女性派閥

975 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/07/07(土) 21:22:45 ID:???
ここでオレ様の困ったチャンTALKをぶち込むぜ

オレも女だらけの環境にあこがれて、寿司屋のバイトから某大手スーパーマーケットのバイトにジョブチェンジ
したころの話だ

そのころ社内の女性派閥のパワーバランスを把握していなかったオレ。オレは1階の加工食品売り場に配属さ
れたんだが、そこの社員が3階のサービスカウンターにコネがあって、俺たち加工食品のバイトとサービスカウ
ンターの女の子のバイトたちとの合コンてのをセッティングしてくれた

そのおかげもあって、勤務して半年くらいでサービスカウンターで彼女ができたんだが、それに
味を占めて次なる冒険に手を出したのが間違いだった。

合コン組んでくれた社員が転勤したんで1階食品売り場という地の利を生かして、俺たちバイトは今度は
おなじ食品売り場のレジ係の女の子たちと合コンをしようと思い立った

サービスカウンターにしろレジにしろ店のカオだからある意味非常にレベルがたかい。精肉売り場や鮮魚売り場
に配属されるような、もう下手すっと職員なんだか製品なんだかわからないような生き物とは月とスッポンw

バイト暦ではオレよりながい、ほぼフリーターのAが、長年勤めたコネを利用してなんとかレジ係との折衝に
成功。合コンが開催される運びとなった

合コンそのものは非常に楽しみだったが、さっきも書いたとおり俺にはサービスカウンターに彼女がいた。
だからオレは、ある意味地雷処理がかりっつぅか、オレのとき援護してくれた先輩のAに対する恩返しもかねて、
地をだして下品にわらたりして、先方さんからターゲットにされないようにしていた。そのうちむこうでも世話焼き
っつぅか若干オバハンつーか、見た目製品ぽいんだけどすごくサバサバしてるのがいたんですよ

暇つぶしに話しかけてみたらこれがすごい気さくな人で、最初の一杯カンパイしただけで意気投合しちまった
わけだ。むこうもなんか事情があってあるいみ女捨ててたらしく、口説き目的じゃないのがはっきりしたオレに
警戒心を解いたらしい

続く


979 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/07/07(土) 21:39:49 ID:???
おされなバーの一角、テーブル席から抜け出してそっとカウンターに向かう二人

薄い証明のしたでにこやかに談笑している俺たちだったがその実情は、オレが巨人
のカムストックのモノマネを披露して彼女がそれみてツボにはまっていただけなんだが
当事、それを知るものはいなかった。テーブルを離れるとき誰かに
「おれいまから向こうでカムストックのモノマネしてくるから」

とか言っておけば、その後のトラブルはなかったかもしれない

オレは、気がつかないうちにAのご機嫌を損ねていたらしい。Aのターゲットがその彼女
と知らんうちにおれはその人とずいぶん仲良くなってしまったのだ。

正直、そのころ付き合っていた彼女のまえでは、おれは別の人格を「演じて」いた。流行に
敏感な今時のワカモノを演じるのに、おれはそのとき疲れていた。

そんなとき、屁ェこいたらグーパンとんでくるわカムストックで笑いは取れるわ酒飲んでたのしい
オンナが目の前にいて食指が動かなかったといえばそれはそのオンナに対して失礼に当たる。

だから、そのとき必要以上にはしゃいだおれが気に入らなかったのだろう、Aが後日、レジ係におれの
素性をリークした「あいつサービスカウンターに彼女いるぜ」

うん。そらそうだ。オレが悪い。彼女がいるくせに合コンいって、幹事のタゲ奪うなんて人道にもとる。
しかしAよ、ひとこといっといてくれればオレはそのオンナ手ぇださなかったし、援護射撃もしただろ。
顔出さなかったかもしれん。あとからだったらいくらでもなんとでもいえるがな。許して暮れとはいわん
が、せめて苦情はおれに直接いって欲しかった


その後の大惨事をおもうと、心からそう思う



980 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/07/07(土) 21:52:42 ID:???
その話をAは当然、3階のサービスカウンターにももらしていたが、そこで2大派閥が激突した

はなしがどうこじれてそうなったかしらんが、いつの間にかオレのことをレジのほうで拉致って
むりやりそいつとセッティングしたことになっていて、オレの彼女が悲劇のヒロインに祭り上げ
られていた

レジのほうじゃオレが彼女持ちにもかかわらず自分達の仲間毒牙に掛けようとしたってことで
ひどく憤慨しており、オレ自身はともかくサービスカウンターに著しい敵意をぶつけていた

そしてまったく関係のない、お互いの末端のバイト同士がなにかのきっかけでつかみ合いの
ケンカにまで発展した。ものをぶつけたぶつけないといった、その程度のことがきっかけのようだ

オレはいたたまれなくなってバイトをやめた。レジの人は志願して、他の店に移ったそうだ。そっちのほうが
実家に近いんだそうだが、おれはその人の実家がどこか知らなかった

オレは彼女にふられた。当然のことだ。一方でレジの女の人ともそれきりだった。

そしてAのヤロウが、オレの元カノと付き合い始めたのが、おれがバイトやめて次の週からだったのをよく
覚えている

どのへんがTRPGかよくわからないが、オレはテーブルで語りながら、今時のワカモノを演じて、しかも
それをゲームの用に思っていたふしがある。それに疲れて、素の自分をさらけ出せる人をさがしていた
のも事実だ
だからこれは、TRPGの話しだということにしておいてくれ

その後オレはいまどきのワカモノを気取るのをやめ、ケミカルウォッシュのジーンズにバンダナ、アニメ
Tシャツを着てマンガ研究会に入り、そこでTRPGグループを立ち上げた。自分を偽って生きるのにつかれ
たんだ




981 名前:ダガー+卑しい貴族種[] 投稿日:2007/07/07(土) 21:55:56 ID:dBs7kpni
や、最後のはちょっと作りすぎじゃないか。





スレ136
最終更新:2008年03月30日 15:59