日本スペード協会 トランプゲーム JSA2005
プレイの目安
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匿名ユーザー
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プレイの目安
11ビッド基準の考え方
ぴったりメイクすることは、バッグ破裂による100点減点を避けるために大切なことですが、バッグを避けてばかりいてはセットができません。
しかし、セットしたいがためにどんどんバッグを取っていると、何回セットしても、こちらもバッグ破裂で減点されて効率よい試合運びができません。
- 4人のビッド合計が11以上なら、セット戦
- 合計が10以下ならバッグ戦
自分とPの両方がこれを頭に置いておくと、呼吸を合わせやすいですね。
例えば合計11なら、セットを頭においてトリックを取る。セットするには3つバッグを取ればいいわけですから、Pと自分が予定よりも多いトリックを取れているならセットにチャレンジしてもいいかもしれません。
しかし合計10なら、セットするにはバッグを4個取らなければなりません。Pと2人でバッグ4個ということは、例えばひとり2個多く取るということ。普通にビッドしたはずならば、そんなに取るのは骨が折れます。それに10個貯まると破裂なので、セットできたとしても4個というバッグはちょっと痛いです。だから合計10以下のときは、ぴったりメイクしてOPにバッグ3個を押し付ける方針をとることが多いのです。
セカンド・ロー&サード・ハイ
合計11ビッド以上のときのトリックの取りかたの基本です。
- 1人目がミドル以下のカードを出したとき、
- 2人目は、それよりも下か、ちょっとだけ上の低いカードを出す。
- 3人目は、その場で一番勝てそうな強いカードを出す。
- 4人目は、3人目より強いカードを出してトリックをとるか、勝てるカードが無ければ小さいカードを捨てる。
こうやって向かい合った2人が自分の手持ちの弱いカードと強いカードをそれぞれ出すことによって、OPのハイカードをはさんで殺す、または、自分たちのハイカードを無駄遣いしないという効果が得られます。理屈はともかく条件反射的にできるようになりましょう。
ただしこれは、トリックを「取るため」の方法ですから、バッグ戦では使いません。
取れるところで、とりあえず取る
セットされないことは大切です。せっかく基本にあったビッドをしても、トリックを取らなければ点数にならないどころか減点になることもあります。
入門者の場合、メイクできそうなところまでは、自分のビッドした数は早めにとってしまうほうがいいと思います。