ふくれる鏡餅妖怪

141 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/04/19(木) 18:35:25 ID:???
以前、ダブルクロスで胎児が敵だった報告があったので報告します。

システムは妖魔夜行で舞台は戦国時代。
GMの時代説明が長かった。A武将とB武将がC戦場で戦った時代ですむところ
時代背景や農民の暮らし、武将の生き様まで混ぜるので一時間くらいかかった。

セッションスタート、PC達刀妖怪と弓妖怪、鏡餅妖怪が山で一人の子供と会う。
親が迎えに来るまで待っているんだという。村まで送ろうとしても動こうとしない。
近くに雷で割れた大きな岩があったが妖気感知に反応無いので放っておいた。
山を下りると半壊状態の村があり、むらおさの話では鬼が山から下りてくるらしい。
子供のことを話すとわっと泣き出し、3年前飢饉があり口減らしのために山に捨てた孫だという。
去年山で猟師が孫の骨を見つけて手厚く葬った事、雷で割れた岩には鬼を封じてあると伝承を
聞いた夜、鬼が現れ家を壊す。酒を飲む。村人を踏み潰すとやりたい放題。
PC達の活躍で鬼を追い詰めると山であった子供の姿になった。死体にのり移っているらしい。
子供にむらおさは泣いて謝るが、すぐに鬼の姿に戻りむらおさの頭を握りつぶす。
あっけに取られるPC達を尻目に鬼は村人の赤子をさらって山にひとっ飛び。
追いつくと赤子の骨をしゃぶっている鬼。PL全員怒り心頭で全力攻撃敢行。
一日一回の必殺技みかん爆弾を使い切った鏡餅妖怪だけみんなをかばう。
鬼にとどめを刺すと子供の姿に戻り、おじちゃん口減らしってなに? と言い残して事切れる。
情の出た刀妖怪、子供を抱きしめる。子供の姿のまま手刀で刀妖怪の胸を貫く鬼。
弓妖怪の火矢と刀妖怪の一撃により真っ二つになったまま燃え、いつまでも笑い続ける鬼。
炎にあたってふくれる鏡餅妖怪。

終了後GMがどうだった? と嬉しそうにきくので三人で鬼! と言いました。



スレ131
最終更新:2008年03月29日 23:35