このページの最終更新日時2009年03月26日 (木) 20時55分38秒
はじめに。
このページは、beta5より使用されている[*.phz]ファイルのフォーマットに関する内容をまとめたものです。Phunのシーンデータがどのように保存されているかを知ることができます。現在、Phun ver5.26までの内容となっています。
目次
概要
Phun beta5以降で作成したデータはphz形式で保存されます。このphz形式は通常のzipファイル形式です(Phunのバージョンによっても内容が異なる場合があります)。シーンデータは、
{Phunのフォルダ(インストールした場合はC:\Program Files\Phun)}\Scenes
詳細
上記で分かるようにphz形式ファイルはzipファイルのためzipファイルの解凍ができるソフト(
vectorアーカイブユーティリティーなどから入手可)で解凍する事ができます。
解凍するとファイル構造は
となっています
なお、解凍する事ができても、再圧縮したファイルは正常に読んでくれないことがあります。
なので7-zipなどの開く(閲覧モード)で編集すると良いようです。
scene.phnについて
基本的には以前のphnと変わらないようですが、スクリプトおよび引力等のオプションが増えています。(
以前のphn形式の情報)
scene.phnでの記述 |
どのような値をとるか |
説明 |
追記お願いします。
checksums.txtについて
scene.phn、thumb.png(および画像ファイル)のチェックサム値を記述したファイルです。
書式は
"ファイル名" チェックサム値
の羅列です(ファイル名はフォルダ名も含む相対パス)
なお、このファイルは無くても問題ないようです(無くても保存する際に付加されます)
誤り検出符号の種類が分かりません。checksum.txtとなっているのでチェックサムとしていますがどうも違うみたい??
追記、および訂正お願いします
このファイルは「Phunで作成されたものであるかどうか」を判断するためのものだそうです(誤り検出符号の役割もあるかもしれませんが)。Phunboxに投稿する際、この数値を調べることで、Phunで作成したphzファイルのみを受け付けているようです。外部ソフトで作成したphzファイルをPhunboxに投稿したい場合は、一度Phunで読み込んで、保存し直してください。
なお、Phunβ5より前のphnファイルは、問題なく投稿できます(ただし、phnで投稿したファイルにはサムネイルが付けられません)。
thumb.pngについて
thumb.pngはサムネイルのファイルです。これを利用する事でphnファイルをを解析することなく、サムネイルの表示が可能になります。
Phunboxにアップロードされているファイルのサムネイルにも利用されています。
試してはいませんが、このファイルを変更する事でPhunboxでの表示を変えれるかも
→ thumb.pngを変えると、上記のチェックサムの影響でPhunboxに投稿できなくなります。
埋め込んだ画像について
埋め込んだ画像はトップ(windowsの場合マイコンピュータ)からのフォルダ付で保存されます。
C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\My Documents\test.png (マイドキュメントにあるtest.png)をPtest.phzに埋め込んだ場合
Ptest.phzを解凍すると
Ptest\C_\Documents and Settings\<ユーザー名>\My Documents\test.pngとなる
そのため、たとえばwindowsでマイピクチャの画像を埋め込むと(マイドキュメントの場所を変えていない場合)ユーザー名が分かってしまいます。
なので、外部に公開する予定であれば、分かっても問題ないフォルダ、もしくはドライブ直下[C:\test.pngなど]に埋め込みたい画像を移動してから、埋め込む事をお勧めします。
→Emil氏に「ユーザ名を漏らさないようにしてほしい」と提案しておきました(2009/03/26)。
最終更新:2009年03月26日 20:55