最悪のハウスルール 舞踏判定

707 名前: NPCさん 04/04/14 18:53 ID:???

もう随分長いことTRPGから離れていたんですが、このスレ読んでいたら
ある人物のことを思い出したので書いてみます。

昔、私と数人の友人たちで一ヶ月に一回くらいTRPGをしていました。
なにぶんローカルな環境だったため、今思えば無茶なハウスルールなんかもまかり通っていました。
ですが、いつもGMをやっているA氏が、あるとき奇妙な変化を遂げてしまいました。
それまでは(当時の我々の感覚で)普通のGMだったんですが、ある日を境に妙なルールやロールを要求するようになったのです。
一例を挙げると、私は当時、指輪物語のガンダルフに傾倒していて、老獪系メイジを作って悦に入っていたのでして、
パイプを吹かす仕草などをロールしたりしました。
が、GMが突然、「冒険者は煙草を吸わない」と言い出し、私のロールを取り消すように命じてきたのです。
理由を尋ねても「冒険者は経験から煙草に害があることを知っている。どうしても吸いたいなら吸ってもいいが、
肺癌判定をしてもらう」
結局、私は折れて、禁煙メイジを演じることになりました。
他にも、友人のエルフがレイピア以外の武器を使用することを禁止され、
折角のワームスレイヤー(友人はドラゴンランスが好きだった)を売り払うことになってしまいました。


708 名前: NPCさん 04/04/14 18:57 ID:???

続き

ですが、最悪のハウスルールは舞踏判定でした。
これは、魔法を唱える際に踊らなければならないというもので、
狭い場所や人が密集している場所では手足がぶつかって失敗する可能性があるというものでした。
私のメイジはこのルールのせいでろくに魔法が使えず、それどころか壁にぶつかった際のダメージで
自滅しかけました。
挙句の果てに、バランス取に失敗し、狭い橋から落ちて、はからずもガンダルフのような最期を遂げました。
(無論、白い衣を纏って復活なんてこともなかったです)

GMにいくら問い詰めても、「これらのルールはRPGについての本(名前は失念)に書いてあることだ。
俺は正しいファンタジー世界を構築しているのだ」の一点張りでその件の本も見せてくれませんでした。


スレ13
最終更新:2008年03月02日 20:33