経済システムとしての資本主義の成立要素

「経済システムとしての資本主義の成立要素」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

経済システムとしての資本主義の成立要素」(2008/06/17 (火) 21:00:21) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

621 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 01:34:20 ID:pp9Zq7C4 >>578 ちょいと戻ってきたので、先程の >資本主義も共産主義もその根源にある動機は実は同じ これは、その体制の在り様では無くあくまでそれが作られた「動機」の問題です 前スレかどっかで書き込みましたが、資本主義と云われる経済体制が作られる条件となったのは 海外貿易の発展であり、その為の植民地と市場の獲得が時代背景にありました。 そして、これは重要な事ですが当時の欧州の人達にとっては海外貿易とは、まさしく未知なる物 或いは未だ見ぬ楽園への憧れが背景にあり、それ故にこそ船が難破する危険を冒してしてまで航海ルートの探索を行った訳です 注:その過程の中で私的所有の法的承認や会計法や会社法が少しずつ整備される事によって   資本主義と定義される体制が出来上がった訳です   会社が作られたのは貿易船が難破した際のリスク分散と出資を募る為であり、会計法が出来上がったのは   三角貿易等による煩雑な取引と複雑になった金と物の交換を書き留める為、そして海外貿易によりもたらされた   莫大な富により、市民階級(都市の商人)が政治的発言力を強めるようになりました 一方、共産主義の由来はプラトンの「ユートピア」ともキリスト教の千年王国思想だという説もあり、 それ自体は諸説入り乱れておりますが、どちらも「此処ではない何処かへの憧れ」を背景とした 理想郷を求める思想です この「此処でない何処かへの憧れ」という夢(欲望?)に突き動かされていたのが、 西欧の近代の歴史ではなかろうかと・・・ その点において資本主義と共産主義の成立の根源にある動機に何処か共通点があるのではないかと そう言いたかったのです 622 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 06:09:24 ID:5m53WcwO >>621 ども ま、次にでもマターリしてちょうだい >前スレかどっかで書き込みましたが、資本主義と云われる経済体制が作られる条件となったのは 前スレか。すまんが記憶にないが >海外貿易の発展であり、その為の植民地と市場の獲得が時代背景にありました。 これ、株式会社制度のことを言っているとおもうけど http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE 起源 世界初の株式会社  マインロイヤル社 - 1564年に株式会社のもとであるジョイントストックカンパニーを取り入れた。株式会社のもととなる制度を取り入れた最初の会社である。  オランダ東インド会社 - マインロイヤル社の後、1602年3月20日に設立され、株式会社の制度を本格的に導入。  それ以前は航海ごとに「座」を開き出資を募る、「当座会社」と呼ばれる形態の会社しかなかったが、リスク分散と恒常的な活動を目的に、当座会社の代表を中心に設立された。 (引用おわり) しかし、資本主義と云われる経済体制と株式会社制度とは違うと思うよ ま、論客の皆さんからも、なにか言ってもらえると思うが 623 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 06:18:26 ID:5m53WcwO >>621 つづき >注:その過程の中で私的所有の法的承認や会計法や会社法が少しずつ整備される事によって 所有権についてはこれ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%80%E6%9C%89%E6%A8%A9 歴史  近代の所有権は、土地に対する複雑な封建的制約の廃止を目指して生成した。  1789年のフランス人権宣言は、所有権を「神聖不可侵」として所有権の絶対性を標榜し、私有財産制の基礎を確立した。  大日本帝国憲法27条1項に、「日本臣民ハ其ノ所有權ヲ侵サルヽコトナシ」と定められているのも同様である。  しかし、20世紀に入ると所有権の絶対性による矛盾が表面化し、その是正が図られた。  1919年のヴァイマル憲法(ワイマール憲法)153条3項が「所有権は義務を伴う」(Eigentum verpflichtet.)と定めたことは、この現れである。  日本国憲法では、「公共の福祉」(日本国憲法29条2項等)により、所有権には多くの制限がかけられている。  現在では、公衆衛生や消防などの警察的な制限だけでなく、都市計画や環境保全の分野など、行政法によって多くの制限が加えられている。 (引用おわり) 会計法を複式簿記とするとこれ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%BC%8F%E7%B0%BF%E8%A8%98 複式簿記のあゆみ  複式簿記の発生が現在のイタリアに由来することには異論がないが、その時期についてはローマ帝国時代とする説と13世紀末から14世紀にかけてとする説が対立している。  また、後者の説を取る人たちでもその具体的な場所については、北イタリアのジェノヴァ・ヴェネツィア・フィレンツェなどの諸説に分かれている。  現存している資料から推察すると、14世紀前半の北イタリア地域で誕生後、都市間の商業ネットワークを通じてそれぞれの都市において相前後して確立されたと考えられている。 (略)  18世紀末期、ドイツの作家ゲーテは複式簿記の知識の重要性を認識しており、ワイマール公国の大臣であった時に学校教育に簿記の授業を義務付けたと言われている。  また、イギリスのエドワード・トーマス・ジョーンズは独自の複式簿記(イギリス式簿記)を考案して会計学の分野で激しい論争を巻き起こした。 >  資本主義と定義される体制が出来上がった訳です ま、定義しだいだが 626 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 07:16:46 ID:5m53WcwO >>622-623 >  資本主義と定義される体制が出来上がった訳です ここちょっと、自分なりに考えてみたんだけれど 資本主義の定義じゃなく、構成要素 1)お金 2)市場 3)競争(市場に含める考えもあるかも知れないが、分ける) 4)株式会社(資本の代表として。実質現代社会では株式会社が資本の大部分を占めると思う) 1)お金の起源は古いだろう http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E9%87%91 /貨幣の歴史 2)市場の起源も古いだろう http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%A0%B4 /発生の要因 3)競争は、人も生物である以上生まれたときから http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E4%BA%89_%28%E7%94%9F%E7%89%A9%29 /競争 (生物) 4)株式会社は、既出>>622だけどこれ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE /起源 これに株式市場を加えれば完成かな? 証券取引所の方が歴史が古いのか http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%BC%E5%88%B8%E5%8F%96%E5%BC%95%E6%89%80 /歴史  12世紀頃、フランスにおいて、銀行が代表して農村の債務を、取引し管理する「courratiers de change」と呼ばれるシステムが存在している。  そして、現在でいう株式仲介人(ブローカー)と呼ばれる人達が、こういった所で債権の取引きを行っていった。  欧米圏での「証券取引所」の語源でもあるフランス語「Bourse」は、13世紀頃にラテン語で鞄を意味する「bursa」から派生して誕生したとも言われている。 (略)  株主に企業へ投資させて、その利益と損失を共有する株式会社のシステムはオランダから始まった。  1602年にはオランダ東インド会社がアムステルダム証券取引所で最初の株券を発行し、有価証券を発行した最初の会社となっている。 627 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 07:26:36 ID:5m53WcwO >>626 つづき 「資本主義の定義じゃなく、構成要素 1)お金 2)市場 3)競争(市場に含める考えもあるかも知れないが、分ける) 4)株式会社(資本の代表として。実質現代社会では株式会社が資本の大部分を占めると思う)」 なんか一味足りないな そうそう、 5)産業革命による大量生産と労働者階級の発生 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A3%E6%A5%AD%E9%9D%A9%E5%91%BD  18世紀から19世紀にかけて起こった工場制機械工業の導入による産業の変革と、それに伴う社会構造の変革のことである。  市民革命とともに近代の幕開けを告げる出来事とされるが、近年では産業革命に代わり「工業化」という見方をする事が多い。  ただしイギリスの事例については、従来の社会的変化に加え、最初の工業化であることと世界史的意義を踏まえ、現在でも産業革命という用語が用いられている。 (引用おわり) これで、ようやくマルクスの時代になった(資本主義の古典) で、現代資本主義としては、サブプライムw、ヘッジファンドww、金融業とデリバティブ、グローバリズムとコンピュータネットワーク、サービス産業の発達・・などを加えて考察していかないと・・ ま、それは論客のみなさまにお任せするとして・・w 628 名前:lambda ◆GLPLA.M.6I [] 投稿日:2008/06/08(日) 07:36:27 ID:HNCwFCsK 横レス。日本語だとわかりにくい「市場」には、2つの意味がある。 商品を持ち寄って交換し合う「市場」と 需要供給関係による価格を決定する「市場システム」 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 2つは区別して考えないといけない。 資本主義社会は「市場」が「市場システム」化した社会。 629 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 07:45:53 ID:5m53WcwO >>627 つづき で、話を簡単にすると 1991年ソ連崩壊後、資本主義の勝利が喧伝され「なんでも米国に従えば良い、なんでも市場に任せれば良い」という考えになっちゃった>>9  ↓ 橋本内閣 金融ビッグバン  ↓ 小泉内閣 新自由主義改革  ↓ 2008年のいま、ゆり戻しが来ていると見る 90年代日本をライバル視していた米国は、超大国中国の勃興とロシアの復権で、再び日本を有力なパートナーとして必要とする時代が来ていると見る ポイントは、日本の政治が米国金融グローバリズムをうまく制御することだ >>9 で、具体的には? 別にないけどw、とりあえずは、政権交代してもらいましょうよとww >>1 政権交代したら、政治のプロさんと東大出身の官僚さんが、なんかパッチワークを考えてくるだろう・・(おまえ無責任だな・・ww) だめなら、また政権を戻すwww 若干無責任なんだけど、詰め将棋みたいに最後まで考えてもなー とりあえず政権交代でパッチワークを緊張感もってやってねと 大規模バージョンアップ構想は、学者さんにでもやってもうべw ま、大きなとりあえずの方針(目標)を決めて(例えば”格差をどぎゃんかせんといかん”と)、あと実行は動的制御でやらないとね 現実には、いろいろ外乱要因あるし、シーケンシャル制御ではうまくいかんよな・・ (おっと事務屋さんには分からない用語を使ってしまったが) 630 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 07:54:54 ID:5m53WcwO >>628 lambdaさん、乙! >商品を持ち寄って交換し合う「市場」と >需要供給関係による価格を決定する「市場システム」 >^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ >2つは区別して考えないといけない。 >資本主義社会は「市場」が「市場システム」化した社会。 ああ、そういう切り口はあるね それと現代資本主義の特徴で、”なんでも市場化”と”先物取引”というのもある ”なんでも市場化”:例 サブプライム=リスクを証券化して売りましたと ”先物取引”:下記 原油の高騰もこれかな http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%88%E7%89%A9%E5%8F%96%E5%BC%95  現物を持ち寄らずに、紙上や電子的に取引を行うため、市場(いちば)よりも大規模な取引を行なうことが可能で、商品を取引する上での世界的な価格指標となる。 ここらをどうコントロールするかは、課題だね 631 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 08:42:04 ID:5m53WcwO >>626-627 こうやって見てくると、資本主義を構成する各要素はそれぞれ古い起源があって、それなりの発生理由もあって出てきた だから、それを資本主義は悪だと全部否定しても、世の中成り立たないと思うよ 一方、サブプライムw、ヘッジファンドww、金融業とデリバティブ、グローバリズムなんてのは、なんらかの制御をしないと、経済や社会を不安定化させる これは、ちゃんとコントロールしましょうと。ここにlambda制御理論が入る>>7 で、一気には行かないから、パッチワーク>>629 ”格差をどぎゃんかせんといかん”と 望ましくは政権交代で、緊張感を持ってやってもらう
621 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 01:34:20 ID:pp9Zq7C4 >>578 ちょいと戻ってきたので、先程の >資本主義も共産主義もその根源にある動機は実は同じ これは、その体制の在り様では無くあくまでそれが作られた「動機」の問題です 前スレかどっかで書き込みましたが、資本主義と云われる経済体制が作られる条件となったのは 海外貿易の発展であり、その為の植民地と市場の獲得が時代背景にありました。 そして、これは重要な事ですが当時の欧州の人達にとっては海外貿易とは、まさしく未知なる物 或いは未だ見ぬ楽園への憧れが背景にあり、それ故にこそ船が難破する危険を冒してしてまで航海ルートの探索を行った訳です 注:その過程の中で私的所有の法的承認や会計法や会社法が少しずつ整備される事によって   資本主義と定義される体制が出来上がった訳です   会社が作られたのは貿易船が難破した際のリスク分散と出資を募る為であり、会計法が出来上がったのは   三角貿易等による煩雑な取引と複雑になった金と物の交換を書き留める為、そして海外貿易によりもたらされた   莫大な富により、市民階級(都市の商人)が政治的発言力を強めるようになりました 一方、共産主義の由来はプラトンの「ユートピア」ともキリスト教の千年王国思想だという説もあり、 それ自体は諸説入り乱れておりますが、どちらも「此処ではない何処かへの憧れ」を背景とした 理想郷を求める思想です この「此処でない何処かへの憧れ」という夢(欲望?)に突き動かされていたのが、 西欧の近代の歴史ではなかろうかと・・・ その点において資本主義と共産主義の成立の根源にある動機に何処か共通点があるのではないかと そう言いたかったのです 622 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 06:09:24 ID:5m53WcwO >>621 ども ま、次にでもマターリしてちょうだい >前スレかどっかで書き込みましたが、資本主義と云われる経済体制が作られる条件となったのは 前スレか。すまんが記憶にないが >海外貿易の発展であり、その為の植民地と市場の獲得が時代背景にありました。 これ、株式会社制度のことを言っているとおもうけど http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE 起源 世界初の株式会社  マインロイヤル社 - 1564年に株式会社のもとであるジョイントストックカンパニーを取り入れた。株式会社のもととなる制度を取り入れた最初の会社である。  オランダ東インド会社 - マインロイヤル社の後、1602年3月20日に設立され、株式会社の制度を本格的に導入。  それ以前は航海ごとに「座」を開き出資を募る、「当座会社」と呼ばれる形態の会社しかなかったが、リスク分散と恒常的な活動を目的に、当座会社の代表を中心に設立された。 (引用おわり) しかし、資本主義と云われる経済体制と株式会社制度とは違うと思うよ ま、論客の皆さんからも、なにか言ってもらえると思うが 623 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 06:18:26 ID:5m53WcwO >>621 つづき >注:その過程の中で私的所有の法的承認や会計法や会社法が少しずつ整備される事によって 所有権についてはこれ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%89%80%E6%9C%89%E6%A8%A9 歴史  近代の所有権は、土地に対する複雑な封建的制約の廃止を目指して生成した。  1789年のフランス人権宣言は、所有権を「神聖不可侵」として所有権の絶対性を標榜し、私有財産制の基礎を確立した。  大日本帝国憲法27条1項に、「日本臣民ハ其ノ所有權ヲ侵サルヽコトナシ」と定められているのも同様である。  しかし、20世紀に入ると所有権の絶対性による矛盾が表面化し、その是正が図られた。  1919年のヴァイマル憲法(ワイマール憲法)153条3項が「所有権は義務を伴う」(Eigentum verpflichtet.)と定めたことは、この現れである。  日本国憲法では、「公共の福祉」(日本国憲法29条2項等)により、所有権には多くの制限がかけられている。  現在では、公衆衛生や消防などの警察的な制限だけでなく、都市計画や環境保全の分野など、行政法によって多くの制限が加えられている。 (引用おわり) 会計法を複式簿記とするとこれ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%BC%8F%E7%B0%BF%E8%A8%98 複式簿記のあゆみ  複式簿記の発生が現在のイタリアに由来することには異論がないが、その時期についてはローマ帝国時代とする説と13世紀末から14世紀にかけてとする説が対立している。  また、後者の説を取る人たちでもその具体的な場所については、北イタリアのジェノヴァ・ヴェネツィア・フィレンツェなどの諸説に分かれている。  現存している資料から推察すると、14世紀前半の北イタリア地域で誕生後、都市間の商業ネットワークを通じてそれぞれの都市において相前後して確立されたと考えられている。 (略)  18世紀末期、ドイツの作家ゲーテは複式簿記の知識の重要性を認識しており、ワイマール公国の大臣であった時に学校教育に簿記の授業を義務付けたと言われている。  また、イギリスのエドワード・トーマス・ジョーンズは独自の複式簿記(イギリス式簿記)を考案して会計学の分野で激しい論争を巻き起こした。 >  資本主義と定義される体制が出来上がった訳です ま、定義しだいだが 626 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 07:16:46 ID:5m53WcwO >>622-623 >  資本主義と定義される体制が出来上がった訳です ここちょっと、自分なりに考えてみたんだけれど 資本主義の定義じゃなく、構成要素 1)お金 2)市場 3)競争(市場に含める考えもあるかも知れないが、分ける) 4)株式会社(資本の代表として。実質現代社会では株式会社が資本の大部分を占めると思う) 1)お金の起源は古いだろう http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8A%E9%87%91 /貨幣の歴史 2)市場の起源も古いだろう http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%A0%B4 /発生の要因 3)競争は、人も生物である以上生まれたときから http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B6%E4%BA%89_%28%E7%94%9F%E7%89%A9%29 /競争 (生物) 4)株式会社は、既出>>622だけどこれ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E4%BC%9A%E7%A4%BE /起源 これに株式市場を加えれば完成かな? 証券取引所の方が歴史が古いのか http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%BC%E5%88%B8%E5%8F%96%E5%BC%95%E6%89%80 /歴史  12世紀頃、フランスにおいて、銀行が代表して農村の債務を、取引し管理する「courratiers de change」と呼ばれるシステムが存在している。  そして、現在でいう株式仲介人(ブローカー)と呼ばれる人達が、こういった所で債権の取引きを行っていった。  欧米圏での「証券取引所」の語源でもあるフランス語「Bourse」は、13世紀頃にラテン語で鞄を意味する「bursa」から派生して誕生したとも言われている。 (略)  株主に企業へ投資させて、その利益と損失を共有する株式会社のシステムはオランダから始まった。  1602年にはオランダ東インド会社がアムステルダム証券取引所で最初の株券を発行し、有価証券を発行した最初の会社となっている。 627 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 07:26:36 ID:5m53WcwO >>626 つづき 「資本主義の定義じゃなく、構成要素 1)お金 2)市場 3)競争(市場に含める考えもあるかも知れないが、分ける) 4)株式会社(資本の代表として。実質現代社会では株式会社が資本の大部分を占めると思う)」 なんか一味足りないな そうそう、 5)産業革命による大量生産と労働者階級の発生 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A3%E6%A5%AD%E9%9D%A9%E5%91%BD  18世紀から19世紀にかけて起こった工場制機械工業の導入による産業の変革と、それに伴う社会構造の変革のことである。  市民革命とともに近代の幕開けを告げる出来事とされるが、近年では産業革命に代わり「工業化」という見方をする事が多い。  ただしイギリスの事例については、従来の社会的変化に加え、最初の工業化であることと世界史的意義を踏まえ、現在でも産業革命という用語が用いられている。 (引用おわり) これで、ようやくマルクスの時代になった(資本主義の古典) で、現代資本主義としては、サブプライムw、ヘッジファンドww、金融業とデリバティブ、グローバリズムとコンピュータネットワーク、サービス産業の発達・・などを加えて考察していかないと・・ ま、それは論客のみなさまにお任せするとして・・w 628 名前:lambda ◆GLPLA.M.6I [] 投稿日:2008/06/08(日) 07:36:27 ID:HNCwFCsK 横レス。日本語だとわかりにくい「市場」には、2つの意味がある。 商品を持ち寄って交換し合う「市場」と 需要供給関係による価格を決定する「市場システム」 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 2つは区別して考えないといけない。 資本主義社会は「市場」が「市場システム」化した社会。 629 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 07:45:53 ID:5m53WcwO >>627 つづき で、話を簡単にすると 1991年ソ連崩壊後、資本主義の勝利が喧伝され「なんでも米国に従えば良い、なんでも市場に任せれば良い」という考えになっちゃった>>9  ↓ 橋本内閣 金融ビッグバン  ↓ 小泉内閣 新自由主義改革  ↓ 2008年のいま、ゆり戻しが来ていると見る 90年代日本をライバル視していた米国は、超大国中国の勃興とロシアの復権で、再び日本を有力なパートナーとして必要とする時代が来ていると見る ポイントは、日本の政治が米国金融グローバリズムをうまく制御することだ >>9 で、具体的には? 別にないけどw、とりあえずは、政権交代してもらいましょうよとww >>1 政権交代したら、政治のプロさんと東大出身の官僚さんが、なんかパッチワークを考えてくるだろう・・(おまえ無責任だな・・ww) だめなら、また政権を戻すwww 若干無責任なんだけど、詰め将棋みたいに最後まで考えてもなー とりあえず政権交代でパッチワークを緊張感もってやってねと 大規模バージョンアップ構想は、学者さんにでもやってもうべw ま、大きなとりあえずの方針(目標)を決めて(例えば”格差をどぎゃんかせんといかん”と)、あと実行は動的制御でやらないとね 現実には、いろいろ外乱要因あるし、シーケンシャル制御ではうまくいかんよな・・ (おっと事務屋さんには分からない用語を使ってしまったが) 630 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 07:54:54 ID:5m53WcwO >>628 lambdaさん、乙! >商品を持ち寄って交換し合う「市場」と >需要供給関係による価格を決定する「市場システム」 >^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ >2つは区別して考えないといけない。 >資本主義社会は「市場」が「市場システム」化した社会。 ああ、そういう切り口はあるね それと現代資本主義の特徴で、”なんでも市場化”と”先物取引”というのもある ”なんでも市場化”:例 サブプライム=リスクを証券化して売りましたと ”先物取引”:下記 原油の高騰もこれかな http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%88%E7%89%A9%E5%8F%96%E5%BC%95  現物を持ち寄らずに、紙上や電子的に取引を行うため、市場(いちば)よりも大規模な取引を行なうことが可能で、商品を取引する上での世界的な価格指標となる。 ここらをどうコントロールするかは、課題だね 631 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 08:42:04 ID:5m53WcwO >>626-627 こうやって見てくると、資本主義を構成する各要素はそれぞれ古い起源があって、それなりの発生理由もあって出てきた だから、それを資本主義は悪だと全部否定しても、世の中成り立たないと思うよ 一方、サブプライムw、ヘッジファンドww、金融業とデリバティブ、グローバリズムなんてのは、なんらかの制御をしないと、経済や社会を不安定化させる これは、ちゃんとコントロールしましょうと。ここにlambda制御理論が入る>>7 で、一気には行かないから、パッチワーク>>629 ”格差をどぎゃんかせんといかん”と 望ましくは政権交代で、緊張感を持ってやってもらう 661 名前:621[] 投稿日:2008/06/08(日) 13:16:13 ID:0N4Xms8J >>627 >「資本主義の定義じゃなく、構成要素 >1)お金 >2)市場 >3)競争(市場に含める考えもあるかも知れないが、分ける) >4)株式会社(資本の代表として。実質現代社会では株式会社が資本の大部分を占めると思う)」 >>628 > 資本主義社会は「市場」が「市場システム」化した社会 ご無沙汰してました。 以上の意見を纏めると「資本(会社)」を特徴付ける物は ①会社が商品を生産・開発する→②商品を市場で貨幣と交換する→③利潤が生じた場合、①に戻り再投資する 資本主義とは、この資本の拡大再生産を市場取引を通して行い、 その結果、資本のみならず、市場自体が拡大・進化するシステムの事だと思われます。 勿論、そこには必然的に他社との価格競争が生じるし、その過程での会社の倒産、 そして発展もありえる。また製品開発を含めた自社の競争力強化の為に他社との合併や 協定を行う事もある そして、社会の市場以外の他の制度はこの市場に於ける資本の拡大と再生産を行う為に 法律やその他の諸制度を整備するようになる。 つまり、資本主義とはこの市場と資本の拡大と再生産の運動が他の社会制度を支配するような 西欧に由来する特殊な経済体制の事なのではないかと思われます。 669 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 14:00:45 ID:bNhH30sm 資本主義OSはリナックスやウインドウズのOSを作り出した。 しかし、共産党、社民党や民主党のような社会主義者が優れたOSを作り出すことはありえない。 完全なOSは存在しない。しかし、資本主義OSが社会主義OSよりはるかに優れている。 672 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 14:10:46 ID:BqM1QhlD >>669 そもそもその二択自体が反共主義者や反社会主義の新自由主義者が作り出した虚構だ。 混合経済というのは資本主義をベースに社会主義を合体させたものであり、 資本主義か、社会主義かという二極対立の不毛さを認識する事で誕生した。 純粋に資本主義と社会主義を比較するなら、 現在破綻進行中の新自由主義経済とソ連型社会主義を比較しなければフェアでない。 ソ連型社会主義を純正社会主義の代表に持ってくる事は適切でないかもしれないが、 両方とも純正品は役に立たない駄目なものだと証明するには十分だろう。 それでも古典的自由主義とソ連型社会主義の比較なら恐らく軍配は後者に上がる。 剥き出しの資本主義は社会主義以上に使えないOSだよ。 674 名前:621[] 投稿日:2008/06/08(日) 14:18:15 ID:0N4Xms8J >>669 >完全なOSは存在しない。しかし、資本主義OSが社会主義OSよりはるかに優れている それ自体は同意する。市場経済を導入するにしても、中央統制型の計画経済によって生産予測を行うよりは 個人に資本の所有を認め、分散型の競争を行わせる方が資源の分配という側面から見ても遥かに効率が良い しかし市場はいつか飽和するし、資源も枯渇する。 故に欧米の近代人が嘗て夢想したような「無限の経済成長(資本主義はこれを前提にしてる)」 などはそもそも在り得ない。 だからこれらの問題に対する明確な答えはなくても、問い掛けは常に必要だと思ってる。 では、用があるので、俺は落ちます。さよなら 699 名前:名無しさん@3周年[] 投稿日:2008/06/08(日) 15:31:41 ID:1MyQHENa おおー、なんてハイレベルな議論なんだ。 私にはついていけない(笑) 国内の状況とは関係なく資源メジャー、ヘッジファンド、株主ならぬ投機家の 連中の思惑1つで原油と原材料が高騰していくのはシャレにならんよ。 20世紀は共産主義と社会主義が崩壊し、21世紀は資本主義が崩壊するのが 現実味を増してきたんじゃない。 資本主義の崩壊後はヨーロッパの社会民主主義が到来、それともあえて 資本主義と言う表現を使うならばスウェーデン・フィンランドなど 北ヨーロッパ諸国の福祉国家型資本主義が持続可能な社会の実現へ 向けて良きモデルになりましょうぞ。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示:
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。