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<font size="6">生徒会クラブ降格・休部・廃部細則</font>
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1997年9月に策定された『監査委員会中期5カ年計画』に基づき制定された規約。1998年5月の生徒総会で承認された。この細則は、直接的には、次のことを目的として制定された。<br>
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すなわち、当時、生徒会のクラブ数が増加し、クラブ予算総額が増額する一方で、生徒会の収入は頭打ちの状態あった。その一方で、長らく、各クラブの予算は減額しないという予算編成方式がとられていたため、活動の活発でないクラブにも、活動の活発であった往時と同額かそれ以上の過分な予算が分配されていた。他方で、新興のクラブには、規模も大きく、活発な活動をしているものもあったが、そういうクラブの予算は、新参者であるが故に少ないままであった。<br>
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このような不均衡を是正すべく1997年度生徒会は、98年度のクラブ予算の編成において活動の停滞したクラブ予算額のカットに踏み切った。しかし、各クラブの予算については、「1回に2割を超えて減額してはならない」という不文律があった。<br>
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そのため、この予算額カットは、関係者に心理的な衝撃を与えはしたものの、実効的な効果を直ちに発揮することはできなかった。<br>
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そこで、活動の停滞した部を降格することにより、一挙に不要な予算額を縮減しようと考えて作られたのがこの細則である。<br>
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もっともその後、この直接的な目的は状況の変化もあり、達せられていないようである。
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