416 名前：ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日：2015/07/22(水) 18:37:57.17 ID:YA9ugsPZ0 [1/3]
分かった、といあえず俺が報告あげるからちょっと待っててな
417 名前：ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日：2015/07/22(水) 19:01:08.61 ID:YA9ugsPZ0 [2/3]
「ギンユウ・ジーエム」という怪物を倒すと言うメタ要素のあるセッションをプレイスペースで遊んでいた
放っておくと世界そのものが侵食されて怪物の好きに書き換えられてしまうので倒しに行くってシナリオね
ちなみにそれをやったGM本人は当たり前だけど吟遊じゃない
シナリオ中盛り上がって、PCの一人が台詞として「そこまでだ！ギンユウめ！」みたいな言葉をビシっと指さしで言ったのね
それ自体は問題ないはずだった
なんだけど、隣の卓で机蹴る音が聞こえて
「嫌味か！嫌味言ってるのか！？ああ！？」って言いながら、顔真っ赤にした御仁がこっちに向かってきて
台詞吐いたPLの胸倉をいきなり掴みあげたんだ
こっちはいきなりの事だったし今にも殴り掛からんばかりだったから超焦った
店の人の仲介があってその場は収まり、聞き取り調査となったんだけど
彼が切れた理由と言うのがある意味被害妄想的なものだった
なんでも、隣卓ではPLが消極的な人が集まってしまって、PCがほぼ動こうとしないから
仕方なくGM手動で話を展開していくしかなかったらしい
彼も内心で焦りながら「これって吟遊GMの所業だよな、まずいよな…」と思いながら進めていたと
プレッシャーもかかってる中、隣卓で「そこまでだ、吟遊GM！」みたいに自分を責めるような発言が聞こえて来て
「部外者がこっちの気も知らず勝手に断罪して来るんじゃねぇ！」と切れてしまったとの事だった
まあ割と状況は分かったし、こちらも騒いでいた部分はあったし、殴られるまでは行ってなかったので手打ちとなって
しばらくプレイスペースの利用は遠慮願われたけどしゃーないと思ってたら
事情聴取されていたとはいえ、一時的なものだったのに、隣卓のPLは帰ってしまっていた
切れた彼は「えー…」って愕然としていた
何の伝言も無かったらしい
その日は色々あったと言う事で、河岸を変えてカラオケでこっち卓に混ざって遊ぶことになり
時々セッションするくらいの仲になったんだけど
困ったネタとして今でも肴になる話
418 名前：ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日：2015/07/22(水) 19:07:07.97 ID:zahSewEX0 [2/2]
まあ、あれだ。荒れた人の卓のPLたちは
「あれ…思っていたのと違う。それになんか急にキレて隣の卓に怒鳴り込んでるし…
怖いから家に帰ろう」
とでも思ったのだろう。
419 名前：ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日：2015/07/22(水) 19:20:34.69 ID:qbxNl7rp0 [2/3]
そのGMが困ではあるんだろうけど、PL全部地蔵とか正直エグい
ってか伝言すら残せないって小学生並じゃないかなぁ・・・
420 名前：ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日：2015/07/22(水) 19:23:59.45 ID:4S9l9w0i0 [1/2]
胸ぐらつかみ上げた時点で困には違いないけど、正直ちょっと同情する
まぁ、その後時々プレイできるようになったって点から察するに悪人ではなかったようだな
421 名前：ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日：2015/07/22(水) 19:30:26.37 ID:c7l+1O3z0 [2/2]
殴りかからなかったから良かったとはいえちょっと喧嘩っ早すぎるのでは・・・
まあPL全員地蔵とかSANチェックものだし同情せざるを得ない
それにしても敵の名前がギンユウジーエムってモノトーンでもやってたのだろうか
422 名前：ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日：2015/07/22(水) 19:42:57.79 ID:YA9ugsPZ0 [3/3]
システムを白状するとNW2ndでした
魔王ギンユウ・ジーエム
能力は月匣を展開して、自分に都合の良い「物語」という形式で世界そのものを書き換える、というもの
放っておくとNWの世界がギンユウの一方的な物語に書き換えられてしまうと言う事で他の魔王の力も借りて倒すシナリオでしたとさ
423 名前：ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日：2015/07/22(水) 20:02:59.83 ID:vP2CIVKb0 [2/2]
全員で無言の帰宅かますあたり「ちょっと消極的」では済まされない地蔵達だったんだろうな…
ブチギレたのはダメだけど同情の余地はかなりあるし短気なだけで悪い人じゃないようだし、救いのあるお話で良かった
スレ419
最終更新：2015年08月21日 03:03
