ソルゲ(鳶の意)型は韓進重工が国産開発・建造したLCAC(Landing Craft Air Cushion:エアクッション型揚陸艇)。ドクト級揚陸艦に搭載するため2004年12月に2隻が発注され、2007年4月に1号艇(LCAC-631)が完成し海軍に引き渡された。2隻の総契約額(建造費)は923億6,700万ウォン。韓国はFMS経由でアメリカからLCAC 4隻分のライセンス生産権を購入しており(1998年)、またLCACに関する技術データの提供と技術支援を受ける契約(約50億ドル)を2002年9月に結んでいるため、それをもとにLSF-Ⅱ型は開発されているものと思われる。