チャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I

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  • チャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I/209型)
    ■性能緒元 水中排水量 1,285t 全長 56.0m 全幅 6.2m 主機 ディーゼル・エレクトリック 1軸   MTU 12V-396se 4基(3,800馬力) 水上速力 11kts 水中速力 22kts 航続距離 7,500nm/9kts (潜行時) 370nm 最大潜行深度 250m 乗員 33名 【兵装】 対艦ミサイル UGM-84Dハープーン Block1C   魚雷 SUT mod.2 533mm長魚雷等(14本) 8門 機雷 (魚雷を積まない場合) 28個 【電子兵装】 航海レーダー I-band 1基 兵装管制システム ISUS-83 TFCS   ソナー CSU-83   チャン・ボゴ級は韓国海軍初の本格的通常動力潜水艦。韓国はそれまでも潜水艦の整備を熱望しており(効果的な対潜訓練を行うには自前の潜水艦が必要なため)、韓国海軍が19...
  • KSS-III(韓国次期潜水艦計画)
    ...。KSS-III型はチャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I/209型)の後継として開発され、ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II/214型)と共に韓国海軍潜水艦18隻態勢の片翼を担うことになる。KSS-III型はこれまで韓国海軍が整備してきた209型や214型のような近海用潜水艦と違い、遠洋での作戦行動を主任務とする。 2005年の朝鮮日報の報道ではKSS-III型は国産され(チャン・ボゴ級、ソン・ウォンイル級ともドイツ製)、ロシアやフランスからの技術支援で原子力潜水艦として建造される可能性もある、とされていた。しかしこのスクープ報道のため、秘密裏に組織されていた原子力潜水艦計画推進委員会が解散に追い込まれ、計画は頓挫したと言われている。 【2006.10.01追記】 韓国軍のDAPA(Defense Acquisition Program Agency:防衛事業庁)の...
  • ソン・ウォンイル級潜水艦(KSS-II/214型)
    .../Type214)はチャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I/209型)に続いてドイツのHDW(Howaldtswerke-Deutsche Werft)社から購入した最新鋭輸出用潜水艦。韓国での導入事業名はKSS-II。本級はフランスとスペインが共同提案していたDCNI社のスコルペン級(S-80型)を蹴って採用された。スウェーデンもゴトラント級(A-19型)を提案していたが、コックムス社がHDW社と合併したため提案は取り下げられた。またロシアからは借款返済の一部としてキロ級(877型)3隻も提案され、1999年にモスクワを訪れた金大中大統領(当時)が導入する意向を表明していたにもかかわらず、蓄電池性能と潜行能力、通信能力が不十分という理由で2001年10月にこの提案を拒否しロシアを落胆させた。ロシアはキロ級が採用されれば、続けてより高性能なアムール級(1670型)を売り込む魂胆だったという...
  • 韓国海軍
    ...II/214型) チャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I/209型) トルゴレ型潜水艇(ドルフィン型) コスモス型半没潜水艇 ミサイル艇・小型戦闘艇 コムクスドリ型ミサイル艇(PKG/韓国次期ミサイル艇計画) チャムスリ型戦闘艇(PKM/キロギ型) パエク型哨戒艇(PGM/アシュビル型) カルメギ型魚雷艇(エルコ80フィート型) 沿岸警備艇(YUB) 両用戦艦艇 韓国次期戦車揚陸艦計画(LST-II) ドクト級ドック型揚陸艦(LPX) コージュンボン級戦車揚陸艦(アリゲーター型) ウンボン級戦車揚陸艦(LST-542型) ソルゲ型エアクッション揚陸艇(LSF-II) LSF-Iエアクッション揚陸艇 ミレナE型エアクッション揚陸艇 ムルケ型揚陸艇(LCU-1610型) LCM6型揚陸艇 機雷戦艦艇 ウォンサン級機雷敷設艦 ヤンヤン...
  • 韓国原子力潜水艦計画
    韓国海軍は日本や中国など周辺国の安全保障上の脅威に対処するため、4,000トン級の原子力推進潜水艦(SSX)数隻を2012年以降に実戦配備する方案を、秘密裏に且つ積極的に推進している事が判明した。政府高官によると2004年1月25日「国防省と海軍が2003年5月から原子力潜水艦の独自建造を積極的に検討している」とし、「これは半島統一以降の周辺国の安保脅威の中、独自的な生存権を確保するための自主国防努力の一環だ」と説明した。 当初、韓国海軍は「ドイツ製214型潜水艦(KSS-II)」→「国産3,500トン型通常動力潜水艦(KSS-III)」→「国産4,000トン型原子力潜水艦(SSX)」と段階的に整備していく計画で、KSS-IIIには国産巡航ミサイルを搭載して戦略兵器として運用する予定だったが、このKSS-IIIを建造する過程を省き、すぐにでも原子力潜水艦を建造する方が効果的な戦略兵...
  • 魚雷/機雷/爆雷(韓国)
    K-ASROC「赤鮫」(韓国型アスロック) ▼「赤鮫」の駆逐艦発射試験 ▼「赤鮫」のVLSからの垂直射出試験 ▼「赤鮫」のVLSからの射出試験動画(55秒頃から) ▼「赤鮫」の駆逐艦からの発射試験動画 全長 5.7m 直径 0.38m 重量 820kg 飛行速度 マッハ1 射程 7~30km 推進装置 固体ロケットモーター 弾頭部 K745「青鮫」短魚雷 「赤鮫(ホンサンオ)」はADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)が開発した国産ASROC(Anti Submarine ROCket:対潜ロケット)。9年の歳月と1000億ウォンの開発費が投じられ(専用VLSの開発予算も含めると5000億ウォン以上)、2009年6月に完成した。2010年から段階的に実戦配備される。価格は1基あたり...
  • 中国海軍
    航空母艦 中国航空母艦計画 089型原子力航空母艦 085型航空母艦 巡洋艦 スラヴァ級巡洋艦(1164型) 駆逐艦 051C型駆逐艦(ルホウ型/旅洲型) 052C型駆逐艦(ルヤンII型/旅洋II型) 052B型駆逐艦(ルヤンI型/旅洋I型) ソブレメンヌイ級駆逐艦(現代級/956型) 051B型駆逐艦(ルハイ型/旅海型) 052型駆逐艦(ルフ型/旅滬型) 051型駆逐艦(ルダ型/旅大型) フリゲイト/コルベット 054A型フリゲイト 054型フリゲイト(ジャンカイ型/江凱型) 053H3型フリゲイト(ジャンウェイII型/江衛II型) 053H2G型フリゲイト(ジャンウェイI型/江衛I型) 053H1G型フリゲイト(ジャンフーV型/江滬V型) 053H1Q型フリゲイト(ジャンフーIV型/江滬IV型) 053H1型フリゲイト(ジャンフーI...
  • 北朝鮮海軍
    朝鮮民主主義人民共和国朝鮮人民軍海軍 / 北朝鮮海軍(Korean People s Army Navy) フリゲイト・コルベット クリヴァクIII型フリゲイト(1135.1型/ネレイ型) ジャンフーI型フリゲイト(江滬I型/053H型) ナジン級フリゲイト ソホ級フリゲイト サリウォン級コルベット トラル級コルベット 潜水艦・潜水艇 ゴルフ級弾道ミサイル潜水艦(629型) フォックスロット級潜水艦(641型) ロメオ級潜水艦(633型) ウィスキーV級潜水艦(613型) サンオ型小型潜水艦 ユーゴ型潜水艇 その他小型潜水艇 ミサイル艇・小型戦闘艇 ソジュ型ミサイル艇(オサ型/205型) ソフ型ミサイル艇(コマール型/183R型) シェルシェン型魚雷艇(206T型) P-6型魚雷艇 P-4型魚雷艇(123型) シンナ...
  • イーデントン級潜水艦救難艦
    ■性能緒元 満載排水量 3,200t 全長 88.0m 全幅 15.25m 主機 ディーゼル 2軸 4基(6,000馬力) 速力 17kts 航続距離 18,000km/13kts 乗員 130名 アメリカで建造された救難曳船。5隻の建造が計画されたが実際に建造されたのは3隻のみで、1番艦イーデントン(Edenton)はアメリカ沿岸警備隊に移籍し、2番艦ビューフォート(Beaufort)と3番艦ブランズウィック(Brunswick)は1997年に韓国へ貸与された。 4点係留ブイ、大型デリック(前部10t、後部20t)、再圧タンクを備えており、遭難艦の曳航、潜水艦救難作業(深度260mまで)、重量物の引き揚げ(270t、水深40mまで)、消火など、多用な救難活動を行うことが出来る。2010年のポーハン級コルベット 「天安」沈没事件では、サルベージ活動に従事した[3]。平時...
  • チョンヘジン級潜水艦救難艦
    ■性能緒元 満載排水量 4,300t 全長 102.8m 全幅 16.4m 主機 ディーゼル・エレクトリック 2軸   MAN-BURMEISTER WAIN 16V 28/32ディーゼル 4基(11,800馬力) 速力 18kts 航続距離 9,500nm/15kts 乗員 130名 【兵装】 近接防御 シー・ヴァルカン20mm機関砲 2基 1996年に就役した韓国国産の潜水艦救難艦。搭載するDSRV(Deep Submergence Rescue Vehicle:深海救難艇)は21.4トン、最大457mまで潜行し救難活動を行うことが出来る。ほかに4点繋留ブイ、再圧タンクなどを有する。 2004年5月に行われた第3回西太平洋潜水艦救難訓練「パシフィック・リーチ2004」では、本艦はホスト国の潜水艦救難艦として海上自衛隊の潜水艦「さちしお」の乗員救難実演訓練...
  • その1
    ■今日 韓国陸軍 北朝鮮陸軍 トップページ T-72戦車(暴風号) 北朝鮮空軍 サンオ型小型潜水艦 M48戦車(韓国) 韓国装甲弾薬補給車計画 MiG-29戦闘機(ファルクラム)(北朝鮮) ドンヘ級コルベット ドクト級ドック型揚陸艦(LPX) K311小型トラック(KM450) F-5E/F戦闘機「タイガーII」(KF-5E/F) M47戦車(韓国) M1981 122mm自走加農砲 AH-1F攻撃ヘリコプター「コブラ」(韓国) 「スーパーリンクスMk99」対潜ヘリコプター(韓国) MiG-19戦闘機(ファーマー/殲撃6/J-6/F-6)(北朝鮮) 北朝鮮海軍 M1973装甲兵員輸送車(VTT-323) 韓国空中給油機計画 KSAM自走地対空ミサイル「天馬」 「プチェラ-1T」無人偵察機(北朝鮮) 艦載機関砲/CIWS(韓国) T-54/T-55戦車(59式戦車/WZ-120)(...
  • クァンゲトデワン(広開土大王)級駆逐艦(KD-I型)
    クァンゲトデワン(広開土大王)級駆逐艦(KD-I型) 満載排水量 3,855t 全長 135.4m 全幅 14.2m 主機 CODOG   LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTUディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kt 乗員 170名 【兵装】 対空ミサイル Raytheon RIM-7P シー・スパロー Mk,48 Mod2 VLS(16セル)1基 対艦ミサイル McDonnell Douglas RGM-84D ハープーン 4連装発射筒 2基 砲 OTO Melara 54口径127mm単装砲 1基 近接防御 Signaal ゴールキーパー30mmCIWS 2基 魚雷 MK.46 mod5 324mm短魚雷 3連装発射管 2基 ヘリコプター スーパーリンクス 1機 【電子兵装】 2次元対空捜索...
  • クァンゲト・デワン級駆逐艦(KDX-I)
    ▼1番艦「広開土大王」(DDH-971) ▼2番艦「乙支文徳」(DDH-972) ▼3番艦「楊万春」(DDH-973) ■性能緒元 満載排水量 3,885t 全長 135.5m 全幅 14.2m 喫水 4.2m 主機 CODOG 2軸   GE LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTU 20V956-TB92ディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kts 航続距離 18kts/4500nm 乗員 286名 【兵装】 対空ミサイル RIM-7Pシー・スパロー / Mk48 mod2 VLS(16セル) 1基 対艦ミサイル RGM-84DハープーンBlock1C / Mk141 4連装発射筒 2基 魚雷 Mk46 mod5 324mm短魚雷 / Mk32 mod5 3連装発射管 2基 砲 オットー・メララ 54...
  • トルゴレ型潜水艇(ドルフィン型)
    ■性能緒元 水中排水量 175t 全長   全幅   主機 ディーゼル1基 1軸 速力   航続距離   乗員 6名+工作員8名 【兵装】 魚雷 406mm魚雷発射管 2門 韓国国産の小型潜水艇。「トルゴレ」とはイルカの意。3隻が建造され、うち1隻は2003年12月に退役したが2隻はいまだ現役にあるという。開発はADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)で行われた。1960年代から1970年代にかけて北朝鮮がソ連(現ロシア)と中国から潜水艦を購入し、着々と韓国のシーレーンを脅かす準備を整えていたにも関わらず、韓国は対潜訓練用の潜水艦すら保有していなかった。このため当時の韓国海軍の対潜作戦能力はほぼ皆無であり、自前の潜水艦整備が急務だった。当然の事ながら韓国に潜水艇の開発経験は全く無かったため、韓国海軍は海外から技術を吸収す...
  • FFX(韓国次期フリゲイト計画)
    ▼現代重工業が初期に検討していたFFX-2000案。ウルサン級フリゲイトをタイプシップとして、艦対空ミサイルやヘリコプター搭載能力を付与した拡大改良型[9]。 CGは[9]に掲載。 ▼『国防日報』において韓国海軍が公表したFFXのCG。初期の概念案の1つ。 ▼FFXの情報ネットワーク概念を表わすCG図。 ▼ソウル・エアショー2007で三星タレス社が公開したFFXのCG ▼(上)韓国国防部公式サイトに掲載されたFFX概念図(第一次基本設計案に相当) (下)軍事情報サイト「e MILITARY NEWS」が作成したFFX概念図(第二次基本設計案に準拠)[9] ▼2009年10月21~24日にかけて釜山で開催された「BEXCO KORMARINE-2009」で展示されたFFX最終設計案に基づく模型[13][14]...
  • サンオ型小型潜水艦
    ▼1996年9月、韓国江陵市の海岸で座礁したサンオ型 ■性能緒元 水中排水量 277t 全長 35.5m 全幅 3.8m 全高 3.7m 主機 ディーゼル 1基 1軸(300馬力) 水上速力 7kts 水中速力 8kts 最大行動日数 約20日 乗員 20名(+工作員5~10名) 【兵装】*魚雷は戦闘型のみ 魚雷 533mm魚雷 / 魚雷発射管 2~4門 機雷   16発 【電子兵装】 捜索レーダー 機種不明 1基 パッシブ・ソナー 機種不明 1基 北朝鮮で国内建造された小型潜水艦。サンオ(Sang-O:鮫の意)という名前はアメリカ軍が付けたコードネームであり、北朝鮮国内でどのように呼ばれているかは不明である。北朝鮮が旧ユーゴスラビアから購入した商業用潜水艇を、リバース・エンジニアリングする事によって得た技術で建造された。サンオ型がいつから...
  • セジョン・デワン級イージス駆逐艦(KDX-III)
    ▼1番艦「セジョン・デワン」(DDG-991) ▼2番艦「ユルゴク・イ・イ」(DDG-992) ■性能緒元 排水量 7,700t 全長 165.9m 全幅 21.0m 喫水 6.25m 主機 COGAG 2軸   GE LM2500ガスタービン 4基(105,000馬力) 速力 30kts 航続距離 5,500nm/20kts 乗員 300名 【兵装】 対空ミサイル RIM-66スタンダードSM-2 BlockⅢB / Mk41 VLS(80セル)   対艦ミサイル SSM-700K「海星」 / 4連装発射筒 4基 対潜ミサイル K-ASROC「赤鮫」 / 専用VLS(16セル)   巡航ミサイル 「天龍」(開発中) / 専用VLS(32セル)   砲 Mk45 mod4 62口径127mm単装砲 1基 魚雷 K745「青鮫」324mm短魚雷 /...
  • チュンムゴン・イ・スンシン級駆逐艦(KDX-II)
    ▼1番艦「チュンムゴン・イ・スンシン」(DDH-957) ▼2番艦「ムンム・デワン」(DDH-976) ▼3番艦「テジョヨン」(DDH-977)。本艦からハープーンに変えてSSM-700Kが装備されている。 ▼4番艦「ワン・ゴン」(DDH-978)。本艦から艦橋前のMk41 VLS 16セルが左に寄せられ、国産VLS用のスペースが空けられた。 ▼5番艦「カン・カムチャン」(DDH-979) ▼6番艦「チェ・ヨン」(DDH-981) ■性能緒元 満載排水量 4,800t 全長 154.4m 全幅 16.9m 喫水 4.3m 主機 CODOG   GE LM2500ガスタービン 2基(53,640馬力)   MTU 20Vディーゼル 2基(8,000馬力) 速力 30kts 航続距離 12,000km/17kts...
  • 艦載機関砲/CIWS(韓国)
    Mk15ファランクスBlock1B 20mmCIWS 口径 20 mm/99 M61A1 Gatling OGB 銃身長 1.981m(78口径) 銃身数 6門 初速   発射速度 3,000~4,500/分 射程 1,490m 旋回範囲 360度 俯仰範囲 -20~+85度 俯仰速度 115度/秒 マウント重量 6,577.2kg ファランクスはアメリカのゼネラル・ダイナミック社(現在は、レイセオン社が販売を行っている)が開発した西側最初のCIWS(Close In Weapon System:近接防御システム)であり、1978年から生産を開始した。アメリカ海軍だけでなく、20カ国を超える国々に850基を越えるファランクスが輸出されており、世界で最も多く使用されているCIWSの1つ[3]。 ファランクスは、近距離における対艦ミサイルの迎撃を目的として開発され、Mk75...
  • 2009年5月韓国軍ニュース
    ■2009年5月の韓国軍関連ニュース履歴 【2009.05.04】特殊作戦用のAn-2が墜落 4日14時ごろ、忠清北道永同郡に空軍のL-2練習機(An-2輸送機)が不時着、大破した。乗っていた大尉と飛行教官2名が病院に運ばれたが、命に別状は無かった。空軍によると、動機は1時頃に基地を離陸し通常の訓練を行っていたが、突然機体が操縦不能に陥ったという。パイロットらは滑腔状態を維持しながら着陸地点を探し、黄潤インターチェンジから600m程離れた農家のブドウ畑に不時着した。民間人などに怪我人は出なかったが、ブドウ畑は大きな被害を受けた。 (連合ニュース) 【2009.05.04】ソマリア沖で北朝鮮貨物船を救助 4日、ソマリア沖で海賊からの護衛任務を行なっている海軍の「清海部隊」が、北朝鮮貨物船を追跡していた海賊と思われる舟を撃退した。「清海部隊」のチュンムゴン・イ・スンシン級駆逐...
  • コージュンボン級戦車揚陸艦(アリゲーター型)
    ▼3番艦「香炉峯」(LST-683) ■性能緒元 基準排水量 2,600t 満載排水量 4,278t 全長 112.5m 全幅 15.3m 喫水 3.1m 主機 ディーゼル 2軸   SEMT-PL 16PA6-V280 2基(12,800馬力) 速力 16kts 航続距離 4,500nm/12kts 乗員 120名 兵員 240名 【搭載部隊】 搭載車輌 戦車 12輌 揚陸要員 - 350名 搭載能力 - 690t(ビーチング)/1,700~1,800t(物資輸送) 【兵装】 近接防御 KCB 30mm連装機関砲 1基(1番艦)   40mm単装機関砲「露蜂」 1基(2~4番艦)   シーヴァルカン20mm機関砲 2基 【電子兵装】 対水上レーダー SPS-54 1基 チャフ KDAGAIE Mk2 2基 コージュンボン級戦車...
  • 新型中距離弾道ミサイル(ムスダン)
    2007年4月25日に行なわれた北朝鮮軍(朝鮮人民軍)創設75周年記念パレードで初めて確認された新型中距離弾道ミサイル。 この新型中距離弾道ミサイルは旧ソ連(現ロシア)が1960年代に開発した潜水艦発射型弾道ミサイルR-25(NATOコード:SS-N-6 サーブ/Serb)を元に開発されたといわれており、最大射程距離はノドンやテポドン1号を遥かに上回る2,500~4,000km以上で(米ミサイル防衛局副局長補の発言によれば3,200km以上)、グアムまで射程圏内に納めているものと推測されている。開発は今世紀初頭から始まりそれまでの北朝鮮製弾道ミサイルより近代化されており、信頼性においてもテポドン1号を上回ると考えられる。発射実験はまだ確認されていないが、北朝鮮は同じR-25をベースにして開発したBM-25と呼ばれる中距離弾道ミサイル18基分のパーツをイランに輸出しており、ヨーロッパ...
  • 韓国ミサイル防衛計画(KAMD)
    韓国軍は巨額の開発コストと中国・ロシアに対する配慮から、日米が進めているミサイル防衛計画への参加を見送っている。そのため韓国は北朝鮮のミサイル攻撃に対処する独自のミサイル防衛計画(KAMD)を推進中だ。韓国はKMSAMと呼ばれるロシアのS-300(NATOコード:SA-10 グランブル/Grumble)対空ミサイルを基にした中距離SAMを開発中で、S-300に限定的な弾道ミサイルの迎撃能力があるため、KMSAMも同程度の迎撃能力を持つ。また長距離SAMとしてパトリオットPAC-2を2008年に導入する予定で、PAC-2はPAC-3ほどでは無いにしろある程度の弾道ミサイル迎撃能力を持っている。韓国軍は2015年頃にPAC-3を導入したいとしているが、まだ正式な契約は結ばれていない。弾道ミサイルを探知する地上レーダーは2012年頃に導入される予定で、これとセジョン・デワン級イージス艦のSPY-...
  • ユーゴ型潜水艇
    ▼引き上げられたユーゴ型潜水艇 ■性能緒元 水中排水量 110t 全長 20.0m 全幅 3.1m 全高 4.6m 主機 ディーゼル 2基 1軸(320hp) 水上速力 12kts 水中速力 8kts 最大行動日数   乗員 6名(+工作員4~5名) 【兵装】 魚雷 533mm魚雷 / 魚雷発射管 2門 北朝鮮の小型潜水艇。ユーゴ(Yugo)という名称は北朝鮮での名称ではなく、本艇がユーゴスラビア製の潜水艇と何らかの関係があるとの推測から付けられたコードネームである。ユーゴ型が旧ユーゴスラビアとの共同開発によるものか、ユーゴスラビアから輸入した潜水艇の北朝鮮改良型なのか、北朝鮮独自開発なのかは諸説あり、詳細は分かっていない。北朝鮮はユーゴ型の各タイプ合わせて40~50隻程度を保有しており、そのほとんどが海軍ではなく総参謀部直属の軍事諜報機関である偵察局...
  • 2009年1~4月韓国軍ニュース
    【2008.10.02】有償軍事援助(FMS)ランク引き上げ法案が通過 アメリカの韓国に対する対外有償軍事援助(FMS)ランクを、NATO諸国や日本と同格の「NATO+3」レベルまで引き上げる法案が米上院で可決された。韓国は1990年代から地位の引揚げをアメリカに対し要求し続けていたが、これまで全く進展が無かった。2008年4月に行なわれた米韓首脳会談で格上げが合意されてから、約半年で実現した事になる。これまでアメリカは1400万ドル以上の兵器を韓国に販売する場合、議会に報告する義務があり、その審議に最長50日間かかっていた。今回の法案可決によって、今後は議会報告義務は2500万ドル以上になり、審議も15日間に短縮される。また兵器購入時に支払う行政費が免除されるほか、アメリカが研究開発費を回収する目的で巻き上げる非循環費用(NRC)も免除される事になる。 (連合ニュース) ■20...
  • SSM-700K対艦ミサイル「海星」(SS-760K)
    ■性能緒元 全長 5.7m 直径 54.0cm 重量   弾頭重量 500kg(HE) 推進方式 ターボファン 最大速度   射程 150km 誘導方式 慣性誘導+GPS   アクティブ・レーダー誘導(終末段階) 韓国国防省傘下のADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)は2003年8月21日、1990年代中期から独自開発を行っていた射程150kmの対艦ミサイル発射テストに成功したと発表した。ミサイルは東海上に配備されたポーハン級コルベットから発射され、70km程離れた標的に正確に命中したという。これまでこの対艦ミサイルの発射実験は模擬弾頭を搭載した状態で3回行われており、全て成功している。21日には初めて実際の弾頭を搭載した状態で標的に命中した。開発が成功裏に完了したことから、軍当局は2004年から第1次契約分の生産を開始し、KD-...
  • 韓国空軍
    大韓民国空軍/韓国空軍(Republic of Korea Air Forece) 衛星・ロケット 羅老宇宙センター(韓国ロケット打ち上げ基地計画) KOMPSAT-5多目的偵察衛星「アリラン5号」 KOMPSAT-3多目的偵察衛星「アリラン3号」 KOMPSAT-2多目的偵察衛星「アリラン2号」 KOMPSAT-1多目的偵察衛星「アリラン1号」 その他の衛星 KSLV-2ロケット KSLV-1ロケット KSRロケット・シリーズ 戦闘機・攻撃機 KFX(韓国国産戦闘機計画) FX-III(韓国第三次戦闘機計画) FX-II(韓国第二次戦闘機計画) F/A-50攻撃機 F-15K戦闘機「スラムイーグル」 F-16C/D戦闘機「ファイティングファルコン」(KF-16) F-4D/E戦闘機「ファントムII」 F-5E/F戦闘機「タイガーI...
  • 韓国海軍について
    韓国海軍(Republic of Korea Navy) 【総論】 現在韓国海軍は艦艇約200隻、15万トンを有しており、兵員は正規兵(職業軍人)が海軍33,000人と海兵隊24,000人で、さらに徴兵17,000人(26ヶ月)、予備役9,000人を擁している。艦艇の大部分は国産で駆逐艦やドック型揚陸艦などの大型艦も保有しており、イージス駆逐艦も建造中である。1970年代にはアメリカから譲渡された旧式駆逐艦数隻が最大の艦艇で、ほとんどが魚雷艇や哨戒艇だった事を考えると、その急速な発展ぶりが理解できる。その背景には韓国経済の急成長と造船業界の発展があり、また脅威の対象が小規模な北朝鮮海軍から海上自衛隊や中国海軍へと移った事も影響している。 【装備について】 韓国造船業界は世界一を誇っているが、その内容をみると日本とは少々異なっている。かつての造船業は主機をはじめ各艤装品に至る...
  • ウルサン級フリゲイト
    ▼2番艦「京城」(FFK-952)。30mm連装機関砲を4基装備した前期型。 ▼3番艦「忠南」(FFK-953) ▼7番艦「済州」(FFK-958)。40mm連装機関砲を3基装備した後期型。 ▼8番艦「釜山」(FFK-959)。後期型は上部構造物が増えたことで、よりトップヘビーになっている。 ▼9番艦「全州」(FFK-961)。2007年12月の重油流出事故出動時の画像。 ■性能緒元 満載排水量 2,180t 全長 102.0m 全幅 11.5m 主機 CODOG   GE LM2500ガスタービン 2基(58,200馬力)   MTU ディーゼル 2基(5,940馬力) 速力 34kts 航続距離 34kts/900nm 15kts/4000nm 乗員 150名 【兵装】 対空ミサイル ミストラル / 単装...
  • ドクト級ドック型揚陸艦(LPX)
    ▼1番艦「独島」(LPH-6111) ■性能緒元 満載排水量 18,850t 全長 200.0m 全幅 30.2m 主機 CODAD 2軸   SEMT-PIELSTICK 16PC2-5ディーゼル 4基 速力 23kts 航続距離 10,000nm/18kts 乗員 330名 【搭載部隊】 搭載機   10機搭載可能 搭載艇 LSF-II型エアクッション揚陸艇 2隻 搭載車輌 装甲車 28輌 揚陸要員 海兵1個大隊 700名 【兵装】 近接防御 RIM-116B RAM Block1 / Mk49 21連装発射機 1基   ゴールキーパー30mmCIWS 2基 【電子兵装】 3次元対空レーダー SMART-L 1基 3次元多目的レーダー MW-08 1基 航海レーダー AN/SPS-95K 1基 光学捜索追跡システム VAMPIR-...
  • RIM-7艦対空ミサイル「シースパロー」(韓国)
    ▼シースパローを発射するKD-I型駆逐艦 ■RIM-7P性能緒元 全長 3.66m 直径 20.3cm 重量 231kg 弾頭重量 40kg(HE) 最大速度 マッハ4.0 射程 20km 誘導方式 セミアクティブ・レーダー誘導 RIM-7シー・スパローは西側を代表する個艦防空ミサイルで、AIM-7スパローⅢ空対空ミサイルの技術を転用している。第三次中東戦争のさなかの1967年10月、イスラエル駆逐艦エイラート(Eilat)が旧ソ連製のP-15対艦ミサイル「テルミット」(NATOコード:SS-N-2 Styx/スティクス)によって撃沈された事件をきっかけに、BPDMS(Basic Point Defense Missile System:標準個艦防空ミサイル)として急遽生産に移された。BPDMSを構成するミサイル発射機はアスロック対潜ロケットのMk16 8連装発射...
  • ナジン級フリゲイト
    ▼1993年に海上自衛隊のP-3Cが撮影したナジン級 ■性能緒元 満載排水量 1,500t 全長 102m 全幅 10m 喫水 2.7m 主機 ディーゼル 速力 24.3kts 航続距離 14kts/4000nm 乗員 180名 【兵装】 対艦ミサイル SY-1(CSS-N-1 Scrubbrush) / 単装発射筒 2基 対空ミサイル HN-5 / 単装発射機   砲 B-34 56口径100mm単装砲 2基 近接防御 69式 30mmCIWS 2基   66式 77口径57mm連装機関砲 2基   61式 25mm連装機関砲 6基 爆雷 投下軌条2列 20発 【電子兵装】 2次元対空レーダー FUT-N(Slim Net) 1基 対水上レーダー 351型(Pod Head) 1基 航海レーダー Baklan(Pot Drum) 1基 火器管制...
  • 韓国次期戦車揚陸艦計画(LST-II)
    ▼2007年秋に公開されたLST-IIの完成予想CG 2007年4月に公表された新型戦車揚陸艦導入計画。当初はコージュンボン級戦車揚陸艦を8番艦まで建造する予定だったが、新たに基準排水量4,500トン級のLSTを建造する事になった(LCACを搭載できる6,500トン級の揚陸艦を海軍は要求したが、予算の都合で4,500トン級に縮小されたという)。現在、基礎研究が行なわれており、2013~2016年の間に8,715億ウォンを投じて4隻建造する予定。2007年10月に公表された完成予想図によれば、自衛用に対空射撃が可能な76mm級の速射艦載砲とRAM対空ミサイルを装備し、兵員700名と戦車や水陸両用装甲兵員輸送車を搭載する。艦後部にはウェル・ドックを有し、内部にLCM(中型揚陸艇)1隻を収納できる。LCMはウェル・ドック内の他に、ヘリ発着甲板の前に2隻を搭載可能で、この2隻は大型の...
  • ハイナン型哨戒艇(海南型/037型)(北朝鮮)
    ▼海上自衛隊のP-3Cが撮影した北朝鮮のハイナン型哨戒艇 ■性能緒元 満載排水量 430t 全長 58.77m 全幅 7.40m 主機 ディーゼル 4基 4軸(8,800馬力) 速力 28kts 乗員 78名 【兵装】 対潜ミサイル 81型改対潜ロケット / RBU-1200 6連装発射機 4基 近接防御 66式 77口径57mm連装機関砲 2基   61式 25mm連装機関砲 2基 爆雷 BMB-2爆雷投射機/爆雷投下軌条 2基(30発) 機雷   12発 【電子兵装】 航海レーダー 351型(Pot Head) 1基 チャフ DK-16 2基 ソナー Tamir-2 1基 中国が旧ソ連のSO-1型をベースに開発した哨戒艇。北朝鮮は1975~1978年にかけて6隻を購入した。北朝鮮の哨戒艇としては比較的強力な兵装を持ち、初歩的な対潜攻撃能...
  • 艦載砲(韓国)
    ユナイテッド・ディフェンス Mk45 mod4 62口径127mm砲 ▼KD-II型駆逐艦が装備するMk45 mod4 62口径127mm砲 口径 127mm 砲身長 62口径 砲身数 1門 砲弾重量   初速   発射速度 16~20発/分 射程 38km(通常砲弾) 旋回範囲 340度 俯仰範囲 -15~+65度 マウント重量 22.886t アメリカ海軍でイージス艦を中心に配備が進みつつあるユナイテッド・ディフェンス社製の新型艦載砲。54口径だったMk45を62口径まで延長し、射程距離を延ばして陸上への艦砲射撃を重視している。通常砲弾での最大射程は原型のMk45 54口径 127mm砲が24kmだったのに対して、38kmにまで延伸されている。アメリカでは最大射程が117kmにも及び、砲弾に内蔵されたINS(Inertial Navigation System:慣...
  • カンケン型掃海艇(レリチ型)
    ■性能緒元 満載排水量 512t 全長 50.0m 全幅 9.6m 主機 MTU ディーゼル 2軸 2基(2,040馬力) 速力 15kts 航続距離 4,500nm/10kts 乗員 40名 【兵装】 近接防御 20mm単装機関砲 1基 【電子兵装】 航海レーダー レイセオン I-Band 1基 ソナー GECマルコニー 193-M Mod.1   イタリア海軍のレリチ型を範に取った韓国国産の掃海艇(ライセンス生産ではない)。1986~94年に同型6隻が就役した。船体はGRP(Glass-Reinforced Plastics:ガラス繊維強化プラスチック)製で、掃海具に加えてイタリア製のプルート機雷処分具を2基搭載している。 1番艇 江景(カンケン) ROK Ganggyeong MHC-561 1986年就役 2番艇 康津(カンジン) ROK...
  • MM38艦対艦ミサイル「エグゾセ」(韓国)
    ▼MM40 ■MM38性能緒元 全長 5.2m 直径 34.8cm(翼幅113.5cm) 重量 666kg 弾頭重量 165kg(HE/徹甲弾頭) 最大速度 マッハ0.93 射程 50km 誘導方式 慣性誘導(中間期)   アクティブ・レーダー誘導(終末期) フランスのアエロ・スパシアル社が開発した対艦ミサイル。1982年のフォークランド紛争で、アルゼンチン空軍のシュペル・エタンダール攻撃機が放ったエグゾセにより、イギリス海軍の誇るミサイル駆逐艦シェフィールド(Sheffield)が撃沈されるなど、多くの戦果を挙げ一躍有名になった。1987年のイラン・イラク戦争ではイラク空軍のミラージュF1が発射したエグゾセにより、アメリカ海軍ペリー級フリゲイトのスターク(FFG-31 Stark)が大破している。エグゾセは世界中に輸出され、3000発以上が生産されたといわれる。...
  • その他小型潜水艇(北朝鮮)
    新型半没潜水艇 ▼1998年韓国麗水市で発見された新型半没潜水艇。1995年頃から実戦配備された。レーダー波を吸収する特殊塗料が全体に塗布されている。全長12.5m、重量11.5トン、乗員8名。浮上時最大50kts、潜水時最大6~12ktsの速度を発揮する。 半没型潜水艇 ▼工作員を潜入させる為の半没型高速艇。水面には僅かな部分しか出ないため、レーダーなどでの探知は難しい。全長12.8m、重量12トン、乗員2~4名。浮上時は最大40~50kts、潜水時でも6~12ktsの速度を出せる。武装工作船の船体に格納されている。 SBS-2 ▼工作員潜入用の水中スクーター。2名がスクーターに跨り、水深5~8mを移動する。2002年に回収された九州南西海域工作船事件の武装工作船内からも同様の水中スクーターが発見されている。 北朝鮮海軍 2007-11-1...
  • 「天龍」巡航ミサイル
    「天龍(チェンロン)」は韓国が開発した巡航ミサイル。1990年代初期からADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)を中心に三星テックウィン社などで開発が始められた。既に開発は完了しており、実戦配備が近いといわれる。なお韓国はアメリカ政府と射程300kmを超える弾道ミサイルの保有を制限する覚書を交わしているが、天龍は弾道ミサイルではなく巡航ミサイルであり、弾頭も500kg以下であるため、この覚書の規制を受けないとしている。 天龍の射程距離は約500kmで、北朝鮮北部にある弾道ミサイル基地への攻撃も可能。敵レーダーの探知を避けるために50~100mの低高度をマッハ0.73の速度で飛び、命中誤差は3m程度。誘導方式はINS(Inertial Navigation System:慣性航法装置)と地形映像照合装置で、地形照合はミサイルに装備された赤...
  • 「LOGIR」誘導ロケット弾(韓国)
    韓国はアメリカと共同で安価な誘導型ロケット弾の開発を行うという。2007年3月6日のADD(Agency for Defense Development:国防科学研究所)と米海軍航空兵器研究所の了解覚書によればこの計画は、現在運用している2.75インチのロケット弾に簡易な赤外線シーカーと誘導装置を追加し、対空・対地に使用できる精密誘導弾にしようというもの。この誘導ロケット弾を使用すれば、高価なAGM-65マーベリックなどの空対地ミサイルを使用する事無く、北朝鮮の小型戦闘艇や装甲車輌などを撃破する事が可能になる。この事業に投入される予算は約300億ウォンになるという。LOGIRはLow-Cost Guided Imaging Rocket(低価格画像誘導ロケット弾)の略。射程はおよそ5,000m。開発が成功すればLOGIRはKO-1やF/A-50などの軽攻撃機、AH-1や500MDなどの攻撃...
  • RC-800偵察機「白頭」
    ▼2008年に撮影された「白頭」電子情報偵察機 ▼「金剛」画像情報収集機 ■性能緒元 重量 7,303kg 全長 15.60m 全幅 15.66m 全高 5.36m エンジン アイドラ・シグナル TFE731-5BR-1H(2,113kg)×2 最大速度 M0.87 巡航速度 845km/h 航続距離 5,200km 上昇限度 13,100m 乗員 2~8名 RC-800「白頭」電子情報偵察機(レイセオン ホーカー800SIG)/「金剛」画像情報偵察機(レイセオン ホーカー800RA)は米レイセオン・エアクラフト社が生産したビジネスジェット機、ホーカー800XPを改修したSIGINT(SIGnal INTelligence:電波情報収集)機と画像情報偵察機。韓国空軍では「白頭」電子情報偵察機/「金剛」画像情報偵察機をそれぞれ4機ずつ導入している。 ...
  • ポーハン級コルベット
    ▼3番艦「慶州」(PCC-758)。前期に量産されたASUW型。エグゾセ対艦ミサイルのランチャーが見える。 ▼5番艦「金泉」(PCC-761)。後期に量産されたASW型だが、煙突後の上部構造物が無く対艦ミサイルも装備していない。ASW初期型に分類されると思われる。 ▼6番艦「忠州」(PCC-762)。ASW初期型。 ▼12番艦「原州」(PCC-769)。ASW型。後部に上部構造物を増設し、管制レーダーを追加装備している。 ▼18番艦「大川」(PCC-777)。ASW型。 ▼20番艦「栄州」(PCC-779)。ASW型。対艦ミサイルを装備していない。 ▼21番艦「南原」(PCC-781)。ASW型。対艦ミサイルを装備していない。 ■性能緒元 満載排水量 1,220t 全長 88.3m 全幅 10....
  • K2 5.56mmアサルトライフル
    口径 5.56mm×45 全長 970mm(折畳時730mm) 銃身長 465mm 重量 3,370g 装弾数 30発 ライフリング 6条右回り K2アサルトライフルは韓国が独自に開発し、M16A1(603K)の後継として軍用制式になった5.56mm×45口径の軽量アサルトライフルである。K2の開発は、M16A1のライセンス生産で経験を積んだ大宇精工(大宇プレジション・インタストリーズ)が担当した。K2は韓国各軍に供給されるほか、セミ・オートマチックの民間型も生産されている。 作動メカニズムは伝統的なガス・オペレーション(ガス圧利用式)で、ガス・ピストンを備えたボルト・キャリアーにターン・ボルトを装備している。特徴は全体的なデザインをM16A1から借用し、上部、下部のレシーバーもM16A1と同じアルミニウム系の軽合金で製作している事だ。オリジナルのM16A1とK2の最大の違い...
  • 短距離弾道ミサイル「火星」(SS-1スカッド)
    ▼MAZ-543自走発射機に搭載された火星6号(スカッドC) ■スカッドB性能緒元 全長 11.25m 直径 0.88m 発射重量 5.9t 構造 1段式液体燃料ロケット 推力  kg 誘導方式 慣性誘導 弾頭重量 700~950kg 射程距離 300km 半数必中半径(CEP) 900m 発射準備時間 1時間半 ■スカッドC性能緒元 全長 11.25m 直径 0.88m 発射重量 6.4t 構造 1段式液体燃料ロケット 推力  kg 誘導方式 慣性誘導 弾頭重量 500kg 射程距離 550~600km 半数必中半径(CEP) 900m 発射準備時間 1時間半 北朝鮮は1970年前後に旧ソ連(ロシア)からフロッグ地対地ロケット計24基の供与を受けた。フロッグ(フロッグはNATOコード。ロシア名はLuna)は大型の地対地無誘導ロケット弾で誘導装置は備え...
  • KSLV-1ロケット
    ▼韓国の各種ロケット。一番右がKSLV-1 KSLV-1(Korea Space Launch Vehicle-1)は韓国がロシアと共同で開発中の2段式ロケット。韓国は2008年中に国産の小型技術衛星を搭載して、外羅老(ウェナロ)島の打ち上げセンターからKSLV-1を打ち上げる予定。1段目はロシアで製造するが、2段目はロシアからの技術援助を受けて韓国国内で製造される。ロシア議会は2007年6月に、韓国との技術保護措置協定(Technology Safeguard Agreement)締結を許可する決議を行なった。これは韓露両国でMTCR(Missile Technology Control Regime:ミサイル関連技術輸出規制)を尊守しつつ、ロケットなどの宇宙開発事業で技術協力を行なうもので、今回韓国にKSLV-1の1段目ロケットを輸出するために緩和措置が行なわれた。この技...
  • FX-II(韓国第二次戦闘機計画)
    ▼F-15K 2006年1月の報道によれば、韓国空軍は2020年までに戦闘機420機態勢を目指すという。内訳はF-16(KF-16含む)が180機、F-15K(FX-I)が40機、KFX(国内開発)が40機、F/A-50が100機、FX-IIが80機。FX-Iは機種選定ですったもんだした挙句にF-15Kに決定したが、FX-IIは未定。F-15Kを追加発注する可能性もあるという。 【2006.05.18追記】 韓国国防省は第二次FX(FX-Ⅱ)として、2009年からF-15Kを20機追加導入する計画を進めている事を明らかにした。当初は40機を追加して合計80機のF-15Kを運用する予定だったが、予算不足で20機の追加に留められた。この2007~2011年中期国防計画は盧武鉉大統領によって最終決定される。 【2007.01.17追記】 韓国防衛事業庁は第二次F...
  • KSAM自走地対空ミサイル「天馬」
    ■性能緒元 重量 25.0t 全長   全幅   全高   エンジン MAN D2848MT 液冷ディーゼル 550hp 最高速度 60km/h 航続距離 500km 武装 韓国型短距離対空ミサイル×8 射程 10km   捜索レーダー×1(S-Band)   追跡レーダー×1(Ku-Band) 乗員   KSAM「天馬(チョルメ)」は機械化された部隊の低層防空を受け持つ自走システムとして開発された、韓国初の国産SAM(Surface-to-Air Missile:地対空ミサイル)である。 韓国軍は1964年にMIM-23「HAWK」中距離SAM、続いて1965年にMIM-14「ナイキ」長距離SAMをアメリカから導入して本格的防空体制を整えたが、北朝鮮軍が多数保有するヘリコプターや低速機に対処できる自走式近距離SAMの整備が必要と考えられていた。そこで外国製兵器に依存す...
  • 韓国陸軍
    大韓民国陸軍/韓国陸軍(Republic of Korea Army) 戦車 K2戦車「黒豹」(XK2) K1戦車(88戦車/ROKIT)  ├K1A1戦車  └K1戦車の派生型 T-80U戦車 M48戦車 M47戦車 装甲車 ▼装軌式 K21歩兵戦闘車(NIFV/韓国次期歩兵戦闘車) BMP-3歩兵戦闘車 K200装甲兵員輸送車(KIFV)  └K200装甲兵員輸送車の派生型 M113装甲兵員輸送車 ▼装輪式 韓国次期装輪装甲車計画  ├韓国次期装輪装甲車計画(ロテム社案)  ├韓国次期装輪装甲車計画(斗山社案)  └韓国次期装輪装甲車計画(三星社案) 「バラクーダ」装輪装甲車(TM170) KM900装輪装甲車(6614型) 自走砲 M107 175mm自走加農砲 M110 203mm自走榴弾砲 K9 155mm自走...
  • 2009年7月韓国軍ニュース
    ■2009年7月の韓国軍関連ニュース履歴 【2009.07.01】韓国原子力研、北朝鮮の核実験放射性物質を検出できず 韓国原子力研究院の梁明承(ヤン・ミョンスン)院長は1日、国会の非公開懇談会に出席し、北朝鮮の2回目の核実験を立証する放射性物質を検出できないのは風向きのせいだと釈明した。梁院長は、北朝鮮の核実験直後から3日間、風は中国に向けて吹いており、放射性物質を検出できなかったと説明した。アメリカも特殊偵察機を派遣し日本海(朝鮮名:東海)で2回に渡って大気分析を行なったが、放射性物質を検出できなかった。 (連合ニュース) 【2009.07.01】米韓同盟の功労者を称えるイベント開催 在韓米軍の将兵と米韓同盟強化の功労者を称えるイベント「韓米友好の夜」が米韓友好協会(会長ハン・チョルス)によって6月30日にソウルのハイアットホテルで開かれた。イベントにはウォルター・シャ...
  • KN-02短距離弾道ミサイル
    ▼2007年4月25日の朝鮮人民軍創設75周年の軍事パレードに登場したKN-02 KN-02は旧ソ連製の弾道ミサイル9K79「トーチカ」(NATOコード:SS-21 Scarab/スカラベ)を、北朝鮮が独自に改良した地上発射型短距離弾道ミサイル。KN-02は、2007年4月25日の朝鮮人民軍創設75周年の軍事パレードで初めて一般に公開された。 1983年にシリアはソ連から9K79を導入したが、北朝鮮は1996年頃に専門家をシリアへ派遣しデータを入手したという。2004年4月の最初の発射テストは失敗したが、2005年に5発、2006年にも3発と発射テストを続け、2007年6月28日に日本海に行ったKN-02 3発の試射は成功した。今後北朝鮮は旧式化したFROGシリーズの代替として、KN-02の実戦配備を進めるだろう。射程距離は100~120km(資料によっては140km...
  • @wiki全体から「チャン・ボゴ級潜水艦(KSS-I」で調べる

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