621 :無名草子さん:2009/02/18(水) 16:01:05中公新書には『日中戦争』があるぞ。『日中十五年戦争史』はタイトルと違って戦争開始で終わってる。文庫版はタイトルが内容に合わせて変更されてるけど。その点、『日中戦争』は太平洋戦争下にまで記述がおよんでる。講談社現代新書のほうは政治史は簡略で、資料紹介がやたら多かったので、あっちが物足りないひとはこっちの『日中戦争』を読むといいだろう。まあ堅い記述だから、読みやすくはないのだけど。
ところで、『海上護衛戦』が良書だということに一点の疑問もないが、なんとなく実像以上に評価が高くなってる感じはするね。類書があまりないせいなのかもしらんけど。
622 :無名草子さん:2009/02/18(水) 22:26:12講談社現代新書の日中戦争って本凄い人気あるんだね
623 :無名草子さん:2009/02/20(金) 00:41:12『日中十五年戦争史』より最近に出た本だから、読みやすくしてあるからじゃないの。
『日中十五年戦争史』はたしか絶版になって講談社の学術文庫に入ってたような。
624 :無名草子さん:2009/02/20(金) 05:30:57単純に小林氏が一般向けの本を書きなれてるだけって気もするが。ただ短期間で書き上げてるからなのか、凡ミスも多いみたいだけど。てか『日中十五年戦争史』は満州事変から開戦までで、講談社の『日中戦争』は日中戦争のあらましと、後半はひたすら新資料の引用だから内容はあんまりかぶってない。
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[参考書籍]⇒臼井勝美『日中戦争―和平か戦線拡大か』 (中公新書)小林英夫『日中戦争 殲滅戦から消耗戦へ』 (講談社現代新書)大井篤 『海上護衛戦』 (学研M文庫)
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