ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II

日本周辺国の軍事兵器内検索 / 「ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II」で検索した結果

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  • ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II/214型)
    ▼1番艦「ソン・ウォンイル」(SS-072) ▼2番艦「ジョン・ジ」(SS-073) ■性能緒元 水中排水量 1,860t 全長 65.3m 全幅 6.3m 喫水 6.0m 主機 ディーゼル・エレクトリック/AIP 1軸   MTU 16V-396ディーゼル 2基(6.24MW)   シーメンス Permasynモーター 1基(2.85MW)   HDW PEM燃料電池 9基(306kW) 水上速力 11kts 水中速力 20kts 連続潜行時間 13日 最大潜行深度 400m 乗員 27名 【兵装】 対艦ミサイル UGM-84Lハープーン / ハープーン用発射管 4門 魚雷 K731「白鮫」533mm長魚雷 / 魚雷用発射管 4門(16発) 機雷     【電子兵装】 レーダー SPHINX-D(Iバンド) 1基 戦闘システム IS...
  • KSS-III(韓国次期潜水艦計画)
    ...後継として開発され、ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II/214型)と共に韓国海軍潜水艦18隻態勢の片翼を担うことになる。KSS-III型はこれまで韓国海軍が整備してきた209型や214型のような近海用潜水艦と違い、遠洋での作戦行動を主任務とする。 2005年の朝鮮日報の報道ではKSS-III型は国産され(チャン・ボゴ級、ソン・ウォンイル級ともドイツ製)、ロシアやフランスからの技術支援で原子力潜水艦として建造される可能性もある、とされていた。しかしこのスクープ報道のため、秘密裏に組織されていた原子力潜水艦計画推進委員会が解散に追い込まれ、計画は頓挫したと言われている。 【2006.10.01追記】 韓国軍のDAPA(Defense Acquisition Program Agency:防衛事業庁)の関係者は2006年9月27日、3,000トン級の潜水艦3隻(KSS...
  • 韓国海軍
    ...次期潜水艦計画) ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II/214型) チャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I/209型) トルゴレ型潜水艇(ドルフィン型) コスモス型半没潜水艇 ミサイル艇・小型戦闘艇 コムクスドリ型ミサイル艇(PKG/韓国次期ミサイル艇計画) チャムスリ型戦闘艇(PKM/キロギ型) パエク型哨戒艇(PGM/アシュビル型) カルメギ型魚雷艇(エルコ80フィート型) 沿岸警備艇(YUB) 両用戦艦艇 韓国次期戦車揚陸艦計画(LST-II) ドクト級ドック型揚陸艦(LPX) コージュンボン級戦車揚陸艦(アリゲーター型) ウンボン級戦車揚陸艦(LST-542型) ソルゲ型エアクッション揚陸艇(LSF-II) LSF-Iエアクッション揚陸艇 ミレナE型エアクッション揚陸艇 ムルケ型揚陸艇(LCU-1610型) LCM6型揚陸艇 ...
  • チャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I/209型)
    ■性能緒元 水中排水量 1,285t 全長 56.0m 全幅 6.2m 主機 ディーゼル・エレクトリック 1軸   MTU 12V-396se 4基(3,800馬力) 水上速力 11kts 水中速力 22kts 航続距離 7,500nm/9kts (潜行時) 370nm 最大潜行深度 250m 乗員 33名 【兵装】 対艦ミサイル UGM-84Dハープーン Block1C   魚雷 SUT mod.2 533mm長魚雷等(14本) 8門 機雷 (魚雷を積まない場合) 28個 【電子兵装】 航海レーダー I-band 1基 兵装管制システム ISUS-83 TFCS   ソナー CSU-83   チャン・ボゴ級は韓国海軍初の本格的通常動力潜水艦。韓国はそれまでも潜水艦の整備を熱望しており(効果的な対潜訓練を行うには自前の潜水艦が必要なため)、韓国海軍が19...
  • 韓国原子力潜水艦計画
    韓国海軍は日本や中国など周辺国の安全保障上の脅威に対処するため、4,000トン級の原子力推進潜水艦(SSX)数隻を2012年以降に実戦配備する方案を、秘密裏に且つ積極的に推進している事が判明した。政府高官によると2004年1月25日「国防省と海軍が2003年5月から原子力潜水艦の独自建造を積極的に検討している」とし、「これは半島統一以降の周辺国の安保脅威の中、独自的な生存権を確保するための自主国防努力の一環だ」と説明した。 当初、韓国海軍は「ドイツ製214型潜水艦(KSS-II)」→「国産3,500トン型通常動力潜水艦(KSS-III)」→「国産4,000トン型原子力潜水艦(SSX)」と段階的に整備していく計画で、KSS-IIIには国産巡航ミサイルを搭載して戦略兵器として運用する予定だったが、このKSS-IIIを建造する過程を省き、すぐにでも原子力潜水艦を建造する方が効果的な戦略兵...
  • 魚雷/機雷/爆雷(韓国)
    K-ASROC「赤鮫」(韓国型アスロック) ▼「赤鮫」の駆逐艦発射試験 ▼「赤鮫」のVLSからの垂直射出試験 ▼「赤鮫」のVLSからの射出試験動画(55秒頃から) ▼「赤鮫」の駆逐艦からの発射試験動画 全長 5.7m 直径 0.38m 重量 820kg 飛行速度 マッハ1 射程 7~30km 推進装置 固体ロケットモーター 弾頭部 K745「青鮫」短魚雷 「赤鮫(ホンサンオ)」はADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)が開発した国産ASROC(Anti Submarine ROCket:対潜ロケット)。9年の歳月と1000億ウォンの開発費が投じられ(専用VLSの開発予算も含めると5000億ウォン以上)、2009年6月に完成した。2010年から段階的に実戦配備される。価格は1基あたり...
  • 北朝鮮海軍
    朝鮮民主主義人民共和国朝鮮人民軍海軍 / 北朝鮮海軍(Korean People s Army Navy) フリゲイト・コルベット クリヴァクIII型フリゲイト(1135.1型/ネレイ型) ジャンフーI型フリゲイト(江滬I型/053H型) ナジン級フリゲイト ソホ級フリゲイト サリウォン級コルベット トラル級コルベット 潜水艦・潜水艇 ゴルフ級弾道ミサイル潜水艦(629型) フォックスロット級潜水艦(641型) ロメオ級潜水艦(633型) ウィスキーV級潜水艦(613型) サンオ型小型潜水艦 ユーゴ型潜水艇 その他小型潜水艇 ミサイル艇・小型戦闘艇 ソジュ型ミサイル艇(オサ型/205型) ソフ型ミサイル艇(コマール型/183R型) シェルシェン型魚雷艇(206T型) P-6型魚雷艇 P-4型魚雷艇(123型) シンナ...
  • 中国海軍
    航空母艦 中国航空母艦計画 089型原子力航空母艦 085型航空母艦 巡洋艦 スラヴァ級巡洋艦(1164型) 駆逐艦 051C型駆逐艦(ルホウ型/旅洲型) 052C型駆逐艦(ルヤンII型/旅洋II型) 052B型駆逐艦(ルヤンI型/旅洋I型) ソブレメンヌイ級駆逐艦(現代級/956型) 051B型駆逐艦(ルハイ型/旅海型) 052型駆逐艦(ルフ型/旅滬型) 051型駆逐艦(ルダ型/旅大型) フリゲイト/コルベット 054A型フリゲイト 054型フリゲイト(ジャンカイ型/江凱型) 053H3型フリゲイト(ジャンウェイII型/江衛II型) 053H2G型フリゲイト(ジャンウェイI型/江衛I型) 053H1G型フリゲイト(ジャンフーV型/江滬V型) 053H1Q型フリゲイト(ジャンフーIV型/江滬IV型) 053H1型フリゲイト(ジャンフーI...
  • 「天龍」巡航ミサイル
    「天龍(チェンロン)」は韓国が開発した巡航ミサイル。1990年代初期からADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)を中心に三星テックウィン社などで開発が始められた。既に開発は完了しており、実戦配備が近いといわれる。なお韓国はアメリカ政府と射程300kmを超える弾道ミサイルの保有を制限する覚書を交わしているが、天龍は弾道ミサイルではなく巡航ミサイルであり、弾頭も500kg以下であるため、この覚書の規制を受けないとしている。 天龍の射程距離は約500kmで、北朝鮮北部にある弾道ミサイル基地への攻撃も可能。敵レーダーの探知を避けるために50~100mの低高度をマッハ0.73の速度で飛び、命中誤差は3m程度。誘導方式はINS(Inertial Navigation System:慣性航法装置)と地形映像照合装置で、地形照合はミサイルに装備された赤...
  • FFX(韓国次期フリゲイト計画)
    ...(KDX-III)やソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II/214型)などの外洋艦隊むけの艦艇整備計画を進めていたが、これらの艦艇は多額の建造費用を要することは明白であった[1]。さらに、これらの艦艇を運用するには多数の乗組員を必要としていたが、韓国では若年人口の減少に伴い今後海軍艦艇に必要とされる人材の確保が難しくなっていく事が予想されていた[1]。 これを受けて韓国海軍では、ウルサン級フリゲイト、ドンヘ、ポーハン級コルベットなどの旧式で排水量の割には多くの乗員を必要とする艦艇を退役させて、高性能な沿岸警備用艦艇や広範囲の領海を警備可能な哨戒ヘリコプターのような省力化された新たな装備を沿岸警備の主力とするという計画を立案した[1]。FFXは、この省力化された高性能な沿岸警備用艦艇に当たる存在であり、有事には外洋艦隊にも配属されて、その戦力を補完することも想定された。 ...
  • チョンヘジン級潜水艦救難艦
    ■性能緒元 満載排水量 4,300t 全長 102.8m 全幅 16.4m 主機 ディーゼル・エレクトリック 2軸   MAN-BURMEISTER WAIN 16V 28/32ディーゼル 4基(11,800馬力) 速力 18kts 航続距離 9,500nm/15kts 乗員 130名 【兵装】 近接防御 シー・ヴァルカン20mm機関砲 2基 1996年に就役した韓国国産の潜水艦救難艦。搭載するDSRV(Deep Submergence Rescue Vehicle:深海救難艇)は21.4トン、最大457mまで潜行し救難活動を行うことが出来る。ほかに4点繋留ブイ、再圧タンクなどを有する。 2004年5月に行われた第3回西太平洋潜水艦救難訓練「パシフィック・リーチ2004」では、本艦はホスト国の潜水艦救難艦として海上自衛隊の潜水艦「さちしお」の乗員救難実演訓練...
  • セジョン・デワン級イージス駆逐艦(KDX-III)
    ▼1番艦「セジョン・デワン」(DDG-991) ▼2番艦「ユルゴク・イ・イ」(DDG-992) ■性能緒元 排水量 7,700t 全長 165.9m 全幅 21.0m 喫水 6.25m 主機 COGAG 2軸   GE LM2500ガスタービン 4基(105,000馬力) 速力 30kts 航続距離 5,500nm/20kts 乗員 300名 【兵装】 対空ミサイル RIM-66スタンダードSM-2 BlockⅢB / Mk41 VLS(80セル)   対艦ミサイル SSM-700K「海星」 / 4連装発射筒 4基 対潜ミサイル K-ASROC「赤鮫」 / 専用VLS(16セル)   巡航ミサイル 「天龍」(開発中) / 専用VLS(32セル)   砲 Mk45 mod4 62口径127mm単装砲 1基 魚雷 K745「青鮫」324mm短魚雷 /...
  • イーデントン級潜水艦救難艦
    ■性能緒元 満載排水量 3,200t 全長 88.0m 全幅 15.25m 主機 ディーゼル 2軸 4基(6,000馬力) 速力 17kts 航続距離 18,000km/13kts 乗員 130名 アメリカで建造された救難曳船。5隻の建造が計画されたが実際に建造されたのは3隻のみで、1番艦イーデントン(Edenton)はアメリカ沿岸警備隊に移籍し、2番艦ビューフォート(Beaufort)と3番艦ブランズウィック(Brunswick)は1997年に韓国へ貸与された。 4点係留ブイ、大型デリック(前部10t、後部20t)、再圧タンクを備えており、遭難艦の曳航、潜水艦救難作業(深度260mまで)、重量物の引き揚げ(270t、水深40mまで)、消火など、多用な救難活動を行うことが出来る。2010年のポーハン級コルベット 「天安」沈没事件では、サルベージ活動に従事した[3]。平時...
  • クァンゲトデワン(広開土大王)級駆逐艦(KD-I型)
    クァンゲトデワン(広開土大王)級駆逐艦(KD-I型) 満載排水量 3,855t 全長 135.4m 全幅 14.2m 主機 CODOG   LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTUディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kt 乗員 170名 【兵装】 対空ミサイル Raytheon RIM-7P シー・スパロー Mk,48 Mod2 VLS(16セル)1基 対艦ミサイル McDonnell Douglas RGM-84D ハープーン 4連装発射筒 2基 砲 OTO Melara 54口径127mm単装砲 1基 近接防御 Signaal ゴールキーパー30mmCIWS 2基 魚雷 MK.46 mod5 324mm短魚雷 3連装発射管 2基 ヘリコプター スーパーリンクス 1機 【電子兵装】 2次元対空捜索...
  • その1
    ■今日 韓国陸軍 北朝鮮陸軍 トップページ T-72戦車(暴風号) 北朝鮮空軍 サンオ型小型潜水艦 M48戦車(韓国) 韓国装甲弾薬補給車計画 MiG-29戦闘機(ファルクラム)(北朝鮮) ドンヘ級コルベット ドクト級ドック型揚陸艦(LPX) K311小型トラック(KM450) F-5E/F戦闘機「タイガーII」(KF-5E/F) M47戦車(韓国) M1981 122mm自走加農砲 AH-1F攻撃ヘリコプター「コブラ」(韓国) 「スーパーリンクスMk99」対潜ヘリコプター(韓国) MiG-19戦闘機(ファーマー/殲撃6/J-6/F-6)(北朝鮮) 北朝鮮海軍 M1973装甲兵員輸送車(VTT-323) 韓国空中給油機計画 KSAM自走地対空ミサイル「天馬」 「プチェラ-1T」無人偵察機(北朝鮮) 艦載機関砲/CIWS(韓国) T-54/T-55戦車(59式戦車/WZ-120)(...
  • チュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦(KDX-II)
    ▼1番艦「チュンムゴン・イ・スンシン」(DDH-957) ▼2番艦「ムンム・デワン」(DDH-976) ▼3番艦「テジョヨン」(DDH-977)。本艦からハープーンに変えてSSM-700Kが装備されている。 ▼4番艦「ワン・ゴン」(DDH-978)。本艦から艦橋前のMk41 VLS 16セルが左に寄せられ、国産VLS用のスペースが空けられた。 ▼5番艦「カン・カムチャン」(DDH-979) ▼6番艦「チェ・ヨン」(DDH-981) ■性能緒元 満載排水量 4,800t 全長 154.4m 全幅 16.9m 喫水 4.3m 主機 CODOG   GE LM2500ガスタービン 2基(53,640馬力)   MTU 20Vディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kts 航続距離 12,000km/17kts...
  • クァンゲト・デワン級駆逐艦(KDX-I)
    ▼1番艦「広開土大王」(DDH-971) ▼2番艦「乙支文徳」(DDH-972) ▼3番艦「楊万春」(DDH-973) ■性能緒元 満載排水量 3,885t 全長 135.5m 全幅 14.2m 喫水 4.2m 主機 CODOG 2軸   GE LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTU 20V956-TB92ディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kts 航続距離 18kts/4500nm 乗員 286名 【兵装】 対空ミサイル RIM-7Pシー・スパロー / Mk48 mod2 VLS(16セル) 1基 対艦ミサイル RGM-84DハープーンBlock1C / Mk141 4連装発射筒 2基 魚雷 Mk46 mod5 324mm短魚雷 / Mk32 mod5 3連装発射管 2基 砲 オットー・メララ 54...
  • 韓国次期戦車揚陸艦計画(LST-II)
    ▼2007年秋に公開されたLST-IIの完成予想CG 2007年4月に公表された新型戦車揚陸艦導入計画。当初はコージュンボン級戦車揚陸艦を8番艦まで建造する予定だったが、新たに基準排水量4,500トン級のLSTを建造する事になった(LCACを搭載できる6,500トン級の揚陸艦を海軍は要求したが、予算の都合で4,500トン級に縮小されたという)。現在、基礎研究が行なわれており、2013~2016年の間に8,715億ウォンを投じて4隻建造する予定。2007年10月に公表された完成予想図によれば、自衛用に対空射撃が可能な76mm級の速射艦載砲とRAM対空ミサイルを装備し、兵員700名と戦車や水陸両用装甲兵員輸送車を搭載する。艦後部にはウェル・ドックを有し、内部にLCM(中型揚陸艇)1隻を収納できる。LCMはウェル・ドック内の他に、ヘリ発着甲板の前に2隻を搭載可能で、この2隻は大型の...
  • 韓国ミサイル防衛計画(KAMD)
    韓国軍は巨額の開発コストと中国・ロシアに対する配慮から、日米が進めているミサイル防衛計画への参加を見送っている。そのため韓国は北朝鮮のミサイル攻撃に対処する独自のミサイル防衛計画(KAMD)を推進中だ。韓国はKMSAMと呼ばれるロシアのS-300(NATOコード:SA-10 グランブル/Grumble)対空ミサイルを基にした中距離SAMを開発中で、S-300に限定的な弾道ミサイルの迎撃能力があるため、KMSAMも同程度の迎撃能力を持つ。また長距離SAMとしてパトリオットPAC-2を2008年に導入する予定で、PAC-2はPAC-3ほどでは無いにしろある程度の弾道ミサイル迎撃能力を持っている。韓国軍は2015年頃にPAC-3を導入したいとしているが、まだ正式な契約は結ばれていない。弾道ミサイルを探知する地上レーダーは2012年頃に導入される予定で、これとセジョン・デワン級イージス艦のSPY-...
  • 2009年5月韓国軍ニュース
    ■2009年5月の韓国軍関連ニュース履歴 【2009.05.04】特殊作戦用のAn-2が墜落 4日14時ごろ、忠清北道永同郡に空軍のL-2練習機(An-2輸送機)が不時着、大破した。乗っていた大尉と飛行教官2名が病院に運ばれたが、命に別状は無かった。空軍によると、動機は1時頃に基地を離陸し通常の訓練を行っていたが、突然機体が操縦不能に陥ったという。パイロットらは滑腔状態を維持しながら着陸地点を探し、黄潤インターチェンジから600m程離れた農家のブドウ畑に不時着した。民間人などに怪我人は出なかったが、ブドウ畑は大きな被害を受けた。 (連合ニュース) 【2009.05.04】ソマリア沖で北朝鮮貨物船を救助 4日、ソマリア沖で海賊からの護衛任務を行なっている海軍の「清海部隊」が、北朝鮮貨物船を追跡していた海賊と思われる舟を撃退した。「清海部隊」のチュンムゴン・イ・スンシン級駆逐...
  • トルゴレ型潜水艇(ドルフィン型)
    ■性能緒元 水中排水量 175t 全長   全幅   主機 ディーゼル1基 1軸 速力   航続距離   乗員 6名+工作員8名 【兵装】 魚雷 406mm魚雷発射管 2門 韓国国産の小型潜水艇。「トルゴレ」とはイルカの意。3隻が建造され、うち1隻は2003年12月に退役したが2隻はいまだ現役にあるという。開発はADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)で行われた。1960年代から1970年代にかけて北朝鮮がソ連(現ロシア)と中国から潜水艦を購入し、着々と韓国のシーレーンを脅かす準備を整えていたにも関わらず、韓国は対潜訓練用の潜水艦すら保有していなかった。このため当時の韓国海軍の対潜作戦能力はほぼ皆無であり、自前の潜水艦整備が急務だった。当然の事ながら韓国に潜水艇の開発経験は全く無かったため、韓国海軍は海外から技術を吸収す...
  • SSM-700K対艦ミサイル「海星」(SS-760K)
    ■性能緒元 全長 5.7m 直径 54.0cm 重量   弾頭重量 500kg(HE) 推進方式 ターボファン 最大速度   射程 150km 誘導方式 慣性誘導+GPS   アクティブ・レーダー誘導(終末段階) 韓国国防省傘下のADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)は2003年8月21日、1990年代中期から独自開発を行っていた射程150kmの対艦ミサイル発射テストに成功したと発表した。ミサイルは東海上に配備されたポーハン級コルベットから発射され、70km程離れた標的に正確に命中したという。これまでこの対艦ミサイルの発射実験は模擬弾頭を搭載した状態で3回行われており、全て成功している。21日には初めて実際の弾頭を搭載した状態で標的に命中した。開発が成功裏に完了したことから、軍当局は2004年から第1次契約分の生産を開始し、KD-...
  • KDX-III(韓国イージス駆逐艦計画)
    KDX-III(韓国イージス駆逐艦計画) 韓国のイージス・ウェポン・システム搭載艦開発計画。排水量約7,000トン。現代重工業により1番艦は2004年11月11日から建造に着手されており、2008年頃に実戦配備予定。2012年まで計3兆1361億ウォンが投入され、3隻が国内建造される。2番艦は2010年、3番艦は2012年にそれぞれ実戦配備される予定だ。 搭載システムは蘭タレス社のAPARと米ロッキード・マーチン社のイージス・システムが、最後まで性能試験で争われたが韓国海軍は2002年にイージス・システムを選択した。 核となるイージス・システム関係のソフト開発やインテグレーションは米Lockheed Martin Naval Electronics and Surveillancce社が$267,447,827で発注されている。使用されるイージ...
  • 韓国海軍について
    韓国海軍(Republic of Korea Navy) 【総論】 現在韓国海軍は艦艇約200隻、15万トンを有しており、兵員は正規兵(職業軍人)が海軍33,000人と海兵隊24,000人で、さらに徴兵17,000人(26ヶ月)、予備役9,000人を擁している。艦艇の大部分は国産で駆逐艦やドック型揚陸艦などの大型艦も保有しており、イージス駆逐艦も建造中である。1970年代にはアメリカから譲渡された旧式駆逐艦数隻が最大の艦艇で、ほとんどが魚雷艇や哨戒艇だった事を考えると、その急速な発展ぶりが理解できる。その背景には韓国経済の急成長と造船業界の発展があり、また脅威の対象が小規模な北朝鮮海軍から海上自衛隊や中国海軍へと移った事も影響している。 【装備について】 韓国造船業界は世界一を誇っているが、その内容をみると日本とは少々異なっている。かつての造船業は主機をはじめ各艤装品に至る...
  • 2009年1~4月韓国軍ニュース
    【2008.10.02】有償軍事援助(FMS)ランク引き上げ法案が通過 アメリカの韓国に対する対外有償軍事援助(FMS)ランクを、NATO諸国や日本と同格の「NATO+3」レベルまで引き上げる法案が米上院で可決された。韓国は1990年代から地位の引揚げをアメリカに対し要求し続けていたが、これまで全く進展が無かった。2008年4月に行なわれた米韓首脳会談で格上げが合意されてから、約半年で実現した事になる。これまでアメリカは1400万ドル以上の兵器を韓国に販売する場合、議会に報告する義務があり、その審議に最長50日間かかっていた。今回の法案可決によって、今後は議会報告義務は2500万ドル以上になり、審議も15日間に短縮される。また兵器購入時に支払う行政費が免除されるほか、アメリカが研究開発費を回収する目的で巻き上げる非循環費用(NRC)も免除される事になる。 (連合ニュース) ■20...
  • 「LOGIR」誘導ロケット弾(韓国)
    韓国はアメリカと共同で安価な誘導型ロケット弾の開発を行うという。2007年3月6日のADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)と米海軍航空兵器研究所の了解覚書によればこの計画は、現在運用している2.75インチのロケット弾に簡易な赤外線シーカーと誘導装置を追加し、対空・対地に使用できる精密誘導弾にしようというもの。この誘導ロケット弾を使用すれば、高価なAGM-65マーベリックなどの空対地ミサイルを使用する事無く、北朝鮮の小型戦闘艇や装甲車輌などを撃破する事が可能になる。この事業に投入される予算は約300億ウォンになるという。LOGIRはLow-Cost Guided Imaging Rocket(低価格画像誘導ロケット弾)の略。射程はおよそ5,000m。開発が成功すればLOGIRはKO-1やF/A-50などの軽攻撃機、AH-1や500MDなどの攻撃...
  • サンオ型小型潜水艦
    ▼1996年9月、韓国江陵市の海岸で座礁したサンオ型 ■性能緒元 水中排水量 277t 全長 35.5m 全幅 3.8m 全高 3.7m 主機 ディーゼル 1基 1軸(300馬力) 水上速力 7kts 水中速力 8kts 最大行動日数 約20日 乗員 20名(+工作員5~10名) 【兵装】*魚雷は戦闘型のみ 魚雷 533mm魚雷 / 魚雷発射管 2~4門 機雷   16発 【電子兵装】 捜索レーダー 機種不明 1基 パッシブ・ソナー 機種不明 1基 北朝鮮で国内建造された小型潜水艦。サンオ(Sang-O:鮫の意)という名前はアメリカ軍が付けたコードネームであり、北朝鮮国内でどのように呼ばれているかは不明である。北朝鮮が旧ユーゴスラビアから購入した商業用潜水艇を、リバース・エンジニアリングする事によって得た技術で建造された。サンオ型がいつから...
  • FX-II(韓国第二次戦闘機計画)
    ▼F-15K 2006年1月の報道によれば、韓国空軍は2020年までに戦闘機420機態勢を目指すという。内訳はF-16(KF-16含む)が180機、F-15K(FX-I)が40機、KFX(国内開発)が40機、F/A-50が100機、FX-IIが80機。FX-Iは機種選定ですったもんだした挙句にF-15Kに決定したが、FX-IIは未定。F-15Kを追加発注する可能性もあるという。 【2006.05.18追記】 韓国国防省は第二次FX(FX-Ⅱ)として、2009年からF-15Kを20機追加導入する計画を進めている事を明らかにした。当初は40機を追加して合計80機のF-15Kを運用する予定だったが、予算不足で20機の追加に留められた。この2007~2011年中期国防計画は盧武鉉大統領によって最終決定される。 【2007.01.17追記】 韓国防衛事業庁は第二次F...
  • 韓国空軍
    大韓民国空軍/韓国空軍(Republic of Korea Air Forece) 衛星・ロケット 羅老宇宙センター(韓国ロケット打ち上げ基地計画) KOMPSAT-5多目的偵察衛星「アリラン5号」 KOMPSAT-3多目的偵察衛星「アリラン3号」 KOMPSAT-2多目的偵察衛星「アリラン2号」 KOMPSAT-1多目的偵察衛星「アリラン1号」 その他の衛星 KSLV-2ロケット KSLV-1ロケット KSRロケット・シリーズ 戦闘機・攻撃機 KFX(韓国国産戦闘機計画) FX-III(韓国第三次戦闘機計画) FX-II(韓国第二次戦闘機計画) F/A-50攻撃機 F-15K戦闘機「スラムイーグル」 F-16C/D戦闘機「ファイティングファルコン」(KF-16) F-4D/E戦闘機「ファントムII」 F-5E/F戦闘機「タイガーI...
  • 艦載機関砲/CIWS(韓国)
    Mk15ファランクスBlock1B 20mmCIWS 口径 20 mm/99 M61A1 Gatling OGB 銃身長 1.981m(78口径) 銃身数 6門 初速   発射速度 3,000~4,500/分 射程 1,490m 旋回範囲 360度 俯仰範囲 -20~+85度 俯仰速度 115度/秒 マウント重量 6,577.2kg ファランクスはアメリカのゼネラル・ダイナミック社(現在は、レイセオン社が販売を行っている)が開発した西側最初のCIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)であり、1978年から生産を開始した。アメリカ海軍だけでなく、20カ国を超える国々に850基を越えるファランクスが輸出されており、世界で最も多く使用されているCIWSの1つ[3]。 ファランクスは、近距離における対艦ミサイルの迎撃を目的として開発され、Mk75...
  • コージュンボン級戦車揚陸艦(アリゲーター型)
    ▼3番艦「香炉峯」(LST-683) ■性能緒元 基準排水量 2,600t 満載排水量 4,278t 全長 112.5m 全幅 15.3m 喫水 3.1m 主機 ディーゼル 2軸   SEMT-PL 16PA6-V280 2基(12,800馬力) 速力 16kts 航続距離 4,500nm/12kts 乗員 120名 兵員 240名 【搭載部隊】 搭載車輌 戦車 12輌 揚陸要員 - 350名 搭載能力 - 690t(ビーチング)/1,700~1,800t(物資輸送) 【兵装】 近接防御 KCB 30mm連装機関砲 1基(1番艦)   40mm単装機関砲「露蜂」 1基(2~4番艦)   シーヴァルカン20mm機関砲 2基 【電子兵装】 対水上レーダー SPS-54 1基 チャフ KDAGAIE Mk2 2基 コージュンボン級戦車...
  • ソルゲ型エアクッション揚陸艇(LSF-II)
    ▼1番艇「631号」 満載排水量 155t 全長 27.9m 全幅 14.6m 全高   主機 ガスタービン 4基 速力 60kts/h 航続距離   武装 7.62mm重機関銃 2挺 ペイロード 55t 乗員 5名 ソルゲ(鳶の意)型は韓進重工が国産開発・建造したLCAC(Landing Craft Air Cushion:エアクッション型揚陸艇)。ドクト級揚陸艦に搭載するため2004年12月に2隻が発注され、2007年4月に1号艇(LCAC-631)が完成し海軍に引き渡された。2隻の総契約額(建造費)は923億6,700万ウォン。韓国はFMS経由でアメリカからLCAC 4隻分のライセンス生産権を購入しており(1998年)、またLCACに関する技術データの提供と技術支援を受ける契約(約50億ドル)を2002年9月に結んでいるため、それをもとにLSF-Ⅱ型は開発されてい...
  • 艦載砲(韓国)
    ユナイテッド・ディフェンス Mk45 mod4 62口径127mm砲 ▼KD-II型駆逐艦が装備するMk45 mod4 62口径127mm砲 口径 127mm 砲身長 62口径 砲身数 1門 砲弾重量   初速   発射速度 16~20発/分 射程 38km(通常砲弾) 旋回範囲 340度 俯仰範囲 -15~+65度 マウント重量 22.886t アメリカ海軍でイージス艦を中心に配備が進みつつあるユナイテッド・ディフェンス社製の新型艦載砲。54口径だったMk45を62口径まで延長し、射程距離を延ばして陸上への艦砲射撃を重視している。通常砲弾での最大射程は原型のMk45 54口径 127mm砲が24kmだったのに対して、38kmにまで延伸されている。アメリカでは最大射程が117kmにも及び、砲弾に内蔵されたINS(Inertial Navigation System:慣...
  • 新型中距離弾道ミサイル(ムスダン)
    2007年4月25日に行なわれた北朝鮮軍(朝鮮人民軍)創設75周年記念パレードで初めて確認された新型中距離弾道ミサイル。 この新型中距離弾道ミサイルは旧ソ連(現ロシア)が1960年代に開発した潜水艦発射型弾道ミサイルR-25(NATOコード:SS-N-6 サーブ/Serb)を元に開発されたといわれており、最大射程距離はノドンやテポドン1号を遥かに上回る2,500~4,000km以上で(米ミサイル防衛局副局長補の発言によれば3,200km以上)、グアムまで射程圏内に納めているものと推測されている。開発は今世紀初頭から始まりそれまでの北朝鮮製弾道ミサイルより近代化されており、信頼性においてもテポドン1号を上回ると考えられる。発射実験はまだ確認されていないが、北朝鮮は同じR-25をベースにして開発したBM-25と呼ばれる中距離弾道ミサイル18基分のパーツをイランに輸出しており、ヨーロッパ...
  • RC-800偵察機「白頭」
    ▼2008年に撮影された「白頭」電子情報偵察機 ▼「金剛」画像情報収集機 ■性能緒元 重量 7,303kg 全長 15.60m 全幅 15.66m 全高 5.36m エンジン アイドラ・シグナル TFE731-5BR-1H(2,113kg)×2 最大速度 M0.87 巡航速度 845km/h 航続距離 5,200km 上昇限度 13,100m 乗員 2~8名 RC-800「白頭」電子情報偵察機(レイセオン ホーカー800SIG)/「金剛」画像情報偵察機(レイセオン ホーカー800RA)は米レイセオン・エアクラフト社が生産したビジネスジェット機、ホーカー800XPを改修したSIGINT(SIGnal INTelligence:電波情報収集)機と画像情報偵察機。韓国空軍では「白頭」電子情報偵察機/「金剛」画像情報偵察機をそれぞれ4機ずつ導入している。 ...
  • ドクト級ドック型揚陸艦(LPX)
    ▼1番艦「独島」(LPH-6111) ■性能緒元 満載排水量 18,850t 全長 200.0m 全幅 30.2m 主機 CODAD 2軸   SEMT-PIELSTICK 16PC2-5ディーゼル 4基 速力 23kts 航続距離 10,000nm/18kts 乗員 330名 【搭載部隊】 搭載機   10機搭載可能 搭載艇 LSF-II型エアクッション揚陸艇 2隻 搭載車輌 装甲車 28輌 揚陸要員 海兵1個大隊 700名 【兵装】 近接防御 RIM-116B RAM Block1 / Mk49 21連装発射機 1基   ゴールキーパー30mmCIWS 2基 【電子兵装】 3次元対空レーダー SMART-L 1基 3次元多目的レーダー MW-08 1基 航海レーダー AN/SPS-95K 1基 光学捜索追跡システム VAMPIR-...
  • ウルサン級フリゲイト
    ▼2番艦「京城」(FFK-952)。30mm連装機関砲を4基装備した前期型。 ▼3番艦「忠南」(FFK-953) ▼7番艦「済州」(FFK-958)。40mm連装機関砲を3基装備した後期型。 ▼8番艦「釜山」(FFK-959)。後期型は上部構造物が増えたことで、よりトップヘビーになっている。 ▼9番艦「全州」(FFK-961)。2007年12月の重油流出事故出動時の画像。 ■性能緒元 満載排水量 2,180t 全長 102.0m 全幅 11.5m 主機 CODOG   GE LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTU ディーゼル 2基(5,940馬力) 速力 34kts 航続距離 34kts/900nm 15kts/4000nm 乗員 150名 【兵装】 対空ミサイル ミストラル / 単装...
  • ウォンサン級機雷敷設艦
    ■性能緒元 満載排水量 3,300t 全長 103.8m 全幅 15.0m 主機 CODAD 2軸   SEMT-PIELSTICK 12-PA-6 ディーゼル 4基(17,200馬力) 速力 22kts 航続距離 4,500nm/15kts 乗員 160名 【兵装】 魚雷 Mk46 mod5 324mm短魚雷 / Mk32 3連装発射管 2基 砲 オットー・メララ 62口径76mm単装砲 1基 近接防御 40mm連装機関砲「露蜂」 2基 機雷   300個 【電子兵装】 対水上レーダー DA-05 1基 韓国海軍唯一の機雷敷設艦。1994年から現代重工業で建造され、1997年に就役した。現在のところ同型艦はないが、当初は3隻建造される予定だったという。船体後部に300発分の機雷庫と敷設装備を備えている。敷設艦としてだけではなく護衛艦としても使える汎用性...
  • KSAM自走地対空ミサイル「天馬」
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長   全幅   全高   エンジン MAN D2848MT 液冷ディーゼル 550hp 最高速度 60km/h 航続距離 500km 武装 韓国型短距離対空ミサイル×8 射程 10km   捜索レーダー×1(S-Band)   追跡レーダー×1(Ku-Band) 乗員   KSAM「天馬(チョルメ)」は機械化された部隊の低層防空を受け持つ自走システムとして開発された、韓国初の国産SAM(Surface-to-Air Missile:地対空ミサイル)である。 韓国軍は1964年にMIM-23「HAWK」中距離SAM、続いて1965年にMIM-14「ナイキ」長距離SAMをアメリカから導入して本格的防空体制を整えたが、北朝鮮軍が多数保有するヘリコプターや低速機に対処できる自走式近距離SAMの整備が必要と考えられていた。そこで外国製兵器に依存す...
  • KUH(韓国次期輸送ヘリコプター計画/KHP)
    ▼2007年10月のソウル・エアショーで公開されたKUH(KHP)のモックアップ ■KHP性能緒元 重量 7,256kg 全長 14.9m 全幅   全高 4.45m エンジン GE T700-701K 1,800shp ×2 最大速度   巡航速度   航続距離 500km 上昇限度 2,327m 武装   乗員 13名 韓国国産ヘリコプター計画(KHP:Korea Helicopter Project)は、UH-1H汎用ヘリコプターと500MD軽ヘリコプターの後継として軍用輸送ヘリコプター272機を生産する事業である。軍用ヘリコプター477機を韓国で独自開発・生産する計画は「KMH事業」として2001年から検討が始まったが、監査院が「採算性に欠ける」として意を唱えたため先送りされていた。KMH事業では攻撃ヘリコプターと輸送ヘリコプターを同時に開発するはずだった...
  • FX-III(韓国第三次戦闘機計画)
    ▼【参考】2007ソウル・エアショーで展示されたF-35のモックアップ 韓国空軍は2007年現在行なわれているFX-II(第二次戦闘機導入計画)の次の戦闘機整備事業として、FX-III(第三次戦闘機導入計画)を2011年から開始する予定。この計画はステルス性能を有する、いわゆる第5世代戦闘機を約60機(120機という情報もある)導入するもので、国産のKFXか米ロッキード・マーチン社のF-35が検討対象機種になっているといわれている(F-22は高価過ぎるため候補に入っていない)。ロッキード・マーチン社は2010年までに発注があれば、2014年からの納入が可能になると説明している。FX-IIIの就役は2014~2019年までに行われ、既存のF-4及びF-5を代替する。 【参考資料】 Kojii.net DefenseNews 韓国空軍 2007-10-...
  • コムクスドリ型ミサイル艇(PKG)
    ▼1番艇「ユ・ヨンハ」(PKG-711) ■PKX-A型性能緒元 満載排水量 570t 全長 63.0m 全幅 9.0m 喫水 3.0m 主機 CODAG 3軸 速力 40kts 航続距離 2,000nm/15kts 乗員 40名 【兵装】 対艦ミサイル SSM-700K「海星」/ 連装発射筒 2基 砲 オットー・メララ76mm単装速射砲 1基(1番艇のみ) 砲 WIA 62口径76mm速射砲 1基(2番艇以降) 近接防御 40mm連装機関砲「露蜂」 1基   12.7mm機関銃 2基 爆雷     【電子兵装】 3次元捜索レーダー (国産開発中) 1基 火器管制レーダー CEROS-200 1基 光学追尾システム (国産開発中)   戦闘システム (国産開発中)   電子戦システム SONATA簡略型   韓国海軍の次期ミサイル艇(PKX...
  • ポーハン級コルベット
    ▼3番艦「慶州」(PCC-758)。前期に量産されたASUW型。エグゾセ対艦ミサイルのランチャーが見える。 ▼5番艦「金泉」(PCC-761)。後期に量産されたASW型だが、煙突後の上部構造物が無く対艦ミサイルも装備していない。ASW初期型に分類されると思われる。 ▼6番艦「忠州」(PCC-762)。ASW初期型。 ▼12番艦「原州」(PCC-769)。ASW型。後部に上部構造物を増設し、管制レーダーを追加装備している。 ▼18番艦「大川」(PCC-777)。ASW型。 ▼20番艦「栄州」(PCC-779)。ASW型。対艦ミサイルを装備していない。 ▼21番艦「南原」(PCC-781)。ASW型。対艦ミサイルを装備していない。 ■性能緒元 満載排水量 1,220t 全長 88.3m 全幅 10....
  • RIM-116艦対空ミサイル「RAM」(韓国)
    ▼KD-II型駆逐艦の艦橋上に装備されたRAM発射機 ■性能緒元 全長 2.82m 直径 13cm(翼幅43.8cm) 重量 73.5kg 弾頭 9.1kg(HE) 最大速度 マッハ2.0 射程 10km 誘導方式 パッシブ・レーダー誘導   赤外線誘導(終末段階) RAMとはRolling Airframe Missile(回転弾体ミサイル)の略。それまで西側各国で広く使用されていたファランクスなど小口径機関砲型CIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)は射程が1~2km程度と短く、破壊威力も充分でない事が指摘されていた。そこで既存の対空ミサイルをベースに新たな軽量CIWSを開発する事が計画された。 開発は1974年から米海軍とレイセオン社で始まり、1976年7月に旧西ドイツ海軍、1979年にデンマーク海軍も計画に参加した...
  • KPSAM携帯対空ミサイル「神弓」
    ■性能緒元 全長 1.6m 直径 0.08m 重量 15.0kg 弾頭   最大速度   最大射程 7,000m 最大射高 3,500m 誘導方式 2波長赤外線誘導 ADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)とLGイノテクなどの国内企業が共同で開発した初の国産携帯対空ミサイル「神弓(シングン)」は、1995年から開発が始まった。2003年には射撃実験を終え、2004年から本格的に量産が開始されている。韓国軍は1億ドルで第一次量産契約を結んでいる。2007年5月16日には第二次量産が決定された。国防科学研究所神弓事業団長の李氏によれば「8年間に700億ウォンの予算を投入し、世界で5番目に携帯対空ミサイルの独自開発に成功した」と発言し「本格的量産体制により5,000億ウォンの輸入代替効果を得るだろう」としている。韓国は神弓の輸出にも力を入...
  • K1ARV装甲回収車
    ■性能緒元 重量 52.0t 全長 8.96m 全幅 3.60m 全高 2.65m エンジン MTU MB871Ka-501 液冷ターボチャージド・ディーゼル 1,200hp 最高速度 65km/h 航続距離 600km 武装 12.7mm重機関銃×1 装甲   特殊装備 25tクレーン   35tウィンチ 乗員 4名 K1戦車の車体を基に開発された装甲回収車輌。野外で損傷した車輌を修理・牽引する支援車輌である。開発は1989年から1993年にかけて行われ、独Mak社から技術援助を受けた。車体右側にペイロード25トンの大型クレーンを装備しており、K1戦車やM48戦車、K55 155mm自走榴弾砲(M109A2)のエンジン及びトランスミッションを吊り上げて交換作業を行う事ができる。メイン・ウィンチは35トンまで牽引できる二重キャプスタン型で、被牽引車輌から150mまで操作可能。車...
  • ユーゴ型潜水艇
    ▼引き上げられたユーゴ型潜水艇 ■性能緒元 水中排水量 110t 全長 20.0m 全幅 3.1m 全高 4.6m 主機 ディーゼル 2基 1軸(320hp) 水上速力 12kts 水中速力 8kts 最大行動日数   乗員 6名(+工作員4~5名) 【兵装】 魚雷 533mm魚雷 / 魚雷発射管 2門 北朝鮮の小型潜水艇。ユーゴ(Yugo)という名称は北朝鮮での名称ではなく、本艇がユーゴスラビア製の潜水艇と何らかの関係があるとの推測から付けられたコードネームである。ユーゴ型が旧ユーゴスラビアとの共同開発によるものか、ユーゴスラビアから輸入した潜水艇の北朝鮮改良型なのか、北朝鮮独自開発なのかは諸説あり、詳細は分かっていない。北朝鮮はユーゴ型の各タイプ合わせて40~50隻程度を保有しており、そのほとんどが海軍ではなく総参謀部直属の軍事諜報機関である偵察局...
  • 準中距離弾道ミサイル「木星」(ノドン1)
    ■ノドン性能緒元 全長 16.0m 直径 1.35m 発射重量 16.25t 構造 1段式液体燃料ロケット 推力 26,000kg 誘導方式 慣性誘導 弾頭重量 700~1,000kg 射程距離 1,000~1,300km 半数必中半径(CEP) 3,000~5,000m 発射準備時間 1時間 配備方法 地下サイロ/大型車輌 北朝鮮がロシア(旧ソ連)のスカッド・ミサイルをベースに独自開発した、1段式液体燃料ロケットを持つ準中距離弾道ミサイル。ノドン(No-Dong)とはアメリカ軍が付けたコードネームで、ミサイルが最初に発見された北朝鮮・咸鏡北道の地名「蘆洞」に由来する。日本では一般的にノドン、もしくはスカッド改と呼ばれており、韓国では発音が同じ労働という字を充て「労働1号」と呼んでいる。北朝鮮では「木星」と呼ばれているようだ(スカッドの延長線上で火星7号と呼ばれている場合もある...
  • T-50練習機「ゴールデンイーグル」
    ▼T-50の量産1、2号機 ■性能緒元 重量 6,441kg 全長 13.13m 全幅 9.17m 全高 4.90m エンジン GE F404-GE-402(A/B8,036kg)×1 最大速度 M1.5 巡航速度   航続距離 1,850km 上昇限度 14,630m 乗員 2名 T-50はKAI(Korea Aerospace Industries:韓国航空宇宙産業)が米ロッキード・マーチン社の支援を受けて開発した高等練習機で、1997年に全規模開発契約を得て計画がスタートした。全規模開発契約では強度試験機2機と飛行試験用のプロトタイプ4機(1号機は性能曲線拡大と操縦及び安定性試験用、2号機は空中荷重と高迎え角試験用、3号機はLIFT型でアビオニクス試験用、4号機もLIFT型でレーダー及び武装試験用)が発注され、プロトタイプ初号機は2002年8月20日に初飛行...
  • RIM-66/156艦対空ミサイル「スタンダードSM-2」(韓国)
    ▼スタンダードSM-2を発射するKD-II型駆逐艦 ■ RIM-66M-2 SM-2 BlockIIIA性能緒元 全長 4.7m 直径 34.0cm 重量 706kg 最大速度 マッハ3.3 射程 140km 誘導方式 慣性誘導(アップデート有)   セミアクティブ・レーダー誘導(終末期) アメリカ海軍は1950年代の後半に3Tと呼ぶ艦対空ミサイル(SAM:Surface-to-Air Missile)を相次いで実用化した。超長距離防空を担うラムジェット推進のRIM-8タロス(Talos)、長距離防空用のRIM-2テリア(Terrier)、中距離防空用のRIM-24ターター(Tartar)の三種類である。巡洋艦以上の大型艦にしか搭載できないRIM-8タロスは第二次大戦型巡洋艦の退役と共に姿を消し、RIM-2テリアとRIM-24ターターは1960年代後半から発...
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