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痛風記 その1

    
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さて、このたび私、赤坂じいさんに痛風の発作が出ました。読んで字のごとく風が吹いても痛い病気です。
さる9月21日のことです。その2日ほど前から右足の親指に違和感がありました。

足の指の捻挫(たまにしませんか?)かなくらいに思っていたのですが、次の日は足の甲のあたりまで違和感が広がっていました。
そして9月21日の朝、これは痛い! おかしいと思いつつ、少し動かせば治るかくらいに思いながら仕事には出ました。
朝のうちは、少し足を引きずる程度だったのですが、昼前になるともう痛くてたまりません。右足の親指の付け根です。

「ヤバイ! これは痛風だ。しかもかなり本物だ」私はハッキリ自分の身に何が起こったかを把握しました。
妻と娘がガン治療の副作用で腕が腫れるという症状を起こしています。おそらく二人ともリンパ浮腫という、とりあえず命には別状のない病状だと考えています。しかしリューマチや痛風の可能性もあるので一応調べておいたのです。

まさかそれが自分の身に降りかかろうとは、しかもこの痛みは想像以上です。
しかし考えてみればそれほど不思議ではないのです。
痛風は主に中高年の男性に多い病気です。

しかもアルコール摂取量と関係があるようなのです。脂っこいものが好きだということもあてはまります。

主にどちらか片方の足の親指の付け根あたりが痛みます。本には“万力(まんりき)で締め付けられるような痛み”という表現が使われていましたが、さらに波状的に太い針を刺したり抜いたりするような痛みもブレンドされています。

しかし痛いのは一点そこだけなので、他の部分を使って仕事はできます。
たまたまその時の仕事は「器具付け」といって「堀り方」などの全身的な動きを必要としない作業だったので、何とか終わらせることはできました。

ところが歩行が全く困難なのです。

とにかく痛いのです。大げさではなく、20メートル位の距離を歩くのに5分くらいかかるほどです。

現場にいた顔見知りの職人仲間から、

「足どうしたんか〜」などと聞かれました。

「多分痛風だ」と、答えると、

「ハハハ、そりゃ酒の飲み過ぎだ」と、こちらの痛みをよそに笑っています。

そう痛風はあまり同情されない病気なのです。私の痛いのは足だけなので、顔は笑うことができ、つい冗談で返します。

「ビールはやめとけ、焼酎にしとけ、ハッハッハッ」

悔しいけど私もとりあえず笑うより仕方ありません。
これが腹とか胸が痛くなれば顔も苦痛にゆがむので、皆心配するでしょうが…。とにかく一点、足だけなので顔は笑っていられるのです。

というか、なんか恥ずかしいので笑うより仕方ないのです。

なんとも損な病気であります。

(2005年10月1日)