2006年12月11日に行なわれた防衛事業推進会議で、移動衛星通信中継車の開発が正式に決定された。これはADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)が1996年から研究開発を行なっていた事業で、2006年に通信衛星「ムグンファ5号」の打ち上げが成功した事により本格的な開発が可能になった。今回決定された内容によると、2011年までに約8,000億ウォンを投じて500輌を量産し各部隊に配備する計画。移動衛星通信中継車はNEX1フューチャー社が量産を担当するが、ほかにも固定端末、携帯型端末が開発される予定だという。