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痛風記 その3

    

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しかし、この絶望的ともいえる状況におかれても、とことんまで落ち込まない性格を私は持ち合わせていたようです。

娘も全く絶望的な状態でした。でもそれが今は元気になっています。それなら私も自分の病気“痛風”を治してみよう、そう決意しました。
ガンと痛風──ひびきとしてはかなり違いますが、どちらも治りにくい病気であるという共通点を持っています。そればかりでなく、いろいろな点で共通するところがあるように思えるのです。

したがってガンに対して有効な治療法を試せば、痛風に対しても治療法があるのではないかと思いつき、自分の身体を使っていろいろ試していきたいと考えました。

そこで痛風になった自分の闘病記録を書いてみようと思ったわけです。
まず“痛風”という病気について、私の知っていること、考えていることを書いていきます。

この病気は主に足の親指の付け根あたりに痛みが生じます。まさに私の場合は典型的ですが、その他にも人によって足首、膝、手の関節などに発症することもあるそうですが、80%以上は足の親指の付け根だそうです。

原因は尿酸という物質が血液中に溜まることによって起こるそうです。
ですから私も最初の診察で血液検査をしたのはその尿酸値を調べるためのものだったのです。

プリン環を持っている核酸塩基(アデニンとグアシン)が酸化してできた物質です。つまり老廃物になります。正常であればその老廃物は腎臓で処理され尿となって排泄されます。

しかし尿酸値の数値が大きくなると腎臓で処理しきれず、体内にあふれ出てしまうようです。それがおそらく重力の影響で、足の親指あたりに溜まってしまうのでしょう。そしてその結果、ある限度を越えると痛みが起きる──いわゆる痛風の発作ということになるようです。
痛風の治療法としては、まず尿酸を取り除くことを考えます。

私が注射針を患部に射し込まれたのも直接尿酸を取り除くのが目的だったのでしょう。また、薬としては尿酸値を下げる薬を飲んでいます。
翌日になるとさすがに痛みはかなりひきました。病院に行き血液検査の結果を見るとやはり尿酸値がかなり高かったということです。
痛みはかなりひいたので私は仕事に行くことにしました。ゆっくりとではありますが、何とか堀り方もできました。

歩くのは多少困難ですが、どうにかその日の予定はこなすことができました。このぶんなら何とか仕事はできそうです。

しかし治ったわけではありません。症状が軽くなっただけで痛みがとれたわけでもありません。
アルコールは飲まないようにしていましたが、9月25日は祭りです。これはもう飲むより仕方ありません。それでもかなり意識的に控えたつもりでしたが、その結果は翌日てきめんに現れました。

朝起きたら発病した日よりも痛くなっているのです。

どうにもならないので病院に行きました。また注射針を刺されるのかと恐怖でしたが、湿布をして痛み止めを出してもらって終わりでした。

仕事は休みにして家で寝ていたら夕方頃には痛みは大分軽くなりました。翌日からは仕事ができる状態までに回復しました。

それ以後からアルコールは口にしていません。病院で処方された薬は指示通り飲んでいます。
痛風の原因物質が尿酸であることは間違いないことだと思います。それだけではない可能性もありますが、しかしそれが痛みの直接の原因であるかとは言いきれないと思います。
痛風の痛みは炎症反応です。腫れを伴うのです。

炎症反応ということは白血球が何かと戦っているということになると思うのですが、尿酸自体と戦っているとは考えられません。

尿酸はごく普通にできる物質で、血液中にも必ず一定量含まれています。その全てに反応していては身体の方が持たないでしょう。

それに尿酸はそれほどの高分子とも思えないので白血球が反応するには無理があると思います(免疫反応は分子量が5,000以上の物質で起こります)。
一つ考えられるのは、尿酸が足の親指のあたりで固まりになりそれに白血球が反応する可能性ですが、それなら手術などでその固まりを取れば痛風は治るはずです。

痛風に関して今までそのような治療例はないようです。ということは多分これも違うでしょう。

私なりの結論として、痛風は老化の一つの症例であると考えました。でもこれではあまりにも漠然としすぎますから一つずつ分析してみます。

(2005年10月1日)