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「全ログ前編」(2008/06/12 (木) 11:47:49) の最新版変更点
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のび太君が社会人になったようです。
1 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:10:34
20XX年。現在社会人三年目の僕は、今日もスーツを着て車のハンドルを握る。
ドラえもんが未来に帰ってもう10年が過ぎようとしているが、相変わらず車は地上を走っている。タイムマシンや不思議な道具はもちろん、知能を持ったネコ型ロボットが
発明される予兆などはまるで感じられない。
中学で人並の努力を覚え、無事中堅高校に進学した僕を見て、彼は自分の役務が完遂した事をさとったらしい。主人であるセワシのもとへと帰っていった。
2 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:11:04
くそすれ2
3 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:12:48
その後の僕は高校でもそれなりの成績をキープし、推薦で私立大学に進学。卒業後は業界では大手と呼ばれる製薬会社に入社した。僕の仕事は薬の営業、いわゆるMRだ。
MRとは営業要素よりも医者の機嫌取り要素が強い仕事で、ストレスや自分のプライドと戦わなければならない大変な仕事である。
が、僕自身にはどうも「高慢な人間に気に入られる素質」があるらしく、そこそこの評価と世間的には「高給」と言われる額の給与をもらいながら毎日頑張っている。
このぶんならセワシのお年玉が50円になるなんて事はないだろう。ドラえもんの当初の目的は達成されたといえよう。
ドラえもんが変えた未来とやらが、少しずつ現実に近づいているのだなとあらためて感じた。
4 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:14:28
そう、「しずかちゃんと結婚する」という部分以外は。
小学校時代の仲間とはそれなりに連絡をとりあい、卒業後も仲のよい友達関係を続けてきた。
ジャイアンは同じ公立中学を卒業した後、商業高校に進学。卒業後は家業の剛田商店を継ぎ、若旦那として仕事をしている。
スネオは小学校卒業と同時に私立中学に進学し、そのまま大学までエスカレーター進学。
大学は僕が推薦で入学した所と同じ大学だったので、在学中は同じサークルに参加したりと一緒にいる事が多かった。
現在は父親のコネで某広告代理店に入社し、仕事はそこそこにコンパでブイブイいわせているとの噂だ。
しかし、しずかちゃんだけは中学で女子高に進学して以来、一度も連絡もとっていなければ姿も見ていない。
もちろん今どこで何をしているのかなど、知るわけもない。
5 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:15:05
ドラえもんが描いた未来通りになるのなら、僕らはどんなロマンチックな再会を果たすのだろうという期待。
もう一方で「未来は簡単に変わる。もしかしたらしずかちゃんと結婚するという未来はかわってしまったのかもしれない」という不安。
毎日のように考えていたそんな事も、最近は仕事の忙しさから忘れがちになっていった。
6 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:16:06
っふあ~~ねみっ!
7 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:17:25
あんな夢もこんな夢も叶えてくれるんだ!!ドラえも~ん!!
8 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:18:24
長文なうえに改行してないのでとてもわっふるする気になれません
9 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:18:34
僕の起床時間は毎朝5時半。買い置きしてある菓子パンとコーヒー牛乳をほおばり、「社員寮」というのは名ばかりの、会社に借り上げられた綺麗なマンションをあとにする。
朝一で卸や特約店との打ち合わせを終了させ、昼前から市内の大病院に向かう。
上司の話では、「今日面会予定の医師はかなり有望な若手医師で、その医師の信頼を得られるかどうかが今後その病院内でのわが社の立場の鍵になる」との事らしい。
医局の前で一時間待った後、「この仕事は失敗できない。」と自分に言い聞かせドアをあけた。
10 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:21:44
「野・・・比・・・くん?」
端正で凛々しい顔立ち、自信に満ちた瞳、胸につけられたバッチの「出来杉英才」という文字を読む前に、僕は彼が誰であるのかを理解した。
のび「出来杉くん!?君、医者になっていたのかい?」
出来「野比くんこそMRになっていたんだね。昔の友人とこんな所で再会するなんて思ってもいなかったよ!一緒に医療に貢献できるなんて嬉しいな」
懐かしさにひたる時間もほどほどに、僕は自社の新薬の説明を開始した。真剣に聞く出来杉。
「(出来杉のやつ、そんな優秀な医者になっていたのか)」
11 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:22:41
こういうのってのび太の面影が全然残ってないとただの作者の妄想を取って加えただけで見てて気持ち悪いわ。
12 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:22:54
仕事の話を終え医局を出る間際、出来杉が僕に声をかけた。
出来「それにしても本当に再会できて嬉しいよ。今度一度お酒でも飲みながら話さないか。」
のび「ああもちろんさ!たっぷり接待させていただくよ!」
その週末、僕と出来杉は街の外れの繁華街にあるバーで酒を飲んだ。
日頃は飲めないような高い酒とその肴にたくさんの思い出話。これが会社の経費から出てしまうなんて、何だか罪悪感を感じてしまう。
3時間ほど飲んで店を出ようという空気になった時、不意に出来杉が口をひらいた。
13 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:23:41
おもろいw
14 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:25:30
出来「野比君、よければもう一件寄っていかないかい?といってももう酒は充分だがね」
のび「え?お酒を飲まないなら一体どこへいくんだい?」
出来「おいおいおいwwwwwwwそんなもん風俗にきまってまんがな~ムヒョヒョヒョヒョおおおぉぉぉ」
酔いと少しの好奇心から、僕は風俗へ足を運ぶ事を承諾した。出来杉の豹変ぶりに少しばかり狼狽しながらも。
二人は「ペロペロ倶楽部」という名のヘルスの中へと足を踏み入れた。
出来「おいおいどうしたんだいのび太っち~緊張してるじゃないか!!もしやどどど童貞なのかい!??そうなのかい!?どっちなんだい!!!!どっち!!!」
15 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:26:12
VIPのハルヒSSスレ住人の俺だがこれは名作の予感
16 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:27:35
きんに君の真似がウゼぇ。
というか僕は別に童貞じゃない。一応経験人数は二人だ。
童貞は高校生の時に当時中学生のジャイ子に誘われるがままに捨てたし、
今の会社の研修時にも一度酒の勢いで同期の女の子とトイレでヤッた事はある。
出来「あああもうチンコビンビンだよはぁはぁはぁ。じゃあのび太っち、また後でね!」
こんな奴が医療界の将来を担っていると考えると少し悲しくもなる。とか考えながら、それぞれ別の部屋へと入っていった。
そう、この後知る事になる悲しい事実などほんの少しも予想しないまま。
17 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:29:50
「あけみで~す、どうぞよろしくおねがいしま~す」
そう言って現れた女性は、まぎれもなく僕の初恋の人だった。
のび「しずか・・・・・ちゃん?」
しずか「・・・・・・・」
のび「しずかちゃん!どうしてこんなところで!」
しずか「・・・・・・・人違いよ」
のび「そんなわけがない!僕が君を見間違うわけが・・・うっ!」
言い終わる前に彼女はぼくのズボンを下ろし、ペニスにかぶりついた。
のび「違う!僕はこんな事を望んでいるんじゃない!」
と言いながらも僕の意に反してペニスは硬くなっていく。
無言で凄い勢いでペニスをしゃぶり続ける憧れの初恋の女の子。
一分もたたないうちに、彼女の口の中に大量の精液を放出してしまった。
のび「はぁはぁはぁ・・・・」
しず「のび太さん・・・もうここには来ないで。私はもうあなたの知っている源静香じゃないの。」
のび「そんな!僕h
しず「帰ってって言ってるの!今すぐ帰って!!!」
ものすごい剣幕と勢いに押され、僕は言われるがまま部屋の外へと出てしまった。
18 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:30:10
おもろい!
19 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:30:25
あれから一週間。どうしても仕事に集中できない日々が続いた。
一生懸命医薬品のこと、患者のこと、思考を仕事にシフトしようとしてもしずかちゃんの事が頭から離れない。
なぜあんなところであんな仕事を。
今日は出来杉の病院を訪ねる日だ。彼に相談する事にしよう。
20 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:32:42
僕は出来杉に全てを話した。
出来「な、なんてこったい・・・あああのしししししずかちゃんがふふふ風俗嬢だなんて・・・。はぁはぁはぁはぁはぁはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
出来杉は突如ズボンを下ろし、自分のペニスを高速でしごき始めた。
のび「というわけなんだ・・・僕はしずかちゃんと話をして、もし何か困っているなら力になりたいと考えている。どうすれば・・・」
出来「はぁはぁはぁはぁああああああああああっーーーーー!」
だめだこいつ、早くなんとかしないと。
21 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:34:23
さらに一週間後。僕は再び出来杉の病院を訪れた。出来杉はやけに上機嫌だった。
出来「やあ野比君。君が来るのを心待ちにしていたよ!」
のび「どうしたんだい、今日はやけに機嫌がいいじゃないか。」
出来「実は一昨日例のぺろぺろ倶楽部に行ってさ。しずかちゃんを指名したんだ。」
のび「な、なんだってーーーー!?」
出来「君が風俗嬢をやっている事を皆にバラすって脅したらなんと本番ヤり放題!!!3回も中出ししちゃったぜうひゃひゃひゃひゃ~~~!」
のび「・・・・・」
出来「大丈夫大丈夫!君に聞いたなんて事は言ってないからさ安心しなよひぁっひぁっひぁっ!!」
22 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:36:06
この職について3年。色んな医師に色んな理不尽な仕打ちも受けたし、
罵倒や侮辱もうけた。しかし、その時とは比べ物にならないくらいの殺意が僕の中に芽生えた。
拳をかたく握る。
しかし今の僕は野比のび太ではなく、大手製薬会社○○の代表としてこの病院にきている。
こんなダメ人間な僕を採用し評価し続けてくれた会社に対して、その恩をあだで返すわけにはいかない。
僕は無言で医局を出ようとした。
出来「そうそう、君の会社の新薬、使わせてもらう事にするよ。
今後の医療に欠かせない素晴らしい薬だと思う。それに君のおかげで初恋の女の子とセックス出来るなんて素晴らしい思いをする事ができたんだ。
この恩を忘れやしないよ。うちの病院の他の課の先生にも、君の会社の薬を採用するように働きかけておくよ。」
23 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:36:39
これはおもろいwケー小よりよっぽどw
24 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:38:32
出来杉の働きかけのおかげだろうか。僕の営業成績は現在エリア内でトップらしい。
上司の話では、今年のボーナスは去年とは比べ物にならない額が出るから楽しみにしていろ、との事だ。
もちろん嬉しい。こんなに嬉しい事はない。が、僕の心は未だ晴れないままであった。
午後10時、今日の仕事を終え帰宅した僕は、携帯を手にある友人へ電話をかけた。
のび「もしもし、久しぶりだね。まだ起きてるかい?」
スネ夫「ああ起きてるぜ!今日はコンパもないからね。」
のび「少し相談したい事があるんだけど・・・」
スネ「おうなんでも話せよ!もしよかったらザギンあたりでシーメーしながら話さねぇ?もちろん奢るぜ!何せ俺の月給は50万だからな!!」
のび「いや、明日は早いし今から東京へ行くのは不可能だからやめておくよ」
そして僕は全てを話した。
25 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:40:03
スネ「これは人づてに聞いた話なんだけど・・・」
スネ「しずかちゃんは高校を卒業してから家出をしたらしい。
のび「家出だって!?」
スネ「高校までは優等生だったんだけどさ…音大の受験に失敗したらしいんだ。
バイオリニストになるのが夢で音大を目指してたらしいけどほら、しずかちゃんの残念な音楽センスはお前も知ってるだろ?」
のび「ああ」
スネ「自暴自棄になって夜遊びをするようになって、親からもほぼ勘当状態だったらしくてさ。受験失敗から一年も経たないうちに家に帰らなくなって、
それ以降ずっと行方がわかっていなかったらしい。」
のび「そうだったのか・・・それで風俗で・・・」
スネ「ところでのび太。」
のび「?」
スネ「しずかちゃんの働いている店と源氏名を教えてくれ!!ちょっくら抜いてもらう事にするよ。」
僕は無言で電話を切った。
26 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:41:40
スネ夫との電話から2週間。僕は未だしずかちゃんのもとに足を運べないでいた。
何度か店の前までは行ったものの、勇気が出ずその一歩を踏み出せずにいた。
自己嫌悪に陥る最中、僕の足はある場所へ向かった。
剛田商店。
古ぼけた看板の店先では、大柄で優しい顔をした男が店番をしていた。
その男に、かつての粗暴だった面影はない。今や近所で評判の剛田商店の若旦那、ジャイアンだ。
ジャイ「おう!のび太じゃないか!珍しいな。どうした?」
のび「実は相談があるんだ。」
ジャイ「あと15分で閉店だ。少しあがって待っていてくれ。」
27 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:42:26
ちょっとおもしろい
がんばれ
28 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:43:45
仕事を終えたジャイアンに僕は全てを打ち明け相談をした。
しずかちゃんの事。本当は彼女をむかえに行きたいという事。その勇気がないという事。
そして高校生の頃、ジャイ子とセックスをしてしまったという事実もついでに打ち明けた。
ジャイ「そうだったのか・・・。相変わらずハッキリしない野郎だが、お前の熱意はわかった。
お前に勇気がないというのなら、俺が背中を押してやる。」
のび「ジャイアン・・・」
ジャイ「だが、ジャイ子をもてあそんだぶんの責任はとってもらうからな。」
のび「じゃ、ジャイアン!?」
ジャイ「服を脱いで四つんばいになれ。」
のび「アッーーーーーーーーー!!!!!!!」
29 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:44:54
のび太べらべらしゃべりすぎだろ…
30 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 00:45:38
書き溜めしたぶんも尽きたし、明日一限なんでそろそろ寝ます。
駄文ですが読んでくれた人ありがとう。
もし今度きたときにスレが残ってれば続きを書こうと思います。
それではおやすみなさい。
31 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:45:44
wwwwwwwwwwww
32 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:46:32
破綻オチだったかw
33 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:46:52
面白かったが、小説家はムリだなw
34 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:49:27
出来杉変態すぎるw
35 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:49:54
デキスギはいいのに最後がつまらない
36 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:51:33
しょうもないはずなのに出来すぎに笑ってしまう駄目だwwwwwwww
37 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 00:56:09
わっふるわっふる
38 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 01:29:22
のび太「僕の戦いはこれからだ!」
第一部~完~
39 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 01:29:33
最後にアーッwwかよwwwwww
40 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 01:29:39
ほしゅ
41 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 01:43:40
なかなかおもしろい
42 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 01:57:02
もうちょっとがんばりましょう。3点
43 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 03:36:15
おもろい。続編期待してる
44 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 04:17:44
もっと最初の方のシリアス調が続けば面白くなったと思う
45 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 04:29:23
結構面白い・・・
しかし最後はアッー!かよww
続きよろです
46 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 11:35:47
>>44
同感
47 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 11:42:48
のび太って第一話では、どこにも就職できなくて仕方なく会社を
興したはいいものの花火遊びをして火事にしちゃったという設定
だったのに、のび太の結婚の映画だと「環境保護局」に就職して
いることになっている。
48 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 11:44:47
0
・. ||
||
γ⌒ヽ,
/ ̄ ̄ ̄ ̄\,,
/_____ ヽ
| ─ 、 ─ 、 ヽ | |
| ・|・ |─ |___/ 僕でも内定餅なのに。ぷぷ
|` - c`─ ′ 6 l
. ヽ (____ ,-′
ヽ ___ /ヽ
/ |/\/ l ^ヽ
| | | |
49 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 12:24:14
うぜえwww
50 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 13:35:11
今日もまた5時半に目覚ましが鳴り、僕はベッドから身を起こした。
…ケツが猛烈に痛い。
ジャイアンがゲイだった事には正直驚かされた。
僕は新しい世界を垣間見たが、そちらへ行きたいとは思わない。まぁいたってノーマルだという事だ。
ひとまずこれで、僕がジャイ子にしてしまった過ちは清算された。
ジャイアンは行為のあとすべてを見ずにながし親身に相談にのってくれた。厳しい口調で、だがしっかりと僕の背中を押してくれた。
やはり持つべきものは心の友だ。僕の心に勇気がやどった。
51 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 13:43:18
僕は今、ぺろぺろ倶楽部の前で彼女を待っている。
何時になるかはわからない。明日も仕事はある。早く寝なくちゃいけない。だが、そんな事よりもっと大切な事があるんだ!
午前三時になった。正直キツい。が、立って人を待つ事には仕事柄慣れている。
こうなったら日が登ろうが何時になろうが、いつまででも粘ってやる!
そう思った時、店の階段から降りてきたのは僕が待ち焦がれた彼女だった。
52 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 13:44:43
wktk
53 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 13:53:20
「お~い!し………」
僕が呼びおわる前に、彼女は派手なスーツに身を包んだ3人のコワモテの男たちに囲まれていた。
僕には割って入る勇気などない。ただあとをつける事しかできない。
辿り着いた路地裏では、僕にとって最も見たくない光景が繰り広げられていた。
そのヤクザ風の男たちは、交替でしずかちゃんを犯した。僕の大切な初恋の人に、立ったまま無言で腰を振る。一人がおわれば次の男が腰を振る。
抵抗もしなければ声もあげない。しずかちゃんはもはや奴らにとって「女性」ではなくただの「オナホール」同然であった。
54 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 13:58:50
鬱展開
鬼畜やのぉ
55 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 14:00:44
奴らは何度射精しただろう。
股間から白い液体を垂れ流す無表情の彼女に、奴らは言い放った。
「今日もスッキリしたわ。まぁお前が借金返すまではワシらの肉奴隷やからな!」
「最近締まり悪ぅなってきたぞ!ちゃんとマンコ締める体操でもしとけや、かっかっかっ」
悔しい。助けられない自分が悔しい。恐そうな男に足がすくんでしまう自分が悔しい。
僕はうつむいたまま、その裏路地をあとにした。
56 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 14:09:23
後日、僕はまた剛田商店を訪れた。
ジャイ「よかったのか、ホイホイやってきて。俺はお前を喰っちまった人間なんだぜ」
のび「その事はいいんだよ。何があろうとジャイアンは僕の心の友だからね」
ジャイ「うれしい事言ってくれるじゃねぇの。で、用件は何だ?まさか告白がうまくいかなかったのか?」
僕はジャイアンに、裏路地で見たこと、聞いたことを全て話した。
57 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 14:28:41
わっふるわっふる
58 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 14:29:01
ジャイ「なるほど、何もできなかった自分が悔しいというわけか」
のび「ああ、何故あの時立ち向かっていかなかったのか」
ジャイ「のび太、それは違うぞ」
のび「え?」
ジャイ「お前が出ていってボコられたところで誰が喜ぶ?犯された直後のしずかちゃんにお前のどんな言葉が届くっていうんだ?」
のび「…」
ジャイ「お前が貰う予定の莫大なボーナスはそもそも誰のおかげだ?お前は高給取りなんだろう。」
ジャイ「しずかちゃんが借金を返せないならお前が返してやれ。風俗で働かなくてすむように養ってやれ。お前がドラえもんのタイムマシンで見てきた未来を忘れたのか?お前の隣には誰がいた」
のび「…」
ジャイ「いいこと思いついた。お前、今すぐ店にいってしずかちゃんを指名しろ。話はそれからだ。」
59 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 14:38:37
もうつまんね
60 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 15:03:33
ジャイ「がんばってこいよ!じゃあ俺はハッテ…おっと。行くところがあるからまたな。疲れているだろうしくつろいでけよ。茶は置いておく。」
のび「ありがとうジャイアン、僕頑張るよ。」
発展場へ行くジャイアンを見送り、置かれた麦茶を飲み干した僕はいざ戦場へ向かわんと障子をあけた
「のびた………さ……ん……?」
そこにいたのは、僕の童貞を捧げた女性、ジャイ子だった。
ビリーズブートキャンプで激痩せしたらしく、スレンダーな体と唯一以前から変わらないふくよかな巨乳。
うっすらパーマのかかったショートカットにシンプルな顔立ち。
僕が抱いた頃とは比べものにならないくらい魅力的になっていた。
のび「ジャ、ジャイ子ぉ~~!!」
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ
のび「ふぅ…ありがとうジャイ子、自信がついたよ。これで僕も頑張れる!!」
61 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 15:15:16
④
62 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 15:24:11
これはひどいwwwwww
63 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 15:39:02
いやいや、顔はそんなに変わんねーだろw
64 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 15:44:40
シリアスにいくのかカオスにいくのかどっちかにしろwwwwwwwwwww
65 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 16:23:19
はやくドラえもんだせ
66 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 16:44:52
今僕は、ぺろぺろ倶楽部にいる。
しずかちゃんがいるであろう部屋の前にいる。もう迷う事はない。
「ガチャ」
しず「の・・・・のび太さん。もう来ないでっていったのに・・・」
のび「しずかちゃん、僕と一緒にくるんだ。こんな所にいてはいけない。」
しず「こんな所ですって?私は好きでこの仕事をしているの。チンポが大好きでしょうがないの。」
のび「嘘だっ!!!!!!!!!!」
しず「・・・・。」
のび「僕は君を愛している。小学生の頃からずっと。そりゃ他の女の子に目移りした事もあるし、
抱いた事だってある。けど、やっぱり僕は君じゃなきゃダメなんだ!」
しず「無理よ・・・」
しず「親にも見離され、こんな所で体を売りながら働いているアバズレよ。借金も山のようにある。
もうあなた達とは違う世界の住人なのよ・・・」
のび「借金なら僕がなんとかする!君を養えるだけの生活力はあるさ。」
しず「クスクスクス・・・あの勉強もからっきし駄目でなまけ者だったあなたが?
世の中って不思議なものね。それともまたドラちゃんに頼ったのかしら?」
のび「ドラえもんは関係ない!!!」
67 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 16:48:34
AAがあるとよいね
68 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 16:56:00
のび「ドラえもんは10年以上前に未来へ帰ったよ。きっともう会う事もない。
今の僕の生活は、僕自身でつくりあげてきた。僕の職業も決して人に誇れるようなものじゃないさ。
医者の鞄持ち、男芸者、色んな事を言われる。」
しず「・・・」
のび「それでも僕は自分の仕事に誇りを持っている。僕はドラえもんのおかげで変わる事ができた。
就職も出来ず、自分の会社を不注意で燃やし、孫にお年玉を50円しかやれないような人生からは逃れる事ができた。
あと僕の人生に必要なのは君だけなんだ!!」
しず「さっきから聞いてれば自分の人生の話ばっかり。私の意志は関係無いのかしら?
相変わらず馬鹿な人。」
のび「・・・」
しず「でもそんなあなたが好きだった。ずっと会いたかった。おちぶれてからもあなたを忘れた事はなかった。
だからあなたの事はきれいな思い出として私の中にしまっておこうと思った。
なのにどうして現れるの?どうして私の決意が揺らぐような事を言うの!!」
のび「僕は君にどんな過去があろうが、誰とどんな関係を持っていようが、全てを受け入れる。
だから僕についてきてほしい。一緒に幸せになろう。」
69 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 16:57:59
セワシは孫じゃないけどね
70 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 17:02:43
僕が言い終わると同時に彼女は泣き崩れた。
僕は彼女をそっと抱きしめる。
しず「のび太さん、これがが私のぺろぺろ倶楽部での最後の仕事よ。
御願い。私を抱いてちょうだい。今までの空白の時間を埋めてちょうだい。」
のび「しずかちゃん・・・」
しず「そして、明日からはあなたのそばにいさせて。こんな借金持ちの汚れた女が本当に図々しいわよね。
それでも私はあなたのやさしさに甘えたいの。」
のび「もちろんさ・・・」
71 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 17:06:36
今僕はとても清々しい気分で岐路についている。
初恋の女の子を抱いた喜び?お嫁さんにできる喜び?
もちろんそれもあるが、一番の理由は「やっとドラえもんの目指した未来が実現した」という事だった。
どうしてもニヤけてしまう顔を無理に元に戻し、僕はタクシーを待つ事にした。
ドンっっ・・・・・・・・・・・・・・・
72 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 17:10:28
不覚にも勃ったwww
73 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 17:16:51
脇腹に凄まじい異物感。一瞬何が起こったか理解できなかった。
ゆっくりふり返ると、一人の老人が僕の脇腹にナイフを突き立てている。
現状を理解すると同時に、激痛が走った。
老人「おおおま、おま、お前だなぁぁぁぁ。うちの娘が風俗嬢だなどというくだらん噂を流したのは!
きさまがペラペラいらん事を喋ったせいで、ワシの家族は・・・家族は・・・・
う、う、う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
老人は叫びながら僕の脇腹に2度、3度とナイフを突き立てる。
驚き叫ぶ人々。パニック状態の野次馬。
老人が巡回中の警官に取り押さえられると同時に、僕は地面に倒れた。
74 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 17:19:01
のびたオワタ
75 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 17:24:06
しずかパパやめてーW
76 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 17:27:43
老人「はぁ・・・はぁ 間に合った・・・間に合った・・・・
私の殺したい奴はこれで全員!!ぐぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!」
警官1「く、狂ってやがる!!おとなしくしやがれ!!」
警官2「おい君!!しっかりするんだ!!救急車を呼んだからな!!何とかもちこたえてくれよ!」
僕は朦朧とする意識の中、救急車で病院へと運ばれた。
そういえばMRになってから、仕事以外で病院に来ることなんて初めてだっけ。
意識を失う直前、僕の目には見慣れた男の顔が映った。
出来杉「野比君、もう大丈夫だ。君の命は僕が絶対に救ってみせる!!
僕の全ての技術とこの病院の全設備を駆使して、君を助ける事を誓う!!
だから安心して、今は眠ってくれ。」
77 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 17:27:50
ここでコロ助登場
78 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 17:35:41
( ゚∀゚)o彡゚ 続き!続き!!
79 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 17:38:28
詩wwwwww音wwwwwwwwwwwww
80 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 17:59:23
やべえwww期待を裏切られたwwwすげえよこれwwwwww
81 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 18:04:36
しかしその時にはのび太はもう生き絶えていた
とかゆうオチはナシね
82 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 18:08:19
ドラえもんが出るか出ないか気になるな…
83 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 18:12:08
ねえマダー
84 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 18:13:56
この後のびたが植物人間になる話につながるんだよ
85 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 18:18:33
ネタ切れかいー
86 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 18:30:30
主大人気やなwwww
いや俺もここまでやるとは思わんかった
87 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 18:36:44
中々面白いぞ
頑張れ
88 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 18:45:15
ワッフルワッフル
89 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 19:15:29
え~んママぁ~まだぁ~
90 :1 ◆Lrb7aHG4Ls :2008/06/11(水) 19:24:54
ほんっとに申し訳ないんですが、急用が入ってしまったので続きは今度書きます。本当にごめんなさい。
支援してくださる方本当にありがとうございますm(__)m
91 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 19:32:09
この展開かなり面白いww
続き待ってますぜ
92 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 20:34:24
うは
93 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 20:57:34
1へ
おもしろいと言ってあげるから喜んで続き書きな
ツマンネとかいっていじめると何するかわからんからな
94 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 21:36:30
>>93
いやほんとに面白いんでそうゆうのいいです
続き気になる
95 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 21:38:17
vipでやれ!
96 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 21:45:49
普通に面白いww
どうまとまるかがものすごく気になる
97 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 22:06:14
期待が大きい分そのプレッシャーに押し潰されないか心配だ
98 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 22:56:36
ジャイアンが阿部さんな事に何の突っ込みも入らない件について
99 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/11(水) 23:34:18
これで抜きました
100 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/12(木) 00:08:14
おれも
101 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/12(木) 00:28:16
保守してやがる…はやすぎたんだ
102 :就職戦線異状名無しさん:2008/06/12(木) 00:28:43
ほ