178 名前: 159 2006/06/22(木) 01:42:20 ID:???
あれは、自分がTRPGをやり始めた直後の事でした。
初めてのサークルで、初めて参加するキャンペーン!(ちなみにシステムはS=F)
1話目が終わった後、GMから「みんな、それぞれのキャラの設定を考えてきてね~」
と言われ、自分は素直に設定をレポートにしてまとめてGMに渡しました。
というのも、そのキャンペーンに参加させたのが、当時考えてた小説の主人公で、
そのキャラが持ってる設定を、そのままGMに提出した訳です。
と言っても、ここで挙げられるような超人設定などはありません。実家が商売やってて、
myキャラはそこから飛び出してきたお転婆娘。あと、幼馴染みがいて、ソイツについて
事細かく書いたのです。
(職業は戦士で、気弱な所があって、自分のキャラに色々振り回されている等)
レポートを手にしたGM、嬉しそうに「ありがとう。とても参考になるよ」
何も知らない若造の自分は、それだけでもう、良かったぁと思ったものです。
179 名前: 159 2006/06/22(木) 01:42:49 ID:???
そしてセッション開始。
第2話:自分のキャラの故郷が魔物の大群に襲われて壊滅状態。
第3話:引き続き、故郷が魔物の大群に襲われまくり。
myキャラ、敵の攻撃くらいまくって死線をさまよう事5回。
そしてラスト、いきなりmyキャラの頭上に「だけ」魔法の槍の雨が降り注ぐ。
HPもMPもプラーナも使い切ったmyキャラ。「もう死ぬかも……」と、
自虐的な笑いを浮かべていたら、突如幼馴染みがmyキャラを庇ってアボン。
それ以降も、myキャラにばかり悲惨な状況は降り注ぐ(父親から「実はお前は私達の
本当の子供じゃないんだ!」と告白されたり、故郷が完全に壊滅して、生き残った人達が
難民と化して隣町へ避難していったり)
TRPG始めたばかりの自分には、それがおかしいと思える程の経験は無く、
ひたすら仕打ちに耐える日々。
だがある時。PLの一人がついにGMに尋ねてくれた。
「何で、○○(自分)さんのキャラだけ悲惨な目にあってんの?」と。
それに対し、GMは……。
180 名前: 159 2006/06/22(木) 01:43:46 ID:???
GM「いやだって、○○(自分)さんが一番設定を考えてきてくれたしー♪」
その瞬間、質問者はもとより、周囲にいた他のPC達もポカーン。
沈黙の帳が落ちた場で、GMの独白は続く。
「本当は幼馴染みももっと早くに殺すつもりだったんだけどね、○○(自分)さんが
頑張っちゃったから、ラストで殺したんだー♪」
「いやホント運が良いよ。予定では、ゾンビ化した幼馴染みと戦う事になってたんだから」
……あのー。あのー。あのあのあのあのー!!!
それってどーゆー事ですかー??!!!
マゾプレイをさせる為に設定提出しろって言ってたんですかマスタ~?!!
(以上、心の声)
ま。結局最後まで参加したんですがね(ケッ)
尚、このキャンペーンが終わり、別のシステムでゲームをしていた時も、自分の
PCの設定について、この人から何度かいちゃもんつけられました。
「リアリティが足りない」
「このサークルにこの性格のキャラは合わないよ」
「暴走しすぎ。少し抑えろ(ゴルァ!)」←については、自分も未熟だったと思ってます。
話の先が見たいが為に、PCの能力をフル活用して強引なまでに情報をもぎ取っていってたので。
でもね。自分が参加してない余所のセッションで、その人は自分と同じような暴走プレイを
してたというオチがあったり。
長文、失礼しました。
スレ104
最終更新:2008年03月25日 01:05