L-5連絡機「センチネル」(韓国)



L-5性能緒元
重量 916kg
全長 7.34m
全幅 10.36m
全高 2.41m
エンジン ライカミングO-435-1(185hp)×1
最大速度 209km/h
巡航速度 144km/h
航続距離 676km
上昇限度 4,815m
乗員 2名

L-5「センチネル」は米スチンソン社が開発した軽飛行機「モデル105」の軍用型。当初はO-62の名称で米陸軍に採用され、後にL-5と改称されて弾着観測や負傷兵後送などの任務に使用された。韓国軍は1948年10月にL-5を導入した。前月に米第7師団から譲ってもらったL-4は航続距離が短く(約350km)任務に支障があったため、アメリカ軍から2機のL-5を急遽譲渡してもらったのである。同年12月にはさらに8機を追加導入し、計10機を保有して朝鮮戦争へと突入した。空軍は偵察や地上軍の誘導、ビラの散布などにL-5を使用したが、武装がないため攻撃には参加できなかった。韓国軍のL-5は1954年までに全機が退役した。


2007-09-30 15:14:47 (Sun)

最終更新:2007年09月30日 15:14
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