KAIST(Korea Institute of Science and Technology:韓国科学技術院)知能ロボット研究センターのカン・ソンチョル博士のチームがこの5年間、ユジンロボティクス、ソウル大学と共同で開発、実用化した危険作業ロボットROBHAZ-DT3が、実験的にイラク派遣部隊で運用されている。このロボットは、操作が簡単な点が最も大きな特徴。火災や地震のほか、人が接近できない放射能や化学兵器汚染地帯を探査し、爆発物を探知、除去する軍事用等幅広く活用できる。イラク派遣部隊(ザイトゥーン部隊)でも爆発物の探知と除去、夜間の偵察、監視に使用されている。