MI-O 第101~110話

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*MI-O 第96話(実質101話)「意識を変える」 2008年 05月 04日 07:47 その南の返事を聞いて美央は悲しくなった。何故そんな返事が返ってくるのか理解できなかった。そしてその返事の理由を後で知ることになるのを美央はわからなかった。 二人は黙って地下に降りて切符を買い駅のホームに立った。美央は南に何を話せばいいかわからずただ黙っていた。 すぐに電車が来たから乗って二人は並んで座った。 「麻雀が強いだけじゃ何も変えられない。」 と南は言った。それを聞いた美央は 「変えられます。私があいつらに勝てばもう女だからと馬鹿にする人は居なくなります。」 と反論した。それを聞いて南は 「そうやな俺はそんな気持ち無いからわからんかった。」 と言った。それを聞いて美央はうれしかった。南が女を馬鹿にしてないとわかったから。 *MI-O 第97話(実質102話)「京都へ」 2008年 05月 05日 17:09 「それなら頑張るか。」 と南が言った。美央は反射的にうれしさを半減した。頑張るってことはこれからハードな修業が待ってると今までの経験からわかってたから。 地下鉄の駅への入り口に辿り着き、二人は階段を降りた。そしてホームに立ち電車を待った。 すぐに電車が来て二人は乗り込む。美央は行き先が京都とわかっているがどの雀荘かわからない、例え聞いたとしてもまともに答えてくれないのをわかってるから聞こうとしなかった。 電車は梅田に到着し、二人は自動改札を通って大阪駅に向かった。 そして大阪駅で切符を買い快速に乗って京都に向かった。 *MI-O 第98話(実質103話)「苦手意識」 2008年 05月 07日 22:55 快速の中、美央はたまらず南に 「今日はどこに行くのですか?」 と聞いた。その質問に南は 「ん、京都だけど。」 と答えた。その答えに美央は呆れて 「京都はわかってます。どの店に行くのですか?」 と南に聞いた。 「マーシャオの系列店だから昨日と変わらんよ。大阪の連中より弱いかな。」 と南は答えた。 「他の店は無いのですか?」 美央は難波店で一方的に負けたからマーシャオグループに苦手意識を持っていた。 「四麻はあの店を避けれんわ。だからあきらめろ。」 と南は美央をなだめた。美央はあきらめてその店に行くことにした。 *MI-O 第99話(実質104話)「マーシャオ京都駅前」 2008年 05月 10日 14:59 京都駅に着いて改札口を抜けて二人は雀荘に向かった。 目の前の京都タワーにも目をくれず雀荘に向かう。すぐにマーシャオ京都駅前店のあるビルにたどり着き、二人はエレベーターに乗った。 エレベーターが開くとそこは雀荘だった。 「南さんいらっしゃいませー。」 そのメンバーの掛け声で美央は南がこの店をよく利用してることがわかった。その南は真っすぐ歩き、まるで賞金首のようにメンバーの写真を貼ってある窓を見て店長に 「あれ、シャオタイガーがおらんけど?」 と聞いた。店長は 「シャオタイガーは抹消しました。」 と答えた。 *MI-O 第100話(実質105話)「MGのチャンピオン」 2008年 05月 11日 20:01 「え、やめたの?」 あわてて南は理由を聞く。 「やめてはいません。ただ事務所勤務になって店にほとんど居ないので抹消することにしました。」 と店長は答えた。シャオタイガーがやめてないことをわかったから南はもう聞くこともなく待合席に向かった。 狭い待合席に座りのんびりくつろぐ南に美央は 「師匠、シャオタイガーのこと知ってるのですか?」 と驚きながら聞いた。 「ん、名前だけ知ってる。」 と南は素っ気なく答えた。 「その人、MGのチャンピオンですよ!」 と美央はシャオタイガーが通信型対戦麻雀ゲームMGのチャンピオンだと南に教えた。 *MI-O 第101話(実質106話)「B1も大したことない」 2008年 05月 13日 21:29 「何だ強いのか、じゃああの坊主頭と対戦するか。」 と南は返答した。それを聞いて美央はあわてて坊主頭のメンバーを見る。そして驚いて 「師匠、あの人最上位戦のB1ですよ!」 と南に言った。南は 「道理で姿勢が綺麗な訳だ。」 と一人で感心した。姿勢ってと美央は南のB1リーガーを軽く見る態度に呆れたが、南の実力からすればB1も大したこと無いのだと一人納得した。 二人バラけて卓に移動し、美央は緊張しながら座った。大阪と違ってみんなやさしそうな人だから、美央は緊張が解けて普通に打つことが出来た。 *MI-O 第102話(実質107話)「励まし」 2008年 05月 14日 22:50 その結果、美央は運良く大勝ちした。気持ち良く卓を離れ待合席に向かうと南が座ってた。 「お待たせ~、今日はいっぱい勝ちました。」 と美央は言って南に籠を見せた。 「良かったな。」 と珍しく南が美央を誉めた。その弱々しい態度に美央が気付いて 「師匠、もしかして負けたのですか?」 と申し訳なさそうに聞いた。 「ちょっとだけ勝った。」 と南は答え、美央はそれを聞いて安心して 「さすが師匠、実力が違いますねえ~。」 と美央なりに南に元気になってもらおうと声を掛けた。 *MI-O 第103話(実質108話)「八百長発言」 2008年 05月 18日 16:22 「じゃ、行こうか。」 と南は美央に言って二人は籠を清算してエレベーターに乗った。 「南様、前園様ありがとうございました。」 と手の空いたメンバーが二人に挨拶しエレベーターは下に降りた。エレベーターを降りて南が 「新聞買うの忘れたから調子狂ったかも。」 と笑いながら美央に話し掛けた。美央はまたプロレスの記事が載ってる新聞だと気付き 「プロレスみたいな八百長のどこがいいのですか?」 と南に聞いた。それを聞いて南が不機嫌な顔をした。すぐに美央は南を怒らせるような事を言ったことに気付き体を凍らせた。 *MI-O 第104話(実質109話)「プロレス観戦決定」 2008年 05月 20日 10:51 その黙っておびえる美央に南は 「じゃあプロレスを見に行くか、ちょうど今日やってるから。」 と美央をプロレスに誘った。誘われた美央は驚き 「すみません、言い過ぎました。」 とあわてて南に謝った。しかし南は 「これも社会勉強や、後で見に行くぞ。」 と美央に言った。美央はプロレスを見たいと思わないが南の強引さにプロレスを見に行くことになった。 コンビニで新聞を買い二人はバスターミナルに向かった。美央はプロレスを見に行くと思っていたから目的地を聞く気にはならなかった。 *MI-O 第105話(実質110話)「祇園」 2008年 05月 21日 12:58 数多くあるバス停留所は観光の為にあるように京都の名所が行き先に書かれてた。 京都の観光が目的?その割りにはノータイムで南がバス停を選択したから、美央は南が何をやりたいかわからなくなってきた。 しばらくしてバスが来て二人は乗り込む。座った後も南は無言で美央は南に話し掛けることが出来なかった。 三十三間堂、清水寺と知ってる名称の場所を通り過ぎ祇園がアナウンスされる。 「次、降りるぞ。」 と突然南が美央に言った。美央は驚き無言でうなづき、二人は祇園で降りた。 祇園という場所から美央は高レートの世界を思わず想像した。 [[MI-O 第111~120話 >http://www6.atwiki.jp/minamisan/pages/25.html]]
*MI-O 第96話(実質101話)「意識を変える」 2008年 05月 04日 07:47 その南の返事を聞いて美央は悲しくなった。何故そんな返事が返ってくるのか理解できなかった。そしてその返事の理由を後で知ることになるのを美央はわからなかった。 二人は黙って地下に降りて切符を買い駅のホームに立った。美央は南に何を話せばいいかわからずただ黙っていた。 すぐに電車が来たから乗って二人は並んで座った。 「麻雀が強いだけじゃ何も変えられない。」 と南は言った。それを聞いた美央は 「変えられます。私があいつらに勝てばもう女だからと馬鹿にする人は居なくなります。」 と反論した。それを聞いて南は 「そうやな俺はそんな気持ち無いからわからんかった。」 と言った。それを聞いて美央はうれしかった。南が女を馬鹿にしてないとわかったから。 *MI-O 第97話(実質102話)「京都へ」 2008年 05月 05日 17:09 「それなら頑張るか。」 と南が言った。美央は反射的にうれしさを半減した。頑張るってことはこれからハードな修業が待ってると今までの経験からわかってたから。 地下鉄の駅への入り口に辿り着き、二人は階段を降りた。そしてホームに立ち電車を待った。 すぐに電車が来て二人は乗り込む。美央は行き先が京都とわかっているがどの雀荘かわからない、例え聞いたとしてもまともに答えてくれないのをわかってるから聞こうとしなかった。 電車は梅田に到着し、二人は自動改札を通って大阪駅に向かった。 そして大阪駅で切符を買い快速に乗って京都に向かった。 *MI-O 第98話(実質103話)「苦手意識」 2008年 05月 07日 22:55 快速の中、美央はたまらず南に 「今日はどこに行くのですか?」 と聞いた。その質問に南は 「ん、京都だけど。」 と答えた。その答えに美央は呆れて 「京都はわかってます。どの店に行くのですか?」 と南に聞いた。 「マーシャオの系列店だから昨日と変わらんよ。大阪の連中より弱いかな。」 と南は答えた。 「他の店は無いのですか?」 美央は難波店で一方的に負けたからマーシャオグループに苦手意識を持っていた。 「四麻はあの店を避けれんわ。だからあきらめろ。」 と南は美央をなだめた。美央はあきらめてその店に行くことにした。 *MI-O 第99話(実質104話)「マーシャオ京都駅前」 2008年 05月 10日 14:59 京都駅に着いて改札口を抜けて二人は雀荘に向かった。 目の前の京都タワーにも目をくれず雀荘に向かう。すぐにマーシャオ京都駅前店のあるビルにたどり着き、二人はエレベーターに乗った。 エレベーターが開くとそこは雀荘だった。 「南さんいらっしゃいませー。」 そのメンバーの掛け声で美央は南がこの店をよく利用してることがわかった。その南は真っすぐ歩き、まるで賞金首のようにメンバーの写真を貼ってある窓を見て店長に 「あれ、シャオタイガーがおらんけど?」 と聞いた。店長は 「シャオタイガーは抹消しました。」 と答えた。 *MI-O 第100話(実質105話)「MGのチャンピオン」 2008年 05月 11日 20:01 「え、やめたの?」 あわてて南は理由を聞く。 「やめてはいません。ただ事務所勤務になって店にほとんど居ないので抹消することにしました。」 と店長は答えた。シャオタイガーがやめてないことをわかったから南はもう聞くこともなく待合席に向かった。 狭い待合席に座りのんびりくつろぐ南に美央は 「師匠、シャオタイガーのこと知ってるのですか?」 と驚きながら聞いた。 「ん、名前だけ知ってる。」 と南は素っ気なく答えた。 「その人、MGのチャンピオンですよ!」 と美央はシャオタイガーが通信型対戦麻雀ゲームMGのチャンピオンだと南に教えた。 *MI-O 第101話(実質106話)「B1も大したことない」 2008年 05月 13日 21:29 「何だ強いのか、じゃああの坊主頭と対戦するか。」 と南は返答した。それを聞いて美央はあわてて坊主頭のメンバーを見る。そして驚いて 「師匠、あの人最上位戦のB1ですよ!」 と南に言った。南は 「道理で姿勢が綺麗な訳だ。」 と一人で感心した。姿勢ってと美央は南のB1リーガーを軽く見る態度に呆れたが、南の実力からすればB1も大したこと無いのだと一人納得した。 二人バラけて卓に移動し、美央は緊張しながら座った。大阪と違ってみんなやさしそうな人だから、美央は緊張が解けて普通に打つことが出来た。 *MI-O 第102話(実質107話)「励まし」 2008年 05月 14日 22:50 その結果、美央は運良く大勝ちした。気持ち良く卓を離れ待合席に向かうと南が座ってた。 「お待たせ~、今日はいっぱい勝ちました。」 と美央は言って南に籠を見せた。 「良かったな。」 と珍しく南が美央を誉めた。その弱々しい態度に美央が気付いて 「師匠、もしかして負けたのですか?」 と申し訳なさそうに聞いた。 「ちょっとだけ勝った。」 と南は答え、美央はそれを聞いて安心して 「さすが師匠、実力が違いますねえ~。」 と美央なりに南に元気になってもらおうと声を掛けた。 *MI-O 第103話(実質108話)「八百長発言」 2008年 05月 18日 16:22 「じゃ、行こうか。」 と南は美央に言って二人は籠を清算してエレベーターに乗った。 「南様、前園様ありがとうございました。」 と手の空いたメンバーが二人に挨拶しエレベーターは下に降りた。エレベーターを降りて南が 「新聞買うの忘れたから調子狂ったかも。」 と笑いながら美央に話し掛けた。美央はまたプロレスの記事が載ってる新聞だと気付き 「プロレスみたいな八百長のどこがいいのですか?」 と南に聞いた。それを聞いて南が不機嫌な顔をした。すぐに美央は南を怒らせるような事を言ったことに気付き体を凍らせた。 *MI-O 第104話(実質109話)「プロレス観戦決定」 2008年 05月 20日 10:51 その黙っておびえる美央に南は 「じゃあプロレスを見に行くか、ちょうど今日やってるから。」 と美央をプロレスに誘った。誘われた美央は驚き 「すみません、言い過ぎました。」 とあわてて南に謝った。しかし南は 「これも社会勉強や、後で見に行くぞ。」 と美央に言った。美央はプロレスを見たいと思わないが南の強引さにプロレスを見に行くことになった。 コンビニで新聞を買い二人はバスターミナルに向かった。美央はプロレスを見に行くと思っていたから目的地を聞く気にはならなかった。 *MI-O 第105話(実質110話)「祇園」 2008年 05月 21日 12:58 数多くあるバス停留所は観光の為にあるように京都の名所が行き先に書かれてた。 京都の観光が目的?その割りにはノータイムで南がバス停を選択したから、美央は南が何をやりたいかわからなくなってきた。 しばらくしてバスが来て二人は乗り込む。座った後も南は無言で美央は南に話し掛けることが出来なかった。 三十三間堂、清水寺と知ってる名称の場所を通り過ぎ祇園がアナウンスされる。 「次、降りるぞ。」 と突然南が美央に言った。美央は驚き無言でうなづき、二人は祇園で降りた。 祇園という場所から美央は高レートの世界を思わず想像した。 ⇒[[MI-O 第111~120話]]

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