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日中衝突事件




そこは一言で言えば奇妙な場所だった。
今いる場所からあたりを見回してみれば、自分の元いた国においては見慣れないものだらけ。
すぐ側には何のためにそびえたっているのかわからない建造物。
それがたとえ己の威信を見せ付けることが目的だとしても、この赤と白のどこか物寂しい印象を与える無機質な代物では、とてもその役目を果たしているとは思えない。
それに、ここから少し離れたところにまさしく権威の象徴らしき女性の姿を模した巨像が見える。今が夜なこともあって細部まではわからないが、どこぞの女帝だろうか。
ならばこの赤白の建造物は権威を表すものではなく、何かしらの役割を担ったものと考えるべきなのだろうが……
いずれにせよ、今はどうでもいいことなのかもしれない。

左目に仮面を身につけた男――聞仲はとめどない思考から頭を切り替えようとかぶりを振った。

その昔、中国大陸に殷という王朝があった。
何百年という栄華を誇ったそれは、途中幾度かの滅亡の危機を乗り越えながらも次第に疲弊していき、王朝誕生から数えて三十人目の王である紂王の代においては既にかつての煌びやかな様相は消え去っていた。
さらに紂王は魔性の女、妲己という狐の妖怪仙人によって骨抜きにされ、民草に対して暴虐の限りを尽くすようになってしまい、それによって失墜した殷の権威はさらに底へと向かい、もはや滅亡まであとわずかというところまできていた。
だが、そんな殷を実に300年もの長きに渡って支え続けてきた一人の忠臣が存在する。
元はただの人間でありながら肉体が壊死してしまうほどの修行を重ねた結果仙道となり、圧倒的な力を手にした男。
それこそが彼、聞仲だった。

(今は何よりも、殷に戻らねば……)

状況は正確に把握できないながらも、聞仲は明確にそれだけを思った。
突然こんなところへ転移させられた経緯からして、今いるこの場所は世界のどこでもない、空間宝貝によって作り出された亜空間だろう。
自分を含め大勢の参加者たちはこの場に閉じ込められたのだ。
あの男……ワポルといったか……は何かしらの力、恐らく空間宝貝を有しているのかもしれない。
だがその可能性は低いだろうと聞仲は推測する。
あれだけの数の人間を一度に集め、さらにこれだけの広さをもった空間宝貝を自在に操るなど、並大抵の実力じゃそうはいかない。
スーパー宝貝を操れるまでとはいかずともそれに準ずる力がなければとても不可能だ。
見たところ、奴にそれだけの力があるようには見えなかった。
あれは明らかに、権力を傘にきただけの俗物だ。王と名乗るのもおこがましい。出来ることならあの場で粛清してやりたかったほどに。
それにダイアーとかいう使い手が破れたのも、どう見てもワポル自身の力とは言いがたい。

ならば考えられることは一つ。ワポルの後ろに黒幕が存在する。
それも三大仙人か、もしくはそれらと同等の力を持った者が。
ただ……ワポルは自身を王だと自称していた。
それが事実上傀儡であろうがそうでなかろうが、どちらにせよ確かに言えるのは、奴は誰かの下につくのを最も嫌う性質だろうということだ。
ワポルの後ろに誰かがいるとなれば、それは奴を操っているのではなく同盟を結んでいるか、または逆に奴の下にいるものと見ていい。
その黒幕はまず間違いなく、あのような凡愚の輩とは比べ物にならないほどの力を持っていることだろう。
……だが、それならばワポルなど捨て置いて、自分自身でこの馬鹿げた殺し合いを開けばいいのだ。
にも関わらず、それは決して表に出てこない。
ということはワポルと組むことで何かしらのメリットがあるのだと考えられる。
表にはワポルを立たせておいて自身は裏で何かしらの別の目的があるか、はたまた表に出てこられない理由でもあるか……
そこまで考えた時、聞仲の頭にふとあの女狐の姿が思い浮かんだ。

(まさか、妲己か?)

奴ならば、たしかに有り得る。
殺し合いなどという悪趣味な催しを開いて自分をこの場に隔離し、そしてここの管理はワポルに任せてその隙に殷で我が主君、紂王を誑かして滅亡へと誘う。
なおかつ本人は元の世界でこの殺戮の経過を高みの見物。いかにもあの女の考えそうなことだ。
それに妲己なら、この空間を作れる宝貝を扱うに見合う力も持っている。
空間宝貝というのは最近になって金鰲島で作られたようだが、妲己がそこを離れて長いとはいえ仮に未だ繋がりがあるのならばそれを手に入れることは容易いだろう。
ならばなおのこと、殷に戻らなければ紂王が危ない。

「禁鞭さえあれば、すぐにでも脱出してみせるというものを……」

聞仲は悔しげに歯噛みした。
この場所に飛ばされてきてすぐに荷物は確認している。
残念ながら、自分に支給された荷物に愛用の宝貝は入っていなかった。
あれならば、このような空間など一瞬にして粉砕できる。
だが妲己が主催しているとなると、むざむざ自分の不利になるようなものは支給しないだろう。実に、口惜しい。

(仮に本当にこれがあの女の企みならば、きっとあの男――太公望もこの場に来ているのだろう)

人の気配がないか常に気を張り巡らしながらゆっくりと歩を進めつつ、聞仲は一人の男の顔を思い浮かべた。
現在殷を倒そうと戦争を仕掛けている国、周の軍師で妲己とはまた違った意味でどうにも食えない男――そして、自分の最大の敵。
もしもいるのならば、優先的に倒すか……それとも一時的にここから脱出するまで共闘という手もあるかもしれない。
奴がここにいるという確証はないが、妲己の趣味からして自分だけではなく太公望、さらには他の道士も招き入れているに違いない。
それに何よりも、太公望がこの空間に召喚されているという証拠に……


――瞬間、肌がちりついた。


「ッ!?」

戦から政治に時間を割くようになってから随分と日が長いが、まだ己の勘は鈍っていなかったらしい。
脳より先に体が反応し、目で見ようとした時には既に動作の初動を終えていた。
右足で力強く大地を蹴り、一瞬前までいたその場所から大きく離れる。
直後、そこに何か……風の塊のようなものが上空から降ってきた。
それは奇襲に失敗したことを悟ると、着地したと同時、重力の影響を受けていないかのごとく全身がバネでできているかのように素早い動きでこちらに肉薄してきた。
そこに至ってようやく聞仲は、己が何者かに襲撃されたのだということを理解した。

有り得ない。それの対処よりもまず先にそう思った。
自分はしっかりと気を張り巡らせていたはずだ。たとえそれが上からだろうが……恐らく例の赤白の鉄塔から飛び降りたのだろう……接近していたのなら自分にわからないはずがない。
だが直前まで気づかなかったという事実は今こうして目の前にある。
それは己が弱くなったか、またはそれほどまでにこの男が強いということを意味しているのだろうが、いずれにしてもあまりありがたい話ではない。

現在が深夜であることもあって敵の姿がよく見えないが、その手に持っている得物だけは確認できた。この暗闇の中で、白刃だけが月明かりで煌めいている。
あれはたしか、仙人界で似たようなものを見た覚えがある。剣と同じような形状だが、殺傷力が格段に優れている武器……そう、カタナというものだ。
目にも止まらぬとはまさにこのこと。確実に急所を狙って二撃、三撃を繰り出してくる。
辛うじてかわしてはいるものの、それも長くは保たない。

「ぐっ」

苦戦を強いられている自分に内心驚く。この男、桁外れに迅い。
仙道というものはこれでも普通の人間よりは徒手空拳においても強いのだが、この襲撃者はそれをさらに凌駕している。
恐らくは天然道士なのだろう。仙人になれる素質を持ちながらも人間界で育ったため、生まれながらにして並外れた身体能力をもった生物。
かつての友であった男も天然道士で、人間とは思えないほどの力と頑丈さを併せ持っていた。この襲撃者の場合、それが速さに特化したのだろう。
しかもこの男は決して身体能力にかまけているのではない。確実に闇に乗じた動き方というものを知っている。
長い殷の歴史の中で暗殺者というものを見る機会も数多くあったし、雇ったことも一度や二度ではない。しかしこの男の腕前は、それらの比ではない。
禁鞭を持った普段の自分ならともかく、宝貝なしではまともに勝負しても勝ち目はない。
そう……宝貝なしでは。

「!?」

相手も何か尋常ならざるものを察知したのか、互いの距離が紙一枚分のところまできていたものを即座に切り替え、聞仲から離れようとした。
その決断力は大したものだが、逆にそれが仇となる。
先まで詰め寄ってきていた分の前にかかる勢いと、そこから後ろに跳ぼうとする勢いが中和され、ほんの一瞬だが相手の動きが止まる。
つまり……完全に無防備となった。そこを見逃す聞仲ではない。

「はぁっ!」

最初の襲撃をかわして距離をとった時に荷物から取り出していた『それ』を高く掲げると、掛け声と共に全力で振り下ろす。
俗に言う教鞭によく似た『それ』は先端の部分で真空を生み出すと、さらには刃の形に作り変えた。
聞仲の取り出した『それ』――彼が、太公望がこの世界にいると思うその最大の根拠である、本来は太公望の持ち物である宝貝、打神鞭。
自分に支給された武器はこれ一つだけだったが、中距離戦ならばこれほど適したものもないだろう。
どうやらこれは使い手の実力によって多少威力が左右されるらしい。
太公望が扱っていた時よりも遥かに巨大で、かつ鋭い風の刃となって地面をえぐり……いや切り裂きながら相手に牙を剥いた。
奴は避けようにも今は動けない。受け止めようものならその体は左右に真っ二つだ。どちらに転んだとしても死は免れないだろう。聞仲は冷静にそう判断した。
――だが。

「!?」

奴の姿が消えた……そのような錯覚を覚えた。
男の体を切り刻むはずだったその刃はむなしくそのまま直進していき、その先にある木々の枝を切り落とすに留まった。
そこで初めて気づく。敵は、後ろに下がろうとして動きを止めたわけではないということを。

「上か!」

見上げると、満月を背にして男が刀を振り上げていた。
綺麗な月と男のシルエットが相まって、怖いほどに絵になっている。
そんなことを考える暇はないのだが、それでも一瞬だけでもそう思わざるを得ないほどに。

……だが空中にいるのならば、こちらにとっても好都合だ。
聞仲は不敵に笑うと再び打神鞭で風の刃を作り上げ、上空の男目掛けて解き放った。
上に跳んだのが運の尽きだ。翼を持った妖怪ならばいざ知らず、ただの人間に空中で自在に動けることができるはずもない。
今度こそ逃げ場はなく、風の刃は無慈悲に彼の体を胴体から二つに切り裂いた。
――そうなるはずだった。

「オオオオオッ!」

その時、男が初めて叫んだ。まだどこか、少年のような幼さの残った声。
すると次の瞬間、聞仲は信じられない光景を目にする。
その男は迫ってくる風と水平に自身の刀を構えると一気に振り抜き、鉄をも切り裂く風の刃を……逆に、真っ二つに切り裂いた。左右に分かれた風の残骸はあっけなく霧散してしまう。
これには聞仲も目を見開いて唖然とするしかなかった。

「龍槌閃!」
「!」

そのまま重力に身を任せ、男が刀を振り下ろしてくる。
よけることもかなわず、聞仲は咄嗟に手に持った唯一の武器である打神鞭で相手の攻撃を受け止めようとした。
深夜の空に金属同士がかち合う音が鳴り響く。

この小柄な体のどこにこんな力があるのかと思うほどに、男の攻撃は重かった。
まともに受け止めてはいくら宝貝といえど折れてしまう。
聞仲はなんとか相手の攻撃を受け流すと、追撃がくることを見越して再び離れようとする。
打神鞭は接近戦でも戦えないことはないが、技術面で相手の方に分がある。ここは距離をとったほうが得策だろう。

その時、聞仲は自身の眼に何故か男の背中が映ったことに疑問を持った。
どういう状況であっても、さっきの一連の動作から男がこちらに背を向けるような真似をする意図が掴めない。
――それが回転して遠心力をつけることで必殺の一撃を放とうとしている動作だと気づいた時には、既に遅かった。
というより、気づくだけの時間を要してしまったことがまずかった。何も考えずに離脱していればよかったものを。

「しまっ……」
「龍巻閃!」

凄まじい勢いで刀が右方向から飛んでくる。この軌道は確実に首狙いだ。
防御しようと脳が必死で四肢へと命令を伝えているが、身体が反応しきれない。

(紂王様――)

仙道となってから初めて本格的に死を意識した時、聞仲はただ残された殷と王のことを想った。


「ハァッ……ハァッ……」

月明かりの照る中、彼は線路に沿って全力で走っていた。まるでそうすることで何かから逃げているかのように。
左の頬にはまだついてから間もないと思われる十字傷。それは彼の業を表しているようにハッキリと刻印されている。
脇目もふらずにただ前だけを見て走りながら、彼――緋村剣心は奥歯を噛みしめた。
その表情は苦渋に満ちている。殺し合いを強要されていることに対する理不尽な想いと、何より自分自身への悔恨によって。

「俺は、馬鹿だ……なんで――」

こんなところでこんなことをしている場合ではないのだ、と自分に言い聞かせるように強く思う。
何故このような状況に陥ってしまったのかはわからないが、とにかく早く帰らなければならないのだ。
今は一人でも多く幕府の要人を斬って早く戦争を終わらせること。
それだけが、これまで多くの人たちを殺してきた自分のけじめであり、贖罪なのだ。

あのワポルとか言う男は言っていた。ここで最後の一人になるまで殺し合えと。
その言葉には当然怒りを覚えるが、それでもこうなってしまったからにはここがどこかは知らないが、元の場所に戻るにはこの場にいる全ての人間を斬り殺すことが一番の近道だ。
なのに――『殺せなかった』
刀が相手の首に届く寸前、躊躇してしまった。
カマイタチを飛ばしてくるなど相当の使い手ではあったものの、それでもこの男はきっと幕府とは何の関係もない一般人だ。
そう考えた瞬間、身体がまるで金縛りにあったかのように止まってしまったのだ。

「次は……次は、殺す」

次は、たとえ相手が女子供であろうとも……殺してみせる。殺さなければ、ならない。
そうでなければ、より多くの人たちが血を流すことになる。それだけは避けなければ。
自分に言い聞かせるように心中で何度も確認するが、肝心の足は先ほどの男を殺すために反転をしてくれず、ひたすら当てもなく前進を続けていた。
そんな自身の矛盾に気づいているのかいないのか、幕末最強と謳われた人斬りはただ走る。

「巴……俺は刀を持つ時間がもう少しだけ延びたらしいよ」

走りながら、彼はかつて自分自身が斬り殺した最愛の妻に語りかけた。

「俺は、君を殺したこの手で……また罪のない人を斬ることになるかもしれないんだ。
 だけど今は、そうすることが最善だと思う。だから許してくれとは言わない――ただ、済まない」

巴の幻は、決して笑ってはくれなかった。


【F-2 線路沿いの道/一日目 深夜】
【緋村剣心@るろうに剣心】
【装備】:黒刀・秋水@ONE PIECE
【所持品】:支給品一式 不明支給品1~2個(本人確認済み)
【状態】:精神疲労大
【思考・行動】
1:全参加者を殺して日本に戻り、幕府と薩長の戦争を終わらせる
2:さっきの男のような使い手に注意する
3:(誰も殺したくない)

【備考】
巴を殺した少し後の人斬り抜刀斎だった時代から来ています


「私はたしかにあの時、死んでいた」

男が去った後の鉄塔前で、聞仲は立ち尽くしたまま思考に耽っていた。
先ほどの襲撃者はまたとない絶好の機会をその手にしながら突然攻撃を中断し、走り去ってしまった。
あの動きからして人を殺した経験がないとはとても思えない。あれは相当実戦慣れしている。
確実に自分を仕留めようとしていたはずだ。それなのに、何故退く?
仮に人を殺す意思がないのなら、最初から襲ってこなければいいだけの話だ。
聞仲には男――剣心が自分を殺さなかった理由がどうしても理解することができなかった。

「それにしても情けないな。禁鞭がなければこの程度か」

思わず自嘲する。
仙人になる前の頃は、武器などに頼らずにもっと己自身の力で戦っていた気がする。
良くも悪くも時が経ちすぎたということか。もう一度あの男と戦ったとしても、勝てるかどうか怪しいものだ。

だが、まだ生きている。今はそれだけで十分だ。
先の戦闘で危うく命を失うところだったが、皮肉にもそのおかげで殷、そして紂王への忠誠心を再確認することができた。
やはり自分は、何を差し置いても殷に戻らなければならない。
自分が戻らなければ、殷が滅ぼされることになってしまう。我が子ともいってもいい殷が。
それだけは、なんとしてでも阻止してみせる。たとえそれが、妲己の思惑に乗ることになろうとも。
あの女はあれでも一応定められたルール内で最大限にゲームを楽しむタイプだ。
参加者を全て殺せば、このふざけた空間から脱け出すことは可能だろう。

「いいだろう、妲己。今は貴様に付き合ってやる。だが、ここから出た後は容赦しないぞ」

今は手持ちの武器はこの打神鞭のみだが、他の参加者はさらに強力なものを持っているかもしれない。
それ次第ではさっきの男と戦っても勝てる可能性はいくらでもある。
ある意味今回の戦いは収穫だった。現時点での己の弱さというものを自覚できたからだ。
なにしろ殺し合いという空間だ。あれ以上の使い手がゴロゴロしている可能性だって十分にある。
きっと生身としての自分はそこまで強くないだろう。
強力な武器が手に入るまでは……いや、手に入ったあとでも退くべきところでは退かなければ、とても生き抜くことはできない。

「礼を言うぞ、十字傷の男」

最後、立ち去る直前に月明かりに照らされた彼の横顔……頬に十字傷を負った少年の姿を思い出しながら、聞仲は心底彼に感謝した。


【F-1 鉄塔前/一日目 深夜】
【聞仲@封神演義】
【装備】:打神鞭@封神演義
【所持品】:支給品一式(不明支給品なし)
【状態】:健康
【思考・行動】
1:どんな手を使ってでも優勝して殷に戻り、妲己を滅ぼす
2:最終的に優勝すればいいので極力無理はしない
3:もっと強力な武器(期待はしていないができれば禁鞭)が欲しい
4:太公望がいたら優先的に殺す
5:十字傷の男(剣心)といった強力な参加者に注意を払う

【備考】
この舞台を空間宝貝でできた亜空間だと思っています
裏の主催者が妲己であると思っています



015:殺人鬼と忍者 投下順 016:喧嘩
015:殺人鬼と忍者 時間順 016:喧嘩
初登場 聞仲 040:世界の車窓から
初登場 緋村剣心 021:笑えよ