もうじき僕は歌わない。@Wiki

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 こもれび系の話ではないはずなのに、気がつくと斉藤和己アナグラムを使おうとしている自分がいる。糸井一間、美里アキ、青井拓海。SAITOH KAZUMIから文字が微妙に余るのは(SH,HZU,SHZ)キャラクターの持つ欠陥を表しています(大嘘)
 たぶん、時間軸を行ったり来たりする話になりそうです。現在に置くのは登場人物28歳の、つまりは僕の、リアルになりそうですが、それが過去や未来と関係のある時間であって、だから今の自分の存在には意味がある…というような話になるかもしれません。ならないかもしれないけど。
 書いていて、超能力ものになりそうだということに気づいたり、つまらない話になるんじゃないかって気づいたり、計画性がないのは困ったものです。

大過去

  • オマエは不幸になる、と超能力者の母に宣告されるアキ。
  • 病気で寝ている間、ずっと天井を見ていたタクミ。
  • チラシの裏にでも表にでも、とにかく書き続けていたカズマ。

共通の過去

  • 少年誌と青年誌の間ぐらいのマンガを書いていたカズマ。
  • アキもタクミも、一度だけその原作を書いたことがある。
  • 勉強なんかしなくてもいいけど、一生できることの下地を今つくる時期なんじゃないかと思う、とタクミ。
「なら俺は一生マンガ描きでいい」
「一生マンガ描きがいいんじゃなくて?」
言えなかったツッコミ。

10年前

  • ファミレスで三人だけの卒業式。

現在

  • 深夜のファミレスで、遅い夕食をつついているカズマとアキ。
  • 警察の事情徴収を受けているタクミ。
  • 「何をしているの?」

未来

  • あなたは幸せになれ、と子に語りかける何の能力もないアキ。

  • 自分のサイトに暴言を書いて過去を清算しようとして、でもできないカズマ。
「ピザでも食ってろ」
言いたいのはそんなことじゃない。したいのは全否定。
それは、自分を否定すること。
でも否定しきれない自分がいる。
絵を描くしかないと思う。
絵を描くしかない。

  • 駅ですれ違うタクミとアキ+娘。
「おとーさん」舌っ足らずな言葉で呼びかける、でも振り向かない。
「あなたはね、環、ひとりでも大丈夫だからね」
「おかーさんは?」
「おかあさんは、環がいれば大丈夫」

  • 環が18歳の時に現れる魔法使い役はカズマに。
「同じファミレスに来たことがある」
「そのとき、何を食べたかあてましょうか」
超能力者の証明。
「…すごいな」
実は元ネタがあって、それを読んだだけ。村上春樹「アフターダーク」。
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