第28回長野県地域住民大学の開催

                                                         

 よびかけ 

●自民党の圧勝となった911総選挙以後、憲法改悪、   増税計画、医療・福祉改悪・・・・と、小泉構造改革の危険な動きは強まるばかりです。それにもかかわらず、「改革を止めるな」の呼びかけに期待し、小泉内閣を支持する日本の世論。この国はどうなってしまったのか、大きな不安と不信が国民の中に広がっています。

●残念なことに、国民の中にはあきらめムードも生まれています。小泉政治の暴走に、あきらめ感がさらに強まるのか、あるいは怒りが強まるのか、私たちは今とても重大な時を迎えています。あきらめはファシズムへの道に通じます。この流れに抗し、怒り、絶対にあきらめないために、今私たちに何が求められているのでしょうか。何が出来るのでしょうか。

●今長野県で進められている改革からは、小泉構造改革に抗して、地方からこの国を変えていくひとつの可能性も見えます。地域住民大学は、住民運動、学習運動の立場から県政改革の検討をしてきました。この春「県民の立場から県政改革の今を考えるネットワーク」に参加し、学習フォーラムを開いてきました。この学習を通じて、脱ダム、廃棄物問題、子育て・教育、福祉・医療、住民自治など、県民が主体的に取組む運動が県政を動かしてきた側面に、展望と確信を持つことができました。

●小泉構造改革と新自由主義の本質を身近な問題の中からつかみ、これに対抗する新たな価値観と、運動と政策の創造が求められています。決してあきらめないという力はどこから生み出されるのでしょうか。それは展望を持つこと、友情ある幅広い連帯を築くことのなかから生まれるのではないでしょうか。日本の未来をどのように展望するのか、住んでよかったと心から思える地域をどのように創造するのか、そのために私たちに求められる課題は何か、職場と地域の経験を持ち寄り、じっくりと語り合いましょう。そして、この歴史的の岐路の中で、友情と生きがいのもてる指針を確かなものにしようではありませんか。誘い合ってご参加をお願いいたします。


 今回は、26日午後長野大学を会場に開催する「第3回県政改革を考えるフォーラム」に引き続くかたちで開催します。続けてご参加いただければ幸いです。

詳しくは、お知らせ欄の「第3回県政フォーラムの案内」をご覧下さい。                                                                                                                                                                                                                  


第28回長野県地域住民大学・上田集会                                                                                                          


・日時  2005年11月26日(土) 午後7時~ 
              27日(日) 午後1時
・会場  別所温泉・相染閣(0268-38--2100)
・宿泊・懇親会                                                                                                                      
      別所温泉・緑屋旅館(0268-38-2016)
参加費 2000円(1日参加および学生は1000円)
宿泊費 9000(26日夕食・宿泊・27日朝食)
懇親会費 1000(持ち込み大歓迎)                                                         

( 第1日 26日 )

                                                                           

□ 午後7時~9時 全体会

        (別所温泉・相染閣大ホール)

テーマ「地域の課題から憲法を考える」

日本社会の行く末を身近な問題から見つめよう
かつて日本が歩んだ戦争前夜の状況とあまりにも似ている今、同じ誤りを2度繰り返さないために、今何が切実に求められているのか。地域の具体的な問題からこの国の基本的な矛盾を掘り起こし、それに向けた大胆なたたかいの道筋を考えよう。
開会あいさつ    代表委員
基調提案と司会   事務局

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話題提供 

  ①合併した地域のその後                                     

             吉川 徹(佐久市)

  ②地域から学校教育を見つめる 

             渡部一也(伊那市)

  ③憲法「9条の会」の可能性          

             宮田哲夫(松川村)

(会場移動)

□ 午後9時~  懇親会(緑屋旅館)
 全体会の討論を引き継ぎ、住民大学にふさわしい自由で、楽しく、かつしたたかな語り合いを盛り上げましょう。地域から自慢の酒・肴の持込を歓迎します。

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(第2日 27日

 
□ 午前9時~12時 分科会
           (相染閣 かつら・すぎ)
○第1分科会 「高校改革プランを考える」
 話題提供 渡部一也(地域住民大学代表委員)

 長野県の高校改革プランは、長野県政改革の最大課題のひとつであり、今県民の中で熱い論議の的となっています。長野県の教育を守り発展させるという県民全ての願いに、地域の高校を守りたいという願いがどのようにつながっていくのか。県立高校の発展と存続を願う会、高教組などの報告と発言を交えて、県民が描く信州教育の在り方を語り合おう。

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○第2分科会 「福祉・医療の現場から構造改革
        の問題を考える」
 話題提供 藤井 健(小諸厚生総合病院医療ソーシャル
           ワーカー)

 小泉構造改革は福祉・医療制度の改悪を大胆に進めています。高齢者、障害者、病人などの生きる権利が奪われていく現状の中で、地域行政と住民の運動が何をやれるのか。長野県では住民、関係者、行政が連帯して、福祉・医療分野のきめ細かな改革を進めています。各地の創意ある取り組みに学び、人権と人間性が保障され、誰もが安心と信頼のもとに生きることのできる地域づくり、事業展開の道筋を考えます。

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□ 12時~13時  全体会・閉会行事

 本集会のまとめと、地域住民大学の現状とこれからの取り組みについて、展望の持てる論議を行い、成果を各地に持ち帰りたいと思います。


会場図

http://www.bessyo.or.jp/koutu/map_area_fl.html

http://www.midoriya-ryokan.jp/


参加申し込み・問い合わせ

□事務局 
  小川久雄 自宅026228-7638(T・F)         
       職場026278-6405(TF)
  近藤 泉  自宅0263461069(TF)
  竹内かずみ 自宅0262594540(T)
  寺島 彰  自宅0267536409(T)
  米山義盛  自宅0265372183(TF)
     mail  ntz_daigaku@yahoo.co.jp
または郵送にて  
長野市県町593 
長野県高教組内長野県地域住民大学事務局 
宿泊・食事の申し込みは23日までにお願いします。
◎添付ファイルに集会要項の大学通信があります。 

  

最終更新:2006年01月20日 16:36