107 :無名草子さん:2009/01/02(金) 21:22:26アダム・スミス―『道徳感情論』と『国富論』の世界は入ってないよな。読んだことある人いる?
108 :無名草子さん:2009/01/02(金) 21:47:38……>>107読んだ。名著です。去年出たばかりの本だから自分は推薦しなかった。もっと浸透してからの方がいいと思って。
232 :無名草子さん:2009/01/16(金) 01:36:43>>225堂目卓生『アダム・スミス』は、従来は社会思想史の観点からの本が多かったのに対し、はっきりと「経済」の人が書いたスミス論、というところに意味があると思うので、ここは「思想」ではなく「経済」に入れてもらいたい。
233 :無名草子さん:2009/01/16(金) 01:57:05>>232なるほど、そういう意見もあるのか。。「道徳感情論」について集中的に論じてるので、「思想」の方かなと思ったんだけど。 自分の方にはジャンルについてのこだわりはないので、そちらの意見を尊重して引っ越します。
(以下本スレより)
452 :無名草子さん:2009/01/25(日) 11:20:32……
話題は変わるけど、中公の「アダム・スミス」の評価が解らない。サントリー学芸賞・エコノミストが選ぶ経済図書ベスト10に選ばれたけど、終始生煮えの印象だった。 アダム・スミス自体が中庸な人物なので、深く掘れば掘るほど書物も中葉になるんだろうかと思ってみたりもしたが・・・。
461 :無名草子さん:2009/01/25(日) 12:09:28>>452「道徳感情論」にスポットをあてたところに(主にアンチ新自由主義者の)評価があるんだろうけどたしかに中は上手く合わせられたかというと、正直微妙なとこだわな
465 :無名草子さん:2009/01/25(日) 12:39:10>>452頭の良い学生が素直に古典を読んで論理を辿ったノート、という印象だった。阪大の院生とのゼミで生まれた新書、というあとがきを読んで納得。評伝・歴史・思想史の要素があまり出てこないぶん、かえってスミスの論理がどういうものなのかに集中できる。基本的にはすでに水田洋の仕事があるわけだから、煮詰める、上手くまとめる、というのを重視するならそっちを読めばいいと思う。
468 :無名草子さん:2009/01/25(日) 14:36:07>>461>(主にアンチ新自由主義者の)評価があるんだろうけど
むしろ底の浅い「アンチ新自由主義者」への批判として読まれているような気がするが。⇒アマゾンリンク
[参考書籍]⇒水田洋『アダム・スミス―自由主義とは何か』 (講談社学術文庫)
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