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痛風記 その7

    

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しかしこれは、痛風を越えた次の段階の病気と考えるべきで、痛風の原因は尿酸結晶を異物と認識して顆粒球が起こす炎症反応とみるのが正解でしょう。これらから痛風に対する治療法というか対策を考えてみましょう。
まず尿酸結晶を物理的に取り除く──患部に注射針を刺して体液をとるという超激烈な痛みを伴う治療法です。
私の場合は採取した体液がかなり濁っていたと、整形外科の先生は勝ちほこったようにおっしゃっていました。これは結晶ができているので濁っているということでしょう。本来なら透明な液ですので血液ではなく体液です。毛細血管から組織内にしみ出ていくリンパ液の循環が悪いため、ついには結晶ができるくらい濁った体液になるのです。

ここで血液のメカニズムに簡単に触れておくと、血液は動脈から毛細血管に入り、体液として各組織間に出ていきます。そして老廃物を含んだ体液はリンパ節から静脈に入り、腎臓などで老廃物が処理されます。
リンパ節より低い部分にある手足の先などにはこの老廃物が溜まりやすいため、このリンパ液の流れをスムーズにするために足を上げる運動は、少なくとも痛風の予防措置として良いと思います。
また、関節などの節目は老廃物の溜まりやすい場所なので、いわゆる関節の痛みや手足のシビレあるいはリューマチや痛風などの原因になるとも考えられ、老化の原因となるわけです。
つまり、リンパ液は血液と違って強制循環ではなく、重力による自然循環なので、手を肩より高く上げたり、足を腹より高く上げたりするなどの運動は、老化予防のためにも非常に効果が高いことのようです。

白血球中の顆粒球をあまり多くしない、つまり交感神経優位状態の割合を少なくするということも痛風の症状を緩和するためには有効だと思います。
要するにストレスをあまり持たずのんびりしなさい──ということですが、これがいうにやすく行なうはがたし。
とくにわれわれの世代は、社会的にも家庭においても強いストレスにさらされる年代でもあります。できるだけ上手にリラックスすることが、ここでも大切なことだとわかりました。

次に尿酸値を増やさないための食事療法という点からみると、プリン体を多く含む食物…つまり活発に分裂する細胞やタンパク質合成をしている細胞を多く含む食物は、とりすぎないことが痛風患者にとって大事なことです。
そもそも私たちの年代は織田信長にいわせれば、もう終わっているのです。生殖能力も免疫力も衰え、身体能力も衰えているのです。
たとえば私などが、もし痛風で歩行が困難になったら、人間以外の生物では確実に死を逃れられないでしょう。病気で死ぬより先に他の生物に食べられてしまうか餓死するかです。
“過ぎたるはおよばざるが如し”やはり必要以上の栄養は毒になるのでしょう。
もはや若いときのバイタリティーは無くなっています。今の自分に見合った満腹感を覚え、身体に良いものを必要な量だけとるような健康的な食生活をすることは、われわれの年代には特に大切なことだとは思います。
そうはいっても酒も飲みたいし、うまいもの(私的にはうまいものってプリン体が多いような気がします)も腹一杯食べたいですよネ。仙人みたいな生活をして、長生きだけを目標に生きていくのはどうも自分の性に合いません。
それならせめて身体が酸化していくのを少しでもくい止めるような努力をしてみようかと考えています。効酸化作用の強いサプリメントを少し試してみようかと思っています。

(2005年10月8日)

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