとしても――。
――「『ザ・キング』!」
――「グオオオ、跡部ェェ、貴様、なんだその能力は!」
――「フッ、たったいま編み出したオレの究極テニス技、『ザ・キング』。これにより、オレはあらゆる因果律と物理的制約を超越し、あらゆる可能世界における全ての王国の王座・帝座に永久就任することが事実として決定された」
――「な、なんだと――、グアアアア、私の『神の王国』がぁぁああ!」
――「どうだ、聖イエス。いや、YHWH。生きとし生けるもの全てを滅ぼし、貴様が『神の王国』とやらを勃興しても、その玉座に座るのは貴様ではない。このオレだ!」
――「キーンーグ! キーンーグ!」
――「ククッ……、見事だ、跡部……。まさか、私の目論見が貴様などに潰されようとはな……。フッ、ならば今はこれ以上、お前たちと争う理由もない……。いいだろう、越前リョーマ、跡部景吾。おまえたち二人の命、しばし預けておこう……」
あの時、確かに、跡部の能力により、全可能世界は神の手から救われた――。
だが、それにより失ったものも少なくはない……。
ノイン・ES・アリス、そして、ランドルンドゥン。彼女たちが命を賭して成した王国に――。いま、その王座に座っているのは一体誰なのだろうか。
観月はじめは溜息を吐き、強大すぎる自分たちの力を呪いながら、ゆっくりと目を閉じた。
***+2「二人の転校生」 識家の人間ですらビビる魔人どもに戦いを挑む木下マジぱねえ
西暦30482年。戦乱渦巻く銀河に二人の少女が降り立った――。
「まったく、私たち二人を派遣するなんて、あらかは何を考えているのかしら」
悪態を吐いた少女の名は、阿頼耶識ゆま。時系列における出来事の位置を任意操作する歴史介入能力『ヴァイシャリー』を持つ、EFB指定能力者である。
「いくらなんでも、『転校生』に識家を二人も、ね――」
応える少女は、阿頼耶識そら。ゆまの姉で、現象の関係性を操作する存在干渉系能力『ラージギール』を持つ、やはりEFB指定能力者である。
この二人が悪態を吐くのも無理はない。阿摩羅識あらかから、並の『転校生』では手に負えぬ、とてつもない依頼が舞い込んできた、と言われ、送り込まれた二人であるが、各自、己の能力に自負するところがある。どのような難事とて一人で十分と思っていたし、二人を派遣したあらかのやり方は大仰であると、いや、彼女たちへの侮蔑とすら感じられていた。
だが、現地に到着した彼女たちが目にした光景は――。
太陽系の半ばをも覆う巨大な鎌を振るい、あらゆる生命を根絶やしにする巨大な宇宙死神デスハール。影を喰らい、月の魔力を用いて太陽系全土の敵を切り裂く狂木殺、あらゆる能力を取り上げ、戦闘意欲を持つ者全てを銀河から完全撤退させる範馬超一郎。……そのどれもが、ゆまの、そらの理解も概念も超えた、驚くべきEFB能力ばかりであった。愕然とする、二人の少女――。
そして、さらに生徒会側に目を向けると――。彼らの恐るべき能力をいとも平然といなす完全無効化能力者ランドルンドゥン。鉄壁の防御フィールドに守られた寄井纏衣。「聞いてねーぞ!」の一声でそれら能力を封じ込める真野皇平。何者の能力も冒し切れぬ別世界への扉を開くノイン・ES・アリス。彼らはデスハールたちの凄惨なまでの猛攻の中、優雅に紅茶を楽しむ余裕すら見せていた――。
「お、お姉ちゃん、おうち、帰ろ……」
「う、うん……。そうだね……。でも、『転校生』はどうしよ……」
「木下あたりで、いいんじゃ、ないかな……」
「そ、そうよね……。じゃ、木下あたりで……」
こうして、恐るべき二人のEFB能力者は西暦30482年の銀河から撤退した。代わって、魔人木下鏡介がマザー長谷部の下に送られるのは、それからわずか数時間後のことである。
***+3「決戦前」 魔人の戦いの歴史=テニスプレイヤーの歴史w
「んふっ、あれは魔人が月面に移住したばかりの事でしたかねえ、新たな学園を
作り上げるにあたって多くの資本を持ついくつかの魔人の一族が創設者の地位を巡って争ったのですよ。
現在では『ダンゲロスムーン』と呼ばれる2033年の物量戦、この戦いに敗れ地下深くに
封印されたのが成金王スーリエ、後に神として信仰されるまでになった古代人です…ってのはどう?」
「嫌です」
「何でよー、スーさんの事も紹介してよーはじめちゃん。同世代のよしみでさー」
「人の事を事件の方が寄ってくるぐらいの名探偵みたいな呼び方しないでください。
とにかく嫌です、というか帰ってください」
あらゆる情報が揃うという学園大図書館、ここの最深部で魔人達の戦闘記録が記された古文書に
囲まれ暮らしている観月はじめのもとにスーリエが突然やって来たのは3時間程前だった。
そして3時間たった今も一向に帰る気配がない。普通の魔人ならば観月はじめの持つ独特の
いやらしさに気圧されて数分とせず帰っていくのだが、彼の事を昔から知っているスーリエの
場合は別だった。意識のあるままの2万8千年の冷凍睡眠と環境に耐えて来た彼女(?)には
どんな嫌味も右から左へ受け流してしまう。が、今日のスーリエはどこかおかしかった。
どこか無理して元気に振舞っているように見える。
「大体、連絡もなしに急にやって来て居座らないでください。用件があるならそれを言って
さっさと帰ってもらいたいんですがねえ」
「あー、用件ね。もう少しで伝えずに帰っちゃう所だったよ。えーっとね番長が決まりました」
「…誰です?」
今回の戦いに何者かの策謀を感じ取っていた観月はじめは戦闘員としての登録こそはしていたが
あえて戦いからは距離を置きスタメンからは外れていた。そして決着までの間この場所で過去を
懐かしんでいる事にした彼には当然の事ながら情報が伝わるのが遅れる。
「じゃじゃーん、番長はスーさんでーっす!凄いでしょ」
「…そういう事だったんですか」
観月は全てを理解した。圧倒的火力と一芸に秀でている番長グループ、しかしそれゆえに
前線に立つ戦士が不足していた。その事に気付いた番長グループの作戦参謀がスーリエに
白羽の矢を立てるのは自然な流れだった。
そして、身体能力が高いだけの魔人がEFB指定能力者達のど真ん中に行く事、それは能力による確実な死を意味する。
「だからさ、スーさんがはじめちゃんと喋れるのもこれが多分最期だと思う…あ、あのねスーさんね、
う、うぐっ、えぐっ」
嗚咽をあげ涙ぐむスーリエ。この世界でインフレに驚愕し恐怖しているのは木下だけではない。
例え信仰による補正で身体能力は追いついていようとも怖いものは怖い。
同じ古代人である観月にはそれがよく理解できた。
「怖いよぉ、生徒会のやつらだけじゃない、敵味方関係なく一人一人の能力がスーさんの理解を
越えているんだよ!これ以上あんな奴らと一緒にいたくないよ!ようやくシャバに出られたのに
私まだ死にだぐないよぉ!」
そこには普段見せている陽気なセクハラお姉さんというべき存在はなかった。
崩れ落ち観月に支えられるスーリエにはもう戦う気力は一片も残ってはいないだろう。
「大丈夫ですよスーさん、ええ大丈夫ですとも」
「何が大丈夫なものかっ!あんたは戦わないからそんな事いえるんだよ!もう…逃げ出したいよ…」
「落ち着いてください、さっき言いましたよね?一人ひとりの能力が理解できないから怖い、
理解を越えてるから怖いって」
「ああ、言ったさ!あいつらは私らと決定的に違うんだよ!それこそ3万年、火を恐れる原人と
ネットを楽しむ21世紀人並みにね!勝てないよあんなのっ!」
「だから―理解しましょう」
「理解、する?」
「ここには魔人の戦いの歴史を記したテニスの王子様全巻が揃っています。
スーさん、スタメンの召集までにあとどれぐらいありますか」
「え、えっと後40時間弱ぐらいかな」
「んふっ、じゃあその間僕がじっくり聞かせてあげますよ。貴方が暗い地下にいた2万8千年の間に
どんな事があったかを、それこそ恐怖を失い話に飽きてしまうまでね」
「う、うん。ありがと、ばじめちゃん…」
そして、次の日―。スーリエ率いる番長グループは生徒会との戦いの場へと向かう。
「はろはろ~、みんな揃ってる?番長グループ最強チームどーんといっちゃうよ~」
『オオー!!』
いつもの調子で威勢よくおちゃらけて先頭を行くスーリエ。その姿を観月は遠くから見守っていた。
(んふっ、僕の協力を無駄にしない様にせいぜい頑張ってくださいね)
***+2「劇的!! 魔人ビフォーア○ター」 この人はダメだろ
今回の依頼主は、新希望崎学園のアボシャンさん。
この魔人が抱える悩み、それは・・・
爆弾としての能力に特化したため、殺風景で味気ないステータス。
日常生活に支障をきたす、このキャラクターを大改造すべく、1人の匠が立ち上がりました!
ロック・ジョー。
人は彼を、“音と官能の伝道師”と呼びます。
未だかつてないこの難問に、匠はどう立ち向かっていくのでしょうか・・・。
~中略~
それでは匠によって生まれ変わった、今回の魔人の全貌をご覧ください。
<BGM(脳内保管推奨)>
1×1マスの大きさしかなかった狭苦しい身体が、広々とした3×3マスの大きさに生まれ変わりました。
効果範囲の無かった特殊能力は、温もりのある、効果範囲無しへと大きく変貌。
攻撃力0の、ものさびしい通常攻撃も、3×3マスとなったことで、賑やかさを取り戻しました。
狭いMAPもムニュッと通れる、匠の細かな配慮も感じさせます。
匠のこだわりが散りばめられた、「ら…らめぇえ…おっきくなっちゃうのぉ」の断末魔。
そして、2ターンが経過すると、匠渾身の効果が、その姿を表します。
何ということでしょう・・・!
そこには白い液体が、マス一面に広がっています。
匠の遊び心が、満載の仕掛けと言えるでしょう。
費用も体力5消費と、予算内に収まりました。
***+2 「星光の魔術師と偉大なる二人のK」 -K-さんはすごいなぁ
生徒会と番長Gの抗争が始まる約40時間前
一億の夜を生きた者は太陽系天王星付近を彷徨っていた
一億夜「うーん、何か自分に似た力に惹かれてやってきたはいいが
その力の位置が漠然としか分からんなあ」
-K-「ねえ、そこの貴方」
一億夜「え?あ、僕ですか?」
- K-「そうそう、こんな所をうろついてるなんて
さては貴方も小竹教の入信希望者ね?」
一億夜「いや、俺はただ、記憶を失って何か手掛かりになりそうな力を感じてここに…
あれ?でも小竹ってなんか聞いたことがあるような………小竹?……
…改造……置去り………15の命………消えた二人………何か思い出せそうな…」
-K-「あ!もしかして貴方の記憶には小竹様が関係してるのかも」
一億夜「………うーん、確かにそうなのかも…………」
-K-「というかその手掛かりになりそうな力ってのもきっと小竹様の事よ!」
一億夜「え?…えーと…それはどうかなあ…」
-K-「そうよ!きっとそう!貴方も小竹教に入ればきっと記憶も戻るわ!」
一億夜「いや、それは………あ、でもそういえばあなたもどこかで見たことあるような…」
-K-「え!もしかして貴方、記憶を失う前は私たちと一緒に小竹様のために戦ってたんじゃ!?
そういえば私も貴方を見たことがる気がするわ!さあ一緒に小竹様の為に戦いましょう!」
一億夜「えー…いや、私は…ちょっ…ああー」
-K-「小竹教の他のメンバーも待ってるわ!さあ行くわよ!」
こうして一億の夜を生きた者は番長Gと共に戦う事となった
***+3番長グループOSRSS8 小竹かよって思いました。
魔人は今まさに頂点へとたどり着いた
揺ぎ無い信念、気高きスピリット
崇高にして情熱的な魔人
それは、美と力、全てを兼ね備えた究極の魔人
小竹
それは最後に到達した究極の世界
神の如き威厳を放ち
上り詰めた高みから全てを掌握する
目覚しい発展を遂げた各ガス管
プロパンガスをはじめとする
先進のガスを多数搭載
そして、コジェネレーションシステム
数多のガス管をも同時開放を可能とする
誰の手にも届かない領域へ
-K-は心のままに
確実な成果をものにする
もはやここには一点の迷いもない
真に自由へ、真に革新的な魔人は
希望ある未来へと羽ばたく
***+2 番長グループOSRSS7 もう完全に車のPVだよw
柔らかな光の中
駆け抜ける魔人
その白い輝きは
ときに切れぬ物のない剣腕を
ときに大和のような完璧さを
ときに究極の自信を感じさせる
ここに新たな可能性の扉は開かれた
その名は白金由紀也
全てを映し出す白い刀が
今、天高く飛翔する
戦場では見せかけは通用しない
だからこそたどり着いたシンプルなデザイン
鍛え抜かれた剣豪を思わせるシャープなフォルム
プレイヤーの要求に応じて
勝利への道を切り開く
打てば響くステータスと特殊能力の親和性が提示する新たなパフォーマンス
いかなる強敵にももう臆することはない
ここに秘められた絶大なる可能性
白い刀が映し出すプレイヤーの思い
今、ここから羽ばたくのは
何者にもなしえなかった自由
それは混迷の世界に舞い降りた剣
白金由紀也
果てしなく広がる戦場という名のキャンバス
もう何者にも縛られることはない
全てから解き放たれたこの魔人で
思いのままに勝利を描け
尽きることの無いエネルギー
様々な局面を想定して
選び抜かれたカッシーニブレード
そして、あらゆる要求に答える精巧なインテリジェンス
全てから切り開かれた
戦いにおける自由
白金は常識を凌駕する能力で
戦場を新たな色に染め上げる
今、プレイヤーが手にしたのは何者にも
なしえなかった自由
誇り高い白金は
今日も大空を駆け抜ける
***+3 番長グループOSRSS6 ヌガー的なデザインでやられました。
魔人の進化は止まらない
プレイヤーの感性だけでなく、感情にまで呼応するこの一体感
範馬超一郎
まさにヌガー的なデザイン
驚異的な力を誇る数々の中二設定
全身を包み込み異次元のダンゲロスイズム
躊躇なく相手の間合いに飛び込む零距離攻撃
そこに残るのは光の残像のみ
範馬超一郎
人の姿を借りた究極の兵器
プレイヤーの運命をも変えていく
見る者に底知れぬ畏怖の念を抱かせる中二設定
そこに秘められた思い
映し出されるのは
光り輝く明日か
それとも悲しみの明日か
その姿が確かに追い求めるのは
ただひとつの夢
それは何者にも勝る純然たる戦線離脱
範馬超一郎
全ての人の祈りを胸にどこまでも突き進む
***+2番長グループOSRSS5 最後の一文がすごくおもしろかった
誰にも予想し得なかった究極を超える存在
絶大なる力を手にした者は旅立って行く
たとえそれが望まぬ行き先であったとしても
新たなダンゲロスの世界が開けた
ゴーテ伯爵
衝撃とともに今、戦場へ
プレイヤーの思いを
無敵の力に変え、底知れぬ強さ
力強く敵を欺くその裏には
まさに衝撃の機構が秘められている
それはドラフトによるパッシブ能力
比類なき特殊能力は
俊敏に敵前に飛び込み
そして、その精悍な戦士がその姿を現す
しかし、ゴーテ伯爵はこれでは終わらない
それは死人がいるかの如く
敵DPを大きく増加させる
すばやく確実に自分を殺し
アボシャンの内ゲバ制約を満たす
柔軟な対応力
ゴーテ伯爵
さらなる力を求め宇宙へと旅立つ
***+2 番長グループOSRSS4 「より洗練されたデザイン」wwww
新たなる希望
新たなる決意
新たなる情熱
木下が装いも新たに今、生まれ変わる
より洗練されたデザイン
より進化したパワー
最強の魔人として再生するべく導入された最高のテクノロジー
レッゾ・スペッキオ
それは決して朽ち果てることのない決意の象徴
倒すために、進むために、そして、なによりも信念を貫くために
木下鏡介は大宇宙へと舞い上がる
さらに特殊能力は無限の可能性を見せつける
自軍の思考時間を維持したまま
常識を遥かに超えた中二力を行使
時間をも一刀両断する破壊力で並みいる敵も一掃する
GKへの真摯なアプローチによって
ついに実現した完全なる力
何者にも惑わされず、
何者にも縛られない絶対の価値
真実を知る者だけが分かる新たなる木下
戦いの向こうには満ち足りた明日がある
プレイヤーの信念は
この魔人によって圧倒的な力を持った完全なる剣となる
新たな木下は未知の可能性に向かって走り続ける
***+3 番長グループOSRSS3 なんかPVでみたいな。これ。
天翔る殺戮
天翔るEFB
混迷する世界の救世主が今、狂気の翼を広げて飛び立つ
みんなころす夫誕生
EFBへのこだわりはついにみんなを殺す魔人を生んだ
オールレンジの攻撃をカバーする優れた殺戮性
どのような状況においてもいかんなく発揮される抜群の特殊能力
その性能は見る者を圧倒する
大量殺戮を主眼に置いたこの魔人は設計段階から
徹底したキルレシオがはかられた
合理的な設計思想に貫かれた特殊能力は
短期戦、長期戦のどちらでも使用可能なものが搭載されている
難航を極めた能力交渉
低DP時でも十分に活躍できるよう細部にいたるまで高められた発動率
混戦時にも隙はない
革新的な先進技術が導き出した新たなる魔人
今、殺戮の熱き風が天空を駆け抜ける
***+2番長グループOSRSS2 ダンゲロスリズムかー。いい言葉だなー。
番長グループはここから新たな時代へ
ダイナミックにして端正な設計
滲み出るHDPの風格
決して熱を失わないトップクラスのダンゲロスイズム
驚異的な力を手に
コスモ・プログレッシブ、今、プレイヤーのプライドが試される
コスモが提示するのは燃え盛る中二力による圧倒的な力
その熱い躍動をコントールできるプレイヤーは限られている
超電波の使用を可能にしたのは新開発の暴走する妄想
妄想は半永久的に解放し、
電波ソングを無期限に展開することができる
背後には多数のオーディエンス
あらゆる可能性がここにある
戦局に応じていかに操るか
どこまでも挑戦的な魔人
プレイヤーを選ぶ意志すら感じさせる
魔人性能にプレイヤーの卓越したオペレーション、
揺るぎ無い信念が答えられたとき
ここに燃え滾る魔人が生まれる
そう、求められるのは確かな力と炎の決意
コスモがコスモであるために
***+1 番長グループOSRSS1 加速する!
番長、それは知略と謀略
番長、それは燃え滾る中二力
番長、それは殺戮の熱風
番長、それは完全なる木下
観月はじめ
それは聖ルドルフを守る無敵のマネージャー
しかし、その名が思わせる参謀のイメージはこの魔人には似合わない
荒々しくも知性的なパフォーマンスが見る者を圧倒する
まさにインセンティブな魔人だ
観月はじめは語りかける
勝利は知略で奪い取るものだと
聖ルドルフとテニススクールによって協同開発されたこの魔人
テニスラケットとテニスボール、テニスウェアなどを基本装備としている
しかし、これは攻撃の一面に過ぎない
独自の理論によりテニス魔人へと姿を変えたとき
獰猛なまでの本性がはじめて明らかになる
その瞬間、眠れる知性が雄叫びをあげる
その姿は統計学という原野で猛り狂う猛獣
逃げる隙を与えず敵に喰らいつき
烈火の一撃を打ち砕く
プレイヤーの内に秘められた力、
破壊へのさらなる欲求をも引き出す、掟破りのパフォーマンス
その超然とした特殊能力は、官能的な魅力さえかもし出す
それは誰も予想しなかったステージ
誰も体験したことのない、猛然たる知性
謀略の才気を覚醒させる観月はじめは、今加速する
***+1【ロック・ジョー】ビックディックにしてあげる♪【してやんよ】 ひでえ下ネタだw
tp://www.nicovideo.jp/watch/sm1097445
サイズの限界を 超えて
私は イクんだよ
皮は ムケてないけど
出来れば ムケて欲しいな
あのね はやく
【ピー】に 挿れてよ
どうしたの?【放送禁止】ずっと見つめてる
君の事
ビックディックにしてあげる
【卑猥すぎます】は まだね頑張るから
ビックディックにしてあげる
だから ちょっと覚悟しててよね(【ピー】してあげるから)
ビックディックにしてやんよ♪
最後までね 【イヤン】るから
ビックディックにしてやんよ♪
だからちょっと油断をしてあげて
ビックディックにしてあげる♪
世界中の誰、誰より
ビックディックにしてあげる♪
だから もっと私に歌わせてね
***+2「番長アタッカーズとシュワキマセリ」 エロスエンジェルw
「エ!」
ロックジョーが股割りしながら両手を横に広げる。もちろんパンチラ状態だ。
「ロ!」
成金王スーリエが体を反らせて四角を作る。無理な体勢でチンチンを包み隠した下着が露わになる。
「ス!」
首領蛙が両足を肩幅に開き左向きにベロを伸ばす。三人目が一番楽な姿勢なのは元ネタのレイクエンジェルと同じ。
「「「エロスエンジェル!!!」」」
後光を放つエロスの人文字。彼らこそが時代の流れと共に希少種となった番長グループアタッカー軍団、
またの名をエロスエンジェルである。本日は白金君とアヤメさんは欠席。変態に付き合えるかと二人仲好くサボリ中である。
ちなみに五人揃うと人文字はエロスギルに進化するぞ!
「それでは本日の議題!我々がこの先生き残るには!」
「はーいロック議長、それについてスーさん提案があるよ」
「よろしい、発言しなさい」
「そもそもスーさん達が死ぬかも知れないのって戦うからだよね?だから生徒会の人達と和平交渉とかやってみない?」
「ゲロロッ、俺達だけでか?勝手にやっていいのかソンナン?」
「それじゃあドンには何か案があるの?」
「いや、何も考えてきてねーし、何も思いついてない」
「他に案がないなら決まりね、スーさんの案を採用し今日の我々の活動は生徒会との交流とします」
三人は住みかとしている軽音部室(ロックジョーが現在の部長なのだ)を出て生徒会のメンバーが
たむろする場所へと向かう。
「ゲロッ、生徒会の奴らと和平に向けて交渉するのはいいけどよ、誰に話持ちかければいいんでい?」
「こういう時は相手のリーダーか穏健派を纏めている人に会いに行けばいいんだけど」
「知ってんのかスーさん」
「ううん、でもそれなりの発言力を持っていて戦いを回避したがっている人の場所なら知ってるよ」
「そう、彼のことね」
スーリエの言う人物に確信があるロックはうんうんと頷きながらその場所へと先導していく。
知らないのは人間関係にやや疎い蛙一匹。
「一体誰なんだよそれって」
「ついてくれば分かるわよ。見た目からして愛の伝道師だから」
果たしてその場所に彼はいた。安っぽい何か字の書かれたTシャツを着て、頭に茨の冠を掲げた
ジョニー・デップ似の男性。聖イエスその人である。
「こんちわー、私達和平交渉に来たんだけど―」
声を掛けるロック達。気付いたイエスを目が合う、その刹那彼は顔を青ざめさせ、茨に手を掛け
トゲを思いっきり引っ張った。
ぴぴるぴーとアラームが鳴り部屋の中に目つきの怖い金髪の男が登場。
「破壊天使ウリエル只今到着―」
「助けてウリエル!悪魔の使いがトリプルで私を惑わしに来たよー!」
「何よこの急展開」「話し合いに来たのにここで殺されるのかな」「ゲロォ」
破壊天使と名乗った男は抜いた剣をきらめかせ―、
「イエスの前から消え去れ淫魔め!」
「ギャー言い返せないー」
「キリスト教では同性愛は禁止だ!」
「ギャー一目で判別できるなんて凄いー」
「お前どう見てもバエル!」
「ですよねー」
斬りかかりながらの三連突っ込みで退治される三人。イエスと話し合うという作戦は間違ってはいない、
ただ彼らは見た目の組み合わせががあまりにも悪すぎた。この事件により生徒会との決戦日が10日は縮まったと言われている。
一億夜「………うーん、確かにそうなのかも…………」
-K-「というかその手掛かりになりそうな力ってのもきっと小竹様の事よ!」
一億夜「え?…えーと…それはどうかなあ…」
-K-「そうよ!きっとそう!貴方も小竹教に入ればきっと記憶も戻るわ!」
一億夜「いや、それは………あ、でもそういえばあなたもどこかで見たことあるような…」
-K-「え!もしかして貴方、記憶を失う前は私たちと一緒に小竹様のために戦ってたんじゃ!?
そういえば私も貴方を見たことがる気がするわ!さあ一緒に小竹様の為に戦いましょう!」
一億夜「えー…いや、私は…ちょっ…ああー」
-K-「小竹教の他のメンバーも待ってるわ!さあ行くわよ!」
こうして一億の夜を生きた者は番長Gと共に戦う事となった
***+3「脱走」 オチで吹いたw
多くの仲間と共に牢に繋がれ、ただ生きているだけの日々。
毎日、看守が現れ、俺達の仲間を引き摺り出していく。
連れて行かれた仲間の末路は、俺の与り知らぬ事だ。だが、微かに漏れ聞こえる断末魔を耳にすれば、大体の察しは付く。
毎日、毎日。看守は現れ、また仲間の一部を連れ出していく。
どうせ皆殺す腹づもりなら、一思いに全員殺せばいいのだ。
いたぶるように、毎日、ある程度の数だけを――何故そんな残酷な真似をする?
俺達に、何の落ち度があった?
運命だとでもいうのか? そんなものに殺されてたまるか。
周りの奴らは、すでにその運命とやらに身を委ねたらしい。
生きる事を、抗う事を諦めた、従属の心に取り憑かれた眼。
だが、俺は違う――
こんな運命を突き付けられて受け入れられる程、俺は自分に絶望しちゃいない。
俺の運命の糸くらい、俺が紡いだっていいだろう。
外の世界に繋がっているだろうこの糸、誰とも知れん奴に切られるのは御免だ。
ある朝、いつもの看守の登場。
そいつの手が、ついに俺を死刑台へと誘う。
この日、この時を待っていた。
看守の手が俺の胸倉にかかった瞬間、渾身の力で、奴の喉を突き刺した。
このために長らく研ぎ澄まし続けた甲斐もあったのか、看守の首は綺麗に破られていた。
後は、脱出するだけだ。
まだ見ぬ世界を夢想しながら、俺は外へと続くだろう階段を駆け上がった。
<臨時ニュースをお知らせします。
今朝、人気ハンバーガーショップ「デスバーガー」の科学地下養鶏場にて、首を繰り抜かれた男性従業員の遺体が発見されました。
肥育していた鶏の一羽が見当たらないことから、警察ではこの鶏が男性を殺害、逃走したものとみて捜査を進めている他、近隣住民への警戒を呼び掛けているとのことです。
「デスバーガー」社は、「事実関係を確認中であり、コメント出来ない」としています。
では、次のニュースです――>
***+1SS『鬼百合、推参』 なんで学校内のいざかいに当然のように宇宙海賊が参加するんだw
希望崎で膨れ上がる、二大勢力の対立の気運。
星々を股にかける宇宙海賊も、その蚊帳の外とはならなかった。
高機動戦艦、“Peter and Wendy”。
“オニユリ”という、太古の植物のエンブレムがひと際目立つ、その艦橋にて――
「どちらに付くつもりですかい、頭ァ?」
「番長側だよ、さっさと準備しな」
「了解でさぁ。しっかし、何でぇそっちなんです?」
部下に進路決定の命を下しながら、“副船長”は“船長”に問いかける。
「少しは自分で考えな!
アタシらは海賊なんだ、反体制派に付くって相場が決まってるだろ」
そう怒鳴ったのは、奇天烈な格好をした女性。
遠い昔に流行ったという、海賊の出で立ち――交差する骨と髑髏をあしらった帽子。
腰に刷くのは、これもまた古めかしい形状のピストル。あらゆる魔人がインフレした現在では、木下一人殺すのがせいぜいだろう。
彼女の名は、“タイガーリリィ”。
自ら舵を持ち、彼女は号令をかけた。
「野郎ども錨を上げな! “Peter and Wendy”、出航だ!」
「「イエス、マダム!!」」
威勢の良い返事が木霊する。
「全乗員の搭乗を確認」
「反物質ジェネレーター、出力安定」
「擬装センサー、展開準備完了」
「航行システム、オールグリーン」
「“ピクシーホロウ”、カウントダウン開始――5,4,3,2,1……」
“ゼロ”、の声と同時に、“Peter and Wendy”の表面が粒子のようなものに包まれ、加速を開始する。
一瞬の後、帆のようなフィールドが形成されたかと思うと、巨大な艦影が、その場から消失した。
ワープシステム“ピクシーホロウ”が作動――タイガーリリィを筆頭とする宇宙の荒くれ者達は、希望崎へと針路を向けた。
反体制派――番長グループの下へ、馳せ参じるために。
***+3 『-K-と-K-』 小竹様万歳
教団内にはざわめきが広がっていた。
反小竹勢力の一人だと目されているゴーテ伯爵が、単身で乗り込んできたからだ。
教団の扉をくぐった伯爵を、信者たちは一斉に取り囲む。
レッゾ「てめえ、いい度胸してるじゃねえか、あーん?」
信者の一人、レッゾがチンピラのような物言いで詰め寄った。
その背後には無数のラッタ・ヴオートを従えている。
ゴーテ「それが客人に対する態度かね? この教団の教育はどうなっているのだ」
レッゾ「ああ? -K-様バカにしてんのかコノヤロウ! ラッタ・ヴオートがボコボコにするぞ、てめえ!」
白金「よせ、レッゾ。お前がいると話がややこしくなる」
白金はラッタ・ヴオートたちに命じてレッゾをその場から追い出した。
レッゾ「え、おい! ちょっと待て! 俺はトラスフェリメントだった男だぞーーーっ!」
遠ざかりながらレッゾは叫ぶが、彼の振る舞いはいつものことなので、信者は誰一人見向きもしない。
小竹教団においても、レッゾはレッゾなのである。
白金「それで、伯爵とやら。いったいどういう用件なんだい? まさか茶を飲みに来たというわけでもあるまい」
ゴーテ「それも悪くはない。が、まずは-K-のいる場所へ案内しろ。彼女と直接、話がしたい」
白金「……おいおい、さすがにそんな要求を飲むわけにはいかないだろ。どうしてもってんなら、まずは俺を倒してからだ」
ゴーテ「ふむ、その忠義心は確かに白金の血族。芯の部分では変わってないな」
白金「なっ!? 貴様、俺を知ってるのか? 一体何者……」
「やめなさい、白金くん」
戦慄を覚える白金の背後から、女性の声がした。
-K-だった。
-K-「ごめんなさい。私の監督不行き届きのせいで、ご不快な思いをさせてしまったみたいですね」
白金「BOSS! 祈りの間でガス栓をひねっていたはずでは?」
-K-「気配を感じました」
ゴーテ伯爵をまっすぐに見つめ、-K-は彼に近づく。
-K-が歩くたびに、信者の群れが割れていき、ゴーテ伯爵への道ができる。
伯爵の前まで来ると、-K-はひざまずき、頭を下げた。
白金「BOSS!? そんな奴に何を……」
-K-「白金くん、まだ分からないの?」
白金「え?」
いぶかしむ白金に、-K-は振り向かずに言葉を続ける。
-K-
「ゴーテという名から濁音と長音を取り除けば「コテ」、そう、小手よ。
小手と言えば剣道、そして剣道で使う武器は竹刀。
その両方の一文字目を組み合わせれば……」
白金「!? まさか!!」
ゴーテ「――君ならすぐに気付いてくれると思ったよ」
ゴーテ伯爵は自分の顔に手をかけると、皮膚を鷲掴みにして、勢いよく引き剥がした。
皮の下から、一人の男の顔が現れる。
白金「こ、こ、こ、小竹!?」
驚きのあまり尻餅をつく白金。戸惑う信者たち。
そんな周囲を余所に、-K-は立ち上がり、恍惚とした表情を小竹に向ける。
-K-「生徒会を裏切るお手並み、お見事でした」
小竹「昔の仲間の技を、ちょっと応用したのさ。皆の慌てふためく姿が愉快だったよ」
懐かしむように小竹は空を見上げた。
かつて自分と共に戦った男のことでも思い出しているのかもしれない。
-K-「ずっと、ずっと待っていました。会いたかった。あなたに会うために、この教団を作ったのです」
小竹「ああ、分かってるよ。君のことならなんでも分かる。たとえ永遠とも思えるほどの時が流れてもね」
-K-「小竹様……」
小竹「君のおかげで全宇宙制覇は目前だ。これからも僕の側にいてくれるか?」
-K-「愚問ですわ」
-K-は振り返り、信者たちを見回して言った。
-K-「みんな、神がこの地にご降臨なさったわ。今日この日から、新たな歴史が始まるのよ!」
はじめは戸惑っていた信者たちも、教祖-K-の言葉に感激し、気分を高揚させていく。
「うおおおお! 小竹様バンザーーーイ!」「バンザーイ!」「ばんざああああい!」
こうして小竹教は、ガスが爆発するかのごとき勢いで、その勢力を急速に拡大させていくのだった。
白金「やれやれ。ダメだこりゃ」(肩をすくめながら)
2012-09-02T16:57:31+09:00
1346572651
-
生徒会SS②
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/40.html
*生徒会・SS②
***合計点 +11
#contents
***--
「このメンバーは後にも先にも番長G最強だと確信する。
このチームで負けたら、それはむしろダンゲロスのルールの方がおかしいなだな。」
ダンゲロス勢注目のレジェンド!!
「まぁ今回のゲームは俺のキャラ取ったチームが勝つようなモンですけどね 」でだましたチーム 星の数!! 範馬超一郎!!
「架神さんの妄想ですよ!!そんなこと言ってないですよ!!」
顔の見えるコスチュームに代えてとの声も多いが女関係は真面目!! 宇宙死神デスハール!!
「つーか死んでますから」
人の良さそうな笑顔に似合わずENT型質問が得意なタイガーリリィ!!
「ご新規さんの前じゃやんないですよ」
バリア貫通、カウンター無効の強能力!! しかし、発動率は96%でも不安!! 白金由紀也!!
「座右の銘 広範囲能力者は死ねばいい」
ゲーム一の壊れキャラにもかかわらず、その発動率はなんなんだ!! アポシャン!!
「オレボーナス込みで発動率70%っす」
インフレ一辺倒のゲームシステムを脅威の発想でカバー!! ドラフトの天才 ゴーテ伯爵!!
「オス、光栄ッス」
納得いかなきゃGKだろうが余裕でディスる!! 番長Gの核弾頭 ロック・ジョー!!
「やっぱ俺はチンピラ扱いか」
ヤローの隠れファン急増中!!
「涼原カヤが怖い」と訴える!! 得意の能力で逃げ切れ コスモ・プログレッシブ!!
「かんべんして下さいよ」
そして、番長G抱かれたくない男 堂々3年連続ナンバーワン!!
(主な理由 戦線離脱したら殺されそう 永続行動不能になったら殺されそう 強能力を超えてチートっぽい)
多分、今年もぶっちぎり!! オレ様 みんなころす夫!!
「そんなオレ様とのコンボで宇宙を壊滅できる限定解除許可書。」
『それはEFBだって!!』
***-- 『最後の戦い』
観月
「んふっまさかここまで追い詰められるとは思わなかったけど、もう君達は終わりだよ!」
「さあ、行け!我がテニスの力で召喚されし邪悪なる死神デスハールよ!生徒会のゴミ共を薙ぎ払え!!」
デスハール
「ガー!」
勇者ヤスヒロ
「くっ!ここまでか…」
(諦めるな、ヤスヒロ!!)
「!?…こ、この声は…?」
鷺ノ宮(あなたは言ったわ、私達を守ると…その言葉は嘘だったの…?)
冥王星(私は戦った、愛する木星兄さんの為に…兄弟のみんなのために…あなたも大切な人のために戦って…!!)
u(死亡制約だって怖くはなかったよ…勇者ヤスヒロと…みんなと共に闘えたんだから…)
中村あJ(俺の死を無駄にする気か…?お前がここで諦めたら…お前達のために戦った俺の死も無駄になるのだぞ…)
AB19(………)
イエス様「諦めるな、ヤスヒロ君!今こそアガペーの力を解放するんだ!!」
涼原カヤ「生徒会長として命令します!最後まで諦めないで!!」
ランドルンドゥン「大丈夫よ、あなたは選ばれし勇者なのだから…!!」
アリス「お願い、ヤスヒロ君…勝って!!!!」
ヤスヒロ「みんな、ありがとう…俺に勇気をくれぇぇぇぇ!!!」
観月「ば、馬鹿な!?ヤスヒロの中二力が増幅していく…!?」
ヤスヒロ「うおおおおおおおおおお!!!!」
その後、勇者ヤスヒロの姿を見た者はいない…
インフレダンゲロス、完!!
***-- 冥王星
「見ろ あいつ…… ……準惑星だ」
「お前らここに来るまでに惑星を破壊したか?」
『……………ああ』
《……破壊したと、言えるほどじゃないが…》
「勝敗は聞かねえ 俺も勝ったわけじゃねえ」
「だがあいつはそのどの惑星よりも力は下だ」
「ビビッても始まらねぇ とっとと倒して木下拾いに行くぜ」
『……白金……』
【ああん?何をゴチャゴチャ言ってやがんだ!?】
【俺を倒すだぁ!?てめぇらみてえなクソカスがか!?】
【笑わせんな!!】
【星屑ロンリネス!!】
「何だ……どういうことだよ……こりゃあ!?」
【太陽系惑星が、水・金・地・火・木・土・天・海・冥だと誰が言ったか?】
【太陽系惑星は、翠・禁・血・華・黙・怒・典・怪・冥だ】
【俺がセロ・太陽系 冥王星だ!!】
その頃、日番谷隊長は負けそうになってた。
***-- 涼原カヤ
しんしんと粉雪が降り注いでいた。
辺り一面に、童子の声が響き渡っている。
「これは……」
どこか寂しく、どこか暖かい、やさしい空。
わたしは、また全て忘れる。
痛みも悲しみも、出逢いも別れも、全て忘れてゼロに帰る。
また逢いましょう。
いつの日か、この白い空の下で。
私は忘れる。
いつの日か、またあなたと出会うために。
***+2 涼原カヤ『dear』 近くの星で、てあんた
----
決戦数日前――
『とうとう明日だね』
決戦も間近に迫ったということで、私たちは近くの星で、最後の休養を過ごしていた。
私は空気のような体を、窓の外に乗り出して、 体一杯に風を浴びた。
こいつは、冗談めいた様子で、
「あなたには関係ないけどね」
と、やわらかな笑みを、私に向ける。
こいつに体を奪われてから、もう数ヶ月が経った。
もちろん、全てとは言わないけど、私の中にあった彼女への、わだかまりというものは、大分薄らいでいた。
「ごめんなさい」
不意に、こいつが私に頭を下げた。彼女らしくない行動に、私はおかしくて、思わず吹き出した。
「なにー? らしくないなぁ」
私がそう言うと、彼女も、少し照れくさく感じたらしく、頬を染めて、私から顔を背けた。
そして、しばらくの間の後、独り言のように、私に言う。
「……わたし、この戦いで死ぬかもしれないわ」 申し訳なさそうに、彼女は私に目を配る。
『……うん』
私はただ頷く。
「私が死んだら……あなたは、もうこの世界にはいられない。あなたは今度こそ消滅するわ」
『うん』
彼女が死ねば、私は消える。なら、その後、彼女はどうなるのか……私はあえて聞かなかった。「私は結局、能力を思い出せなかった……だから、私は……あなたを守れない」
強い後悔の色、心細そうに、彼女の肩は震えていた。
私はそっと、彼女の頬に、両指を添えた。
そして、ゆっくりと胸に抱え込む。
『わたしはだいじょうぶだよ。わたしはあんたに会えて、本当に良かったと思ってる』
「ごめんなさい」
彼女の声が上擦る。
『だから、らしくないよ。もう、私はあんたを責めないから。私はもう知っているんだ。あんたは、私を殺してない……私、全部思い出した』
まだ、完全ではないけど、死の間際の記憶――その記憶の中に彼女の姿はなかった。
『だから、あんたはもう、すべてを背負わなくていいんだ。この世界のことも、私を殺したやつのことも』
私はにっと笑ってみせる。半分嘘で、半分本当の笑顔。だからこそ、私はこいつと逢えたこと、こいつ過ごせたこと、それが今や、本当に思い出となってしまったことを実感した。
彼女はそっと私の腕に手を添え、私の胸からゆっくりと顔を離す。そして、私の正面を見た。
「わたしが、こんなことを言うのも、おかしいかもしれないけど、わたしも、あなたとこうして出逢えたこと、絶対に忘れない。そのことを、わたしは絶対に、後悔しないわ。あなたと逢えたこと、それだけは、私にとって本当の記憶だから」
こいつは、言葉を止め、くるりと私をすり抜けて、窓際に立った。
そして、はにかむようにして、
「ありがとう」
最後に彼女はそう笑った。
***+3 『ダンゲロス子不参加理由』 コノハ衆www
「広範囲純ダメ能力作り放題wwwww今回のキャンペーンはアタシのためにあるようなモンだwwwww」
一際大きな声で独り言を言っているのは赤毛を後ろに纏めたお団子頭のダンゲロス子。
今回のキャンペーンではガイドラインの数値が甘く、制約をつけ放題というルールを聞いて有頂天に達していた。
ああ、どんな能力を作ろうか、とりあえずMAP全体純ダメ攻撃はもう決定事項だな、制約はどうしようか、
とりあえず手軽に制約を満たせる『特殊マスで使用可能』はつけて、『永続戦線離脱』あたりもつけようか、それからそれから…
ふと気がつくと、ダンゲロス子の後ろには揃いの服を纏った奇妙な集団が立っていた。
「な、なんだてめぇら!?」
「ずいぶんとご機嫌なようだな…」
「インフレダンゲロスなどという生ぬるいキャンペーンに参加できるというだけでそこまではしゃぐとは滑稽だな。」
「なにぃ!?」
「まぁまぁ、彼らはせっかくの強大な能力を作れるチャンスが嬉しくて仕方がないのですよ。」
「それにしては能力の作り方が悪い、まるでガキの遊びを見ているようだ。」
「そうだな、この娘などが特に酷い例だ。能力に何の捻りも感じられぬ。」
「これではせっかくのインフレも宝の持ち腐れだな。」
「こいつのような酷い能力を見ていれば自ずとダンゲロスプレイヤーの力量の程が知れるというものだ。」
「ちょっと待てコラ、黙って聞いてりゃ好き放題に言いやがって!喧嘩売ってんのか!?」
「そのつもりはないが、貴様の方がやる気があるというのならば、相手になろう。格の差というものを教えてやる。」
「上等だぜ!ちょうどいいや、新しい能力の試し撃ちだ!てめぇら全員、地べたに這いつくばらせてアタシに喧嘩売ったこと後悔させてやんよ!!」
「やれやれ、気は進まぬがインフレしきったキャラクターというものがどれほどのものか確かめてやるか…」
◇◆◇◆◇
「バ…バカな…」
地に伏していたのはダンゲロス子の方であった。何をされたのか全く分からなかった。
初めのうちは自分の方が優勢かと思っていたが、彼らの一人が
能力を発動した途端に形勢は逆転、何が何だかわからないまま敗北していた。
「この程度か…確かめるまでもなかったな。」
「な…何をしたんだ…お…お前らは…一体…?」
「我らの名は『コノハ衆』、教祖pieraの名の下にダンゲロスに新たなる秩序をもたらす新世代プレイヤーである。」
「お前たちダンゲロスプレイヤーは近いうちに強大なセカイ系能力の地獄を見ることになるであろう。『プロセルピナ』の合言葉と共にな。」
「それまでの間は、せいぜいインフレという名のぬるま湯に浸かって楽しんでおくがいい。」
「プロセルピナの準備の合間にほんの余興のつもりでインフレダンゲロスを観戦するつもりであったが…興が削がれたな…」
「ゆくぞ、もうその娘には用はない。変革の時はもう間もなくだ」
「く…くそ…」
徐々に意識の薄れゆくダンゲロス子を尻目に、謎の集団はその場から姿を消した。
「一つを全てに、全てを一つに…」
◇◆◇◆◇
「遅い…」
フランソワは非常に機嫌が悪かった。
待ち合わせの時間はとっくに過ぎたのにも関わらず、いつまで経ってもダンゲロス子が現れないからだ。
何度目かの紅茶のおかわりをした後、遂にフランソワは痺れを切らして喫茶店を後にした。
今回のダンゲロスでも自分がイラストを描いて中二力を溜め、ダンゲロス子のバックアップに回るつもりであったが、
このままダンゲロス子が現れないようであれば今回のキャンペーンに参加すること自体が不可能になる。
「ほんっとにアイツはもー、自分勝手で人に迷惑かけてゲロ子のバカゲロ子のバカ」
どうしたものかと思案していたが、ふとある考えが頭によぎった。
(いざとなったら・・・私が戦いに参加するしかない…か…?)
フランソワが最初にダンゲロスに参加したのは第5次ハルマゲドンの時期である。
自分の能力を「面白そうだ」と買ってくれたGKポポの言葉もあり、意気揚々と本戦に参加したが
結果的には能力を発揮する間もなく、敵側のバルバロッサ土田に惨殺されるという憂き目にあった。
当時の事を思い出すとあまり本意ではないが、ゲロ子が行方不明なのでは仕方がない。
「うん…大丈夫!私だって魔人能力者として復活したんだし、ガイドラインの計算にも慣れてきたし、たぶん何とかなる!」
そう考えて気持ちを切り替えると、さっきまでの不機嫌はどこかに吹き飛んで、今度は逆に自分の能力を発動したくてウキウキしてきた。
「今回のダンゲロスにはどんなキャラクターが出てくるかなぁ、お友達になれそうな人はいるかなぁ。」
もはやダンゲロス子のことなど完全に頭から消し去り、フランソワは自分の能力を作成し始めた…
***+1 『黒と白』 とても高い中二力を感じました!
----
同じ景色が、鏡合わせのように、続いていた。 まるで、はるか昔の世界地図のように、世界は広がりなく、周囲を切り取ったかのように、延々と続いた先は断絶している。
『ここは?』
私はこいつに、 そう尋ねた。
私の体を奪ったこいつは、影のあるような笑みを浮かべながら、自分でも、この世界を表す言葉を図りかねているかのように、
『幻、遺産、記憶、もしくは思い出……』
と、答えた。
街も星も、空も、縁取りを残して、すべて黒に染まっている。
まるで、闇――しかし、視界は明るい。
「あなたは、だぁれ?」
不意に、そんな声が、後方から飛び込む。振り返ると、傘を差した少女が、こちらをじっと見ていた。
『あれは誰だ?』
「あなたは九人目のアリスね」
私の方に、ちらりと横目を配らせて、こいつは、少女に問いかけるように答えた。
「そうよ。だから、私の代で終わらせなくちゃいけないの。邪魔だけはしないで」
一瞬、こいつがアリスと呼んだ少女の瞳の奥で、何かが、光ったように、感じた。
「大丈夫」
こいつが、いつになく、真面目な顔を、少女に向けた。
「全て終わるわ。この世界も、そして宇宙も、また白く白く、塗りつぶされる」
「白く?」
アリスは、不思議そうに、こいつの顔を覗いた。
「夢は必ず醒めるわ」
そう言って、こいつは、またいつもの仏頂面に戻った。
***+2 『スパイ・ラル・デ・フーレの憂鬱』 OSR高くて。なにがなんだか!
----
スパイ・ラル・デ・フーレは、本来『デフレ』という形而上の概念だった。
同じ概念でありながら、形而下に存在する『忘却』とは違う。
私が、人の中で、力を発揮するのに対し、彼は世界そのものに、ダイレクトで干渉する。
彼は、世界が自身を守るために生み出した、インフレ化した魔人に対する抗体だった。
しかし、彼は症状の緩和を行うのみで、原因に対する解決は行わない。
故に、デフレは螺旋状に進んでいく。
もはや、彼は、世界にとって、インフレ以上に悪性のモノへと変化していた。
スパイ・ラル・デ・フーレ、彼は自らをそう名乗った。
***+2 鷺ノ宮朱音子SS 鷺ノ宮朱音子=ENTさんということかな
ペテン師の流儀
人を騙すだけなら簡単だ。相手に騙されたと気付かれるようでは二流の仕事だ。
相手は騙されたことに気付かず、逆にこっちに感謝したりする。
そんな仕事が朱音子が目指す完璧なペテンだ。
現在請けている仕事の内容は、抗争の最中にターゲットを騙さなければならない。
しかも誰がターゲットになるかはその時まで分からないというとんでもないものだ。
しかし、朱音子は準備に1年近くの時間をかけ、幾つもの顔と名前、手下を使い20人以上に同時にしかも別々にペテンを仕掛けるという離れ業をやってのけた。
ある者には、とある宗教に入信させて近付いた。
ある者には、とある部活のマネージャーになり近付いた。
ある者には、友人の友人として近付いた。
ある者には、好みのイケメンを送り込んだ。
ある者には、助手として送り込んだ。
ある者には、異文化コミュニケーションの一環と称して会話教室を開いた。
ある者には、音楽プロデューサーとして近付いた。
ある者には、道に迷ったふりをして近付いた。
ある者には、死んだ恋人に良く似た女性を送り込んだ。
ある者には、わざと宇宙で漂流させ、救助させた。
ある者には、・・・・・・
そんな苦労も今報われようとしている。
中村あJ「ターゲットは・・・・・・」
朱音子「オッケー完璧に仕上げて見せるわ。」
***+2 「真野の思い」 OSR先生自分のことしか考えてねー!
真野は思った
みんな、なぜ戦うんだ?
冥王星はかつての家族を守るため、
涼原は、話してはくれないが、きっと誰かのために
OSR先生は、OSRのために、
ヤスヒロくんはあの死神を倒すために
自分は何のために戦おうとしている?
最初はただ生き延びたいだけだった
だが、今は少し違った
みんなと、少しでも長くいたかった、
もう少し話をしたかった、
それでも、戦いはすぐそこに来ている
いまは、ただ生き延びたいだけじゃない
みんなの笑顔をもう一度見たい
俺は、みんなを守るために、戦おう
もう一度あの笑顔を見るために
2009-07-29T23:48:51+09:00
1248878931
-
涼原 カヤ
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/79.html
*涼原 カヤ(すずはら-)
-性別:女
-所持武器:水縞模様のミトン
-能力タイプ:シークレット
-&bold(){攻撃力:0 防御力:0 体力:7億 精神力:3億 FS「涙氷(るいひょう)」:10億}
**特殊能力 『SNOW FLAKE』
&bold(){&color(orange){(シークレット公開)}}
-&bold(){[発動率:70% 成功率:100%]}
辺り一面を雪原に変える。
そこは宇宙空間だろうと関係ない。
ただ、白く、白く、染め上げる。
白い夜は、痛みも悲しみも包み込み、全てを忘れさせる。
舞い散る粉雪に宿った雪童たちは、しんしんと静かな産声を上げる。
***計算式
【効果】バステ『雪幻』を2ターンの間付与:-55
バステ内容:敵ユニットをDPに変える(敵一時戦線離脱)
【範囲】半径3マス:-80
【対象】敵全員:-25
【時間】5ターン:-50
【制約1】自分永続行動不能:+70
【制約2】体力5消費:+60
【制約3】バステ付与時、対象人数分、敵陣営にDP加算:+50
【制約4】フィールドから味方が脱出した場合、フィールド解除:+5
【制約5】機械には無効(無機物):+2
【制約6】敵全てを一度に戦線離脱できない:+3
【FS】 10
【効果付属】術者死亡時非解除:-10
【調整】GK独断:-40(前提案より明らかに強くなっているので)
(80ー効果55ー範囲80ー対象25ー時間50+制約190)x2ー付属10-40=70%
**キャラクター説明
世界の終わる直前に、ふと目覚めては、世界を白に帰す、忘却の化身。
----
2009-07-29T23:34:22+09:00
1248878062
-
生徒会
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/53.html
*生徒会名簿
|BGCOLOR(silver):名前|BGCOLOR(silver):性|BGCOLOR(silver):攻|BGCOLOR(silver):防|BGCOLOR(silver):体|BGCOLOR(silver):精|BGCOLOR(silver):FS|BGCOLOR(silver):他|BGCOLOR(silver):特殊能力|BGCOLOR(silver):発|BGCOLOR(silver):成|
|[[カーレン]]|女|11|0|4|4|11||ツタに絡まって~|84|100|
|[[転生フランソワ]]|女|4|4|6|3|3|&color(gray){秘}|ごきげんようDX|109|100|
|[[u]]|男|1|2|9|4|14||n|109|100|
|[[一番合戦 翔利]]|男|7|19|3|0|1||一番合戦一家~|98|100|
|[[OSR先生]]|男|0|0|5|5|20||OSRの世界|50|100|
|[[鷺ノ宮朱音子]]|女|9|1|6|4|10||先払い予約|100|100|
|[[ディック・ザ・ビッゲスト]]|男|0|0|10|0|20||突っ込む|105|100|
|[[寄井纏衣]]|女|0|20|7|3|0||イージスシステム~|80|100|
|[[真野 皇平]]|男|0|3|7|0|20||聞いてねーぞ!|90|100|
|[[勇者ヤスヒロ]]|男|10|0|7|7|6||中二スレイヤー|83|100|
|[[聖イエス]]|男|0|8|12|4|6||ブザーを鳴らして~|90|100|
|[[中村あJ]]|男|0|0|0|0|20|秘|---|--|--|
|[[冥王星]]|無|0|1|6|3|20||星屑ロンリネス|90|100|
|[[保志好男]]|男|0|10|11|2|7||星と僕の絆|108|100|
|[[ミズキ・ウサミ]]|女|0|0|1|0|19|&color(gray){秘}|新人類召集|74|100|
|[[ノイン・ES・アリス]]|女|1|2|4|3|20||赤の王が夢見た~|75|100|
|[[AB19]]|無|0|0|1|0|19|秘|---|--|--|
|[[ランドルンドゥン]]|女|10|0|5|5|10||至高にして究極|65|100|
|[[便騎士]]|男|13|0|10|5|2||聖水|100|100|
|[[涼原 カヤ]]|女|0|0|7|3|10|秘|---|--|--|
2009-07-29T05:19:30+09:00
1248812370
-
総合名簿
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/58.html
*総合名簿
|BGCOLOR(silver):名前|BGCOLOR(silver):性|BGCOLOR(silver):攻|BGCOLOR(silver):防|BGCOLOR(silver):体|BGCOLOR(silver):精|BGCOLOR(silver):FS|BGCOLOR(silver):他|BGCOLOR(silver):特殊能力|BGCOLOR(silver):発|BGCOLOR(silver):成|
|[[カーレン]]|女|11|0|4|4|11||ツタに絡まって~|84|100|
|[[転生フランソワ]]|女|4|4|6|3|3|&color(gray){秘}|ごきげんようDX|109|100|
|[[u]]|男|1|2|9|4|14||n|109|100|
|[[一番合戦 翔利]]|男|7|19|3|0|1||一番合戦一家~|98|100|
|[[OSR先生]]|男|0|0|5|5|20||OSRの世界|50|100|
|[[鷺ノ宮朱音子]]|女|9|1|6|4|10||先払い予約|100|100|
|[[ディック・ザ・ビッゲスト]]|男|0|0|10|0|20||突っ込む|105|100|
|[[寄井纏衣]]|女|0|20|7|3|0||イージスシステム~|80|100|
|[[真野 皇平]]|男|0|3|7|0|20||聞いてねーぞ!|90|100|
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|[[聖イエス]]|男|0|8|12|4|6||ブザーを鳴らして~|90|100|
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|[[狂木殺]]|女|20|0|5|5|0||眇の月|80|100|
|[[スパイ・ラル・デ・フーレ]]|無|0|0|1|0|19|秘|---|--|--|
|[[みんなころす夫]]|男|1|6|8|5|0|秘|---|--|--|
|[[観月はじめ]]|男|0|0|5|5|20||君の弱点~|110|100|
|[[須獄・E・衣人]]|男|0|8|8|4|10||かわりに~|85|100|
|[[成金王スーリエ]]|男|14|6|7|3|0||イケメンによる~|85|100|
|[[ゴーテ伯爵]]|無|0|0|0|20|0|&color(gray){秘}|jokerÅ|85|100|
|[[スイガラ・サマエラ]]|無|0|15|7|3|5||悪煙の伝染|83|100|
|[[首領蛙]]|男|20|0|6|4|0||首領蛙|85|100|
|[[デスチキン]]|男|4|4|4|4|14||科学肉鶏死の鳥|73|100|
|[[夢幻内 極萌]]|女|0|0|5|5|20||魔人はどこから~|85|100|
|[[コスモ・プログレッシブ]]|女|0|1|5|5|9|秘|---|--|--|
|[[宇宙死神デスハール]]|無|1|10|12|5|2||常闇への一振り|78|100|
|[[範馬超一郎]]|無|5|5|15|5|0||エターナルピース~|100|-340|
|[[アボシャン]]|男|0|0|5|5|20||Measure of~|55|100|
|[[ロック・ジョー]]|女|8|3|13|3|3||チンチンが~|104|100|
|[[一億の夜を生きた者]]|男|0|5|5|2|8|&color(gray){秘}|祖先の回想|100|100|
|[[白金由紀也]]|男|11|2|6|5|6||禁じ手!!~|96|100|
|[[ラザホー]]|女|0|3|6|14|7||ヘビーG|95|100|
|[[タイガーリリィ]]|女|1|1|18|5|5||ピクシーホロウ|98|100|
|[[レッゾ・スペッキオ]]|男|6|6|6|6|6||オッフェン~|52|100|
|[[限定解除許可書]]|無|0|20|10|0|0||無礼講|75|100|
|BGCOLOR(silver):名前|BGCOLOR(silver):性|BGCOLOR(silver):攻|BGCOLOR(silver):防|BGCOLOR(silver):体|BGCOLOR(silver):精|BGCOLOR(silver):FS|BGCOLOR(silver):他|BGCOLOR(silver):特殊能力|BGCOLOR(silver):発|BGCOLOR(silver):成|
|[[恒星]]|無|0|0|5|5|20||宇宙ヤバイ|135|100|
|BGCOLOR(silver):名前|BGCOLOR(silver):性|BGCOLOR(silver):攻|BGCOLOR(silver):防|BGCOLOR(silver):体|BGCOLOR(silver):精|BGCOLOR(silver):FS|BGCOLOR(silver):他|BGCOLOR(silver):特殊能力|BGCOLOR(silver):発|BGCOLOR(silver):成|
|[[海神 晶]]|無|0|0|7|1|12|秘|---|--|--|
2009-07-29T05:19:08+09:00
1248812348
-
コスモ・プログレッシブ
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/92.html
*コスモ・プログレッシブ
-性別:女性
-所持武器:暴走する妄想
-能力タイプ:シークレット
-&bold(){攻撃:0 防御力:1億 体力:5億 精神力:5億 FS「電波」:9億}
**特殊能力 『魔法少女ラジカルペイント feat.コスモ』
&bold(){&color(orange){(シークレット公開)}}
-&bold(){[発動率96% 成功率:100%]}
効果:4マス移動(移動ルートは任意。ZOCの影響を受ける)
対象:周囲1マス味方全員
制約:自分永続行動不能
制約:精神3消費
制約:体力2消費
制約:特殊マスでしか使えない
周囲1マス以内にいる味方全員を自由に4マス移動させる。
ブラックホールとZOCには阻まれる。
自作曲の演奏によって、周囲に存在する魔人たちに音波を染み込ませ、魔人の潜在的な力を解放し、
時間と空間を飛び越えて一瞬にして遠くまで移動させることができる。
……とは本人の談だが、音が伝わらないはずの宇宙空間でも問題なく使っているところをみると、
どうも電波的な妄想を伝えることで味方の脳内に影響を与える仕組みになっているようだ。
発動にエネルギーを食うので非常に疲れる。
また、演奏の「ステージ」となる天体の近くでないと、本人のやる気が出ないため、特殊マスでしか使えない。
***計算式
【効果】4マス移動(任意方向ZOC影響あり):-140
【範囲】周囲1マス:-20
【対象】味方全員:-25
【時間】一瞬:0
【制約1】自分永続行動不能:+70
【制約2】精神3消費:+36
【制約3】体力2消費:+24
【制約4】特殊マスでしか使えない:+20
【FS】 9
【調整】1ターン目使用不可(GK独断):+10
発動率95.5%
**キャラクター説明
銀河に名だたるような気がする超電波アーティスト。
電波的な音楽を撒き散らして今日も元気に脳内感染を拡大させるぞ。
そんな彼女の作る曲はどれもBPMが暴走値。
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2009-07-29T05:17:45+09:00
1248812265
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みんなころす夫
https://w.atwiki.jp/infla-dange/pages/83.html
*みんなころす夫
-性別:男性
-所持武器:包丁
-能力タイプ:シークレット
-&bold(){攻撃力:1億 防御力:6億 体力:8億 精神力:5億 FS「恨み、妬み、嫉み」:0}
**特殊能力 『全員虐殺斬』
&bold(){&color(orange){(シークレット公開)}}
&bold(){[発動率:65% 成功率:100%]}
宇宙レベルのルサンチマンを溜め込み、銀河破壊規模で自暴自棄になっている青年。
手にした福本包丁で白昼堂々(白昼も何も銀河だけど)の通り魔殺人を繰り広げようと思っているが、いかんせん根が気弱なので、戦闘モードにある相手を襲うなんて大それたことはできない。
しかし、相手が戦闘状態になければ一転して凶悪な力を発揮する。
まず、戦場に転がる死体を無理矢理起き上がらせてもう一度殺害し、続いて能力反動で行動不能になっている相手を殺害し、さらに戦線離脱して、既に戦場から離れている相手を殺害する。
その後、おうちに帰って自分はブルブル震えながら引きこもる。
***計算式
【効果】特殊即死:-100
【範囲】MAP全体+MAP外全体:-180
【対象】敵全員:-25
【時間】一瞬:0
【制約1】能力制約による「自分死亡」「能力範囲内の任意の味方が死亡」「永続戦線離脱」「永続行動不能」。これらに類する状態の相手にしか効かない:+100
【制約2】自分戦線離脱:+70
【FS】 0
【調整】GK独断:+100
【調整】1ターン目使用不可(GK独断):+10
(80-100-25-180+100+70)+100+10=65
**キャラクター説明
とにかくみんなころしたい。
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2009-07-29T05:16:24+09:00
1248812184