T-59練習機(ホークMk67)

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性能緒元
重量 5,500kg
全長 11.86m
全幅 9.39m
全高 3.98m
エンジン ロールス・ロイス/チュルボメカ・アドーア Mk681(25.4kN)×1
最大速度 989km/h
巡航速度 796km/h
航続距離 2,890km
上昇限度 15,250m
武装 機関砲ポッド
  AIM-9Lサイドワインダー赤外線誘導空対空ミサイル
  各種爆弾等3,000kg
乗員 2名

ホーカー・シドレー社がイギリス空軍用に開発した傑作練習/軽攻撃機。イギリスだけでなくケニアやジンバブエ、バーレーンなど世界中の国々で採用され、各型合わせて700機以上が生産されている。韓国では1990年に発展型のホークMk.67を20機購入する契約に調印、1992年から93年にかけて引き渡しを受けた[3]。

イギリス空軍は1964年にナット練習機の後継機計画AST362を、1970年1月にはより要求を具体的にしたAST397をまとめた。当時のホーカーシドレー社はAST362に基いて自社資金でP.1182と呼ぶ機体の開発を開始し、後にAST397に選ばれ1970年10月に生産契約を結んだ。初飛行は1974年8月で、1976年からイギリス軍に就役している。

ホークは堅牢簡素な設計の機体で、主翼は低翼にしてホイール・トラックを大きくし、エンジンも単発にしてジャギュアと共通のアドーア(アフターバーナー無し)が選ばれた。エンジンは胴体後部を取り外さずに交換可能で、スピン対策に垂直尾翼は水平尾翼よりも前に配置されている。縦列複座のコクピットは後席を前席より一段高く配置して、後席らかでも良好な前方視界が得られるようになっている。胴体中心線下と主翼下片側2箇所にハードポイントがあり、そこに機関砲ポッドやロケット弾、AIM-9サイドワインダーなどを搭載する事ができる。構造は6,000飛行時間、20年の使用が想定され、設計荷重は+8Gから-4G。

韓国空軍が採用したMk.67は輸出型のホーク50の発展型で、重量がホーク50より1,750kg増加しており、機外最大搭載量も3tに増えている。機首は延長されてLRF(Laser Range Finder:レーザー測距器)とFLIR(Forward Looking Infra-Red:前方監視赤外線)装置が装備されている。

2013年4月4日、T-59を運用していた第16戦闘飛行団でT-59の退役式典が挙行[4]。これにより韓国空軍のT-59は全て退役することになった。同部隊の第216飛行教育大隊ではT-59を使用した飛行訓練を実施しており、これまでに916人のパイロットを育成してきた。

T-59の退役後は、T-50練習機とTA-50リードイン練習機がその任務を引き継ぐことになっている[4]。


【参考資料】
[1]Jウィングス特別編集 戦闘機年鑑2005-2006(青木謙知/イカロス出版)
[2]別冊航空情報 世界航空機年鑑2005(酣燈社)
[3]SIPRI公式サイト「SIPRI Arms Transfers Database」
[4]연합뉴스「영국산 고등훈련기 T-59 영구퇴역」(이덕기/2013年4月4日)


2013-04-06 22:29:03 (Sat)