※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

608 :無名草子さん:2009/02/17(火) 23:39:44
>>603
「もう少し知りたい」のもう少しがどのくらいなのかわからないけど、
とりあえず保阪『あの戦争は何だったのか』レベルは知ってるという前提で。
余談だが、『あの戦争~』は開戦の真犯人など、にわかに信じがたい決めつけがあるので注意。

で、推薦図書となると、児島襄『太平洋戦争(上下)』を。
文庫にもなってるけど、新書版もふつうに手に入るようだし、まだ挙がってないので。
四十年以上まえの本だから古すぎるという批判はもっともなのだが、
新書でまとまったものというとやはりこれになる。
あと、「単なる戦史」としても貴重。最近の近代史新書は特定のテーマを設定してるものがほとんど。
しかし、いきなり微細なテーマをあつかった本を読むのは厳しいので、基本書として有用。
淡々とした記述が売りの著者だが「真珠湾空襲」や「サイパン島失陥」のところなど、
すこし文学的な趣がある(気がする)。
ただ、沖縄戦以降はいかにも駆け足すぎるな。全然紙幅が足りてない。
終戦までの経緯を知りたいひとは他書で補完する必要がある。

むかし講談社現代新書に黒羽清隆の『太平洋戦争の歴史(上下)』があったが、
今は学術文庫にはいってる模様。こっちは下からみた太平洋戦争って感じだったはず。

⇒アマゾンリンク