「ROBHAZ-DT3」危険作業ロボット



KAIST(Korea Institute of Science and Technology:韓国科学技術院)知能ロボット研究センターのカン・ソンチョル博士のチームがこの5年間、ユジンロボティクス、ソウル大学と共同で開発、実用化した危険作業ロボットROBHAZ-DT3が、実験的にイラク派遣部隊で運用されている。このロボットは、操作が簡単な点が最も大きな特徴。火災や地震のほか、人が接近できない放射能や化学兵器汚染地帯を探査し、爆発物を探知、除去する軍事用等幅広く活用できる。イラク派遣部隊(ザイトゥーン部隊)でも爆発物の探知と除去、夜間の偵察、監視に使用されている。

ROBHAZの車輪には二つの軸があり、どんな悪条件下でも自由に活動する事ができる。最大40度の傾斜も登ることができ、砂漠や草原、深さ10cmまでの水たまりでも正常に作動する。イラク派遣部隊で運用されているROBHAZは口径20mmの高圧水鉄砲が装着されている。この強力な水鉄砲は地雷や爆発物を遠距離から除去できる。また赤外線カメラを搭載しているので夜間の偵察任務も可能。

【参考資料】
中央日報


2007-07-15 22:14:04 (Sun)

最終更新:2007年07月15日 22:14
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