銀のカトラス

453 名前:NPCさん :04/04/30 20:20 ID:???
じゃあ、ネタ投下。

東東京某所のコンベンションにデザイナーの一人がやってきて、テラ・ザ・ガンスリンガー
テストプレイの卓が立ちました。当時はトランプを使うことも無く、天羅にチームカルマの
ルールを付け加えただけといった感じ。
僕はライフル持ったナイフ使いのおっさんを作り始めました。遠近両用だぜ、いえーい。
他のPLが作ってるキャラクターは若者とシスターと半妖。このうち若者については、血気
盛んな(熱い“因縁”を持った)若者が一人欲しいというGMの意向によるものです。
ところがこの若者PL、カトラスで戦いたいと言い出しました。GMがこのゲームでは剣は
弱いと言っても、まったく聞き入れません。GMは5分ほどで説得を諦めて認めたものの、
なんとなく表情が険しいような気がします。僕は急に拳銃が使いたくなったので「いやあ、
ピースメーカーかっこいいですよね」などと言いつつ熱めの因縁を取得したSAA使いに
変更。年齢データ書き換え忘れておっさんのままなのはご愛嬌。
さてセッション開始。PCたちはチームを組んだ賞金稼ぎです。巨大鉄道なんて影も形も
ありません。当時のテラガンはそういうゲームでした。
今回の獲物は村から娘をさらった若い男だったかなんだったかそんな感じ。ちょっと遣り
合ってみたりしたところどうやら人狼の模様。銀の武器じゃないとダメージを与えられな
いようです。そこで次の村に到着した時に銀製品を探し回ったのですが教会の銀の大十字架
しかありません。シーン登場数か何かの都合で供出の説得に向かったのは若者PL。彼は言い
放ちます。この銀の十字架をカトラスに作り変えれば自分が一人で人狼を退治して見せると。

……はあ。いやまあ、確かに熱い台詞ではあるんですが。他のPLいないところでやられても
止める人いないしなあ。
まあ、そのあとの展開は書かなくていいですね。よく覚えてないし。

セッション終了後、この若者PLがなんだか、自分は雑誌編集者で他人を楽しませることには
慣れてるのに今回は失敗だったとかなんとか言い始めたのがなんというか可愛かったです。


スレ15
最終更新:2008年03月02日 22:32