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倫理①喜劇と悲劇と歴史叙述

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悲劇…叙事詩の後を受ける物 社会的役割として叙事詩に代わる
   民族の神話伝承が素材

 ・表現方法→仮面劇 仮面をつけた俳優数人とコロス(合唱隊)によって成り立つ

 ・悲劇の歴史→農業神ディオニュソスを祭る祭祀の起源を持つ
        BC6世紀 アテネの僭主ペイシストラトスなどが悲劇を奨励
             ⇒ポリスの市民意識、形成高揚に寄与⇒ポリスの宗教行事になる
        BC5世紀 悲劇はアテネの全盛期に興隆完成

 ・三大悲劇詩人
 ①アイスキュロス(前525~456)
  悲劇の確立者  主著:『しばられたプロメテウス』『オレステア』3部作
 ②ソフォクレス(前496~406) 参照:5-1のプリント
  悲劇の完成者  主著:『オイディプス王』『エレクトラ』『アンティゴネ』
  「地上の驚異すべき物は数あるが人間以上に驚異するべきものはない」by『アンティゴネ』
 ③エウリピデス(前485~406)
  悲劇の終わり  主著:『メディア』『トロイアの女たち』
  この時代頃からアテネが衰退


喜劇…俗語劇 時事風刺や人物批判、揶揄
 ①アリストパネス(前450~385) 参照:5-2のプリント
  アテネの衰退とともに保守的立場から、戦争推進派のポリス的指導者や時代の新しい思潮の担い手を風刺、揶揄
  主著:『平和』『女の平和』(反戦物)『雲』(ソクラテスを揶揄)『蜂』『鳥』(空中ユートピアを幻想)



歴史叙述…ヒストリアイ(元来は「実際に調べること」「探求」の意味)
 ①へカタイオス(前6世紀~5世紀)
  歴史叙述の先駆者 イオニアに生まれて、ミトレスにて学ぶ説話作者
  歴史叙述から神話伝承、英雄説話の合理的解釈を意図か?
  また、年代の枠組みはまだ無かったよう
  主著:『ペリエゲシス』(世界周遊記)
 ②ヘロドドス(前485~425) 参照:6-1のプリント
  世界中を旅行(詳しくはノート) その後アテネに長く滞在(ソフォクレスなどと親交)
  アテネの植民都市トゥリオイの建設に携わり市民となる ここで「歴史」を記した?
  著書:『歴史』(ペルシア戦争史) 各地の地誌を含む物語的世界史⇒ここで年代の枠組み誕生か?

③トゥキュディデス(前460~400) 参照:6-2プリント
ペロポネソス戦争の当事者 戦争中亡命生活を強いられその間に資料収集? 敗戦後アテネに帰還
主著:『戦史』ペロポネソス戦争史(個別史) 史料批判を伴った(→批判的史学の祖)、編年的記述(1年を夏季と冬季に分ける年代表記)

④クセノポン(前430~354) 参照:6-3プリント
アテネの軍人の一門の出
ソクラテスの弟子の一人 プラトンと同年輩
ペロポネソス戦争後アテネを出てペルシアの内紛に巻き込まれて数十年、動乱の中で過ごす その後隠居して著作を書く
主著:『ギリシア史』(前350年代) 『アナシバス』(前401~399) 『ソクラテスの思い出』


とりあえず倫理①は終了

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