FIM-43携帯対空ミサイル「レッドアイ」(韓国)


FIM-43C性能緒元
全長 1.2m
直径 0.07m
重量 8.3kg(+ランチャー5.0kg)
弾頭 1.06kg(HE)
最大速度 マッハ1.7
最大射程 4,500m
誘導方式 赤外線誘導

FIM-43「レッドアイ」は米ジェネラル・ダイナミクス社が1959~60年に開発した、個人携帯型の地対空ミサイル。レッドアイは航空機エンジンの高温排気熱を追尾する赤外線誘導ミサイルで、目標の後方からしか捕捉・追尾できず、そのためフレアなどの妨害装置に欺瞞されやすい。また弾頭は単純な着発信管で、直撃しないと爆発しなかった。アメリカ軍は長期に渡ってレッドアイを使用したが、徐々により高性能なFIM-92「スティンガー」によって代替された。レッドアイは1980年代にアフガニスタンのイスラムゲリラに供与され、ソ連軍(当時)のMi-24ヘリコプターやSu-25攻撃機などを撃墜している。

韓国軍はアメリカからの無償軍事援助の一環として、1977年にレッドアイを導入した。


2008-12-30 01:46:33 (Tue)

最終更新:2008年12月30日 01:46