圧側減衰力(あつがわげんすいりょく)
前後のサスペンション(未作成)のショックアブソーバー(未作成)が縮む方向に動く時に働くダンパー(未作成)の性能。つまり、どれだけ縮む速度を落とす、または止めるかを決める。強めれば、強いショックを受けても余計な動きをしなくなる。弱めれば、弱いショックでも良く反応して吸収してくれるようになる。
縮み側減衰力とはまず呼ばない。
一般的なセッティング(未作成)論
フロントフォーク(未作成)の場合
強める・かける | 弱める・抜く | |
大きな、または高速でギャップ(未作成)を踏んだ場合 | 適当に強めればハンドル(未作成)が振られ(未作成)にくくなる | 急激に動き過ぎてハンドル(未作成)が振られる(未作成) |
小さな、または低速でギャップ(未作成)を踏んだ場合 | ハンドル(未作成)にいつもゴツゴツと衝撃がくる | 小さな物もよく吸収して乗り心地が良くなる |
強いブレーキング(未作成) | 沈み込みすぎずコントロール性(未作成)が上がる | 急激にノーズダイブ(未作成)しすぎてコントロール性(未作成)が下がる |
バンク開始から旋回(未作成)中の姿勢 | 積極的に荷重(未作成)をかけないと前上がりになって切れ込む(未作成) | 車体なりに乗っても前下がりになってコントロールしやすい |
コーナリング(未作成)中のグリップ(未作成) | フロントタイヤ(未作成)側が下がる、押さえないと抜ける | フロントタイヤ(未作成)側が上がる、押さえ込める |
リアサスの場合
強める・かける | 弱める・抜く | |
大きな、または高速でギャップ(未作成)を踏んだ場合 | 後ろは安定する | 後ろが不自然にはずむ |
小さな、または低速でギャップ(未作成)を踏んだ場合 | 神経質にはずむが、路面状態が良く分かる | はずまず乗り心地(未作成)が良くなるが路面状態が分かりにくくなる |
強いブレーキング(未作成)からのリリース(未作成)時 | 姿勢変化が少ない | 前上がりになってしまいバンクしにくい |
コーナリング(未作成)中のグリップ(未作成) | リアタイヤ(未作成)側が下がる、荷重が足りないと抜ける | リアタイヤ(未作成)側が上がる |
リアタイヤ(未作成)が滑った時 | コントロールしやすい | コントロールしにくい |
- 対義語
- 「伸び側減衰力(未作成)」
- 関連語
- 「イニシャル(未作成)」「ショックアブソーバー(未作成)」「サスペンション(未作成)」「サスペンションセッティング(未作成)」「ダンパー(未作成)」「ダンピングアジャスター(未作成)」「バネレート(未作成)」「プリロード(未作成)」「フロントフォーク(未作成)」「リアショックアブソーバー(未作成)」
2007年04月28日