韓国次期装輪装甲車計画(三星社案)



性能緒元
重量 16.0t
全長  
全幅  
全高  
エンジン ディーゼル 380hp
最高速度 110km/h
浮航速度 10km/h
航続距離 800km
武装 12.7mm重機関銃×1
装甲  
乗員 2(車長、操縦手)+10名

三星テックウィン社が韓国陸軍の次期装輪装甲車計画に提案している車輌。これまで基本型のAPCタイプしか公開されてなかったが、2007年10月に行なわれたソウル・エアショーにおいて自走迫撃砲タイプが公開された。この自走迫撃砲型は車体を延長して8輪化し120mm迫撃砲を後部に搭載しており、重量は約18トン、エンジンも450hpのものに強化されている。三星製の6輪装甲車は充実したベトロニクス(Vetronics:車輌用電子機器)が特徴で、IVIS(Inter-Vehicular Information System:車輌間情報システム)などのほか車外監視用の小型カメラが幾つも装備されている。

なお以前に8輪タイプの三星テックウィン性装輪型指揮通信車(砲兵用?)が公開されていたが、これは次期装輪装甲車計画に提案されている6輪タイプの車輌とは別の車輌のようだ。

▼走行展示を行なう三星製装輪装甲車
▼三星製装輪装甲車の後部

▼2007年10月のソウル・エアショーで公開された120mm迫撃砲を搭載したタイプ(8輪)

▼以前公開された三星製8輪装甲車。指揮通信車の試作型と思われるが、上の6輪型と関係は無いようだ。

【関連項目】
韓国次期装輪装甲車(ROTEM社)
韓国次期装輪装甲車(DOOSAN社)


2007-10-21 00:04:04 (Sun)

最終更新:2007年10月21日 00:04