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新リーグ発足の発表から一週間。
各メディア、そのニュースに注目していた。そして、ついにその詳細が発表された。
北海道・東北・近畿・中国・四国・沖縄のあまり野球の発達していない地域からチームが作られることを。
そして、そのチームは強豪と呼ばれる社会人チームなどを召集して大会を行う。結果、優勝した会社を親球団にするというもの。
もちろん、最初の費用は基本的に不要、基本的な費用は日本野球機構から出されるといったものだった。



「えっ?、大会に出ることになったの?」
「ああ、お前もニュースとかで聞いただろ?、新しく球団を作ること。一応うちのチームも強豪といっちゃ強豪だからな。」
「そうか。ということはチャンスだよな。これは」
「……そうだな。」
三人の男が会話をしている。三人ともスーツ姿である。そして片方の肩には大き目のスポーツバッグがかかっていた。
「全部で何チーム出るんだ?」
「確か、四国は8チームだったと思うぜ。」
「そうか、でも、俺と古野と霧咲の三人がいれば優勝できるだろ」
「……そんな簡単にいくといいんだがな。」
「大丈夫だって。」
「ほら、もうグラウンド着いたぞ。」
「しゃっす」
「ちわっす」
「……します」
「相変わらず霧咲の挨拶はちっせえ声だなぁ。もっと大きい声で挨拶しろよな。」
三人のうちの一人が少し笑いながら言う。
「おう、猪瀬、古野、霧咲来たか。お前ら一番遅いぞ。」
「すみませーん」
三人の名前はそれぞれ猪瀬、古野、霧咲。陽気な口調でしゃべっているのが猪瀬。しゃべる前に少し沈黙があるのが霧咲。そしてもう一人が古野だ。
「よし、全員そろったところで、一つお知らせがある。知ってるやつもいるかと思うが、大会にでることになった。それも、プロ野球球団を決定する大会だ。
そして、やるからには監督も優勝を狙うといっている。大会の期日は一ヶ月後の11月となっている。じゃあ、いつもどおり練習を始めるぞ。」
「遠藤さ~ん、今日のメニューはなんですか?」
猪瀬が言う。
「ああ、野手はフリー打撃。投手は投げたかったら投げてもいいぞ。」
とても身長がでかくがっちりした体系をしている。遠藤といいこのチームのキャプテンをやっているようだ。
「分かりました。じゃあ、古野、ピッチングしようぜ。霧咲もやるよな?」
「……ああ。」
「二人ともやるのか。じゃあ、霧咲のキャッチャーに竹井入ってくれ。」
「はい」
そういうと四人はブルペンへと向かった。