ユークトバニア連邦共和国陸軍

ユークトバニア連邦共和国陸軍(Union of Yuktbania Republics Army)とは、ユークトバニア連邦共和国が保有する数で押すことしか知らない火力バカの陸軍である。一部の犯罪者によって構成された部隊が独ソ戦や対扶参戦などでヒャッハーしたせいでソ連軍=犯罪者の集団の烙印を押されたソ連地上軍の後継組織であることから世界中から白い目で見られているかわいそうな軍隊でもある。ユークトバニアに改変しても上層部が提案する作戦内容が敵味方問わずに人命を軽視したド外道なものばかり計画に立てているものだから、相変わらず評価は低いままである。ナムサン!

概要

主な任務は国土の防衛と領土侵犯した国への報復もとい対処、同盟国の支援、対麻薬作戦、平和維持活動、対テロ作戦、国民教育、学術研究、アフガンやウクライナ、チェチェン、キターイスクでの反乱分子の鎮圧など幅広い活動を行っている。
海軍がソ連海軍の伝統を色濃く受け継いでいるのに対して、ユーク陸軍は旧陸軍の印象を排除する形で新しく設立されている。旧陸軍の縦深攻撃制度を受け継ぎつつも、オーシアのペントミック師団制度やベルカの電撃戦に特化した師団制度などに影響されたためか、相変わらず数は多いものの機動力に富むなど非常に洗練されたものとなっている。
冷戦時代、仮想敵国をオーシアや扶桑、欧州としていたが、冷戦終結後の財政難にともなって、陸軍はそれまでの火力偏重、質より数といった冷戦時代の編成から大きく様変わりし、師団を旅団化したり大規模な師団でも臨機応変に対応できるようにスリム化しつつも、戦場偵察部隊や特殊任務群など、スペツナズの増強や軍全体の電子情報化の強化なども着々と行っている。

兵士の特徴

伝統的にユークトバニア陸軍の兵士の平均的な命中率はきわめて高く、帝政時代の伝統として一撃命中一撃必殺を主眼としている。車両や防空に関してもその性質が垣間見られ、FCSの性能が劣ろうが戦車兵の腕一つでM1エイブラムスや10式戦車、レオパルド2、メルカバ戦車などと言った西側の強敵に立ち向かっている。制圧射撃を旨としているため目立つことはないが砲兵にもその性質が見られ、初弾命中率が80%越えと訳の分からないことになっている。他にもロケット・砲兵旅団の実弾射撃訓練で数kmはなれた1m四方の的を直撃させたことが多々あるとか、職種は変わるが自動車化狙撃旅団所属の榴弾砲大隊では1.5km先においた半径70cmの円卓に命中させた、さらに観測の兵士が初級者だったため、目標から50mもずれた着弾を2S1 グヴォズージカ120mmに蹴りを入れて3m以内に納めた神射手もるとかいないとか・・・噂には事欠かせない。
怨敵オーシア軍からは、「かの国は砲兵の特殊部隊でも作っているのか」と困惑している。ユークの通常編成の砲兵部隊です。一方、オーシアは電子化によって馬鹿でも扶桑・ユーク並みの錬度がなくても正確無比に射撃できる砲兵システムを構築したのであった。
空軍との連携によって超長射程S-400や東側版パトリオットのS-300、長~中距離は9K37ブーカ、近距離は9K32ストレラ2や改良型の9K34、東側スティンガーこと9K38のほかに、砲兵による対空射撃や2K22ツングースカをはじめとする対空砲戦車などの驚異的な錬度からなる異次元的な命中率による防空体制を築き上げており、東側にしては強固な防空網を築き上げている。さらに空軍の防空戦闘隊も加えると、防空の鬼・オーシア軍も真っ青な、ジツに5~6段が前の防空体制を有している。「電子機器が脆弱だから兵士の錬度を頼るしかない露助w」とかいったやつ、同志大統領からの直々の命令でシベリアで石油開発の仕事が与えられるそうだぞ。
なぜこれほど対空戦力が充実しているかというと、前身であるソ連地上軍が先の大戦で質・量ともに勝り、さらに兵士の錬度も高水準なベルカ空軍の戦闘機・爆撃機に機銃・爆弾で嫌と言うほど叩きのめされた経験があるからのようで、陸軍の中の人は「制空権は取られるもの」と考えているようで非常に高い防空能力を有しているのである。最初からユーク空軍の戦域防空や支援攻撃をアテになんかしていない。というまことしやかな噂もあるが…。さらに防空軍の解体によって少数の防空軍兵が流れたためにその性質はより強くなっている。
また、過去にしょっちゅうプロパガンダで使用されているためかユークの砲兵隊は陸上自衛隊に匹敵する錬度をもっており、諸外国では考えられないような命中精度のようである。精密射撃もさることながら、物量を活かした制圧射撃を本分としており、多連装ロケットシステムや各種自走砲/自走榴弾砲を数百門配備しており、砲弾の雨を無慈悲に降らせる。
兵士や兵器の質は狙撃を除けば扶桑皇国やオーシア連邦、エメリア共和国、エストバキア連邦、ベルカ公国、ユージア連邦、オーレリア連邦共和国、大英帝国、フランス、ドイツなどといった先進国と比べるとやや低いものの、それを押し切るだけの圧倒的な数の暴力で解決していることに定評がある。また、ウォッカを飲むことで一時的にパワーアップすることが報告されて、イギリスが誇る世界最強のグルカ兵も顔負けな戦闘を発揮するとかしないとか。
また、現在は、オーシアに次いで兵士の情報共有能力や電子戦には相当力を注いでおり、無人偵察機や高精度偵察衛星、通信傍受機を駆使し敵の行動を前もって把握し十分な対策を持って圧倒的な火力で迅速に殲滅することを可能としている。21世紀に入ったグルジア紛争やウクライナ動乱、第二次アフガン紛争では、敵戦力の壊滅を果たしながらも、軍の損害は軽微なものであったといわれている。これまでのような散発的なゲリラ攻撃は情報化された戦場においては昔ほど危険視されるものではなくなり、高度な情報収集能力を有する軍が先手を打つことで敵の反抗も許さず速やかに殲滅できるようになった。このため、これまでと比べると少数の兵士でも戦線の維持が可能となり、ユークの高官は「戦場の無人化」と呼んでいるそうな。あらゆる変化に備えるために装備の先進化が図られているも、兵種技能は一夜にして身につくものではなく、練成には長い時間を必要とする。このため、改革には長い時間を有することから、他のユーク軍からは「用意周到、動脈硬化」と呼ばれている。最も、国土の広さを考えると用意周到なのはいいが、動脈硬化はちと困るような・・・。
旧陸軍の印象もあってか、国民の評価は決して高いとはいえなかったが、アジア方面での震災での災害支援による派遣活動によって印象が徐々に変わっていき、陸軍が提供する糧食、風呂など様々な支援能力がアジアに展開され、それが国民にも知れ渡ったことで、ある程度身近な存在となっている。

ユーク陸軍史

Урааааааааааа!ユークトバニア陸軍は、20世紀初期をから始まったソ連地上軍の系譜を色濃く継ぐ世界最大規模を誇る軍事組織で、扶桑皇国、オーシア連邦、ISAF、エルジアなど世界最強の一角に数えられる陸軍である。豊富な地下資源と畑から採掘されると形容されるほどの圧倒的な兵力は三千世界でその名を瞬く間に知らしめ、愚鈍なる西側諸国を恐怖のどん底に陥れた功績を持つ。
第二次世界大戦では質と量共に高水準であるT-34戦車をパンでも作るかのように大量生産をしてベルカ軍を恐怖のどん底に落としいれ、さらにWW2後もその存在は西側陣営に大きな脅威として君臨し続けてきたが、冷戦後期になるにつれてボロが見え始めてきて、冷戦末期にはオーシア相手に敵わなくなってk・・・おや、こんな夜中に新聞の集金か?いったんセーブしてくる・・・

…待たせたな同志諸君。プラウダ30部の購読契約を済ませてきた。さて、繰り返しになるが、
ソビエト連邦地上軍は東側陣営大にして世界最強の陸軍である。隆盛を極めた頃の総兵力は1,000万人近くであり、現在は規模を減らし中国陸軍に最大の座を譲っているがているが600万人と依然として陸軍大国であり続けた。
その存在は全社会主義国家陸軍の模範であり心の支えとなっており、数々の軍隊を育成してきた。現在は犬猿の仲となっているが共産主義国家の中でも有力な戦力を有する中国陸軍やベトナム陸軍をたった5ヶ月で世界に通用するレベルの陸軍に育て上げたという武勇伝を持つ。ちなみに中国陸軍各地で見られる多砲塔戦車や陸上千巻といった革命的戦車もソ連地上軍から伝わったものである。
ソ連地上軍時代の活躍は華々しいものである。ボロ負け状態であったフィンランドとの冬戦争では巧みなゲリラ戦にも粘り強く抵抗して最終的にはカレリア地方を奪い取っている。さらに続く継続戦争でフィンランドを破竹の勢いでヘルシンキまで進軍し、当時中立を宣言していたスカンディナビア諸国がこれに危機感を持ちベルカ軍をスカンディナビア地方に駐留させ、これに難癖を付けてノルウェー・スウェーデンにも侵略しスカンディナビア半島に社会主義国家政権を樹立させた。さらに世界最強と謳われていたベルカ陸軍をバグラチオン作戦でベルリンまで押し戻し、東では猛者が集うとされている扶桑陸軍最精鋭の関東軍をだまし討ちで満州地方に侵略し北京までの範囲を解放させた。えっ、不法滞在?なんのことやら・・・。
世界大戦後も無敵のソ連軍の名を頂戴し、第一次朝鮮戦争では巧みな海軍との連携で韓国軍を釜山から追い出し、オーシア陸軍を完膚なきまでに蹴散らしている。また、ベトナム戦争では北ベトナム軍の軍事顧問としてベトナム兵の教育を行っており、対扶参戦時や冬戦争で得たゲリラ戦法をしこたま叩き込みオーシア軍に辛酸をなめさせた。
しかし隆盛は長く続くものではなく、親欧(オーシア)政権に移ったアフガンスクへの制裁に侵攻したことを発端とするアフガン紛争ではイスラム諸国の反発を生みソ連内のイスラム教国家やイラン・サウジアラビアなどといったソ連周辺のイスラム国家からムジャヒディンといった義勇兵がアフガンに集結した。この紛争ではベトナム紛争とは打って変わって、オーシア軍がムジャヒディンの協力者として物資の提供や軍事顧問を務め、最新鋭の装備で武装されたムジャヒディン相手に辛勝するも、ソ連国内で行われたイスラム教徒の弾圧によってイスラム国家はもちろん東欧などからも反発が強く、東側陣営のソ連の評価は一気に低下することになる。これまで度々抑圧されてきた鬱憤が東欧各地で勃発し、さらにオーシアでは強気なレーガン政権が樹立、冷戦による軍拡は苛烈を極め新型防空艦や制空戦闘機の開発を重視される代わりに地上軍は冷遇された。1995年のベルカ戦争終結に伴うソ連邦解体の際には世界最大の国土に比して、少なすぎる軍備と予算によって半ば機能不全に陥っており、 「軍拡競争に敗れた軍隊の象徴」のような存在になっている悲劇の存在として扱われている。 予算不足や旧式兵器に犯罪と先進国の中で最多の内部問題を抱え、90年代に発生したチェチェン紛争では正規軍がゲリラに惨敗を喫するという大失態を世間に曝け出し全世界から冷笑を浴びることになった。
ユーク陸軍に限った話ではないがマフィアや武器商人の暗躍で、武器の横流し、麻薬中毒やアルコール中毒の蔓延、陰湿ないじめによって規律が崩壊しており、将軍から一兵卒に至るまで密売などの犯罪に手を染めているらしい。 特に武器の横流しは深刻な問題で、90年代には「空母以外なら何でも手に入る」と言われる程の兵器が紛失し、 その総数は50万規模の軍隊を完全武装させる事ができる程であったらしい。
こうしてユーク軍は戦わずして朽ち果て、消滅し、世界の覇者はオーシア連邦になったのである。











































































































































































…そう、誰もがそう思っていたし、ユーク軍でさえそう思っていた。しかし、逆境の中から奇跡の復活を果たすのがユークの伝統である。
2000年にユークトバニア連邦共和国に就任したウラジーミル・プーチンはオイルマネーや外国資本の導入によって軍事費を毎年増加させ、軍の改革を推し進めている。その結果、2008年には「ユーク軍など恐れるに値せず」としてユークに喧嘩を売ったグルジアを叩きのめすなど、「ユーク軍健在」を内外にアピールした。資本家に移行して以降、現在は隆盛期のソ連軍を上回る予算の獲得に成功しているとか。
さらには中国との国境付近で起こった中有紛争では中国軍最新鋭の99式戦車を一方的に打ち破り蘇岩礁事件では中華イージスこと蘭州級を圧倒、不幸な事件を発端とする第二次朝鮮戦争やキターイスク動乱、第二次チェチェン紛争では虐殺と称されるほどのワンサイドゲームを行っている。さらにチェチェンマフィアやウクライナマフィア、ユークマフィアなどと言った犯罪シンジケートの掃討にも力を入れており、マフィア顔負けの情け容赦の無い制圧作戦は多くのマフィアの恨みを買っていると同時に恐怖の対象となっているようである。このことから他国では「ユーク陸軍は政府公認のマフィア」や「マフィアも恐れる最恐の軍事組織」、「理性的ヤクザ」などと散々な渾名で呼ばれている。これらの無慈悲な作戦は「テロリストは便所に追い詰めて肥溜めにぶち込んでやる」という言葉に集約されており、テロリストやマフィアがユーク兵を拉致した動画を送りつけた暁には居場所が特定されて十数時間後には陸軍の特殊部隊が制圧し、捕虜を惨殺しようものなら数ヶ月以内に組織が崩壊し、首謀者の肉親ごと抹殺されるという。さらに汚物は消毒といわんばかりに攻撃ヘリや迫撃砲、TOS-1火炎放射戦車を投入し、圧倒的な火力を持って周囲の被害を顧みることなくミサイルや弾丸の雨嵐を投射するなど深刻な環境破壊活動を行う。まさにおそロシア。
こうしてユーク軍は常に実戦を通して錬磨研鑽され、他国に追随を許さぬ最高の能力、圧倒的規模を誇るまでに至った。それでも未だにゲリラ戦には弱いようで、イラクやアフガニスタンではかなり手こずっている *1 。それでも21世紀に入って戦術的に敗退したことは無い。





戦略ドクトリン

創設初期のドクトリンは伝統として、トハチェフスキー元帥が作り上げた「縦深突破理論」をベースに、機動部隊による間断のない攻撃が可能な体制 *2 を整えていた。この機動部隊は砲兵部隊の膨大な砲撃の援護を受けながら、敵司令部や重要拠点に向け突進し、敵後方を空挺部隊で固め包囲殲滅するのが「縦深突破理論」のセオリーだった。ソ連地上軍の軍事思想の根幹は、敵軍を圧倒殲滅し、敵国の経済までも破壊することである。その考えに「縦深突破理論」は最適だった。これらの理論を元に作戦を実行するには、当面の敵主力を戦場で包囲殲滅する必要がある。包囲のための前提条件は、敵部隊を全縦深にわたり、航空攻撃も含めた火力で制圧し拘束する「全縦深同時制圧」理論であった。
この理論の到達点とも言うべき現在のユークトバニア陸軍のドクトリンは、列強各国との核戦争に対応できる部隊の分散などアレンジを加えて、攻撃部隊を複数の「梯団」に分ける「梯団攻撃」と、戦車部隊や空中機動部隊、特殊軍からなる、非常に高い機動力を持つ「作戦機動群(Operation Maneuver Group=OMG)」を編成するようになり、この2つが大原則となっている。
そのOMGと梯団攻撃を原則とする「縦深突破」作戦は、大きく3つの段階に分けられる。
第1段階では、長距離射程の砲兵や前線航空部隊等によって、敵国の最前線から後方までの全縦深に同時に打撃を与えて敵の指揮系統を麻痺させると共に、第一梯団が攻撃を開始して敵戦線に突破口を空ける。この第一梯団の突破は敵戦線に穴を穿つのではなく、後続梯団の機動の地積を得るために敵戦線そのものを消滅させる。それと同時にOMGは、第一梯団が突破口を切り開いたら敵戦線の後方深くまで突進し後続梯団の進路を確保すると共に、敵軍の司令部や核施設等を破壊ないし占領して的確な対応や戦術核の使用を困難にさせた。
第2段階では、第二梯団が敵戦線後方に突入して敵の予備部隊を包囲殲滅する。
第3段階では、自軍の予備部隊が追撃を行って敵戦線深くの目標を占領すると共に、空挺部隊やOMGと共同して敵軍の退路を完全に遮断する。もし、攻撃中に第一梯団が消耗したら、すぐ後方の第二梯団が第一梯団を超越して前線に出る。その第二梯団も消耗したら、さらに後方の予備部隊が第二梯団を超越して前線に出る。この前線部隊の交代時に一々停止せずに攻撃を続行する「無停止攻撃」によって、敵部隊に連続的に打撃を加えることになっていた。
この3段階が全て完了する頃には数ヶ月で500~1000km侵攻することが可能とされており、西側列強諸国のユークトバニアへの防壁となっているポーランドやウクライナを超えて、イギリスやドイツ、フランスまで侵攻できるとされている。
現在はオーシアのペントミック師団やベルカのブリッツクリーク制度の影響も受けたうえに、情報化や効率化が進み以前よりも少ない兵力で作戦地域を支えられるようになり、有事のとき意外には大規模な師団は滅多に編成せず、基本的には独立旅団が中心とされている。が、中規模~先進国規模の国との戦争は、兵器の質によってトハチェフスキードクトリンはかなり洗練され、圧倒的な物量と情報の共有化によって効率よく殲滅し、莫大な運用資金と引き換えに敵の完全な沈黙と兵士の損害を最小限にとどめている *3


軍隊編成

ユークトバニア陸軍は約3年の徴兵制を施行しており、その戦力は約300個師団程が編成されている海軍にも劣らぬマジキチ軍隊。内訳は機甲師団が85個、山岳師団が45個、残り170個師団は全て機械化狙撃師団へと編成されている。そして予備役として約260個師団が控えているので、予備役も含めると総勢560個師団の兵力が控えている事になる。なお、ソ連・ユークではオラーシャ帝国時代からの狙撃重視の伝統に則って、普通の歩兵師団のことを狙撃師団と表現する。
しかしながら、完全に戦闘準備ができている編成はごくわずかで、ほとんどがスケルトン師団である。即時に対応ができるのは旅団規模の部隊が大半で、師団規模の部隊で戦闘が可能な部隊は3割にも満たないとされている。とはいえ、効率化、情報化が進み以前よりも少ない兵力で作戦地域を支えられるようになり、基本的な作戦単位が師団から旅団に移行するのが世界的な潮流となっているので、非常時以外にはこの編成もあながち的外れではないであろうと統合参謀本部は結論付けている。
戦闘準備の対応状態に合わせてキリル文字の最初の三文字にちなんでА、Б、Вの3部門が存在した。A群の師団は即応対応できることが保証されており、完全に十足していた。Б群とВ群の師団はより低いもので、それぞれ準備に三日ほどかかるБ群が50~70%、、準備に一週間以上かかるВ群が10~30%である。 *4 А群に分類される部隊は部隊名の頭に「独立」の名が付けられている。例:第○独立旅団。
さらにА群の中では即応近代化部隊と呼ばれる緊急事態、災害などにいち早く対応する、どちらかというと軽装備な師団・旅団と総合近代化部隊と呼ばれる従来型で且つ重装備を持ち、編成も即応近代化師団・旅団に比べると多い部隊に分類されている。さらに、ここ数年の組織改革を見るに、拠点/島嶼防衛・対ゲリラコマンドに力を入れつつも、東部管区方面や極東管区方面に重点的に配備し、かつ兵士の充足率を向上しようとしている。また、教育・予備役兵士らを方面軍直轄にすることで、慢性化している予備兵力を柔軟に運用させている。また、有事の際に師団規模の部隊を編成する際には、独立旅団を統合した統合師団を編成することが可能となっている。
このような編成のユーク軍であるが、実際はワルシャワ条約機構加盟国による軍事力も加わるため、実質的に東側としてのユーク軍の総戦力はこれを上回るものとされている。

軍隊編成
名称 備考 司令官
総軍 複数の師団以上の部隊又は2以上の軍 元帥から大将
2個以上の軍団 元帥から中将
軍団 2個以上の師団 大将又は中将
師団 2個から4個の旅団 中将又は少将
旅団 2個から4個の連隊 少将又は准将
連隊 1個以上の大隊 大佐又は中佐
大隊 2個から6個の中隊 中佐又は少佐
中隊 2個以上の小隊 少佐から中尉
小隊 2個以上の分隊 中尉から軍曹
分隊 以下の通り 軍曹から兵長

機械化狙撃兵師団と山岳師団の編成
名称 備考 兵員
小隊 3個分隊((1分隊16名))で編成。主に戦闘地域の哨戒や斥候などに使われる。 約50名編成
中隊 6個小隊で編成される。小規模紛争で投入される。 約320名編成
大隊 3個中隊で編成。小規模紛争地帯の鎮圧によく使われている。 約960名編成
連隊 旅団よりも小編成で機動性が高いのが特徴。2個大隊~4個大隊で編成される 約2,000~3,800名編成
旅団 6個大隊で編成。大規模紛争や海外への派遣の際に用いられる。 約6,000名編成が基本
師団 2個~4個旅団で編成。大規模紛争の主力で、国家間との戦争を想定して編成されている。 約16,000名が基本
軍団 2~6個以上の師団で編成。 約100,000名が基本
2つ以上の軍団によって編成されている。 260,000名が基本
軍管区 2~5個以上の軍で編成。方面軍とも呼ばれ、連邦管区を管轄としているほかに特定の地域に投入される際に部隊の管轄を行う((この場合は戦線と呼ばれる。))。 約500,000名が基本
総軍 複数の師団以上の部隊又は2個以上の軍管区で編成される。総力戦などを想定して編成されている。 約1,000,000名が基本

  • 自動車狙撃化師団の編成
例として1個機械化狙撃師団に付属される標準的な部隊編成は以下のとおり。
  • 師団司令部
  • 戦車大隊 戦車・装甲車・輸送車など各軍事車両120両×1
  • 砲兵連隊 自走砲・自走榴弾砲・野砲など各主砲240門×2
  • 多連装ロケット連隊 自走式多連装ロケットランチャー172門×2
  • 高射防空大隊 自走対空ミサイル発射機120基×2
  • 装軌式または武輪式装甲大隊約80両×4
  • 偵察大隊 装甲偵察車60両×3
  • 工兵大隊 戦闘工兵車48両×4
  • 攻撃ヘリ大隊16機×4
  • 凡庸ヘリ大隊24機×6
  • 通信大隊
  • NBC防護大隊
  • 輸送大隊
  • 整備大隊
  • 衛生大隊
  • 音楽大隊

戦車師団の編成
名称 編成
1個小隊 5両編成
1個中隊 3個戦車小隊(約30両編成)+2個機甲化狙撃師中隊
1個大隊 4個戦車中隊(約120両編成)+3個機甲化狙撃大隊+1個砲兵大隊+1個整備大隊
1個連隊 6個戦車中隊(約180両編成)+3個機甲化狙撃連隊+1個砲兵連隊+1個高射防空大隊+2個整備大隊
1個旅団 2個戦車大隊及び1個連隊(約360両編成)+4個機甲化狙撃連隊+2個砲兵連隊+2個高射防空大隊+3個整備大隊
1個師団 2個戦車旅団(約720両編成)+2個機甲化狙撃旅団+1個砲兵旅団+1個多連装ロケット連隊+2個高射防空大隊+3個整備大隊

例として、戦車師団部隊に付属される標準的な部隊編成は以下の通り。
  • 師団司令部
  • 戦車旅団 戦車・歩兵戦闘車など360両(戦車120、歩兵戦闘車260)×2
  • 機甲化狙撃旅団 装甲車・輸送車など各軍事車両120両×2
  • 砲兵旅団 自走砲/自走榴弾砲/野砲など各種砲360門×1
  • 観測大隊 約500人×4
  • 多連装ロケット連隊 自走式多連装ロケットランチャー172門×1
  • 高射防空大隊 自走対空ミサイル発射機120基×2
  • 戦車大隊隷下の装軌式又は装輪式装甲車約80両×2
  • 装甲兵員輸送車約180両×2
  • 偵察大隊 装甲偵察車約150両×1
  • 工兵大隊 戦闘工兵車約148両×4
  • 攻撃ヘリ大隊24機×3
  • 汎用ヘリ24機×5
  • 通信大隊
  • NBC防護大隊
  • 輸送大隊
  • 整備大隊
  • 衛生大隊
  • 音楽隊
(ただし北海道戦争の場合、揚陸の関係上通常編成とは異なる特別編成となっている)

軍管区一覧

  • 大統領府軍
大統領府直属の独立部隊で、どの軍にも所属していない特殊な部隊。名前こそは軍となっているが、その規模は二個軍団に満たない兵力である。しかし、人外の存在たる異端者を主兵力としているため総戦力は一個総軍を上回るとされている *5 。各地で犯罪を起こしている浮浪異端者や野良ニンジャなど、政府の管轄におかれていない危険人物を秘密裏に抹殺するために設立されたといわれているが、当然のことながら政府に不都合な人物の暗殺など対異端者以外の任務にも使われている。そもそもこの部隊は、公式上は「存在しない部隊」とされているため真相は不明。
裏では異端者を用いた非人道的な実験が行われていると噂されている。過去には暗殺者時代の北神凛を捕らえたこともあり、異端者に関する研究に大きく貢献している。ユーク時代に築かれたこの一連の技術は、後のローマ帝国へと受け継がれることになった。しかし非人道的な扱いに嫌気が差して、異端者に対して高待遇である大玲瓏帝國に渡玲する優秀な異端者が後を絶たず、半ば異端者捕獲部隊として機能しているほか、第5近衛師団のように他国へ侵入してヘッドハンティングを行ったりしている。そのため、この部隊を知っている一部のものからは「人狩り部隊」「ユークのアインザッツグルッペン」などの別称で呼ばれている。なお、精鋭部隊の称号に使用されている親衛隊と区別するために「近衛」の名が冠されている。

  • 第1近衛師団
  • 近衛第1自動車化狙撃旅団
  • 近衛第2自動車化狙撃旅団
  • 近衛第1空中機動大隊
  • 近衛第1戦車連隊
  • 近衛第1砲兵連隊
  • 対異端者特別医療連隊
  • 近衛第1多連装ロケット連隊
  • 近衛第1高射防空大隊
  • 近衛第1補給部隊
  • 近衛第1装甲偵察大隊
  • 近衛第1工兵大隊
  • 近衛第1装甲通信大隊

  • 第2近衛師団
  • 近衛第3自動車化狙撃旅団
  • 近衛第4自動車化狙撃旅団
  • 近衛第2空中機動大隊
  • 近衛第2戦車連隊
  • 近衛第2砲兵連隊
  • 近衛第2多連装ロケット連隊
  • 近衛第2高射防空大隊
  • 近衛第2補給部隊
  • 近衛第2装甲偵察大隊
  • 近衛第2工兵大隊
  • 近衛第2装甲通信大隊

  • 第3近衛師団
  • 近衛第5自動車化狙撃旅団
  • 近衛第6自動車化狙撃旅団
  • 近衛第3戦車連隊
  • 近衛第3砲兵連隊
  • 近衛第3空中機動大隊
  • 近衛第3多連装ロケット連隊
  • 近衛第3高射防空大隊
  • 近衛第3補給部隊
  • 近衛第3装甲偵察大隊
  • 近衛第3工兵大隊
  • 近衛第3装甲通信大隊

  • 第4近衛師団
  • 近衛第7自動車化狙撃旅団
  • 近衛第8自動車化狙撃旅団
  • 近衛第4戦車連隊
  • 近衛第4砲兵連隊
  • 近衛第4空中機動大隊
  • 近衛第4多連装ロケット連隊
  • 近衛第4高射防空大隊
  • 近衛第4補給部隊
  • 近衛第4装甲偵察大隊
  • 近衛第4工兵大隊
  • 近衛第4装甲通信大隊

  • 第5近衛師団
  • 第1特殊行動旅団
  • 第2特殊行動旅団
  • 第3特殊行動旅団
  • 第4特殊行動旅団
  • 近衛第5戦車連隊
  • 近衛第5砲兵連隊
  • 近衛第5空中機動大隊
  • 近衛第5多連装ロケット連隊
  • 近衛第5高射防空大隊
  • 近衛第5補給部隊
  • 近衛第5装甲偵察大隊
  • 近衛第5工兵大隊
  • 近衛第5装甲通信大隊

  • 中央軍管区
    • シベリア軍
    • ザバイカル軍
    • タタールスク軍

中央連邦管区やシベリア連邦管区を中心に編成された軍管区。東部軍管区に次いで広い面積を誇る地域を担当している。シベリア軍やザバイカル軍、タタールスク軍の3軍によって構成されており、対扶参戦で極東軍管区とともに名を馳せた古強者の集い場として定評がある。制圧砲撃と機動戦を得意としており、砲弾の雨を降らせた後に流れ込んでくる戦車部隊に対抗できる手段はないとして西側諸国を恐れさせた。

  • 西部軍管区
    • シーニグラード軍
    • オクチャブリスク軍
    • サンクトペテルブルク軍
    • モスクワ軍
    • バルト軍
    • ベラルーシ軍
    • 沿カルパチア軍
    • キエフ軍
    • オデッサ軍
    • 沿ヴォルガ・ウラル軍
    • スカンディナビア諸連合軍

北西連邦管区やウラル連邦管区、北欧連邦管区、東欧連邦管区を活動範囲としている軍管区。シーニグラード軍やオクチャブリスク軍、サンクトペテルブルク軍、モスクワ軍、東欧諸連合軍、スカンディナビア諸連合軍などといった精鋭の集い場。その実力は扶桑陸軍やオーシア陸軍、ベルカ陸軍にも劣らない錬度を誇っており、首都圏を防衛するという役割からユークの懐刀として現在に至るまでユークトバニア最強の軍管区の名を頂戴するようになった。

  • 南部軍管区
    • ウクライナ軍
    • 北カフカース軍
    • ザカフカーズ軍
    • トルキスタン軍
    • アフガンスク軍
    • 中央アジア軍

北カフカス連邦管区や南部連邦管区、ウクライナ連邦管区を管轄としている軍管区。コサック軍やウクライナ軍、北カフカース軍、アフガンスク軍などといった実戦経験が豊富な師団や旅団が数多く在籍しており、西部軍管区に次いで錬度が高い実戦部隊として有名である。山岳戦なら世界最強とまで呼ばれており、オーシアとの合同演習では変態的な能力を見せつけている。

  • 東部軍管区
    • ザバイカル・アムール軍
    • プリモルスキー軍
    • サハリンスク軍

沿ヴォルガ連邦管区や極東連邦管区を中心とした軍管区。元極東軍管区で、冷戦期は対オーシア及び対扶を想定して西部軍管区に次ぐ精鋭部隊が数多く在籍していたが、冷戦終了に伴い規模が若干縮小された。冷戦が終わったといえどもかつてユーク最強の軍管区の一つに数えられていただけあって軍管区全体の錬度は非常に高く、単独で扶桑皇国と真正面から戦争を吹っかけることができるだけの質と量を誇るとされている。

  • 極東軍管区
    • キターイスク軍
    • コリア軍

キターイスク連邦管区やコリア連邦管区を管轄としている軍管区。不可侵条約を無視して扶米戦争のどさくさにまぎれて扶桑皇国からかっ払った旧満州や北部中国、朝鮮半島を活動範囲としている。かつてはソ連極東軍管区として現東部軍管区と共に高い錬度を誇っていたが、あまりにも左寄りな思想のせいでソ連崩壊後の本国から鼻つまみ者にされている。通常のユーク陸軍の部隊のほかに近衛赤旗軍という独自の軍事組織を編成している。

装備

ユークトバニアが保有する兵器は大祖国戦争の教訓から劣悪な環境でも確実に運用できる兵器を是とされてきた。さらに、共産圏の東側の盟主として連邦構成国や技術力に劣る発展途上国への譲渡、輸出も前提とされ、運用に高度な技術が実用とされない兵器が必要とされてきた。ゆえに、海軍と違いハイテク技術満載のスーパーウェポンではなく、堅実で信頼性の高い技術を用いた兵器を主体としてきた。そこの陳腐化した枯れた技術とかいった奴、FSBの職員がシベリアまで送ってってくれるそうだぞ。近年では、最新のC4I装備のほかに各種電子装備の更新が進んでいる。

戦車

ほとんど兵器が夢とロマンで稼動している。ユークトバニアの兵器は基本的に安くて西側諸国の主力戦車に匹敵する戦闘能力を持った主力戦車を多く保有している。しかし防御面に難があり、砲弾が当たると某黒ひげ危機一髪のように砲塔がぶっ飛ぶのが特徴である。そのことから、戦闘能力に関しては西側MBTに勝るとも劣らない戦車が多いのだが、ユーク陸軍と同じく遠距離からの砲撃戦を主眼としている西側MBTにとっては初弾で気持ちよく吹っ飛ぶユークMBTはカモでしかなく、「Jack in the Box(ビックリ箱の意)」と呼ばれている。しかしこれはいわゆるモンキーモデルと呼ばれるタイプの劣化版であり、本国仕様の主力戦車の防御力については未知数であるとされている。さほど能力は変わらないだろうとか言ってやるな。まともな複合装甲が作れないから、多くの戦車は爆発反応装甲を使用している。T-80/T-90からは西側MBTに匹敵、もしくは上回るようなものを開発できるようになっているが、複合装甲の上に相変わらず爆発反応装甲を載せている。随伴歩兵涙目である。
ユーク連邦軍の兵器は旧ソ連の設計思想を踏襲しており非常に堅実・堅牢な設計になっており、特に旧共産諸国や第3世界で愛用されている。ユーク兵器の最大の特徴は旧ソ連とは違い「自軍の軍隊が装備する兵器よりも輸出兵器の方が高性能である」という点である。 かつてソ連軍は東側諸国に「モンキーモデル」と呼ばれる自軍よりも性能を落とした兵器を輸出していたが今ではその逆になってしまったのである。
また、「質より量」の方針を反省してか、従来どおり安価であるが高性能な戦闘車両を作るようになっている。というのも、当時ソ連はイラクを始めとする東側諸国に兵器を輸出する際、ソ連本国仕様より意図的に性能を落とした、いわゆるモンキーモデルと言われる仕様の兵器を輸出していた。これは輸出相手が反乱をおこしても迅速に鎮圧できるよう意図されたものであったのだが、湾岸戦争ではこれが裏目に出てしまった。輸出型であるT-72Sは、装甲が本来の複合装甲から均質圧延鋼板に変更されており防御力が大幅に低下していた。そのため、湾岸戦争では連合軍の120mm砲にバスバス撃ち抜かれ、さらにはIFVであるM2ブラッドレーの対戦車ミサイルTOWや25mm機関砲(!)にすら撃破されてしまった。さらに、主砲である125mm滑空砲の徹甲弾の材質は本来のタングステンから鋼鉄に変更されたており、劣化ウラン装甲を備えるM1エイブラムスに全くダメージを与えることが出来なかった。まるでノモンハンの日本軍戦車部隊のようである。まあ、本国仕様T-72の性能もM1エイブラムスの性能には到底及ばなかったのであるが…。
また、搭載されているベトロニクスも西側第3世代戦車とは比べ物にならないほど劣っていた。当時の西側第3世代戦車の標準装備であったレーザー測遠器は搭載されておらず、かわりにステレオ式測遠器が搭載されていたが、1.5km以上の射撃で命中弾は到底望めなかった。
また、西側の第3世代戦車は2~3km先まで見通す事が出来る赤外線暗視装置を実用化していたが、ソ連は電子産業が貧弱で実用化出来ていなかった。この為、夜戦においては視界外の敵から一方的に破壊されてしまった。
これを受けて以降は一転し、それまでの東側諸国のドクトリンであった「量で質をカバーする」ドクトリンは、あまりに隔絶していては転化できないことが証明された為、この後ユークは質の向上を目指すこととなった。
電子機器の強化のほかに爆発反応装甲や中空装甲、アクティブ防護システムなどの開発・導入が積極的に進められ、ユーク軍戦車はパンチ力に欠けるが高機動でそこそこの防御力を持った戦車として、主に東側陣営やアラブ・アフリカなどの第三世界に広まっている。

T-54/55

性能諸元
全長 9.2m
全幅 3.27m
重量 36t
速度(整地) 55km/h
速度(不整地) 35Km/h
主砲 100mmライフル砲
副武装 12.7mmDShKM対空重機関銃
7.62mmSMGT機関銃×2

これまでの戦車史の中で生産台数が多い戦車といわれており、ほぼ同じ形状のT-54も含めるとその生産数は10万両を超えるといわれている。これはオーシアのM4シャーマンシリーズの5万両弱、T-34シリーズの4万両弱といた国家総力戦のさなかに記録された数字をぶち抜いた、文句なく人類史上最多量産された戦車である。戦後第一世代とか言うけど数的基準で言えば西側戦車 *6 の戦車総数をぶっちぎりで上回っており、第一世代戦車なんかじゃなくT-54/55世代って言えよコノヤロウっていってもいいかもしれない。
独ソ戦におけるソ連の傑作戦車T-34を下敷きにしつつ、戦訓を踏まえた改良を一から反映させた新型戦車T-44。しかしT-44の主砲に選定された85mm砲を強引にT-34に乗っけてしまったもんだから「性能に大差ない」とでも思われたのか、実戦投入は大戦末期となってベルカ軍相手にろくな戦果を上げることなく終戦してしまった。そのリベンジとしてT-44に100mm砲を乗っけてみたのがT-54、T-54にNBC防御の付与やエンジン馬力強化などの改良を加えたのがT-55である。外見的にほとんど変わらないので、T-54/55とひとまとめにされてしまうことも多い。
本車は被弾を極量回避するための低い姿勢、被弾経始を突き詰めて生まれたドーム型砲塔、西側中戦車を大きく凌ぐ100mm砲といった西側戦車の技術水準をはるかに超えた設計と、何より圧倒的なその生産量で東西冷戦初期の西側陣営を恐怖のどん底に陥れた画期的戦車である。ソ連本国のみならず東側主要国や第三世界諸国で供与・ライセンス生産が行われ東西代理戦争の前線でも頻繁に姿を見かける兵器となった。
というわけで登場当初は西側の防衛関係者を恐慌に陥れたT-54/55だったのだが、中東諸国に給与された車両が中東戦争でイスラエル軍相手に苦戦する一方だったってことで「?」になり、イスラエル軍鹵獲車両を譲渡されたオーシアが徹底的に調べつくしたことで弱点が解明されてしまった。
低い姿勢は仰角を取りづらく複雑な地形での死角が広くなり、人間工学を無視した無理な小型化は乗員の動きを阻害して戦闘行動に支障が出かねない域。100mm砲も口径こそ大きいものの、実力は西側主力戦車の90mm砲と同等レベル、おまけに照準能力の立ち遅れで長距離法線能力はほとんどないという有様。まあ現実はこんなもんだよね *7
ただしソ連地上軍当局も中東での苦戦を知らぬわけではなく、1980年代からT-72の技術を援用した近代化が施されている。具体的には電子化されたFCSの搭載、増加装甲の貼り付け、砲のAPFSDSへの対応などである。これでも同様に改良を受けた西側第二世代戦車にはやや辛いが互角には近くなり、数量とドクトリンしだいでは侮れない存在となっている。
東側陣営の主力戦車・供与戦車となったことで独ソ戦以後の戦車が参加していない戦争のほうが数が少なかったりする。高度な電子機器が使われていないことから発展途上国の技術力でも運用が可能なため、21世紀には言った現代でもバリバリの現役車両として砲火を交えている。また、ある程度豊かになった国々においては、先進国からの技術援助や自国で培った技術をつぎ込んで第二世代戦車並みかそれ以上のレベルにまでT-54/55を強化するパターンが多い。かくいう本国ユークトバニアでも最近までは低強度紛争で鎮圧するための車両として現役で活躍していた。
古参兵といえども侮れず、ハリコフ・モロゾフ両社が提案した近代化改修キットを使えばT-80UDやT-84に準じた戦闘能力を持つようになるといわれている。装甲はT-85やT-64BMが搭載するノーシュERAが採用されており、対HEAT防御力が2.3-2.6倍に、対APSFDS防御力が3.5-4.3倍に向上される。さらにエンジンも850馬力のものから1,650馬力のものに換装され、戦闘重量時にも70kmの速度を発揮できるようになる。T-90に搭載されている新型のレーダー測距儀・射撃統制装置を搭載し、戦闘能力は格段に跳ね上がっており、T-54/55AGMとして戦場を跋扈する。
一部の車両は、退役したT-54/55やT-62/64の砲塔をのけて天井を塞ぎ、エンジンをT-90に搭載されているものに交換、車体側面に燃料タンクをぐるりと配置 *8 、サスペンションなどの足回りを強力なものに改良され、もはや面影がないぐらい大改造をおこなった装甲兵員輸送車T-が誕生し、シベリア平原の鉄火場で兵士達を運び続けている。

T-62

性能諸元
全長 9.3m
全幅 3,52m
重量 41.5t
速度(整地) 45km/h
速度(不整地) 25Km/h
主砲 55口径115mm滑空砲
副武装 12.7mmDShKM対空重機関銃
7.62mmPKMT機関銃

T-54/55は戦後第1世代戦車として高い性能を誇ったが、1950年代に入り西側諸国がレオパルド1やAMX-30、M60といった第2世代戦車の足音が聞こえ始めるとその性能の西側に対する優位性に疑問符がつき始めた。そこでソ連は負けじと第2世代戦車を開発 *9 する一方、とりあえず開発が先行していた後述する次世代戦車砲をT-54/55に載せちまおうぜという話が出た。それに基づき開発されたのがT-62である。
一応T-54/55をベースにしているのだが。胴体を延長したり転輪の位置が若干変わっているため別物と考えたほうがいいかもしれない。主砲は後述する次世代戦車砲「U-5ST」。というかこれを積むための戦車。足回りやエンジン、火器管制装置はT-54/55と一緒。これらと次の自動装填装置が第4次中東戦争で災いする。
主砲には自動装填装置を搭載、だけど装填手はいる(笑)。装填手がよっこいしょと所定の位置に弾をおくと機械が主砲に弾込めを行い、弾を撃ったら空薬莢は自動小銃みたいに外へ放り出す仕組み。どちらかというと半自動装填といったほうがいいかもしれない。弾込めにはせっかく仰角を取った砲身を水平に戻す必要があり、一分間で可能な発射数は4発だったそうな *10 。本格的な自動装填装置は次のT-64からなのだがどういう顛末をたどるかはお察しください。地味であるが光量増幅式暗視装置も世界初装備。
初陣は中ソ国境紛争。ここでいきなり最低1両が鹵獲されたといわれる。そして運命の第4次中東戦争。シリアやエジプトに供給されたT-62はイスラエルのショットカル(ベングリオン)やマガフにフルボッコにされるのだが、この際大量のT-62がイスラエルに鹵獲されてしまう。これらはイスラエルによって魔改造され後のチラン戦車(チラン3&6)になるのだが、10両ほどオーシアに送られて車体を徹底的にテストされてT-62の全貌がばれてしまった。
特に光量増幅式暗視装置や滑空砲、APFSDSはオーシア以下西側技術陣を大いに刺激し、西側第3世代戦車、M1エイブラムスやルクレール、レオパルド2、90式戦車はそろて滑空砲とAPFSDSを装備することになる。
ソ連は第二次大戦の戦訓で長距離での当たらない撃ち合いよりも中~近距離での戦闘を重視しFCS(射撃管制装置)はそんなに凝らなかった。一方イスラエルはアウトレンジなんて常識だろJKな感じで射程とFCSに拘った。その結果が第4次中東戦争の一方的な結果になり、さすがにソ連はこれに懲りたのか後に改良を行う。
その後ソ連はT-62の改良型「T-62D]を開発する。こちらは対戦車ミサイル防御装置「ドロスド」とレーザー測遠機、簡易型であるが複合装甲を搭載。さらに最終バージョンである「T-62M」では進化したFCSと戦車砲発射型ミサイル「9K116-1シェクスナ」まで搭載した。なお、T-64移行に配備された自動装填装置「カセトカ」は最後まで搭載されなかっ。
T-62はソ連国内で2万両程度が製造されワルシャワ条約機構や中東に供給されたほか、チェコスロバキアでも1,500ほどが製造されている。現在ほとんどの国で退役しているT-62であるが、北朝鮮では天馬号の名前で現在も配備されており、最新の天馬5号ではT-90並みのFCSと高威力の125mm砲が搭載されているのだとか。
1960年代前半より配備が始まり、長きに渡りソ連・ユークトバニアの機甲部隊の一角を担い続けてきたT-62であるが、2013年にユークトバニア陸軍が全車両の引退を発表し、駄作と煽られながらも祖国のために戦ったT-62は、長きに渡る生涯に幕を閉じた。
・・・と思ったら、無駄遣いを良しとしない、地球に優しいウクライナのお兄さん達の改造によって、西側の第3MBTともタイマンを張ることができる主力戦車として改良し、不死鳥の如く蘇った。主な改造は、エンジンを1,050馬力のものに換装したり、念願の自動装填装置カセトカの搭載や装甲をコンタークト5に換装し、主砲から9M119レフレクス対戦車ミサイルを発射できる。さらに1A45射撃管制装置、TKN-4Sレーダーサイト、PZU-7サイト、TRN-4E暗視装置を装備し、T-90に準ずる戦闘能力を持つ。

T-64

性能諸元
全長 9.2m
全幅 3.4m
重量 42t
速度(整地) 65km/h
速度(不整地) 45Km/h
主砲 125mm滑空砲
副武装 12.7mm NVST重機関銃
7.62mm PKMT機関銃

戦後、第二世代戦車としてソ連が気合を入れて作ったスーパー戦車。以下特徴。
  • 複合装甲!
  • 西側戦車の装甲など紙だぜ、115mm砲搭載!さらに125mm砲も積むぜ!
  • 主砲発射指揮対戦車ミサイル「コーブラ」!
  • どんなに揺れても照準ぴったり、二軸砲安定装置「メーテル」!
  • 弾込めらくちん、自動装填装置「コルジーナ」!乗員を三人に減らせるぜ!
  • 西側並みのステレオ標準式FCS!メーテルとあわせて西側戦車などケワタガモだ!
  • エンジンは夢のガスタービンか、ちょーコンパクト水平対抗5気筒ディーゼルエンジン「5TD」!
これらを1960年代に全て実現させたのである。まさにおそロシア。
しかし実際は背伸びしすぎて炎上。特にコルジーナは乗員を弾込めしちゃう事故が多発して、配備された当初からやばい噂話が西側諸国にすら聞こえてくる有様。また、ガスタービンは見事に失敗して試作車止まり。5TDはコンパクトすぎて整備がしにくく整備兵泣かせ。メーテルもコーブラもFCSもメンテナンスが大変だったようだ。
どうしてこうなったかというと、当初ソ連の製造設備は戦後から更新されておらず、研究所レベルでは並みでもそれを実現させるだけの能力が全くなっていなかったのである。コルジーナはそれに加えてソ連戦車の悪しき伝統、狭い車内も手伝って事故を多発させたのである。
あまりの整備性の悪さと事故多発のためT-64は同盟国に売るに売れず、ソ連本国の配備のみに留まり1990年代まで謎の戦車と呼ばれていた。この戦車のダメダメな側面が判明したのはソ連崩壊後の話である。こんな戦車であるにもかかわらずソ連は面子のためなのか、自動装填装置を後にT-72やT-80で導入される「カセトカ」に交換したり、コーブラから次世代対戦車ミサイル「レフレクス」に対応させたりと改良を続け、シリーズ合計12.000両も作ってしまった。そんなことしているから崩壊するんだよ!現在でも数百両ほどがユーク国内で製造され、治安の悪い地域に投入されているのだとか。
なお、T-64は開発当初からやばい臭いがプンプンだったようで、T-72はT-64が大コケしたときの保険として開発されたんだとか。保険かけておいてよかったね。ちなみにT-80はT-64のリベンジで作られやっぱり炎上するのだがそれはまた別のお話。
ちなみに、魔改造に定評があるウクライナのモロゾフ社によって徹底した改良が行われ、爆発反応装甲にカークトゥス、ゴム製防御スカート、T-85に搭載されている1V528-1射撃管制装置、1G46M射撃サイト、PZU-7サイト、PNK-5SRオプザヴェーション・サイティングシステムなどを搭載し、エンジンも1000馬力相当のものに換装された。

T-72

性能諸元
全長 9.53m
全幅 3.59m
重量 41.5t
速度(整地) 70km/h
速度(不整地) 45Km/h
主砲 125mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

T-72とは偉大なるユートバニアが生み出した、最強にして神聖かつ革命的な唯一絶対の神戦車であり、この世に存在するすべての陸戦兵器の頂点に君臨する存在である。オブイェークト ありとあらゆる陸戦兵器はT-72に対して有効な火力を持つ兵器は存在しない。オブイェークト その姿は神聖かつ優美で、車体は低く、被弾経始を考慮した曲線的な砲塔と、1門の125m滑空砲、そして若干の小口径火器を装備している。オブイェークト また、一部には爆発反応装甲を全身にまとっているものもある。オブイェークト T-72は多くの共産主義の同志達や、残虐なるイスラエルを憎むアラブの同胞達に対して輸出された。オブイェークト 

  • 神戦車T-72訓示
見よ。わたしはすぐ来る。
わたしはそれぞれの戦闘に応じて報いるために、
わたしの各種砲弾を携えて来る。
わたしはαであり、Ωである。最初であり、最後である。
初めであり、終わりである。
泥濘を突破し、到着し、
APFSDS弾とHEAT段を撃つ権利を与えられ、
門を通って都に凱旋できるようになる者は幸いである。
負け犬のようなもの、戦闘薬を使いすぎたもの、
車内でみだらなことをする者、戦闘神経症者、
投降する者、偽りを好み的に通じた物は皆、車外に放り出される。
わたし、T-72は斥侯を遣わして、
諸国について、これらのことをあなた方に証した。
わたしは、ユークトバニアの蘖、また子孫、輝く明けの明星である。
御霊も人民も言う。
「来て下さい」
これを聞くものは皆、
「来て下さい」と言いなさい。
渇いた(燃料切れ)のものは来なさい。
命の水(燃料)が欲しいものは、それを価無しで受けなさい。
これらの事をあかしするかたがこう言われる。
「然り。わたしはすぐに征く」
オブイェークト
我等がT-72よ、来て下さい。
聖なるT-72の火力(めぐみ)が、すべての人民とともにあるように。
Объект (オブイェークト)
T-72神は仰られました。
目に見えるものに縋ってはならない。
あなた方の心の中に神殿を築きなさい。
そしてあなた方が築いた神殿の中に私は住まう、と
T-72神に祈りましょう

Объект

  • まともな概要
攻撃力、機動性、防御力をバランスよくまとめた設計で、特に主砲の125mm滑空砲はクウェート危機や湾岸戦争が始まるまではその威力において西側戦車のそれに匹敵すると思われていた。生産当初のT-72は41tと西側諸国の主力戦車と比べて非常に軽量で、わずか780hpの馬力にもかかわらず、110km/khの路上最大速度を記録したといわれる。整備があまりおぼつかなかった頃のT-80やT-90の代わりに現代でも主力戦車として第一線で頑張っている健気な子である。サイドスカートの追加に加え、前面には爆発反応装甲(ERA)を装備し、防御力の強化を図っているU型が存在する。
戦車砲以外にも対戦車ミサイルの発射機能を持つ。回転装填式自動装填装置を搭載しており、当初は装填不良など信頼性に問題があったものの、改修型のT-90は13秒間に3発もの砲弾を発射できるようにまでに改善されている。
しかし、この装置のために車内の居住性は相変わらず悪いものとなった。シュノーケルを付ければ渡河などの潜水移動も可能だが、その際搭乗員は潜水装備を付け泣けれ晩ら内。NBC対策として空気浄化システムや加圧機能を搭載している。
当初、多国籍軍側はT-72の持つ125mm主砲の威力に脅威を感じていたが、その内実は威力・射程共にM1A1エイブラムスの120mm滑空砲に大きく劣るものだった。また、夜間暗視装置の性能においても、M1A1はもちろんのこと英軍のチャレンジャー1戦車などに大きく劣っていた。
その結果は惨憺たるもので、湾岸戦争で73イースティングの戦いなどでT-72は多国籍軍戦車や装甲車に一方的に撃破されることとなった。その悲惨なまでの負けっぷりは、ソ連製兵器に対する国際的信用を失墜させることになった *11 。さらにアフガン紛争のときにもソ連軍のT-72は同じソ連製兵器であるRPG-7などに容易く撃破された *12
またいずれのケースでも、T-72は生存性における致命的な弱点・・・主砲を車体下部に収納するという点を突かれて撃破されている。車体の低いT-72は、どうしても砲弾を車体下部に燃料の入ったドラム缶やジェリ缶を車体外部に搭載して運用しなければならなかったのである。湾岸戦争においてもアフガン紛争においても、T-72は撃破された際に砲塔が車体から大きく跳ね跳ぶことが多かったという。これは、車体内部に積載された砲弾や燃料が、被弾により爆発したものである。撃破された際のT-72の様子を多国籍軍兵士はジャック・イン・ザ・ボックス *13 と呼んだ。
だが、こうした生存性における大きな欠点を残したまま、T-72シリーズはT-80やT-90といった発展改良型に姿を変えて現在も生産されている。生存性や居住性よりも、その他の性能を優先させることは、T-34から連盟と続くユーク製戦車開発の伝統であるもともと人命が糞よりも安いお国柄なので仕方が無いことなのだが


T-74

性能諸元
全長 9.41m
全幅 3.18m
重量 38t
速度(整地) 80km/h
速度(不整地) 75Km/h
主砲 105mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

ソ連地上軍が山岳戦に対応するためにT-72をベースに作り出された騎兵戦車。105mm滑空砲や被弾軽視重視の局面装甲砲塔、レーザー測距儀や弾道計算コンピュータなどの西側諸国にも劣らない最新的な装備を持ち、T-72と比べて大幅な性能向上を遂げているが、登場時期は第2世代戦車としては最後の部類に属する。その意味で2.5世代戦車と分類されることもある。
平地に乏しく山岳地帯が多い西部ユークトバニアの特殊環境に対応するための戦車であり、さらにT-72を魔改造して自動装填装置や複合装甲、稼動範囲の広い油気圧サスペンションと驚異的な姿勢制御で山岳地登坂を楽々とこなすことで知られている。その登山能力は驚異的なものであり、アフガンに集結したムジャヒディンを、機動性をまったく損なうことなく一掃するという変態的な性能を誇る。
その代わりに装甲が紙で、戦場に出た途端に敵の砲弾が直撃するなんてことは日常茶飯事。オーシアとの環太平洋戦争山岳地帯に築かれた強固な要塞であるクルイーク要塞での戦いにおいてオーシア軍戦車部隊を大いに苦しめたが、突破口が開かれた途端にM1A2の格好の餌食になったのは言うまでもない *14
西部軍管区ではあのT-72よりもこの戦車が多く配備されている。T-80やT-90の登場に伴い、能力的に追いつくよう近代化が施され、火器管制装置をAPFSDSやHEAT-MPに対応するよう改修、細部の改良は数度にわたって実施されている。T-90が戸際するものと同等の熱線暗視装置、レーザー照射検知器と連動した煙幕発射機の追加が行われたほかにレーザー測距儀を悪天候に強いYAG方式に変更。そして間接的な防御力を高めることを目的としたサイドスカート取り付け部の設置と起動輪を新型に換装することにおり、履帯脱落の事故防止も図られていた。
余談だが、西部軍管区の戦車競技会などで、雨天時はT-74に搭載されている105mm滑空砲の命中率が、最新鋭FCSを積んだT-90の125mm滑空砲を上回ることがあったらしいが、戦車兵が見せた職人芸の成せる技ではないかといわれている。

T-80

性能諸元
全長 9.65m
全幅 3.58m
重量 46t
速度(整地) 65km/h
速度(不整地) 45Km/h
主砲 125mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

「数的優位を保つために安価でなおかつ西側諸国に匹敵する高性能な戦車を作れ」という無理難題を言う陸軍の夢をかなえるために作られた戦車。自動装填装置、高度なFCS(射撃管制装置)による高い射撃性能と世界最高水準の正面防御力を誇る。
ユークトバニア初のガスタービン採用戦車となるが、耐用時間が500時間と短い。ユーク戦車にしては珍しく遠距離射撃も得意で、同世代の西側戦車とも互角に戦える。T-80は最新鋭戦車として申し分の無い攻撃力・機動力を有していたが、複雑な構造で且つ燃費の悪いガスタービンエンジンを装備したことにより整備性・経済性が著しく劣った燃料喰らいの主力戦車となってしまった *15
その点を除けば、ユークトバニア独自のハイテク技術を終結したコンピュータによる射撃統制装置と砲安定装置を搭載したことで、行進間射撃でも精密な射撃が行える高性能な戦車として完成している。
全体の構成は、砲塔上面左側に設置されたYAGレーダー測距儀、右側にある四角いパッシブ方赤外線画像装置から目標情報を、砲塔後部には横風・外気温を取得するセンサー、砲身の微小なゆがみを検出するレーザーセンサーなど数々の情報をFCSが処理するというもの。このFCSは西側の軍事系評価サイトでは何らかの脅威計測・追尾能力を持つとされているが、真偽のほどは明らかにされていない。
FCSと優れた主砲スタビライザーによって可能になるのが行進間射撃、すなわち自車と目標が互いに移動している状況での射撃である。自分も相手も移動しているのでその相対速度、距離は常に変動しており、命中させることは難しい。クリミア演習では3kmという遠距離行進間射撃を初弾で命中させることに成功、東側の軍関係者が問い詰めたという逸話がある。その後も14発の命中弾を与え続けたというエピソードからその能力を垣間見ることができるだろう。
さらに、ミサイル警報装置が赤外線照を感知すると自動的にフレアを放出する対戦車ミサイル回避装置「シュトーラ1」「シュトーラ2」や、レーザー照射を感知すると感知した方向に対戦車ミサイルを無力化する擲弾を自動的に投射する「アレナ」の装備も可能になっている。また、爆発反応装甲を搭載しておりミサイル対策は抜かりが無い設計となっている。が、値段が凄まじいまでに高騰になってしまい、T-72やT-74のような大量生産はできなかった。
装甲は、従来の爆発反応装甲のほかに、複数の素材を重ね合わせる新型の複合装甲が採用されている。T-80に採用されたのはハニカム状のセラミック装甲で、車体の防御性能は爆発反応装甲なしでもきわめて高い。形式としては内装式モジュラー装甲、そして拘束型セラミック装甲にあたるとされている。
まず内装式モジュラー装甲とは本体にスペースを設けそこにパッケージングされた複合装甲ブロックを入れるというもの。そして拘束型セラミック装甲とは、圧縮には非常に強いが引っ張りに非常に弱いセラミックを活かすためにセラミック部分に対し他の装甲で強い圧力を加え、何かあったときの引っ張る力を打ち消すというもの。
しかしこのT-80に採用されたセラミック装甲、実はとんでもない機能を持っているのである。普通のセラミック装甲は「割れて砕けて砲弾の勢いを受け止める」というものである。…普通は。しかしT-80の装甲は「割れてクッションになる」のではなく、「ガチガチに固めて砲弾を受け止めるのではなく粉砕する」という真逆の設計思想である。そしてもう一発。セラミックというのは陶磁器のような焼き物である。一発食らうとヒビだらけになって防御力がガタ落ちしてしまう。…普通なら。 しかしT-80の複合セラミック装甲は被弾してヒビが入っている状態でさらにもう一回被弾すると、その衝撃と熱でセラミック部が再焼結されヒビが埋まってしまうという一種の自己再生能力を持っていると言われている。お前はポケモンか何かか。
ちなみに、複合装甲であっても旧来の装甲と同じくなんだかんだいって厚さも重要なのだが、T-80は世界の戦車と比較しても砲塔の装甲ブロックの厚さがトップレベルに分厚い。試作車両に対して120mm主砲弾を最大効果距離で砲塔と車体に対して、APFSDSとHEAT弾を前面に10発撃ち込んだものの貫通弾なしで装甲に支障がない様子が映し出されているという点からも、装甲の防御能力において必要な能力を満たしていると思われる。このことから推測できる防御力は対APFSDSでRHA換算最低600mm以上、対HEATでRHA換算最低1000mm以上であるとされている。この最低値、硬い硬いと評判のエイブラムスとどっこいどっこいである。
また、ユーク戦車としてはじめて衛星航法装置通信システム、観測装置、計算機などによる構成された戦術情報システムを搭載しており、データリンクによる部隊間での情報共有を可能とし、指揮官の戦場情報の掌握度を高め、作戦効率を大幅に改善させている。暗視装置はエストバキアとベルカ、エルジアとの技術協定により得た技術を元に開発され、第二世代の赤外線暗視装置に換装された。
砲手用サイトには、エストバキア由来のペリスコープ型昼夜兼用システムが採用されており、暗視システムは熱線映像式で目標の有効識別距離は125mm滑空砲の最大有効射程を上回る6,000m、最大探知距離は9,000~11,000mに達し、有視界が100mを切る劣悪な気象条件下でも6,000mの探知距離を確保している。
T-80の改良型として、ユーク語で改良を示すUの接尾記号が与えられて完成したT-80Uが完成しているが、ソ連崩壊による経済不振による予算不足によりT-80Uの生産・配備はT-84/85ともども丁重なものとなってしまった。ユーク陸軍は予算不足により、T-80U・T-84/85よりも後に開発され、かつ低コストのT-90の配備が優先された。ハイ/ローミクス構造の元でT-80シリーズを運用していく模様。


T-80U

性能諸元
全長 9.65m
全幅 3.58m
重量 46t
速度(整地) 70km/h
速度(不整地) 50Km/h
主砲 125mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

T-80は最新鋭戦車として申し分のない攻撃力・機動力を誇る戦車であったが、複雑な構造で且つ燃費の悪いガスタービンを搭載したことによる整備性の難易度が上がったことや値段の高騰化によって整備性や経済性が著しく劣った主力戦車となってしまった。また、80年代になって新たに登場した西側の主力戦車に対抗すべく、T-80Bの更なる改良が求められた。こうした要求から、KB-LKZでは80年代半ばからT-80Aを基に改良型ガスタービンやC4I能力の向上、爆発反応装甲を搭載した試作戦車オブイェークト219ASを製作。これがT-80Uとして正式採用され、1985年から生産に入った。
車体の基本的な構造はT-80と同じだが、防御力向上のために装甲の大部分が換装・追加されている。砲塔周辺やサイドスカート、車体前部下面にはHEAT段対策に金網入りゴム板が追加装備され、外観がT-80と大きく異なっている。爆発反応装甲も新型の「コンタクト5」に換装されている。
1997年から生産が開始されたT-80UM-1では、ミサイル警報装置が赤外線照射を感知すると自動的にフレアを放出する「シュトーラ3」や対戦車ミサイルに対して擲弾を射出してこれを無力化させる「アレナ」の装備も可能となっている。
T-64移行のソ連戦車の特徴である主砲発射型対戦車ミサイルは、T-80BVで運用可能になった9K112-1コーブラの改良型である9K119Mレフレクスの運用能力を有する。射撃管制装置は新型の1A42に換装されており、劣化ウラン弾芯を備えるAPFSDS段を用いることで、その貫通力は距離2.000mで600mmにも達している。

T-84

性能諸元
全長 9.72m
全幅 3.56m
重量 48t
速度(整地) 70km/h
速度(不整地) 50Km/h
主砲 125mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

T-80Uの改良型であり、次世代主力戦車としてT-90と同年代に開発された。T-80Uよりも電子機器を多く搭載している。T-84の特徴は鋳造砲塔の代わりに採用された溶接砲塔、爆発反応装甲、赤外線測距儀、デジタル化された火器管制装置や自動装填装置、新しい1,200馬力のエンジン、衛星ナビゲーションシステム、TShUシュトーラ1電子制御指揮対戦車ミサイル撹乱装置などである。
APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)、HEAT(対戦車榴弾)、HE(榴弾)、HE-FRAG(高性能榴弾)など、現代の主力戦闘戦車で運用される標準的な弾頭が使用できるほか、9M119Mレフレクスレーザー・ビーム・ライディング誘導対戦車ミサイルの発射が可能である、
9M119Mは、レーザーを戦車から目標に照射してその反応を捉えて弾体を誘導する、セミアクティブレーザー誘導方式を採用している、マッハ2程度の速度で飛翔し、射程は5,000m程度、750mmから800mm程度の装甲(均質圧延鋼板換算)を貫通するとされる。T-84はそれまでのソ連戦車と同様に自動装填装置を装備しており、装填手は搭乗していない。
機動性はとても高く、基となったT-80UD同様にディーゼルエンジン(水平対向ピストンエンジン)を搭載しているが、コンパクト且つ1,200馬力という優れた能力を持ち、世界有数の高速戦車となっている。なお同世代のT-90は、6TD-2エンジンにより26馬力/t(総出力840馬力)のエンジンを搭載しており、走行能力もT-84よりも。T-84では運用可能温度範囲も向上され、-40℃から+55℃までの安易で車両・乗員共に安全な状態で運用ができる。
高価な電子装備で身を固めていった結果、ただでさえT-80の値段が高いというのにさらに高揚したため、他の戦車と比べて少数の生産に留まっている。しかも設計が古いためT-90に主力戦車の座を譲ることになっている。

T-85

性能諸元
全長 9.66m
全幅 3.95m
重量 48t
速度(整地) 70km/h
速度(不整地) 50Km/h
主砲 125mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

開発元であるウクライナではオプロートと呼ばれているが、ウクライナ以外で運用される際には、同じ「要塞」を意味するユーク語のグラートの愛称で呼ばれている。
T-85は1990年代に製造されたT-84の発展型として設計され、車体の基本構成はソ連時代にKhKBMで設計されたT-64・T-80UDを踏襲していた。一方、それまでのユークトバニア戦車と大きく異なる点となったのが砲塔で、同国製の戦車としては初めて乗員室と砲弾室とを別区画とする、いわゆる西側方式のものが採用された。これは従来のユークトバニア戦車は乗員室が弾薬室から隔離されていない方式が一般的であり、ソ連時代からの伝統的構造である。この構造のおかげでソ連戦車では砲塔の小型化を実現し、被発見率の軽減に成功していた。わがソビエトが世界に誇る技術といってもいいだろう。まさにУра!
しかし弾が砲塔に当たると砲塔下に円形に並べられた砲弾が誘爆し、戦車が面白いほど吹っ飛んで行く光景はとても滑稽なもので、湾岸戦争時のT-72がいい例である。これによってソ連製戦車の評判は著しく低下する羽目になった。今回はその対策として、T-85では砲弾室と乗員室とを分離するという西側で多く見られる方式が採用されたのであった。
また、T-85では、それまでの第2世代型爆発反応装甲コンタークト5に代わる新型装甲ノーシュを装備し、その防御力を向上させた。ノーシュはカークトゥスやレフレークトに相当する能力を持つとされている。ノーシュでは、従来の爆発反応装甲では対処の難しかったタンデム弾頭にいも対応すべく2層構図を採用しており、コンタークト5に比べAPDS弾に対する防御力が1.9倍、HEAT弾に対する防御力が2.2倍に増加している。また、車体側面のノーシュ防護幕でもAPDS弾に対する防御力が2.8倍に高められている。T-85はこの新型装甲を車体や砲塔に装着することにより、対戦車戦闘における防御力の大幅な向上を実現した。また、このほかにもハラーントやファントームといったアクティブ防御システムを搭載している。
T-85は機動力、防御力、火力など、あらゆる点において効果的な戦闘車両で、特にT-85の防御力は優れたものとなっている。野戦においては高い機動性を発揮し、またあらゆる天候下で24時間昼夜問わずに広範囲での行動が可能である。こうした特長から、T-85は卓越した戦略的運用能力を持っており、当初オーシアの軍事関係者は「あのT-72を開発した国だとは思えない性能だ」と評している。まあ実際、現実世界だとロシアとは違う国が開発したものだしね
オプロートは、トルコ向けの新型主力戦車候補にノミネートされ、2000年には候補となった他国の戦車とともに比較試験に供せられた。そのほか、1998年にはギリシャで、2000年にはマレーシアで同様の比較試験が行われた。これらの試験では、唯一オプロートだけがヨーロッパ、アジアなど異なる条件下にあるあらゆる地域で効果的に行動でき、あらゆる地形と気候に適応して各国の要求を満たすことができるということが明らかにされた。
オーソドックスな戦車としては他国のものに全く引けを取らない能力を秘めているが、対ゲリラ戦闘がもっぱらとなった現代では、必ずしも時代にあったものとはいえなくてしまった。さらにT-14の生産が決定されたので、さらに本車の優位性が薄れていくことになったちょっと不憫な子。とはいえ、T-85のデータはT-90系列の戦車にしっかり引き継がれており、ユークの戦車開発技術の象徴としては、オプロートはその役目を立派に果たしていると言える。

T-90

性能諸元
全長 9・53m
全幅 3.78m
重量 45.5t
速度(整地) 65km/h
速度(不整地) 45Km/h
主砲 125mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

ユークトバニアが誇る最強の主力戦車、ポンコツ戦車の代名詞となってしまったT-72の進化した姿である。これは例えるならば、ジムからジムⅡという地味にRX-78-2に匹敵する性能を持つMSに進化した様なもので、本車はそれを髣髴とさせるような強化ぶりとなっている所詮ジムとか言わないで。ちなみに愛称「ウラジーミル」、ソ連崩壊後、瀕死状態であったユーク軍を再建させた功労者と奇しくも同じ名前である。
時は1990年代、イラクのクウェート侵攻から始まった湾岸戦争のいわゆる「100時間地上戦」において、イラク陸軍の装備するソ連製戦車T-72は、オーシア・ISAF連合軍のM1エイブラムス、チャレンジャー1との戦闘で虐殺とも言えるほど一方的に撃破されてしまった。当時、ソ連製兵器は安くて強い兵器として発展途上国を中心に世界中で使われていたが、湾岸戦争での惨敗によりその評価はガタ落ちになり、これ以降輸出市場での販売実績が大きく落ち込んでしまった。
この事態を挽回する為、ソ連崩壊後のロシア連邦は「西側第3世代戦車に対抗できて、尚且つ安い戦車を作れ!」と無茶な要求をウラル車両工場第520設計局に依頼し、そして開発されたのがこのT-90である。
T-90は最新のデータリンクシステムに対応し、T-80と同等かそれ以上の火力と装甲を持ちつつ小型軽量化に成功している。開発においては安さと性能の両立が求められた為、既存の本国仕様T-72や上位機種であるT-80の装備が移植されており、コストの節約に一足買っている。
主砲からミサイルを発射できるのは東側戦車の特徴で、レフレクスの場合、レーザーを戦車から目標に照射してその反応を捉えてミサイルを誘導するセミアクティブレーザー方式を採用している。
T-72が装備していたポンコツFCSに代わって、ソ連本国の精鋭部隊向けの高性能戦車、T-80のFCSを移植。この1A4GT統合射撃管制システムはレフレクス用の1G46照準・距離測定システムと2E42-4スタビライザー、1V528弾道計算コンピュータやDVE-BS風向測定などから構成されており、走行中の射撃でも驚異的な命中率を誇っている。砲塔には自動装填装置と砲手用の1A43昼間射撃管制装置とTO1-KO1熱線映像装置を装備しているので、夜間でも8.2km~10.5kmの視界を得ることが可能である。その高度な射撃管制装置のおかげで2,500mの距離での射撃命中率が100%と変体以外の何者でもない高性能を誇る。ちなみにT-80の初めてのお披露目会となったシベリア総合火力演習では、BT-7から受け継がれた戦車が跳び回る光景を見せたが、跳び回りながらも遠方にある1m四方の的に次々と命中弾を叩き出したT-90の姿に世界各国の軍事関係者は驚愕した。スラローム射撃時の命中率は言うまでもない。
ミサイルの飛翔速度はマッハ2に達し、有効射程は約5,000m。750mm~800mm程度の装甲(均質圧延鋼板換算)を貫通し、爆発反応装甲を装着した戦車や低空を飛行中のヘリコプターも攻撃することができる。30発もあればT-90もう一両買えちゃう値段だけどな!
装甲などの防御装備も改良されており、5層に重ねられた積層装甲(複合装甲)と新型の爆発反応装甲コンタークト5を採用している、これはHEAT弾などの化学エネルギー弾にも効力を発揮する。なんと当時最新の120mm APFSDS弾を用いても貫通することが無かったほどの防御力を誇っており、これにより防御力が飛躍的に向上している。さらに、敵戦闘車両や航空機などのFLIR(赤外線監視装置)や赤外線誘導方式の対戦車ミサイルに対するジャミング装置TShU-1シュトーラ1防御システムを搭載している。
従来のユーク戦車には無い新機軸として搭載しているこのアクティブ防護システムは、赤外線ジャマー、レーザー、レーザー警告システム、4つのレーザー検知装置で構成され、ミサイルの発射時に強力な赤外線照射をあびさせ、ミサイル事態を無力化してしまうシステムである。
これら様々な装備を搭載したT-90であるが、お値段はなんと100万~140万ドルで、ほぼ同等の性能を持つT-80の約半分の値段となっている。ちなみに西側で同世代のM1/M1A1エイブラムスの本国調達価格は235~430万ドルであり、第三世代戦車のなかでも特段に安いのがお分かり頂けるであろう性能は比べてはいけない。このように、T-90は安価で堅牢確実なT-72のコンポーネントを利用してT-80U並みの新型主力戦車として実用化された優秀な第三世代主力戦車の一つであることは間違いない。
しかしエンジンは残念ながら非力。元はT-72のエンジンの改良型。鬼戦車T-34から脈々と繋がるV型ディーゼルエンジンで信頼性こそバッチリなのだが、840馬力じゃ46,5tのT-90の心臓にはやや足りない。最新量産型のT-90Aからは更に改良した1000馬力エンジンの搭載で解決したが、ほぼ同規模で1250馬力のT-80Uと比べるとやはり物足りない *16
装置の反応性や解析度も従来の暗視装置に比べて大幅に改善されシステム容積は小型化、逆に製造コストは低下している。装置の平均故障間隔は5,000時間。核戦争下の状況も予測されており、NBC防護装置が追加オプションとして付いている。
攻撃性、防護製、機動性に関しても世界最高水準でありながら、きわめて安価であるT-90は兵器として高い完成度を誇っているといえよう。
唯一欠点があるとすれば、同世代のM1エイブラムスよりも小さな車体に押し込まれた多数の機器と低い車体、幅広の覆帯などから、車体内部の居住性能は比較的劣悪なので、隠蔽率と引き換えに乗員に負担を強いているくらいである。

T-91

性能諸元
全長 9.67m
全幅 3.49m
重量 45・9t
速度(整地) 70km/h
速度(不整地) 45Km/h
主砲 125mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

連邦構成国の一国であるポーランドの陸軍が開発したPT-91をユーク兵が乗り、思った以上にバカ受けしいたため本国でも採用することになった。ポーランドでの名称はPT-91Yとなっている。もとはT-72の派生型。
HEAT弾および対戦車ミサイルからの防御能力は、ポーランド技術軍事研究所が開発した爆発反応装甲ERAを発展させたERA-WAによって強化されている。この装甲は、自爆により直撃を逸らす394枚の炸薬内蔵タイルにより構成されている。このタイルは、T-72のERAが用いるゴムの代わりに鋼鉄製の対HEATスクリーンを用いている。
ポーランドのERA-WAとユークのERAとの主な相違点は、ソ連の近代化T-72が装備するERAのタイルには、10から15mmに達する隙間があって防御能力を低下させているのと異なり、ERA-WAタイル同士がほぼ密着していることである。ERA-WAにはERA-WA1及びERA-WA2という二つのタイプがあり、炸薬の量に違いがある。しけんではERA-WAはメタルジェットの貫徹を50%から70%減じ、APFSDS弾の侵徹を30%から40%減少させるなど劇的な防御力向上を見せた。さらには口径30mmまでの弾丸の直撃、砲弾や地雷の破片、ナパームの火炎の中でも誘爆しなかった。コンタークト5と同等、もしくは上回る性能にユークの技術者達は驚愕したという。
ポーランドの技術者が開発した新型射撃管制装置「ドラヴァ」は、以下の機材から構成されている。砲手用のPCD昼間照準器とイスラエルのELOP社製造のTES赤外線暗視装置、指揮官用のPOD-72昼夜観察照準器、弾道コンピューター及びそれへの情報処理システム、レーザー測定器などが含まれている。弾道コンピューターの照準は目標の速度、天候、弾体の種類と周囲の温度を計算して決定される。
操縦手は戦車のメインシステムとモニターへの情報表示を司るUS-DK-1を利用する。操縦手の暗視装置は「ラドムカ」パッシブ暗視装置に換装された。
近代化により重量が増したため、開発陣はより強力なエンジンを開発せねばならなかった。そこで機関はソ連製V-46-6エンジンから12気筒のS-12Uディーゼルエンジンに取り替えられ、出力は780馬力から850馬力に向上した。主な改良点は空気噴射システムの近代化である。これは戦車の耐久性を落とす原因となった。最新のタイプではターボチャージャーを備えたS-1000 1,200馬力エンジンを装備している。

T-95

性能諸元
全長 15m
全幅 4.11m
重量 55t
速度(整地) 80km/h
速度(不整地) 65Km/h
主砲 135mm滑空砲
140mm滑空砲
152mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

T-90に代わるソ連最最新鋭の戦車として期待されていた戦車。T-72/T-80/T-90といった、幾多の改良や新技術が導入されているものの、基本的にはソビエト時代に開発された旧式の設計に基づいた存在であるこれまでの戦車を更新し、ユーク軍の戦車戦力を根本的に新時代化するものとして開発計画が開始された。オムスクの戦車開発局で2009年以降の量産化に向けた開発が進められていたが、量産の目処がったった頃にはソ連が崩壊し、それに伴い本格的な量産は見送らた。今でもごく少数が細々と生産されており、720両が生産された。全ては貧乏が悪いんや!総重量は50~55t前後でユーク製戦車にしてはかなりの重量であり、現代に蘇った重戦車とも言える。ただでさえ化け物めいたT-90をさらにま改造しようとしたら出来上がったぼくがかんがえたさいきょうのせんしゃ。こんな大型な車体のくせに整地で80km/hとかなり高速。
きわめて小型の砲塔に135mm、140mm、152mmの滑空砲を任意にあわせて換装する。これらの砲塔そのものが自動装填装置と化しており無人化されている152mm砲はちょっとした艦載砲並みの破壊力を誇り、2,400m内でM1A2エイブラムスの前面装甲を貫徹するほどの威力を持つ。この火器換装システムは後のT-14に受け継がれるようになった。
また、T-80シリーズに引き続き防御システム「アリーナ」を装備している。このシステムは砲塔上に搭載されるレーダーで対戦車ミサイルを確認すると脅威か否かを判断し、脅威であれば迎撃用砲弾を発射しその破片で破壊するというシステムである。
また、乗員の生存性を第一に優先した設計思想が特徴で、装甲がかなり分厚い。そのため55tとかなり重たくなっているが、サスペンションの性能がいいため機動性は悪くない。またほとんどの戦車で車体後部にあるエンジンを前部に移動させることでさらに防弾性を向上させている。開いた後部スペースは弾薬庫になっているが、弾薬が空のときは緊急時の兵員区画として使用でき、負傷兵を送り返すのにも使用されている。また、乗員は内部にある個室型装甲によって防護されている。
T-90を大幅に改修した結果、ソ連主力戦車の中では最高値とされていたT-85を大幅に上回るコストになり、さらにソ連崩壊のあおりを受けて生産はごく少数のみとなっている。数少ない車両が教導大隊や試験大隊などに配備されており、圧倒的な性能な性能を見せ付けているとか。いつしかユーク戦車兵からは「T-95先生」との渾名を頂戴することに至っている。21世紀に入った頃、プーチン大統領による大規模な財政改革や軍拡によって再び生産ラインが樹立された。T-14が開発された現代においても一定数が生産され、ユークの親衛隊の名を持つ精鋭部隊に集中的に配備されている。

T-99

性能諸元
全長 12m
全幅 3.5m
重量 55t
速度(整地) 80km/h
速度(不整地) 65Km/h
主砲 152mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

ユークトバニア最強の戦車T-95の原型とも言うべき重戦車。T-95はT-90の後継として開発されているのに対してこちらはT-80Uを後継としている。「ブラック・イーグル」や「死を呼ぶ黒い鷲」と呼ばれており、シベリアの総合火力演習では桁外れの性能を諸外国に見せ付けた。愛称はチョールヌィイ・オリョール。
オムスク戦車開発局が、ウクライナのモロゾフ設計局やマールィシェフ記念工場が開発したT-80UDやT-84、T-85及びそれらの発展型に対向できるような戦車T-80UMをプレゼンしたはいいが、経済状況の悪化による財政難に苦しむユークにとってT-80シリーズは高価すぎたため、導入は遅延した。こうした中、オムスク設計局ではさらに新しい戦車の開発作業が1997年に開始された。原型となったのはT-80UM2で、そこから発展した新型戦車は「第640号計画」と呼ばれた。「第640号計画」は1999年7月にシベリアで行われた展示会に出展され、その姿を一般に現した。「第640号計画」はチョールヌィイ・オリョールという愛称を付けられ、以降専らその名称で呼ばれるようになった。
開発コンセプトは「T-80UD/UMやT-84U、T-85よりも安くT-90AMよりも高性能な戦車」だったのが結果としてT-85よりも効果で贅沢な装備を搭載した重戦車となったため、T-95に続きソ連崩壊のあおりを受けた当初のユーク軍には資金はあまり無くすぐに生産が打ち切られた。しかしT-95と同じく2000年代から生産ラインが復活し、T-95と比べると小数だが一定の数が生産され、320両ほどが部隊に配備されている。
T-99の最大の特徴は砲塔で、ベルカのレオパルト2A6やティーガーシリーズのような楔型の増加装甲が取り付けられており、これはただの増加装甲ではなく「カークトゥス」と呼ばれる装甲爆発反応総呼応と複合装甲を組み合わせた装甲形式の装甲を持つ。
また、TShU-2と呼ばれるユークトバニア軍事研究所が新たに開発したアクティブ防御システムである「アクティブ・レーザー防御システム」を砲塔上面左側砲手用ハッチ後方に搭載していることである。これはシュトーラのような対赤外線防御装置では、対応できる脅威が赤外線利用の兵器だけに限られてしまうために開発されたもので、敵車両や対戦車ミサイル発射機や対戦車ヘリコプターなどからの測距/照準レーザーを検地して警告を発し、敵のレーザー測距儀/照準器などに対して撹乱・破壊レーザーを発することで攻撃を防ぐシステムである。これはレーザー通信機能も兼ね備え、このレーザーを使用して無線封止下の状況でも僚車と通信が可能となっている。発射された砲弾やセンサーの撹乱などの対戦車ミサイルの迎撃能力もあり、対戦車ヘリコプターなどの照準器の撹乱など対空兵器としても効果がある。TShU-2の構成は中央部の警戒レーダー部分と左側のレーザー発振機兼レーザー測距儀兼レーザー送受信機と右側の3連装の散弾発射機からなる。中央部のレーダーは左右に旋回し、その左右に取り付けられたレーザー発振器と散弾発射機は上下に俯仰する。さらにはこのアクティブ防御システムは単なる防御兵器ではなく攻撃兵器としての性格を有しており敵兵器の照準器を破壊して使い物にならなくさせたり、敵を失明させたりすることで、殺傷することなく敵戦力を脱落させることができる。T-99の搭載するエンジンは改良型の1,500hpディーゼルエンジンに換装され、最高時速も80km/hに向上している。さらに不正地での走破性のよさ、射撃管制能力の高さ、射程距離の長さは好評で、ユークの精鋭部隊に重点的に配備されている。

Объект279

性能諸元
全長 12m
全幅 3.4m
重量 60t
速度(整地) 80km/h
速度(不整地) 65Km/h
主砲 152mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

ユークトバニアが生み出したロマン兵器でありユーク面全開なトンでも兵器。オーシアとユークトバニアが核兵器を使用して相手の面子をひっくり返そうとしている最中、オブイェークト279は絶対にひっくり返らないことを条件に開発された。背の低い砲塔、長砲身の滑空砲、円盤状の車体、4つの履帯を有する。核ミサイル着弾点といった通常の車両が活躍できない場所でも十分に活躍できる機密性と、軟弱地への走破性、優れた超壕、踏破性能を持つ。ソ連は自国内でこの試作戦車がひっくり返らなくなるまで核実験を行った。「ソ連の魂が形になったようだ」とこの戦車は採用された。
車内レイアウトは砲塔が低く、自動装填装置を採用しているため無人である。乗員は車内に全員が納まる所謂戦後第4世代戦車の形式を踏襲する。俯角は上方俯角はあるのだが下肩俯角に問題があるので油圧による姿勢制御で下方俯角を取るようにしている。
エンジンはH型16気筒ディーゼルトランスミッションはハイドロマチック自動変速、サスペンションは車高変更可能な油圧式と、従来のユークトバニア製戦車に比べて大変高度な構造になっていた。四本の履帯により接地面積が分散され、エンジン出力の大きさも相俟って悪路での機動性は非常に高く、記録映像では泥沼化した道にはまり込んだT-55を牽引する姿が見られている。
このようにして高性能な戦車を開発したことは世界各国を驚かせたが、それよりも驚愕させたのは特徴的な砲塔である。砲塔部分は他の試作戦車と同じものをベースにしているのだが、車体部分がなんていうかその、すごく…円盤です…。 その外見は、さながら宇宙からやってきた異性人の戦車であり、後のユーク兵からはカネゴンと呼ばれていたメルカバ戦車にあやかって「ビグザム戦車」などと呼ばれていた。
ソ連共産党の資金をマネーロンダリングしたソ連産ピカチュウことヴォルギン大佐のグロズィニーグラードにて十数両の車体が確認されたが核爆発によって全車両が消滅したとされている。

T-10

性能諸元
全長 17m
全幅 6.31m
重量 88t
速度(整地) 65km/h
速度(不整地) 40Km/h
主砲 152mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
35mm同軸重機関砲


T-14と主力戦車の座を争った幻の重戦車。T-80やT-90の血を強く引き継ぐT-95/99と異なり、新規の設計で生産された。設計思想は「従来の戦車を超越した次世代型戦車」。
主砲は152mm滑空砲を搭載。従来の戦車砲の例に漏れず、主砲からミサイルを発射することで砲弾が届かない位置にいる敵やヘリコプターにも対処が可能となっている。
機銃は30mm重機関砲を同機軸として砲塔内部に内蔵しているほか、7.62mm機銃をRWSとして取り付け、さらにアクティブ防御システムを組み込むことで、単発での対戦車ミサイルなら十分防御できる迎撃能力を得ている。TShU-2をバージョンアップしたTShU-3を備え付けており、誘導兵器に対する死角はほとんどなくなっている。
防御対策にも抜かりはなく、これまでエンジンは後方に内蔵していた者を今回はイスラエルのメルカバに倣って前方に搭載することで、防御力の向上を図っている。エンジンは巨大な鉄塊なので、それも防御の役に立てようという訳である。 車体後部はこうしてがらんどうとなり、そこを「乗降ハッチ」とした。 普段はハッチまわりに予備の砲弾ケースを並べてあるのだが、必要なら隙間に負傷者を収容することもできる。 もちろん、砲弾と引き換えに歩兵を同乗させることも可能である。
もちろん戦車砲だけではない。地雷やロケットランチャーと言った対戦車兵器に対する備えも万全である。 戦車の底面は地雷や路肩に置かれた爆弾(IED)を想定した二重底、後部の砲塔基部すき間にもチェーンカーテンを垂らし、HEAT弾頭から弱点を守っている
操縦席は前にあるので戦闘室とは隔離されており、どちらかは必ず生き残るようになっている。 また、エンジンが無いので車内後部にはかなり広い室内スペースが確保されており、乗員のストレス軽減や相互連絡の円滑化、砲弾の積載能力などを高めている。もちろん補給も楽で、そのうえ敵に前を向けたまま補給できる利点も大きい。
従来の軽快な機動力を売りとしたユーク戦車であったが、本車の場合でもこの図体と重量でも整備された道路ならば、最大で65kmを走破することが可能。ユークの戦車は化け物か。
しかし、従来の戦車を凌駕する性能を手に入れたのはいいものの、88tと凄まじい重量によって、当のユークで使える場所は限られており、さらに高度な機器類によって高騰した資金は軍部を悩ませた。結果、集団でのチームワークと軽快な機動力、驚異的な命中率を実現したT-14に軍配が上がり、試作車両が数両生産されただけで終わった。なお、北海道戦争末期に第1戦車師団長のステファン・ニコラエフ中将の乗車として、T-14と同等のC4I機器を搭載したT-10戦車が送られている。

T-14

性能諸元
全長 10.8m
全幅 3.5m
重量 48t
速度(整地) 85km/h
速度(不整地) 65Km/h
主砲(モデルに依存) 125mm滑空砲
152mm榴弾砲
副砲(モデルに依存) 30mm対空機関砲
12.7mmMVST重機関銃

ハリコフ設計局が不倶戴天の敵であったウクライナのモロゾフ設計局と共同開発した最新鋭の戦車。T-95とT-99、BMP-T歩兵戦闘車で得た実戦成果を基に作られた革新的な軍用重装軌車輌のプラットフォームとなる戦車である。愛称は「アルマータ」でギリシア語のアルマの複数形に由来し、古いユーク語で14世紀のオラーシャ帝国時代の銃を意味する。世界を見渡しても屈指の性能を有していると思われる。
T-14は、同一の車体を基本とする同じコードネームの下、主力戦車や、重歩兵戦闘車、装甲回収車、重装甲兵員輸送車、戦車補助車両、また幾種類かの自走砲などの基礎機材になることを意図している。またこの車輌は、砲兵部隊、防空、およびNBC防護システムの基礎機材として用いることも意図している。
ハリコフ設計局とモロゾフ設計局の設計士が少数生産されたに留まったT-95戦車の多くの成果を利用していると発言しており、主力戦車型では弾薬区画が乗員から分離され、運用上の安全性を増した一方、エンジンの出力増強が図られており、装甲や主砲及び自動装填装置が改良されている。
T-95やT-99と比べると、対機甲戦闘・機動打撃、特殊部隊攻撃対処などの能力が大幅に向上している。最大の特徴は最新のC4Iシステムで、ユークトバニア陸軍のネットワークに組みこまれ戦車同士が情報を共有できるほか、自動車化狙撃師団の野外ネットワークとも接続し、自動車化狙撃部隊と一体化した作戦行動が可能となっている。
本車の肝となるこのC4Iシステムとは,指揮(Command)、統制(Control)、通信(Communications)、コンピュータ(Computers)、情報(Intelligence)の頭文字をとったもので、部隊間の連携を高め指揮をより高次元で行うためのシステムの総称である。T-90からは相互運用性(Interoperability)がついてC4I2、あるいは監視(Surveillance)と偵察(Reconnaisance)が追加されてC4ISRとも呼ばれることがある。
従来までの戦車の意思伝達方法としては基本的には音声通信、あるいは簡単な敵味方識別情報などの信号であったものが、相互にネットワーク化され様々な情報が自動的にやり取りされることになる。例えば山の稜線を越えた先にいる敵勢力の情報を上空を飛ぶスカウトヘリやUAV、偵察衛星が察知するとその情報が自動的に手元のモニタに表示(データリンク)されることで戦場の把握を簡単にしたり、複数戦車が情報を連携することで戦車起動をたくみに行ったり射撃を容易にする。と言ったことも可能になる。
それまで一両単位で戦ってきた戦車が、いきなりチームプレイが可能になるのだ。この恩恵は計り知れないものになり、事実、この機能をフル活用したT-14はT-95/99を中心とした戦車教導隊の各中隊を相手とした模擬戦闘試験で、圧倒的な戦果を残したとも言われている。
T-80/90は本格的な自動装填装置を搭載し、自動追尾機能を東側で初めて戦車に搭載するなど、当時としては戦闘の自動化にこだわった戦車であった。T-14はさらに洗練され、単車の戦闘行動のほとんどか自動化され、さらにネットワーク化で小隊単位の戦闘の自動化をも指向している。
具体的には、
  • 小隊の戦車に索敵エリアを指示(各車両のセンサーの索敵範囲をリアルタイムでマップに表示)
  • 自動索敵機能
  • 自動識別機能(目標の形状からMBT、人員、航空機などと種類を判断し、ディスプレイに強調表示)
  • 多目的追尾機能(1車両につき8目標を同時に追尾して、そn情報を小隊で共有)
  • 攻撃目標の自動配分と指示(誰がどの目標に攻撃するかを脅威度から自動で割り振りし、小隊内に指示)
  • 同じ小隊の戦車のFCSをオーバーライド(緊急度の高い目標に対して、味方戦車のFCSを強制的に照準)
  • 砲弾の自動装填(T-80から搭載済み)
  • 敵の弱点部位への自動精密照準(ロックオンすると敵の弱点を精確に狙ってくれる)
  • 着弾計測、効果判定と次弾射撃のリコメンド(何処に命中したか、撃破出来たかを判定、撃破が不確実なら再射撃が必要と教えてくれる)

T-14は遠隔操作される無人砲塔を装備しており、別に隔離された区画に搭乗している搭乗員によってデジタル操作により遠隔操作される。これにより最終的には完全に機械化された車輌の開発へと至るとされている。
アルマータ・プラットフォームによる車輌は、第5世代ジェット戦闘機のスホーイT-50で確立されたレーダーや他の技術品を搭載しているものとされており、これらにはAESAレーダーに基づくKaバンド・レーダーが含まれる。T-14には遠隔兵器ステーション式の無人砲塔や自動操縦装置の他にも、搭乗員を保護する装甲化されたカプセルを装備しており、無人砲塔には125mm砲が装備されており、10,000mもの有効射程距離を誇る。レーザー測距儀の有効射程は15,000mと射程範囲を優に超える索敵能力を持つ。これらのシステムは重複して搭載され、そのほか乗員の車外視察用に360度旋回の高解像度カメラが用意されている。また、新型の主砲弾として開発された「ヴァキューム1」装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS)は900mm長の貫徹体からなり、射程距離2,000mからRHA換算で1,000mm相当の貫徹力を有する他に爆発モード切り替えが可能な「テリンク」榴弾が用意されている。主砲発射型対戦車ミサイルとして2A82-1M専用に開発された3UBK21「スプリンター」は対空目標にも使用が可能である。射撃管制装置も従来のシリーズとは一線を画すものとなっている。全力で走りながら遠方の的に次々と命中させる「エクストリーム流鏑馬」の術を披露し、見事「変体戦車」の異名を頂戴することとなった。
戦車の弾薬に加えて主砲からは新型のレーザー誘導ミサイルが発射可能であり、タンデム式対戦車弾頭を持つ射程5,000mのものが製造される予定である。
ゲリラコマンド対策や対テロ戦も想定されており、毎分120発もの砲弾を撃ちだす30mm対空機関砲を装備することが可能で、威力では125mm砲に劣るが圧倒的な砲弾幕で常に相手を圧倒することができ、装甲が比較的薄い歩兵戦闘車や装甲すら施されていないテクニカルなんかにとってはまさに天敵である。戦車を狩る側である攻撃ヘリも逆にT-14に狩られかねないといわれており、T-90よりも安価な砲弾をたくさんばら撒く本車はまさに攻撃ヘリの敵といえよう。
T-14に限った話ではないが48tと周辺国の戦車と比べて結構軽量で、ユークトバニア国内の橋や道路などほぼ全ての道路を走破することができる。装甲は外装式モジュラー装甲を導入することで装甲の取り外しが容易になり、損害時のすばやい交換ができるだけではなく装甲の改良も比較的容易に行うことができるようになっている。さらにT-14の素の装甲には44S-SV-SHと呼ばれる、Steel Scientific Research Institute enterpriseの開発した新型の軽量装甲を用いられている。この装甲は極度の低温下でも性能が劣化しないという特徴があり、ユーク軍の極寒地域での軍事行動に対する関心を示している。

T-18

性能諸元
全長 9.04m
全幅 3.7m
重量 55t
速度(整地) 80km/h
速度(不整地) 65Km/h
主砲 125mm滑空砲
副武装 7.62mmPKT機関銃
12.7mmMVST重機関銃

モデルはメルカバMk.4。イラク戦争や湾岸戦争で西側戦車とガチで殴り合い一方的にボコられたT-72の戦訓や、T-14を運用して得られた経験を元に、T-10とT-14をフュージョンした重歩兵戦車とでもいうべき次世代型戦車。
市街地での運用を前提に設計されており、乗員の生存性を第一に優先した設計思想が特徴。ほとんどの戦車で車体後部にあるエンジンを前部に移し、開いた後部スペースは弾薬庫になっている。弾薬が空のときは緊急時の兵員区画として使用でき、負傷兵を送り返すのにも使用されている。また、この乗員が出入りするためのドアが車体後部にあるのが設計上の特異な点で、これを利用した戦車でありながら救急車という変わった車両もある。戦闘能力は戦車のままなので非常に生存性が高いのが特徴。
また、他国の戦車では見られない装備として砲塔に60mm迫撃砲を搭載可能である。車体内部から操作することにより、戦車砲では仰角が取れない建物の高所や遮蔽物の向こう側にいるゲリラに対し効果的な攻撃を行うことができる。
機銃は一般的な12.7mm MVST重機関銃を同軸機銃として砲塔上面に露出させる形で搭載しているほか、キューポラと装填手ハッチにも7.62mm機銃をマウント、車内にはアサルトライフルやサブマシンガンを収めるための銃架が設置されている。これらの装備からもわかるように、市街地での対人戦闘に大きな比重を置いている。
銃砲ばかりに目が行きがちだが、T-18最大の武器は、T-14譲りのC4Iと強力なFCSである。車両価格の実に3割を占める高度な電子機器によって、遠距離での命中精度は非常に高いうえに、統率の取れた行動が可能である。敵のゲリラや軍から離反したクーデター軍や元国軍との対戦車戦闘では先手を取って一撃必殺を行うことにより被弾のリスクを抑えている。これも前述の乗員保護思想の表れである。
防御面は、エンジンを前部に置いたことでエンジンそのものを空間装甲として利用し、HEAT弾に対する耐性を高めている。また爆発反応装甲や表面装甲に強固な拘束式セラミックの複合装甲を用いるによって、劣化ウランやタングステンなどの西側が用いるAPFSDS弾への防御も対応できる。これらのように防御力を優先したため車体重量が非常に重く、65tと他国の戦車に比べても非常に重い。
機動性は1800psの強力なディーゼルエンジンを搭載することによって、T-90とほぼ同等の能力を得ている。起伏の激しい山岳地帯でも、強力なサスペンションを装備しこの重量でも快適に移動することが可能となっている。しかし、湿地帯や雨上がりなどのぬかるんだ場所では足がとられて十分な機動性を発揮できないことと、エンジンが前方にあるためバランスが悪いという欠点がある。

Объект588

性能諸元
全長 25m
全幅 8.8m
重量 230t
速度(整地) 40km/h
速度(不整地) 25Km/h
主砲 203mm滑空砲
副砲 105mmライフル砲
副武装 30mm同軸重機関砲
12.7mmMVST重機関銃

ベルカ公国のマウスⅡ超重戦車に触発された頭のおかしい技術屋共が冷戦時代に生み出した凶器の産物。クビンカ戦車工場の奥地にて埃を被っていた状態の車体を、最新鋭の技術を与えて蘇らせた。
旭川攻防戦にて5両が実戦投入されたが、結果はお察し。

  • M1A2エイブラムス
性能諸元
全長 9.83m
全幅 3.66m
重量 63.2t
速度(整地) 80km/h
速度(不整地) 60Km/h
主砲 ラインメタル44口径120mm滑空砲
副砲 12.7mm重機関銃M2(対物・対空)
7.62mm機関銃M240(主砲同軸)
M153 CROWS Ⅱ

超大国にしてユーク不倶戴天の敵オーシア連邦陸軍の主力戦車。ユークでは現代のティーガー重戦車とも言われ、教導部隊用に十数両が買い取られた。
流鏑馬射撃を簡単に行え90%以上の命中率を誇るほどの非常に高度な射撃管制能力といかなる装甲ですら無意味と思わせるほどの砲撃力、一方的に相手をなぶれるほどの射程距離、至近距離での複数の砲撃ですら跳ね返す鉄壁の複合装甲、僚車との意思伝達を容易に可能とする通信伝達システム、臨機応変に対応できる良好な操縦性、多用な任務に対応できる装備の互換性、1,500馬力エンジン由来のユーク最新の主力戦車に匹敵する速力など攻防速どれをとっても世界最高水準の戦車となっている。試験用にT-95とT-99の混成部隊と戦わせてみたところ、ユークが誇る最新鋭の主力戦車が手玉に取られている光景を見てモロゾフ設計局やハリコフ設計局の技術者達は落胆したという。
しかし本車の最大の欠点は大量の燃料を消費することと多くの電子装備を搭載することによる重量の増加で、しょっちゅう陥没する。オーシア国防総省もM1戦車が年々重量化していることを懸念しているという。また、行動距離が極端に短いことも指摘され、燃料満載で500km未満しか動けないというもので、M1エイブラムスを最強たら占める要因のひとつとしてはオーシア軍が誇る高い兵站能力にあると結論付けて、ユークでは当分このような戦車を開発することはできないとされた。


歩兵戦闘車

BMPシリーズとは、旧ソ連が開発した軍用車両である。正しくはキリル文字で「БМП-1」と書く。ちなみに読みは「ベーエムペー・アジーン」だが、こんなんで検索するヤポンスキーは少ないと思われるので英語表意で我慢してくれ、同志よ。医者は必要ないし、樹を数える仕事はごめんだぞ。

BMP-1 歩兵戦闘車

性能諸元
全長 6.74m
全幅 2.94m
重量 14t
速度(整地) 75km/h
速度(不整地) 55Km/h
主兵装 73mm低圧滑空砲
9M14マリュートカ対戦車ミサイル
副兵装 7.62mmPKT機関銃

時はソ連を中心とする共産主義国と、オーシアを中心とする自由主義国が対立していた冷戦時代。
当時のワルシャワ条約機構軍は、機甲・砲兵・機械化歩兵・空挺部隊・特殊部隊などでOMG(作戦機動グループ)ち呼ばれる諸兵科連合部隊を構成し、大量の砲兵による火力支援のもと、機甲・機械化歩兵部隊が「スチームローラー」と例えられる圧倒的な物量で敵部隊を前線から押し出し、また、空挺・特殊部隊などによる後方撹乱作戦によって、相手に反撃の隙を与えないほどの速度で殲滅する縦深攻撃ドクトリンを採っていた。このドクトリンにおいては、特にOMGの中核を担う機甲・機械化歩兵部隊の存在が重要視されており、当時のソ連機械化歩兵部隊はBTR-40やBTR-60などの装輪式APC、装軌式のBTR-50が配備されており、戦場ではT-54/55、T-62などの戦車部隊とコンビを組んで運用されていた。
しかし、これらAPCは戦場で戦車と組むには多くの問題が存在していた。
  • 不正地での走破性
BTR-40/60装輪式の車両は、装軌式(所謂キャタピラ式)に比べて接地圧が高くなるため、不正地での走破性に難がある。そのため、コンビを組む戦車部隊に随伴できるか不安が合った。
  • いろいろ問題ありげなBTR-50
BTR-50はPT-76水陸両用戦車を基に開発されたのだが、砲塔を取っ払って代わりに兵員室を載っけただけだったため、兵員は銃火に晒されやすい車体前部から乗り降りしなければならなかった。その上、背の高い車体は兵員がよじ登って搭乗するのは非常に不便であり、使い勝手はお世辞にもいいとはいえなかった。さらに、大型で装軌式の車体ゆえにAPCとしては製造・コスト運用が高かったため、全機械化歩兵にBTR-50を配備することはできなかった。
  • 火力の不足
これらAPCは良くて重機関銃程度の武装しか搭載されておらず、武装面でも貧弱だった。単なる兵員輸送任務ならまだそれで十分かもしれないが、ソ連が想定していたのは前線での戦車部隊との共同作戦であり、敵の防御陣地や軽車両、さらには戦車まで吹き飛ばせる程度の第火力が求められた。
  • NBC防御
さらに、当時は核爆弾が炸裂する中や放射能汚染地域での戦闘も真剣に考えられていた。しかし、これらAPCはNBC防御は全く考慮されていなかったため、APCの兵員室は密閉されておらず、BTR-40/50にいたっては車体がオープントップ *17 だったため、「核戦争起きたら歩兵バリバリ被爆するんじゃね?それってまずくね?」という話が出てきた。
当時、対戦車ミサイル(ATM)が目覚しく発展しており、歩兵や軽車両でも重装甲の戦車を遠距離から余裕で撃破できるようになっていたので、「密閉式の兵員室を備え、ATM搭載して戦車も撃破できる大火力の戦闘車両を作ったら一石二鳥じゃね?」という話になり、AFV(歩兵戦闘車)という新たなAFVジャンルが開拓され世界初のIFVとしてBMP-1が開発された。
  • 乗員は3名、+8名の完全武装の兵士を乗せることが可能。
  • 対ABC防御完備。放射線や毒ガス汚染か出の行動可能。
  • 武装は76mm低圧滑空砲。これは弾にロケットを付けて火薬で打ち出した後に点火して飛ばすタイプの砲で、RPG-7とかもこの形式。この砲の利点はでかい砲弾を薄い砲身(=安く軽く作れる)で撃ち出すことができる *18 。この低圧滑空砲はロケットランチャーと普通の大砲のいいとこ取りをしたとして大いにもてはやされた・・・。まあ、両方の悪いところも持ち合わせてたりもするのだが。あとは機関銃各1。それと対戦車ミサイルを一発搭載している。
  • 自足7kmで水上航行可能。車体は軽いアルミ合金製。

このBMP-1の出現は各国を大いに驚かせ、IFVと呼ばれる車両の開発・普及するきっかけとなった。こいつがいなければM2も89式もダルドも開発されなかった。このきっかけは後に「BMP-1ショック」と呼ばれることになる。

しかし、実際のところは棺おけ

  • 砲塔が車体の後に行き過ぎて伏射 *19 ができない。
  • 自慢の低圧滑空砲は横風に弱く *20 、特に長距離ではぜんぜん当たらない。重機関銃のほうが精度も有効射程も良かったという始末。
  • おまけに砲安定装置がついていなくて行間射撃など夢のまた夢。
  • ミサイルは外部装着式で装填数1発。弾の再補充は外で兵士が行う。取り付け中狙われるっつーねん。
  • アルミ合金製の車体は脆弱な部分があり、特にエンジン部は12.7mm以上の機関銃だとバスバス穴が開く。
  • クソ狭い。完全武装で兵士が乗ったらとてもじゃないが長時間中にはいられない。
  • 後部の兵員用ドアはクソ分厚くて頑丈そうだが、理由はドアが燃料タンクを兼ねているため。砲弾が命中したら炎上。
  • ちなみに、前述のエンジン部が機関銃で穴が開く関係で燃料タンクが機関銃で穴空いて炎上するという噂があったが、こちらはさすがにガセネタのようである。
  • 一応対策としてドアは衝撃が加えられると扉が外れるようになっていたが、燃料ホースの着脱部に欠陥があり、ドアが外れたら燃料が兵員室に撒き散らされる。イワンのロースト一丁上がり。
  • 敵から見つかりにくくするために砲塔を可能な限り小型化した結果、砲手兼装填手しか乗れなくなったので、車長を操縦手の後ろに配置。車長の視界は最悪。しかも右後方は砲塔が邪魔で何も見えない…。
  • 車体左前方の車長用キューポラに暗視装置用の赤外線投光機(74式戦車に付いてるアレ)が設置されているため、投光機が主砲射界を遮っており、左前方に向けて低圧砲を射撃することが出来ない。

これらの弱点はアフガニスタン侵攻の際に明らかになり、BMPを与えられた兵士達は基本タンクデサント・・・つまり車体の上に乗っかって移動を行い、谷とかで上からゲリラの攻撃を受けたらすぐに飛び降りて反撃を行うという戦術を行っていた。うん、兵士を戦場まで車で安全に送り迎えするというコンセプト崩壊だね!
それでもデサントを行うのであれば装軌式でどこでもいける上に曲射砲として火力支援として使えば絶大な効果がある低圧滑空砲を備えたBMP-1は非常に頼りになる兵器であったことは確かなようである。さらに車高が低いため隠蔽率も高く、軽快な機動性を保有しているため市街戦ではモンキーモデルのT-72相手に奮闘したという逸話が残されている。
その後、ソ連やその他の国は開発の教訓を下に新たな兵器の開発を行うこととなる。

BMP-2 歩兵戦闘車

性能諸元
全長 6.72m
全幅 3.15m
重量 14.3t
速度(整地) 75km/h
速度(不整地) 55Km/h
主兵装 30mm機関砲
9M111ファゴット対戦車ミサイル
9M113コンクールス対戦車ミサイル
後期型 30mm機関砲
9M113コンクールス2連装対戦車ミサイル
副兵装 7.62mmPKT機関銃
5.56mm機関銃
30mm自動擲弾発射機

BMP-1の改良型。砲塔を大型化にして車長と砲手二人のスペースを確保。問題の大型低圧滑空砲の代わりに30mm機関砲を装備し、給弾装置と砲安定装置も搭載。仰角も大きく取れるようになり、ヘリや高所の敵にも対応が可能となった。
搭載ミサイルは誘導ミサイルっつーてもジョイスティックでいちいち操縦しないといけなかった9M14Mマリュートカから9M111ファゴットや9M1113コンクールスといった撃ちっぱなしOKのミサイルに進化。これにより火力は大幅な向上が見られた。FCSが搭載されており、念願の行進間射撃も一応可能となっている。
しかし、車体の変更は後部ドアの燃料タンクの廃止のみ。重機関銃で穴あきチーズになるのは変わらず。いや、先にそこを改良しろよ!
そこで鉄製の増加装甲を取り付けたBMP-2Dが開発され、既存の車両も順次アップデートが行われた。まあ、そのせいで水上航行能力は失われたんだけどね。
乗員は3名で、7名の兵員を輸送することができる。兵員6名は後部に搭乗する構造で、3人がけの座席2列に背中合わせに座る。残りの1名は砲塔の左前、操縦士の後ろに座席がある。乗員3名はそれぞれ、操縦士と砲塔に座る砲手および車長で、砲塔に1名が乗るBMP-1とは構造が異なっている。後期型の砲塔には、2連装9M113 コンクールス対戦車ミサイルのランチャーが両側面に搭載され、計4発のコンクールス対戦車ミサイルを装備している。

BMP-3 歩兵戦闘車

性能諸元
全長 7.14m
全幅 3.23m
重量 18.7t
速度(整地) 80km/h
速度(不整地) 60Km/h
主兵装 100mm低圧ライフル砲
30mm機関砲
9M117バスティオン対戦車ミサイル
9M113コンクールス対戦車ミサイル
副兵装 7.62mmPKT機関銃

開発途中で%%主に政治的理由で蜂起された%%水陸両用戦車の車体を流用して作られたBMPシリーズの改良型。
水陸両用戦車であったPT-76をベースにすることで、水上航行能力が復活し車体は大型化、兵士の居住性は大幅に向上した。ドンガラがでかいため、今までのソ連軍車両と違って広々として快適なのだが、元にした車両が戦車であったため、今までの常識を覆す後部にエンジンを設けるという暴挙に出ている。乗員はエンジンを踏み越えるような形で後部から降りる羽目になった。後部ドアの高さ1mは少々窮屈だけど仕方ないね。丈夫にもハッチがありここから携帯対空ミサイル「ストレラ2」を撃つことが可能。
一応頑張ってエンジンの高さを押さえ、車体後部から乗り降りできるようにしているのだが、通路の高さが1mと楽に出れる仕様ではない。上部ハッチが兵員室についてるのでそこから飛び出ることはできるが、「お前ら戦場だといつもタンクデサントしてるから、乗り降りし辛くても問題ないよね」と非常に割り切った設計となっている。
武装は思索当初は30mm機関砲・30mm自動擲弾筒・7.62mm機関銃・対戦車ミサイル2発を露天設置していたが、「火力がぜんぜん足りんがな」な話になり、立派な砲塔に自動装填装置付きの100mm低圧ライフル砲、しかも100mm砲からは9M117バスティオンを発射可能。もう外に出て装填しなくてもいいんだ。それと30mm機関砲を同軸にセット、対戦車ミサイルは低圧ライフル砲から腔内発射とした。FCSはT-80並みのきわめて高度なものを採用。レーザー測距儀に弾道コンピュータ、2軸砲安定装置まで備え、行間射撃すら遠距離の的にも高精度で命中させるなど明らかにやりすぎだろ。射程3,000の目標に対して3秒以内に90%以上の命中精度を誇り、射程5,000mでも25秒以内に火器発射が可能である。ちなみにこの砲塔システムを武装複合体2K23と呼び、これだけでの外販も行っている。
主砲の威力は2,500mでRHA値850mmをたたき出し、毎分12発の発射速度で攻撃が可能となっている。これにより、現用IFVの中では屈指の火力を誇っており、戦車にも引けを取らない火力を有する歩兵戦闘車として注目されている。あと7.62mm機関銃を前面左右に計2丁設置。さらに砲塔部の両脇に対戦車ミサイルや対空ミサイルを搭載可能で、如何なる戦局にも柔軟に対応できる。水上航行はBMP-1/2の「キャタピラで水を掻き掻き」推進をやめてウォータージェット推進にした。自足10khで航行可能。
しかし、これらの装備の製でお値段が高くなり *21 、その上斬新かつ強力な武装、ぶっちゃけると2K23がソ連陸軍の中の人に性能が信用されなかったのである。転機はソ連崩壊。金がないユークは当時の最新兵器をバンバン売りに出し始めた。そこにUAE(アラブ首長国連合)やクゥエートといった湾岸戦争でハイテク武器の力を見せ付けられた国々の注文が殺到したのである。採用当初ではユークトバニア本国よりもオイルマネーで潤ってるUAEのほうが配備数が多いという笑えない状況に。とはいえ、最近では経済が立ち直りユークトバニア本国でもまとまった数が調達できるようになったため順次BMP-2を代替していく方針である。セールスのほうもUAEを始め、ギリシアやベネズエラなどと好調であり、安さの割には高性能というユークトバニア性兵器の面目躍如といったところである。

BMP-4 歩兵戦闘車

性能諸元
全長 7.10m
全幅 3.0m
重量 20.7t
速度(整地) 80km/h
速度(不整地) 60Km/h
主兵装 100mm低圧ライフル砲
30mm機関砲
9M117バスティオン対戦車ミサイル
9M113コンクールス対戦車ミサイル
GP-2対戦車ミサイル
副兵装 7.62mmPKT機関銃

ユーク歩兵戦闘車の主力となるべくして開発されたBMP-3は後部にエンジンがあり使いづらく、また来たるべき北海道上陸作戦を行うには水上航行能力が物足りなかった。そこでユークはオリジナルの車体を新規に作りBMP-3の戦闘システム「武装複合体2K23」を乗せた新たなBMPナンバーの車両を開発することにした。こうして誕生したのがBMP-4歩兵戦闘車である。BMP-3と外見は似ているが中身は全くの別物と考えてもいい。BMP-3では車体後部にパワーパックが収められた機関室があったが、BMP-4では機関室は車体前部右側にあり、後部は全て兵員室とされ、後面乗降用扉は完全武装の兵士が通行するのに十分な大きさのものがウォータージェットの噴出口にはさまれる形で設置されている。
車体前部左側は操縦席になっており、ハッチには3つのペリスコープが備えられている。BMP-3M用に開発され、その他の車両にもモジュール指揮に容易に搭載可能な2人用のバクチャ大型砲塔には車長と砲手が位置し、上部に対戦車ミサイル誘導用のレーザー測距・照準装置があり、ライフル砲と機関砲・機銃を同軸に装備している。
後部兵員室の上部には2枚のハッチがあり、車内射撃用ポートは後部ハッチと車体両側面に1箇所ずつ設けられており、ここからアサルトライフルや軽機関銃を射撃することができる。車内にはNBC防護システムと自動消火装置を備えている。驚異的なのは航能力があるということで、シーステート3 *22 なら運用可能とのこと。車体後部に水上浮航用のウォータージェット装置2基を持ち、車体前部には大型の波きり板が装備されている。最もエンジン・武装が全面に集中しすぎたため水上での安定性はクソ。後に水上仕様を専用目的にしたPT-5が開発されている。
BMP-4の武装は非常に強力で、2人用の大型砲塔に100mm低圧ライフル砲と30mm機関砲、それに7.62mm機関銃が装備されている。100mm砲はHE-FRAG弾とGP-2砲発射式ミサイルを使用でき、自動装填で毎分30発の発射速度を有する。GP-2は9M117の改良型で、砲塔上の照準器から発せられるレーザービームに誘導されて目標に向かって飛行する。爆発反応装甲を装着した戦車や低空を飛ぶ攻撃ヘリですら撃破することができ、射程は5.000mに達するという。100mm砲と同軸に配備されている30mm機関砲はAP弾とHE-FRAG弾を毎分300発の速度で射撃可能である。機関銃は主砲及び300mm期火砲と同軸に7.62mm機関銃が1丁装備されており、BMP-3と同様にリモコン操作式である。射撃管制システムはBMP-3のものとほぼ同等のもので、弾道計算コンピュータと電子制御式スタビライザー、レーザーレンジファインダなどから構成されており、高度に自動化されている。
現在東部軍管区など極東方面に集中配備されていると言われており、他の軍管区には水上航行能力を限定的なものにして防御力を向上させたBMP-4Aと呼ばれる車両の配備が進んでいると言う。

BMP-T 歩兵支援戦闘車

性能諸元
全長 6.96m
全幅 3.46m
重量 47.0t
速度(整地) 70km/h
速度(不整地) 50Km/h
主兵装 30mm機関砲
9M120アターカ対戦車ミサイル
副兵装 7.62mmPKT機関銃
30mm自動擲弾発射機

BMP-Tは第一次チェチェン紛争の戦訓から、戦車に随伴して敵歩兵による対戦車攻撃から戦車を援護するための車両として開発され、T-90の配備の伴いニートしていたT-72を改装して作られた装甲車両で、T-72の車体を流用して砲塔を換装し、いくつかの装備を追加したものである。ユ-クトバニア陸軍は機甲部隊にT-90と混成して装備する主力戦闘車両の一つとして2005年から配備を開始している。
ちなみにBMP‐Tとは「BoyevayaMashinaPodderzhki-Tankov」の頭文字をとったもので、日本語に訳すと『戦車支援戦闘車』という意味になる。意外かもしれないが歩兵戦闘車BMPシリーズとはその役割も通称も全く関係ない。
1994年から始まったユークにおける内戦「第一次チェチェン紛争」ではT-80、T-72、BMP-1、BMP-2、BMP-3といった装甲車両を押し立てて鎮圧に入ったが、こいつらは市街戦において全く無力だった。というのもビルの上層階からチェチェンゲリラ、そして奴らがぶっ放してくるRPG-7やRPG-18といったHEAT弾頭携帯ロケットランチャーに対抗するす術をどいつもこいつも持ってなかったのである。ユーク軍はその対抗策として高仰角がとれる機関砲を持つZSU-23-4シルカや2K22ツングースカといった自走式対空砲を機甲部隊に配備。高所に潜むゲリラを機関砲でミンチにする戦術をとったが、かたや配備から20年以上のロートル、かたや1両のお値段10億以上の超高額車両。帯に短し襷に長しな状況だったのだ。ついでにこいつら元々対航空機であって対歩兵用ではない。そこで市街地で歩兵の攻撃から機甲部隊を守れる専用の車両を開発することになりBMP-Tは生まれた。そういやアフガンでも確か崖の上からムジャヒディンが機甲部隊を襲ってくるのでシルカが役に立ったって戦訓があったはずだけど、もしかして旧ソ連やユークって学習能力がないんじゃ・・・この記事主は粛清されました。
主力戦車を支援しつつ、戦車の苦手な高所にいる敵歩兵を大幅に仰角の取れる機関砲で掃討し、サーモバリック弾頭も搭載可能な対戦車ミサイルでロケットランチャーを担いだ対戦車兵も殲滅できる。前述したとおり、ニート化したT-72の車体を流用しているためBMPシリーズと比べて重装甲・搭乗員は5名とT-72より2名多いが、これは周囲を警戒する眼を増やすための方策であり、死角がほとんど存在しない。夜間暗視能力のある視察装置によって昼夜区別なく周辺警戒が可能である。

PT-76 水陸両用戦闘車

性能諸元
全長 9.40m
全幅 3.10m
重量 20.0t
速度(整地) 60km/h
速度(水中) 10Km/h
主兵装 85mmライフル砲
副兵装 7.62mmPKT機関銃


PT-85 水陸両用戦闘車

性能諸元
全長 7.63m
全幅 3.14m
重量 15.4t
速度(整地) 60km/h
速度(水中) 10Km/h
主兵装 76mmライフル砲
副兵装 7.62mmPKT機関銃

PT-5 水陸両用戦闘車

性能諸元
全長 5.18m
全幅 2.74m
重量 26.0t
速度(整地) 70km/h
速度(洋上) 30Km/h
主兵装 105mmライフル砲
9K115-M対戦車ミサイル
副兵装 7.62mmPKT機関銃

PT-5は、BMP-4をベースに105mmライフル砲を搭載した火力支援型の戦闘車として開発された。
当時ソ連極東軍の悲願はソ連対扶参戦の際に外交的問題によって侵出できなかった北海道に上陸し占領することである。そのため来たるべ北海道やアラスカ上陸の日に備え水陸両用車両や揚陸艦の開発に熱心である。さて、ソ連はPT-76の火力強化型としてPT-85なる水陸両用戦車を開発し配備していた。しかしPT-76は元々は川や湿地帯を渡るための水陸両用機能であり、これを基にしたPT-85では波の荒い扶桑海を渡るには荷が重すぎた。実際、PT-85は訓練中に2両沈没、死者10名も出す大事故をやらかしている。
そんなときに1986年、オーシアはホライゾン計画というトンデモ計画を発動する。水平線の彼方から超高速航行が可能な水陸両用車両と長距離を侵攻できるVTOL輸送機、要するにEFVとオスプレイのことなのだが、の開発をぶち上げたのである。「まずい。このままでは世界の流行に後れる!」ということで開発されたのがPT-5水陸両用戦車を始めとするファミリー車両である。
BMP-4歩兵戦闘車のシャーシ設計を元に開発された水陸両用戦車。でっかい耐弾アルミ合金製の車体にフロントエンジンと言う戦車としては珍しい構成なのはIFVを基にした戦車と言う出自のため。BMP-3が戦車を基にした歩兵戦闘車のためちょうど逆のプロセスをたどったことになる。主砲は105mmライフル砲。大体74式戦車ぐらいの火力はある。スモークグレネード弾は砲塔の左右に4連装2基配備されている。発射機の配置は火力支援型の水平4基を並べた配置から、砲塔が小型化したことにより縦横2列の田の字配置に変更されている。砲塔の両脇には9M115-M対戦車ミサイルの発射筒が2基装備されている。
乗員は車長、操縦手、砲手の3名。操縦手は車両前方左側、車長と砲手は砲塔部に搭乗する。これに加えて完全武装した8名前後の兵士が搭乗する。兵員は車体後部のドアまたは上部の4つのハッチ *23 より乗降する。水密性の問題から車体側面及び後面に設けられた車内射撃用ポートは廃止されている。
水上航行能力は最大速度が時速20~30km、10km以上の距離を航行可能と言われている。前世代のPT-85が時速10km程度のためずいぶん進歩している。これらを達成するためにエンジンはT-99の物を基にした陸上走行時は約600馬力、水上航行時は1,500馬力を出す強力なディーゼルエンジンを積み、水上航行時はさらに車体の前後にある「バウ・フラップ」と呼ばれる折りたたみ式の波除板を展開する。ここら辺はEFVの写真や動画を見て参照にしたようである。また、車体後面には「トランサム・フラップ」と呼ばれえる後方の海面の乱れを抑制すると共にウォータージェットの効率を乗降させるための折りたたみ式の整流板を追加装着しているが、EFVのような履帯収納機能や車体側面を覆うシャイン・フラップは採用されていない。造波抵抗軽減策は喫水線を上げることで水面下に位置する車体面積を減らす狙いで、転輪や車体底部など車輪各部に発砲プラスチック素材を塗布することで高い浮力を確保している。
現在PT-5水陸両用戦車は海軍歩兵や陸軍の水陸両用部隊への配備が進められており、アドミラル級強襲揚陸艦との組み合わせは扶桑海およびベーリング海において重大な軍事的脅威となっている。この戦車の開発成功が扶桑で機動戦闘車の開発を決断させるきっかけになったと言う説もあるぐらいである。

自走砲

2S1 122mm自走榴弾砲


2S3 152mm自走榴弾砲


ユークの主力自走砲の一つで、アカーツィアの愛称で呼ばれている。アカーツィアとは和訳でアカシヤの意。2S1と並ぶソビエト連邦軍初の本格的な自走榴弾砲である。機甲部隊に随伴して迅速に支援火力を与えることを主目的として開発された2S1に対して、2S3はより汎用的な自走榴弾砲として開発され、水陸両用性能などの機動性の追求は求められていない。牽引式152mm榴弾砲に代わるものとして自動車化狙撃兵師団の砲兵大隊に配備が進められた他、砲威力と射程が不十分、とされた2S1の代換車両としても置き換え配備が進められている。
オブイェクト123の車体 *24 にD-20榴弾砲を車体用に改造した2A33 152mm榴弾砲を乗っけた構造となっている。乗員は車長、砲手、装填手、操縦手の計4名。砲塔は俯仰角45~90度で動力は水圧式、旋回角度は左右各10度で電動式で稼動する。緊急時には手動操作も可能となっているが、とても人力で動かせれるような代物ではない。
自動装填装置を取り入れたおかげで砲弾発射までに要する時間は20秒程度で、発射後は6秒以内で射撃位置から退避ができる。射程距離は300~17,300mだが、RAP(ロケットアシスト)弾を用いれば24,500mまで延長することができ、毎分5~20発の砲弾を発射することができる。
砲弾の重量は17kgで、砲弾の種類は迫撃砲弾や榴弾(HEAT)のほかに徹甲弾(APFSDS)、成型炸薬弾(HEAT)の4つが用意されており、限定的にだが直接戦闘にも対応できる。砲には自身の位置を照合するGPSとコンピュータ制御のFCS、デジタル通信装置などが装備されており、他の射撃支援機材がなくとも独自に正確な射撃ができるようになっている。自動車化狙撃旅団付属の砲兵大隊や独立砲兵旅団のほかにも海軍歩兵師団や空挺軍にも貴重な火力支援車として活用されている。


2S4 240mm自走迫撃砲

2S4チェリパンとはソビエト/ユーク陸軍が保有する自走迫撃砲。そもそもの始まりについては「2A3 コンデンサトール2P」の記事を参照。
オーシアが開発したいわゆる原子砲に対抗するため、1950年代にソ連は2種類の自走砲を開発した。一つが「2A3 コンデンサトール2P」。もう一つは自走迫撃砲としては人類史上最大、420mm *25 自走迫撃砲2B1「オカ」。こちらは完全な失敗作で1両しか作られなかった。
オーシアは原子砲が正気の沙汰ではないとさすがに判断し1960年代に退役させた *26 のだが、ソ連はそのまま核砲弾を発射可能な自走砲の開発を進めた。この系譜に存在するのが一つはコンデンサトールの後継である「2S7 ピオーン」、もう一つがオカの後継と言うかリベンジとして作られたこのチュリパンである。
240mm迫撃砲「2B8」を搭載する現在配備されているものとしては世界最大の大砲を持つ自走砲。最大10km弱とカノン砲並みの射程を持ち、130kg(航空爆弾並み!)の砲弾を目標に送り届ける程度の能力を持つ。ロケットブースターを弾頭に引っ付けて飛ばせば射程は18~20kmまでのびる。本当に迫撃砲かこいつは。使える弾種は

  • 通常榴弾
  • クラスター砲弾
  • レーザー誘導砲弾「スメリチャーク」
  • 対コンクリート弾(要塞攻略などに使う)
  • 化学砲弾(いわゆる毒ガス入り砲弾)
  • 核砲弾

……まぁ国際条約の関係で化学砲弾と核砲弾は使われてないことになっているけどね。

乗員5名はNBC防護装置に守られて放射能汚染下の戦場でも移動は可能。だけど弾を砲につめる際は乗員は外に出て作業しないといけない。 *27 意味ないじゃん。またクレーン使って弾込め(だって通常弾ですら130kgもあるんだもん……)する関係で発射間隔は1分以上もかかる。そのため連隊単位(4~50両)で行動して一斉発射することで補うのが戦術の基本だそうな。なお、チュリパンを使える要員を育てるには1年もかかるとか。使い勝手悪過ぎないか?
普通うん千両単位で作られるソビエト/ユークの車両としては珍しく400両ぐらいしか作られてないこんなに使い勝手が悪ければ当然かのだがいまだに全ての車両が現役らしい。最近ではチェチェン紛争で出撃してスメリチャークを独立運動勢力にぶち込んでいる。
余談。大体語感から想像つくだろうがチュリパンとはチューリップの意味である。当時のソ連の中の人はどういうセンスなのか自走砲に花の名前をつけていた。ピオーン(芍薬)とかギアツィント(ヒヤシンス)とか。……確かに戦場に花(爆発)咲かすんだけどさ。

2S5 152mm自走カノン砲

2S5ギアツィアントとは、ユーク陸軍が採用している自走砲の一つで、和訳で「ヒヤシンス」の愛称で呼ばれている主力自走砲。
砲兵射撃統制システムにより陣地侵入から40秒、停車状態で20秒で射撃を開始することができる。15秒間に5発発射できるバースト射撃で発射した砲弾を同時に着弾させるToT(Time on Target)機能も火器管制装置によって可能となっている。
搭載している2A37 152mmカノン砲は最大で70度の仰角を取ることができ、有効射程距離は通常榴弾で28,500m、RAP弾で37,000mにもなる。また、このRAP弾にはGPS/IMU(全地球測位システム/慣性測定ユニット)が誘導装置として組み込まれており、発射前に目標の経度、緯度、高度、GPSコード、信管の起爆モードなどを入力しておくと、砲弾は発射後自ら目標に向かって飛翔・命中し、ピンポイントで攻撃することが可能となっている。
車体の防護力はRHAを基本に深装甲を加えることで、152mm砲弾の破片と15・5mm機関銃のとく劇を防御できる。他にも与圧式NBC防護装置、内部温度上昇警告システムと自動消火装置に応答式の内部診断システムを備えている。

2S7 203mm自走カノン砲

ソビエト連邦およびユーク陸軍の主力自走砲。2S4はクセが強すぎるため、一般的に使われている自走砲の中では世界最大とされている。ピオーンとはシャクヤクのことである。生産工場はレニングラードのキーロフ工場。
S-300地対空ミサイルのMT-T装軌車の車体に2A44カノン砲を搭載した車両で、乗組員は基本的に2S3と同じ4名構成である。砲塔は俯角45~80度で動力は水圧式、旋回角度は左右各10度で電動式となっている。一応手動で動かせれるが、やはりというかとても人間が動かせれるようなものではないため有用性には疑問がある。
砲弾発射までに要する時間は30秒程度で、発射後は10秒以内で射撃位置から退避できるようになっている。通常弾で37kmほどの射程を誇り、RAP弾を使用すると47,500~55,000まで延長でき、この距離は野砲の中では最大級である。この長大な射程距離を生かして敵を射程外から攻撃出来るうえ、敵が攻撃に気づく前に移動の準備をすることも出来る。さらに砲弾にはレーザー感知機能を付加させているものを使用しているため、2S3とほとんど変わらない命中能力を持っている。
毎分4~16発のスピードで砲弾を発射する能力を持つが、砲弾の搭載数は8発ほどしかないため宝の持ち腐れである。実質的は1分に8発ほど。弾薬輸送にあたり専用に開発された給弾車はなく、随行するトラックなどが輸送する。
通常の榴弾の他にもクラスター弾、対コンクリート砲弾、化学砲弾も発射可能である。計画通り核砲弾も発射可能で原子砲の役割も果たすことが出来る。砲弾には2S5と同じようなレーザー感知機能を持たせており、発射された砲弾を地上で目標に向け照射されたレーザーの反射光を先端部で感知し、砲弾中央の制御スラスト装置で反射波にのって目標に降下し命中させることができる。

2S9 120mm自走砲


2S19 152mm自走榴弾砲


2S25 125mm対戦車自走砲


装甲輸送車


BTR-80 装甲兵員輸送車

ユークトバニアが採用する装輪式装甲輸送車で、機械化狙撃師団の主要装備の一つ。兄弟車両には索敵レーダーを搭載し対空戦にも対応できるたBTR-94や水陸両用機能を付加したBTR-3(どれもウクライナ製)などがある。
ことの始まりは世界最大規模の師団編成を誇ったソ連であったが、ソ連崩壊あたりからユーク建国時までのあいだになると従来の装甲車両中心の機甲師団や機械化歩兵師団の旅団規模へのダウンサイジングを実施すると共に、装甲車両を多く装備した機動性の高い軽機械化歩兵部隊の編成を開始した。
世界各地での地域紛争、平和維持活動、非対称戦争など軍が対処に当たる任務は多様化していき、様々な形態の脅威に速やかに対処するためにソ連がBTR-60やBTR-70といった防御に難がある装甲車を行進する目的で開発された。
車体後部の降車用ランプドアに横開式ハッチが設けられており、必要に応じてハッチから降車するかランプドアを降ろして降車するかを選択することができるようになっている。放蕩の基本構造は圧延甲板装甲にセラミック付加装甲を追加したもので、素のRHA換算装甲厚は45mmほど。必要に応じてセラミック付加装甲を装着することが想定されており、脅威のレベルに応じて異なる防御力の深装甲が用意されている。標準的なセラミック付加装甲を装着した場合は2,000mから発射された37mm機関砲を耐えれるレベル。
砲塔上部には初演壇発射装置が合計6基ほど搭載されており、砲搭乗面のレーザー波照射警告装置などの情報を基にして発煙弾を発射する。搭乗歩兵の座席は対面式で、座席は地雷の爆発による衝撃を緩和するために車体上部から吊り下げる形式が採用されており、床面とは接合されていない。車内設計はユークにしては珍しく人間工学に配慮されたやさしい設計となっており、搭乗歩兵の体力損耗を最小限に抑えることが意図されている。動力部と乗車部分は防音・断熱・防振隔壁で遮られており、生存性と車内環境の向上に一役買っている。車体株はV字型となっており爆風や衝撃を効果的に逃すようにしている。このほか長期間飲む停止行動のため、空調装置や簡易トイレ、冷蔵庫などが設けられており搭乗員の体力維持に十分な配慮が施されている。
車体には完全武装した10名の歩兵を登場させることができ、危険地域を通過する際にはその車体構造と速度を活かしてトラックの代わりに用いられている。輸送機からの空中投下が可能な重さのため、空挺軍も部隊の援護目的に採用している。例に漏れずNBC防護装置が備えられており、空気加圧装置と空気清浄装置が追加オプションとして付いてくる。

BTR-90 装甲兵員輸送車

BTR-80の基本設計をそのままに、拡大発展させた新型の装甲兵員輸送車。BTR-90は、BMP-3と同様に自国のBTR-80兵員輸送車ファミリーの代替車両の開発という要求に対応するだけでなく、輸出による外貨稼ぎも大きな目的であった。この計画は1994年に発表され、少数の試験車両が作られ、ユーク陸軍で試験運用が2004年まで行なわれた後、ユーク軍でそのまま実戦配備に就いた。その他に若干数がウクライナへも輸出されたが、実用のためというよりは自国の装甲車との比較研究のためという色合いが濃い。
装甲はそれよりも根本的に強化されている。車体下部はV字形状となって、耐地雷性が高い。舟形底部とも呼ばれるこの形状は、水上での航行能力の向上にも寄与している。BTR-90は、BTR-80よりも長さ・幅・高さともに大型で重量のある車輌となっているにも拘らず、機動性が大幅に向上されており、車輪を左右反対方向に回転させることにより超信地旋回も可能である。
BMP-2のものを元に作られた2名用砲塔は、スタビライザー付きの2A42 30mm機関砲と同軸に、PKT 7.62mm機関銃を備える。昼夜間兼用照準器BPKZ-42と昼間用照準器1P-13が標準装備され、コンピュータ化された完全自動式の射撃管制装置がオプションとされる。BTR-80に搭載されていたやつの改良型の車上情報統制システム(BIUS)を搭載し、従来のユーク製の同種の車両よりも大幅に情報処理能力を高めている。
副武装として、砲塔の上部にRPKS 5.45mm軽機関銃かAGS-17 自動擲弾発射器または9K111 対戦車ミサイル1基また、別仕様として砲塔両側面に9K111 対戦車ミサイルを連装発射各1基×2=計4基のいずれかをオプションとしている。これらの他にも、2A70 100mm低圧滑腔砲、あるいは125mm低圧砲を搭載する自走砲型も試作されている。装甲は、車体と砲塔の前面で20-30mm厚程度の防弾鋼板で、20mm重機関銃の銃撃に耐えられるレベルとされる。

BRDM-3 装甲偵察車

BTR-80をスケールダウンした装甲車で、哨戒任務を主な目的として設計された。走行は追加装甲の装着を想定していないため200m以内の榴弾砲や重機関銃を防ぐ程度の厚さしかない。機動性の高さから陸軍以外にも警察や連邦保安庁、内務省所属の国境警備隊、国内軍などが使用している。特に治安の悪い地域では重宝され、走破性のよさもあいまってアフガン地域の偵察や占領地のパトロールにはもってこいの車両であった。さらに当時のソビエトは世界革命において占領開放した国々で起きるゲリラ活動への対処用の車両としては最適の車両であり、90年代の内紛時代に最も活躍した車両として知られている。武装や装甲面においては元となったBTR-80と比べて不安なところがあるが、コストが格安であるためソ連/ユーク以外にも第三国を中心に輸出されている。


自走式ロケット砲

BM-27 220mm自走多連装ロケットランチャー

BM-27 ウラガーンとはユーク陸軍が採用している主力自走式多連装ロケットランチャーである。ウラガーンとは「暴風・疾風」を意味し、その名前の通り大嵐の如くミサイルを浴びせる。
キャビンの前方ウインドには折りたたみ式の防護板が設置されており、ロケット発射の際に展開して爆風から窓を保護する役割を果たす。キャビン内部には、ロケットの発射・管制用の発射管操作パネルが装備されている。キャビン内のシステムの構成要素は電子機器、姿勢、高度決定システム、管制ボックス、サーボモーター、増幅器、通信プロセッサー、GPS/INS航法システムなどである。車体には4つの油圧式スタビライザーが装備されており、射撃時にはスタビライザーを地面に設置させて車体を安定させる。全てのシステムはモジュール化されており、故障の際には迅速な交換が可能とされるように設計されている。また、整備性を向上させるために自己診断システムが装備されており、故障箇所をすばやく発見して迅速に対処する体制が整えられている。
無線/郵船通信sにより伝達された砲兵連隊や大隊からの目標情報は戦術情報システムにリンクされ、上空の軍事衛星からの情報とデジタル弾道計算機によって処理され、射撃諸元が自動的に決定される。射撃時の誤差は2%以内とされている。なお、射撃統制装置のバックアップ用に光学照準装置が発射機左側に装備されている。各自走ロケット発射機では、発射管制パネルを使って諸元入力すると、弾道計算機の支持の元でロケット発射機が自動的に旋回、俯仰操作を行い発射準備を整えてくれる。全弾で16発のロケット弾が搭載されている。ウラガーン射撃統制システムは自動化が進んでおり、3名で全ての操作を行う。陣地展開後3分で射撃が可能となり、ロケットの発射後には、対砲兵射撃を避けるために迅速に陣地を移動することができる。
使用する弾頭は高性能榴弾とクラスター弾の2種類が用意されている。高性能榴弾には35kgの炸薬が装填されており、着弾時に21,000個の直径1cmの断片が生成され有効殺傷範囲は一発につき100mとなる。クラスター弾は広域に展開する歩兵・機甲部隊に対して使用され、弾頭内部に400個の対人/対戦車用子弾を内封している。子弾は成型炸薬弾で、100~200mmの装甲板を貫通可能で、戦車や装甲車の上部装甲を貫通するには十分な威力を持つ。榴弾の最大射程距離は35kmで、クラスター弾は50kmにもなる。


BM-30 300mm自走式多連装ロケットランチャー

BM-30スメルチとはソ連/ユーク陸軍が採用するロケットランチャー。BM-27ウラガーンと区別するため重多連装ロケットランチャーと呼ばれている。
スメルチとは和訳で「竜巻」の意味で、竜巻の如く大量のロケット弾を叩き付ける事から命名された。
車体構造はウラガーンと基本的に同じで、唯一違うところを挙げればロケット砲の大型化に伴いベルカ製の大出力ディーゼルエンジンを搭載し、地形に合わせて空気圧を調整できる中央タイヤ圧制御システムなどを取り入れることにより良好な野外機動性を有していることである。ウラガーンと比較して2倍以上の重量であるが、これらのおかげで速度に違いはない。
ロケット弾には内蔵式飛翔制御システムが搭載されており、従来型のむ誘導ロケット弾よりも命中精度を高めることに成功している。ロケット弾は発射後に回転しながら飛翔し、弾体後部に折りたたまれて収納されていたフィンを展開することによって弾道を安定させている。飛翔制御システムは発射後に事前にプログラミングされた弾道と実際の軌道の偏差を検知し、誘導システムにGPS/INSシステムを併用することで命中精度を大きく向上させ、ガスを噴射することで軌道修正を行う。また、遠距離目標の偵察を行うために、発射後にロケットから分離して目標の偵察を行うUAV搭載型の開発も企画されている。一斉発射の場合、12連装のロケットを32秒で撃ち切るが、再準備までに5分時間がかかる。
射撃の際には各ロケット発射機は陣地に展開後、速やかに自車の位置と方向を測定、ロケット砲大隊は陣地展開を完了後にデータリンクにより師団または旅団から目標情報、作戦司令、気象条件などの提供を受けて、連隊の四季車両はそれを元に連隊の射撃諸元を算出して各自走ロケット発射機に伝達して目標を攻撃する。自走ロケット発射機では、発射管制パネルを使って諸元を入力すると、弾道計算機の指示の元でロケット発射機が自動的に旋回・俯仰動作を行い発射準備を整える。
使用する弾頭9M55Kは高性能榴弾とクラスター弾を混ぜたような特殊な暖冬を使用しており、弾頭内部に652発の対人/対戦車用子弾を内封している。子弾は成型炸薬弾で130~150mm装甲板を貫通可能。射程距離は最大で70kmから110kmで、ちょっとした弾道ミサイル並みの射程を持つ。

TOS-1


タルナードMLRS


ニンジャ戦力

アイエエエ!ニンジャ、ニンジャナンデ!?

モーターAdvance

君塚重工とオムラ・インダストリ社からモーターツヨシ製造のライセンスを得て造られたユークトバニアのモーター理念の体現者にして本土決戦兵器。主な搭乗者はレオニダス。
本家モーターツヨシに匹敵するモーター兵器の開発を主眼としており、武装はシンプルにカラテと速力、瞬発力を高めた兵器となっており、以降のモーターシリーズもAdvandeの設計を基本としている。
レオニダスが有する驚異的な血中カラテ粒子生産能力と血中カラテ容量を駆使したカラテバリアを展開し、通常の武装はほとんど通用しないほどの強靭な防御力を発揮する。これはなにやら体に悪そうな特殊な緑色のカラテ粒子を皮膜にして衝撃を抑えるものであり、さらに使用後の防御力低下と引き換えにカラテ粒子を瞬間圧縮、即時急開放することで自らを中心に爆発を起こして全周をなぎ払うことができ、並みの兵器なら致命傷にもなりうるほどの破壊力を誇る。さらに大出力ブースターにより驚異的な速度と瞬発力を誇り、高機動ミサイルの追撃すら易々と回避することができる。
しかし圧倒的な防御力を引き換えに搭乗者が限られるのと武装がライフル2丁と肩部のハイアクトミサイル2基のみとやや火力不足なこと、搭乗者の肉体と精神両方に異常な過負荷を強いる機体であるため短期決戦向けの機体であり、長期任務には向かないとされている。

モーターImproved

モーターAdvanceを改良し、一般的なサイバネニンジャでも搭乗できるように改良したタイプ。しかし搭乗者の命が補償されるというわけではないらしく、血中カラテがレオニダスと比べて低い者でも強引に生成させ搭乗者の生命を貪り食らうという悪魔めいたな兵器となっている。これも古事記に予言されたマッポーの側面か・・・。主な搭乗者はアウグストで、異常に高い血中カラテ粒子保有者でいわく付の本機に搭乗していてもこれまでに異常をきたしたことはないという実力者。レオニダスと同様に短期決戦を旨としている。
大型ガトリング砲と背部アンタイ・ニンジャ・アサルトキャノンとハンガーラックに装備されたレーザーライフル、高火力の兵装に身を包む。主兵装であるアサルトキャノンはカラテミサイルを生成したもので高い弾速と追尾性を誇り、直撃すればたとえ戦艦級の装甲を持とうが一瞬にして死に腐る。Advanceのものよりも一段と大型化されたクイックブーストを搭載し、異常に高い出力を誇り戦場を跋扈する。さらにミサイルジャマーを搭載し、如何なるミサイルを撃とうともあさっての方向に飛んでいくことになる。

モーターSuperior

ユーク最強のニンジャと呼ばれているギルガメシュが搭乗する本家モーターツヨシを上回る戦闘能力の確保を主眼にして作られた決定版。量産型モーターシリーズはこれにカラテバリア能力を落とし電磁バリアに換装させたものとなっているほど、その設計はユークのモーターツヨシの中では完成されたものとなっている。























不穏な会話

<<陸軍スペツナズが現地に乗り込んだ頃だな。扶桑皇国と不仲とはいえど、北海道では民間人の仲はそれほど悪くは無い。ユーク系の貨物物資に紛れ込むんで我がスペツナズを送り込むことはは容易いことよ>>
<<海軍のウートルナヤ・ズヴェズダ(暁の明星)作戦と同時進行で行われる。我々スペツナズのヴェーチェルヌイ・ズヴェズダ(宵の明星)作戦は扶桑皇国軍の各主要基地にゲリラ攻撃を行ったり道路を破壊するなどして本隊が到着するまでの間北海道の部隊を混乱させることにある>>
<<コンテナに偽装したカリブルK型の配置はどうなっている?>>
<<海軍の偽装コンテナ船から積み下ろし積みです。共産党シンパの捜査官も買収済みですので、ばれることはないと思います>>
<<・・・だといいがな。他にも現地の対外情報局の職員が旧ソ連シンパの妄信者との協力をとったそうだ。赤旗連合軍と急進革命軍?だっけ。時代遅れのマルクス・レーニン主義に未だにしがみ付く亡霊と手を組むのは気が引けるな。・・・まあ、うちにも似たような組織がいるから人のことは言えないが>>
<<陸軍はともかく、海軍の陸上警備隊や航空軍の基地警備隊の防衛能力は比較的低いと専らの噂だ。敵の基地に浸透することなど、赤子の手を捻るがごとく簡単なことよ>>
<<アスタナビーティシ。敵を侮るのは良くない。油断して貴重なスペツナズが全滅なんて悪夢めいたできごとはチェチェンで十分だ>>
<<ともかく、我ら陸軍の行動によって今後の戦争の動き、ひいてはユークの命運をも左右しかねないということだけは肝に命じて欲しい>>
<<東洋の覇者となるのはフソウスキーでもキタイスキーでもない。我々ユークスキーだ。作戦は某日0400を以って決行される。諸君らの健闘を祈る>>


*1 そもそも正規軍はゲリラに弱いので致し方ない面もあるが……

*2 連続作戦理論

*3 資金が大きく掛かるとはいえど、兵士の死亡手当てや兵士・兵器の補充費用も考慮すると安上がりになっている

*4 予備役部隊に関しては準備に2か月以上かかるとされている。

*5 とはいえども、大半がX~S級の者であり、SS級は数人しかいない

*6 M47:9,000両、M48:12,000両、センチュリオン:5,000両、61式戦車:560両

*7 なお、本国のソ連地上軍は月月火水木金金を思わせる猛訓練で、扶桑皇国の戦車兵に匹敵する錬度を持たせるソ連式解決法で一応問題なしとしている

*8 対HEAT弾装甲を兼ねている

*9 後の共食い戦車T-64

*10 ちなみにM60は分間6発。第4次中東戦争では射程や命中精度だけでなく弾の発射数でも負けたのが敗因とも言われている

*11 イラク軍が使用していたのは純正モデルよりも性能の低いモンキーモデルであったが、仮に純正モデルであったとしても結果は対して変わらなかったであろう。

*12 これに関しては、ソ連軍の予算不足による戦車兵の錬度不足が慢性化していたためという見方があるが、実際は・・・お察しください。

*13 びっくり箱の意。

*14 オーシア最強の部隊として名高いラーズグリーズ隊の支援下ということもあり、戦局はかなり絶望的だったという

*15 現在は改良型のガスタービンを搭載することである程度の欠点を克服している。

*16 44tの10式で1200馬力

*17 つまり屋根が無い

*18 だったら最初から砲の中でロケットで点火して弾撃ち出した方がよくね?と思うだろう。実はそうやった場合後方の廃棄で砲身が解けてしまうという問題が出てくる。うん、放蕩にこのタイプの砲を積んだら発射の瞬間に乗員丸焦げですね。

*19 上り坂から隠れて射撃すること

*20 ロケット弾共通の弱点である。

*21 M2ブラッドレーや89式よりも断然安いが、氷河期財政だった当時のユークじゃ・・・。

*22 波高1.25mぐらい

*23 操縦手後方に2、砲塔後方に2

*24 共通装軌車両シャーシとして計画されたもので、2K11 クルーグの自走発射機2P24と2S4 チュリパン 自走迫撃砲、2S5 ギアツィント-S 自走カノン砲と共通の車体部分を採用している。

*25 ……正気の沙汰とは思えない、これ、自走砲なんだぜ?

*26 その代わりに短距離地対地核ミサイルを配備するようになった

*27 実は大砲を操る要員がチュリパンに乗っている乗員のほかに5人必要でこちらは弾薬運搬車と一緒に行動することになっている。NBC防護装置ェ……