なみなみメモ
http://w.atwiki.jp/naminami/
なみなみメモ
ja
2007-12-09T22:26:28+09:00
1197206788
-
KICAD
https://w.atwiki.jp/naminami/pages/7.html
Kicadは回路図やプリント基板の設計をするオープンソースのソフトウェアです。
*インストール
** Windows Install
[[KICAD Home>http://www.lis.inpg.fr/realise_au_lis/kicad/index.html]]
の左上のDOWNLOADというアイコンの下にあるどこかのサイトから以下のファイルをダウンロードする。
- kicad-20**-**-**.zip
- doc_components-20**-**-**.zip
20**-**-**という数字はアップデートされた日付をさしている。これを参考にして、最新のものをダウンロードする。
*** インストールの手順
- kicad-20**-**-**.zipファイルを右クリック→「すべて展開」
- 「ファイルをしたのディレクトリに展開する(D):」となっているところをインストールするディレクトリを指定する。
例えばCドライブの直下に作りたいときは(勝手にKICADフォルダが作られる。)、
c:\
とする。「次へ」をクリックすると解凍が始まる。
- 次にdoc_components-20**-**-**.zipを解凍する。先ほどと同じ要領で「すべて展開」を選択。「ファイルをしたのディレクトリに展開する(D):」にはkicad\libraryを指定する。具体的には、先ほどの例のとおりにしていれば
c:\kicad\library
とする。
- kicad\winexeというフォルダの中に、kicad.exeという実行ファイルが入っている。これをダブルクリックすると、プログラムが起動する。
あとはお好みに応じて、デスクトップにショートカットを作成する。kicad.exeを右クリックすると、その旨のメニューがある。
[[@wikiへ>http://kam.jp"><META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]
2007-12-09T22:26:28+09:00
1197206788
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特許法
https://w.atwiki.jp/naminami/pages/4.html
特許法は [[「法令データ提供システム/総務省行政管理局」>http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi]]から検索すると見ることが出来ます。ただ、準用が多いのでいちいち見るのが面倒と言うことで、ちょっと考えて見ました。
つくりかけたけどやっぱりやめた♪[[@wikiへ>http://kam.jp"><META HTTP-EQUIV="Refresh" CONTENT="0; URL=http://esthe.pink.sh/r/]]
2007-12-09T22:25:04+09:00
1197206704
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トップページ
https://w.atwiki.jp/naminami/pages/1.html
勉強などで資料が散在しやすいので、Wikiを使ってみようと思いました。まだよくわからないので最初のうちはへんなことをやらかしますが、とりあえずお許しください(^_^;)
うぅ~む。
2006-09-12T15:59:09+09:00
1158044349
-
Maximaでノイズ解析(2)
https://w.atwiki.jp/naminami/pages/10.html
<a title="Maximaでノイズ解析(1) (4d)" href=
"http://www6.atwiki.jp/naminami/pages/9.html">Maximaでノイズ解析(1)</a>ではオペアンプの出力にどのような電圧がでているのかを計算しました。<br>
今回は、これを、物理的にきちんと意味のあるスペクトル表示にしたいと思います。<br>
<h2>パワースペクトル</h2>
ここでパワースペクトルの定義を考えます。<br>
パワースペクトルの定義は<br>
<blockquote>S(ω)=lim(T → ∞) <X<sup>*</sup> X / T><br></blockquote>
でした。ここで、X=X(ω)は信号x(t)のフーリエ変換。Tはその測定時間。X<sup>*</sup>はXの複素共役でやんす。<・>はアンサンブル平均でしたよね?<br>
ここで、例えばX(ω)が電圧のデータだった場合にはS(ω)の単位はV<sup>2</sup>/Hzとなるのですが、データシートなどには、しばしばこれのルートを取ったV/rHz(rHzはルートヘルツと読む)という単位が使われています。<br>
<h3>無相関と仮定</h3>
ここで、Xがいくつかの成分の重ねあわせで書かれている場合を考えます。<br>
<blockquote>
X=a<sub>1</sub>X<sub>1</sub>+a<sub>2</sub>X<sub>2</sub>+a<sub>3</sub>X<sub>3</sub>+a<sub>4</sub>X<sub>4</sub>+・・・<br>
</blockquote>
のように定義されている場合を考えます。パワースペクトルを計算すると<br>
<blockquote>
ST=a<sub>1</sub><sup>*</sup>a<sub>1</sub><X<sub>1</sub><sup>*</sup>X<sub>1</sub>>+a<sub>1</sub><sup>*</sup>a<sub>2</sub><X<sub>1</sub><sup>*</sup>X<sub>2</sub>>+a<sub>1</sub><sup>*</sup>a<sub>3</sub><X<sub>1</sub><sup>*</sup>X<sub>3</sub>>+・・・ ぎゃー<br>
</blockquote>
とおそろしく複雑になるので、とりあえず違う成分は無相関であると仮定します。<br>
<blockquote>
S<sub>ij</sub>=<X<sub>i</sub><sup>*</sup>X<sub>j</sub>>=0(i≠j)<br></blockquote>
<h2>実際に計算</h2>
では、オペアンプのノイズ解析に戻りましょう。上のようなパワースペクトルを計算する方法はいろいろあると思いますが、まぁ適当にやっていきましょう。<br>
まず、<a title="Maximaでノイズ解析(1) (4d)" href=
"http://www6.atwiki.jp/naminami/pages/9.html">Maximaでノイズ解析(1)</a>の中で出てきたi1、i2、i3、i_n、e_nに関して次のように仮定してやればよろしいということはなんとなくわかります。<br>
<blockquote>
S<sub>1</sub>=<i<sub>1</sub><sup>*</sup>i<sub>1</sub>>;S<sub>2</sub>=<i<sub>2</sub><sup>*</sup>i<sub>2</sub>>;S<sub>3</sub>=<i<sub>3</sub><sup>*</sup>i<sub>3</sub>>;S<sub>i</sub>=<i_n<sup>*</sup>i_n>;S<sub>e</sub>=<e_n<sup>*</sup>e_n>;Sホニャララ=0<br>
ST=a<sub>1</sub><sup>2</sup>S<sub>1</sub>+a<sub>2</sub><sup>2</sup>S<sub>2</sub>+a<sub>3</sub><sup>2</sup>S<sub>3</sub>+a<sub>i</sub><sup>2</sup>S<sub>i</sub>+a<sub>e</sub><sup>2</sup>S<sub>e</sub></blockquote>
ここで、a<sub>-</sub>は実数であると仮定しました(抵抗しか使ってないし)。<br>
例のsubstを駆使すれば出来そうですが、さすがにちょっと面倒くさい。そこで、次のように考えます。とりあえず、v_outの式からi1の係数を引っ張り出す。係数を2乗する。それにs1を掛ける。i2、i3、i_n、e_nに関して同様の計算し、すべてを足し合わせるとSTになる・・・はず。<br>
<h3>係数を引っ張り出す</h3>
では係数を引っ張り出して見ましょう。係数は英語でcoefficientですから、coeff~という関数がありそうです。という希望を旨に抱き、<br>
<blockquote>? coeff<br></blockquote>
とinputと書かれているところに入力します。<br>
<blockquote><span style="COLOR: rgb(255,0,0)">(%i1)</span> <span style=
"COLOR: rgb(51,51,255)">? coeff;</span><br>
0: COEFF :(maxima.info)Definitions for Polynomials.<br>
1: LOGCONCOEFFP :Definitions for Logarithms.<br>
2: PCOEFF :Definitions for Affine.<br>
3: TAYLOR_ORDER_COEFFICIENTS :Definitions for Series.<br>
<i><span style=
"COLOR: rgb(255,0,0)">Enterspace-separatednumbers,ALLorNONE:</span></i><br></blockquote>
なにやらありましたね。番号を押せと書いているので早速0と入力してください。<br>
<blockquote><i><span style=
"COLOR: rgb(255,0,0)">Enterspace-separatednumbers,ALLorNONE:</span></i><span style="COLOR: rgb(51,51,255)">0;</span><br>
Info from file C:/PROGRA~1/MAXIMA~1.1/info/maxima.info:<br>
- Function: COEFF (exp, v, n)<br>
obtains the coefficient of v**n in exp. n may be omitted if it is<br>
1. v may be an atom, or complete subexpression of exp e.g., X,<br>
SIN(X), A[I+1], X+Y, etc. (In the last case the expression (X+Y)<br>
should occur in exp). Sometimes it may be necessary to expand or<br>
factor exp in order to make v^n explicit. This is not done<br>
automatically by COEFF.<br>
(%i1) COEFF(2*A*TAN(X)+TAN(X)+B=5*TAN(X)+3,TAN(X));<br>
(%o1) 2 A + 1 = 5<br>
(%i2) COEFF(Y+X*%E**X+1,X,0);<br>
(%o2) Y + 1<br>
<span style="COLOR: rgb(153,0,0)">(%o1)</span> false<br></blockquote>
さてさて、目標にぴったりあった内容になってます。英語が嫌いという人は、<a href="http://www.bekkoame.ne.jp/%7Eponpoko/Math/maxima/maxima_4.html#IDX61">ponpoko氏の日本語訳を参照</a>してください。これをみると、ちゃんとした計算結果が出るためには、あらかじめ因数分解か展開をしておいてということなので、まず、あらかじめ展開をしておきます。いままでのnoise.macに次のように追加します。<br>
<blockquote>tem1:expand(RHS(eqn1*fac))$<br></blockquote>
ここでRHSというのは右辺(<b>R</b>ight<b>H</b>and<b>S</b>ide)のことです。左辺の場合はLHS。だから、これで、「tem1はeq1の右辺を展開したものである」という意味になります。行末の$は計算結果を表示しないときにつかいます。展開なんかされた結果なんか見たってわかんないですからね。eqn1などの定義も表示されるのがだんだんうるさくなってきたので、;を$に変えておきましょう。<br>
さていよいよ本題です。<br>
<blockquote>c0:ratsimp((coeff(tem1,e_n)));<br>
c1:ratsimp((coeff(tem1,i_n)));<br>
c2:ratsimp((coeff(tem1,i1)));<br>
c3:ratsimp((coeff(tem1,i2)));<br>
c4:ratsimp((coeff(tem1,i3)));<br></blockquote>
ここでratsimp(~)というのは~を一番簡単な形にするという関数で、Mathematicaで言うところのFullSimplifyに対応したようなものです。<br>
<h3>ここまでのまとめ</h3>
<ul>
<li>わからない命令があったときは、<br>
<pre>
? キーワード
</pre>
でヘルプが見られるので目的の関数があるか探す。</li>
<li>英語が面倒な人はponpoko氏のマニュアルを探す。<br></li>
<li>coeff、ratsimp、RHS、LHSのヘルプをさがしてください。</li>
</ul>
<h3>実際にやってみたら</h3>
<a href=
"http://www6.atwiki.jp/naminami/?cmd=upload&act=open&pageid=10&file=Maxima.png"><img style="WIDTH: 648px; HEIGHT: 442px"
src=
"http://www6.atwiki.jp/naminami/?cmd=upload&act=open&pageid=10&file=Maxima.png"></a><br>
<br>
ここまでの内容を<a href=
"http://www6.atwiki.jp/naminami/?cmd=upload&act=open&pageid=10&file=noise.mac.txt">noise.mac.txt</a>にアップしておきました。
2006-03-18T22:13:27+09:00
1142687607
-
maxima
https://w.atwiki.jp/naminami/pages/8.html
**リンク
-[[PukiWiki-Maxima>http://geom.math.metro-u.ac.jp/wiki/index.php]]
-[[数式処理システム Maxima>http://phe.phyas.aichi-edu.ac.jp/~cyamauch/maxima/]]
**インストールするもの
***[[Maxima>http://maxima.sourceforge.net/]]
(左の柱にあるdownload→Sourceforge download page→maxima-[バージョン].exe)
***[[wxMaxima>http://wxmaxima.sourceforge.net/]]
(Windows: installerと書かれているところをずんずん進む)
**インストール
***Maxima
maxima-[バージョン].exeをカチカチっとな。
***wxMaxima
なにやらMaximaをインストールしたフォルダにインストールしなけりゃいけないらしい。
例えば、Maximaを
C:\Program Files\Maxima-x.y.z
というフォルダにインストールした場合、
C:\Program Files\Maxima-x.y.z\wxMaxima
というフォルダにインストールする。インストーラーが勝手に指定してくれるかどうかいまいちなので、インストールするときに確認してください。
**実際に使ってみる
-[[Maximaでノイズ解析(1)]]
-[[Maximaでノイズ解析(2)]]
2006-03-06T11:10:43+09:00
1141611043
-
Maximaでノイズ解析(1)
https://w.atwiki.jp/naminami/pages/9.html
Maximaを使って、オペアンプのノイズの大きさを見積もってみる。ノイズに関しては<a href="http://www.google.co.jp/search?hs=WE0&q=%22Noise+Analysis+in+Operational+Amplifier+Circuits%22+filetype%3Apdf&btnG=Google+%E6%A4%9C%E7%B4%A2&l">ここ</a>を参照してくださいな。<br>
<h2>理論</h2>
<p>次のようなOPアンプを用いた回路を考えます。</p>
<img alt="" src=
"http://www6.atwiki.jp/naminami/?cmd=upload&act=open&pageid=9&file=noise.png"><br>
<br>
<p>
出力の電圧をv<sub>out</sub>とし、オペアンプの入力側の電圧雑音をe<sub>n</sub>、電流雑音をi<sub>n</sub>、+入力をv<sub>p</sub>、-入力をv<sub>n</sub>と表し、ゲインをAとおく。このとき、次の式が成り立つ。・・・はず。</p>
<ul>
<li>
<p>v<sub>out</sub>=A (v<sub>p</sub>+e<sub>n</sub>-v<sub>n</sub>)</p>
</li>
<li>
<p>
i<sub>1</sub>+i<sub>2</sub>+i<sub>n</sub>-v<sub>n</sub>/R<sub>1</sub>+(v<sub>out</sub>-v<sub>n</sub>)/R<sub>2</sub>=0</p>
</li>
<li>
<p>i<sub>n</sub>+i<sub>3</sub>+v<sub>p</sub>/R<sub>3</sub>=0</p>
</li>
</ul>
<p>
ここで、i<sub>1</sub>、i<sub>2</sub>、i<sub>3</sub>はそれぞれ、抵抗の熱雑音による電流雑音を表しています。<br>
これをv<sub>out</sub>についてとけば、電流雑音や電圧雑音、そして熱雑音が出力に寄与する大きさを見積もることが出来ますが。まぁちょっと単位がめちゃくちゃですね。</p>
<p>
細かいことは、計算しながら考えることにしましょう。</p>
<h2>準備</h2>
<p>
適当なテキストエディタを開き、noise.macというファイルを作る。ファイルに次のような命令を書き込んで保存しておく。</p>
<blockquote>
<p>eqn1:solve(v_out=A*(v_p+e_n-v_n),v_out);</p>
</blockquote>
<p>
wxMaximaを起動し、[File]-[Batchfile]かCtrl+Bを押下すると、ファイルの選択ダイアログが出るので、そこで、先ほどのnoise.macを選択する。</p>
<p><a href=
"http://www6.atwiki.jp/naminami/?cmd=upload&act=open&pageid=9&file=Maxima1.png">
<img alt="" style="width: 407px; height: 143px;" src=
"http://www6.atwiki.jp/naminami/?cmd=upload&act=open&pageid=9&file=Maxima1.png"></a><br>
</p>
<p>ちゃんと実行できました♪</p>
さて、これを良く見てみると、v_outというのが[]の中に入っているため、直接使うことが出来ない。この[]というのはリストを表しているものなので、次のようにすると、[]の無い結果が得られる。<br>
<blockquote>eqn1:solve(v_out=A*(v_p+e_n-v_n),v_out)[1];<br></blockquote>
noise.macを書き換えて、もう一度・・・<br>
<h3>ここまでの説明</h3>
<ul>
<li>変数の定義は「=」ではなく「:」を使います。<br>
変数には式を入れることが出来ます。ということで、上の場合、eqn1にはsolve(~)[1]の結果得られたもの(式)が入ります。</li>
<li>
[1,2,3]で表されているのはリストなので、[番号]と指定してやると、その要素だけを見ることができます。(日本語てきとー)<br>
</li>
<li>solve(~)に関してはponpoko氏の<a href=
"http://www.bekkoame.ne.jp/%7Eponpoko/Math/maxima/maxima_14.html#IDX474">ヘルプの日本語訳</a>を見てください。ここでは「,」の前の式をv_outについて解くという意味の無いことをしています。まぁ、後々意味があるようにはなっているのですが&</li>
<li>行末には「;」</li>
</ul>
というわけで、理論で説明した式を次々に打ち込んであげましょう。<br>
<blockquote>eqn1:solve(v_out=A*(v_p+e_n-v_n),v_out)[1];<br>
eqn2:solve(i1+i2+i_n-v_n/R1+(v_out-v_n)/R2=0,v_n)[1];<br>
eqn3:solve(i_n+i3+v_p/R3=0,v_p)[1];<br></blockquote>
<h2>式を整理する</h2>
さて、今日の目標は、上の3つの式をv_outについて解くことにします。先ほど使ったsolve()というのは連立方程式も解けるので、<br>
<blockquote>solve([eqn1,eqn2,eqn3],[v_out,v_n,v_p]);<br></blockquote>
のようなことをしてもいいのですが、v_n,v_pについて求めてもしょうがないので、ただ単に、eq1にeq2、eq3を<b>代入</b>して最後に整理することにしましょう。<br>
代入は、substをつかいます。wxMaximaではウィンドウの下の方に、Substituteというボタンがあって、普通はそこを押し使うのですが、今回はちょっと難しくなるので、これまでどおり、noise.macに書き込んでいくことにします。<br>
<h3>ここまでの説明</h3>
<ul>
<li>
substは置き換えをするときに使います。使い方は2種類</li>
<li>subst(A,B,C)・・・Aに置き換えますBを。Cにおいて。<br>
<blockquote>(%i1) C:A+B;<br>
(%o1) B+A<br>
(%i2) subst(A,B,C);<br>
(%o2) 2*A<br></blockquote>
</li>
<li>subst(A=B,C)・・・A=Bですよ。Cのなかでは。<br>
<blockquote>(%i3) subst(A=B,C);<br>
(%o3) 2*B</blockquote>
</li>
</ul>
<ul>
<li>
ボタンを押すとsubst(A,B,C)の形式のものが入力しやすくなります。</li>
<li>
日本人にはsubst(A=B,C)のほうがはるかにわかりやすいです。</li>
</ul>
ということで、今回はeqn1にv_pとv_nを代入してやって最後にv_outに関する式に直してやればいいことがわかります。<br>
wxMaximaのInputと書かれているところにeqn2と打ち込んでENTERキーを押してみてください。すると<br>
<blockquote>(%i5) eqn2;<br>
(%o5) v_n=(R1*v_out+(i_n+i2+I1)*R1*R2)/(R2+R1)<br></blockquote>
と出たはずです(おそらくきれいな分数の形で)。eqn2にはすでにA=Bの形で入っているので、<br>
<blockquote>subst(eqn2,eqn1)<br></blockquote>
とすれば、eqn1にv_nの細かい内容が代入されています。Inputと書かれているところに書いて試してみてください。<br>
<blockquote>(%i6) subst(eqn2,eqn1);<br>
(%o6)v_out=A*v_p-(A*(R1*v_out+(i_n+i2+I1)*R1*R2))/(R2+R1)+A*e_n<br></blockquote>
ということで、気を取り直して、先ほどのnoise.macに以下を追加しましょう。<br>
<blockquote>eqn1:subst(eqn2,eqn1);<br>
eqn1:subst(eqn3,eqn1);<br>
eqn1:solve(eqn1,v_out)[1];<br></blockquote>
ここではeqn1にv_nなどを代入した結果を再び入れて使いまわしています。まぁ、その辺は適当!適当!<br>
さて、ここまでの結果をみて、げげっと思うほど複雑な式になっているのではないでしょうか。<br>
<blockquote>
v_out=-(((A*i_n+A*i3)*R2+(A*i_n+A*i3)*R1)*R3+((A*i_n+A*i2+A*I1)*R1-A*e_n)*R2-A*e_n*R1)/(R2+(A+1)*R1)<br>
</blockquote>
でも良く見ると、これは、<br>
<blockquote>(A*R2+A*R1)/(R2+(A+1)*R1)<br></blockquote>
で割ってやるときれいな形になりそうです。(ここで見るとわかりにくいですが、wxMaximaの画面の上でみるとわかりやすいですよん)(というか正確にいうと、右辺からAを消したいだけなんですけどね^_^;)。ということで、新しくfac=(R2+(A+1)*R1)/(A*R2+A*R1)というのを定義してやって、それと掛け算します。以下をnoise.macに追加してCtrl+Bで実行してみてください。<br>
<blockquote>fac:(R2+(A+1)*R1)/(A*R2+A*R1);<br>
eqn1*fac;<br></blockquote>
さてさて・・・すごい結果になりましたね。<br>
wxMaximaのウィンドウの下のほうにFactorというボタンがあるのでそれをクリックしてみてください。これは、中学校でやるところの因数分解というやつです。反対に、expandというのは展開をしてくれます。<br>
<h3>ここまでの説明</h3>
<ul>
<li>
factor(~)は~を因数分解するという意味。(正確にはカッコをまとめる)</li>
<li>expand(~)は~を展開するという意味。</li>
<li>
factorと書いてあるボタンを押すと、factor(%)というのが出てくる。</li>
<li>ここで%は直前にした計算結果を表す<br>
<img src=
"http://www6.atwiki.jp/naminami/?cmd=upload&act=open&pageid=9&file=Maxima2.png">
</li>
</ul>
<br>
<h6><a href="../../naminami/pages/8.html" title=
"maxima (3h)">maxima</a>へ戻る</h6>
2006-03-06T11:09:19+09:00
1141610959
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使ってるソフトウェア
https://w.atwiki.jp/naminami/pages/5.html
雑多なメモや裏技集です。
* 数学関連
-[[GNUPLOT]]
-MATHEMATICA
-[[maxima]]
-[[R]]
-[[TEX]]
-[[KICAD]]
* ネットワーク管理
- IPTABLES
2006-01-20T12:30:43+09:00
1137727843
-
GNUPLOT
https://w.atwiki.jp/naminami/pages/6.html
GNUPLOTを使う際に役立つメモ
#contents
*基本的な使い方
テキストエディタに命令を書き込んで、~.pltというファイル名で保存します。GNUPLOTを起動した後、LOADというところをクリックして、作成したPLTという拡張子のファイルを読み込みます。(別にpltという拡張子ではなくて、txtのままでも良い。)
* x軸の値をべきの形で書き表したい。
対数目盛りを使用しているときに、10e+006などと表示されるのは気持ち悪いので、10^{6}のように表示してほしいときに使います。PLOT文を使う前に次のように一言挿入します。
set format x "10^{%01T}"
この{括弧}をつけたのは、EPSで出力したときに、良いことがあるからです。無くてもかまいません。ここの x を y に変えても同じ。
デフォルトの設定に戻したいときは、
set format x "%g"
と命令します。
* EPS に出力する設定
線の太さは2くらいあったほうが印刷したときにきれいに見えるようです。
set terminal postscript eps enhanced color colortext solid lw 2
ここでenhancedというオプションを追加することで、10^{6}の6が上付き文字で出力されるようになります。
* PNG に出力する設定
PNGに出力する際は、色の設定が面倒なので、以下を貼り付けてしまえばOKです。なぜかenhancedのオプションが通らない。
set terminal png transparent medium size 640,480 \
xffffff x000000 x404040 \
xff0000 xffa500 x66cdaa xcdb5cd \
xadd8e6 x0000ff xdda0dd x9500d3
ここで、\ は「コマンドが長すぎるのでここで改行します」とGNUPLOTに伝えるためにあります。
*伝達関数からBODE線図を作成する。
下記の内容を、TFPLOT.PLTとか適当な名前で保存して、伝達関数と周波数の範囲を適当に編集して使ってください。
reset
clear
j={0.0,1.0}
########伝達関数の記入################################################
L=33.0e-6
C=6600e-12
R=50
TF(s)=R/(L*C*R*(s**2)+L*s+R)
########周波数の範囲##################################################
set xrange [10e3: 2e8]
########以下は各種設定################################################
TF1(x)=TF(j * 2 * pi * x)
set angles degrees
set format x "10^%01T"
set logscale x
set multiplot
set xlabel 'frequency [Hz]'
set nokey
set size 1.0,0.6
set origin 0.0,0.4
set ylabel 'Gain [dB]'
plot 20*log10(abs(TF1(x)))
set size 1.0,0.4
set origin 0.0,0.0
set ylabel 'Phase Shift [deg.]'
set ytics 45
plot arg(TF1(x))
unset multiplot
exit
#comment
2005-10-04T11:41:57+09:00
1128393717
-
メニュー
https://w.atwiki.jp/naminami/pages/2.html
-[[トップページ]]
-[[メニュー]]
-[[特許法]]
-[[使ってるソフトウェア]]
*更新履歴
#recent(10)
2005-10-04T11:36:19+09:00
1128393379
-
メニュー2
https://w.atwiki.jp/naminami/pages/3.html
**更新履歴
#recent(10)
2005-09-10T18:24:33+09:00
1126344273