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「第3章 患者側のガン治療」(2006/06/23 (金) 19:59:18) の最新版変更点
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これはテレビドラマの話ではありません。
現実に娘がガンにおかされたのです。よりによって私の娘が……。
2003年9月、学校から帰ってきた娘が、妻に訴えたそうです。
「チョット、腕が痛いの……」
娘は当時中学1年生、二人姉妹の妹の方で、元気で明るくわが家のムードメーカー的存在でした。
趣味は絵を描くことで、親バカではありますが、これがなかなかいけていて、自分でも「将来、マンガ家になろうかな?」などと言っておりました。
それまでに目立った病気をしたこともなく、元気で明るく、普通のそしてかわいい娘でした。学校では友達もたくさんできて、クラブ活動はテニス部、充実した中学校生活を送っていたと思われます。
この年頃の女の子の常として、父親である私との会話はめっきり減っていましたが、まあ、これも自然のこと、とにかく順調に成長している中学1年の女の子でした。
-[[娘がガンにおかされました>娘がガンにおかされました]]
-[[治療、そして最悪の事態>治療、そして最悪の事態]]
-[[現代医学の限界を感じ──回復、退院へ>現代医学の限界を感じ──回復、退院へ]]
娘が退院して早や8カ月がすぎようとしています。もちろんその間全て順調だったわけではありません。親としては、娘のちょっとした変化にも気が狂いそうになるほど心配するものです。
それでも娘は今日も元気に起きて来て、学校へ行く準備をしています。
あの死の宣告からは1年2カ月が経過しています。
あと半年か1年ということだったので、すでに延命という点では、私たちのしてきたことは間違っていなかったと自負しております。
しかも病院のベッドで寝たきりではないのです。学校へ行き、友達と遊び、若干の不自由はありますが、とりあえず普通の生活をしているのです。
手の骨がまだもろいため、激しい運動ができないのと、まだ抗ガン剤治療をしているため髪の毛がないのと、そして身体にまだガン細胞があることを除けば普通の元気な14歳の女の子なのです。
病院の医療だけにまかせていれば、娘の今はなかったと思っています。私たち患者側がガン治療に参加したことで、今の元気な娘があるのだと信じています。
どのような病気でもそうでしょうが、とくにガンの場合は患者側の対応が大きなウエイトをしめると考えます。
もし、あなたがガンと宣告されたら……、どのように考え、どのように行動したらよいか、患者側の立場から考えてみたいと思います。
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