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41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/23(水) 08:06:20 ID:ix4YuCdg0
(髪型・・・・・・似あってるな)
初めて彼女の声を聞いたのは、この言葉だった。正確には聞こえたわけではないが。
「同じクラスだな、よろしく」
俺は彼女の方を振り返り、声を掛けた。
高校二年生の桜の舞う。そんな日に。
「え・・・・・・あ、よろしく」
(どうしよう・・・・・・声掛けられちゃった)
「ツンさんだろ?いつもテストで学年トップを取ってる」
「なんか、ストーカーみたいよ。どの女の子にもそんなふうに話しかけてるの?」
(低い声だ・・・・・・ていうか私の事知ってたんだ!!どうしよう!!)

笑ってしまった。
咄嗟に声を押し殺したがツンはそれを見逃さなかった。
「ちょっと!!なに笑ってるのよ!!」
「いや、可愛いなって」
「可愛いって!!あんたねぇ!!」
(可愛いって私の事よね。どうしよう、胸が破裂しそうだよ・・・・・・)

俺は強引にツンの手を握り、大きく振った。
「これからよろしくな、ツン」
桜の舞う、そんな日だった。