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*クロスカントリーオリンピック
&FURIGANA(くろすかんとりいおりんひつく)
[[マウンテンバイク競技]]のひとつ。
アップダウンのあるオフロードコースで、順位を争うクロスカントリーレースの一種。
従来は単に「[[クロスカントリー]]」と呼んでいたが、[[クロスカントリーマラソン]]が開催されるようになったので、区別する必要がでた。
オリンピックにも採用されているためクロスカントリーオリンピック(XCO)と呼ばれる。
**競技ルール
[[UCI]]競技規則で以下のように定められている。
***競技時間
下記の範囲内あるいは可能な限り近い時間とする。(競技規則4.2.001)
||最短 |最長|
|ジュニア|1時間 |1時間15分|
|U23| 1時間15分| 1時間30分|
|エリート|1時間30分| 1時間45分|
|マスターズ|1時間15分| 1時間30分|
***コース
長さ4km~6km。クローバーの葉の形状の会場利用が理想的である。
両側よりの補給/技術支援ゾーンが強く推奨される。
コースには、フィニッシュ・ラインまでの残距離を示す距離標示を1kmごとに記さなければならない。
(競技規則4.2.002)
***スタート
競技者はひとつの集団としてスタートしなければならない。(競技規則4.2.003)
**選手
持久力はもとより、急なくだり・上りやコーナーリングのテクニックが要求され、ロードレースほどではないが駆け引きもある。
**大会
オリンピック、[[世界選手権大会]]、[[UCIマウンテンバイクワールドカップ]]実施種目。
マウンテンバイクレースの基本で、国の選手権大会や、シリーズ戦でもかならず行われる。
**バイク
サスペンションが前のみの[[ハードテイル]]・前後にある[[フルサス]]、が好み・コースによって選択される。基本的にはのぼりにあわせ、軽さが要求される。
サスペンションのストローク量は前後とも80mm~100mm程度。
ギアは急な上り・ハイスピード区間に対応するため3×9段が普通。
タイヤの径は26インチと29インチがあり、幅は1.9~2.1インチのこぎの軽いパターンのものが使われる。
ブレーキは好み・コース・コンディションによって[[Vブレーキ]]、[[ディスクブレーキ]]のどちらかが使われる。
**トップ選手のセッティング
アベレージスピードが高いため、インナー無しの2×9段にする場合もある。
ハンドルの幅を狭く、位置は低く、トップチューブが長めの、登り重視で、下りを犠牲にしたセッティング。
BBハイトが低めの、高速巡航性重視のジオメトリーで、加速性は犠牲にしている。
犠牲にした、下りと加速性はテクニックで補うことが前提なので、一般のライダーがこのセッティングをしたからといって必ずしも速くなるわけではなく、むしろ遅くなることもある。
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**関連項目
#INCLUDE(プルダウン自転車用語)
#RELATED
・タグ &TAGS()
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*クロスカントリーオリンピック
&FURIGANA(くろすかんとりいおりんひつく)
[[マウンテンバイク競技]]のひとつ。
アップダウンのあるオフロードコースで、順位を争うクロスカントリーレースの一種。
従来は単に「[[クロスカントリー]]」と呼んでいたが、[[クロスカントリーマラソン]]が開催されるようになったので、区別する必要がでた。
オリンピックにも採用されているためクロスカントリーオリンピック(XCO)と呼ばれる。
**競技ルール
[[UCI]]競技規則で以下のように定められている。
・競技時間
下記の範囲内あるいは可能な限り近い時間とする。(競技規則4.2.001)
||最短 |最長|
|ジュニア|1時間 |1時間15分|
|U23| 1時間15分| 1時間30分|
|エリート|1時間30分| 1時間45分|
|マスターズ|1時間15分| 1時間30分|
・コース
長さ4km~6km。クローバーの葉の形状の会場利用が理想的である。
両側よりの補給/技術支援ゾーンが強く推奨される。
コースには、フィニッシュ・ラインまでの残距離を示す距離標示を1kmごとに記さなければならない。
(競技規則4.2.002)
・スタート
競技者はひとつの集団としてスタートしなければならない。(競技規則4.2.003)
**選手
持久力はもとより、急なくだり・上りやコーナーリングのテクニックが要求され、ロードレースほどではないが駆け引きもある。
**大会
オリンピック、[[世界選手権大会]]、[[UCIマウンテンバイクワールドカップ]]実施種目。
マウンテンバイクレースの基本で、国の選手権大会や、シリーズ戦でもかならず行われる。
**バイク
サスペンションが前のみの[[ハードテイル]]・前後にある[[フルサス]]、が好み・コースによって選択される。基本的にはのぼりにあわせ、軽さが要求される。
サスペンションのストローク量は前後とも80mm~100mm程度。
ギアは急な上り・ハイスピード区間に対応するため3×9段が普通。
タイヤの径は26インチと29インチがあり、幅は1.9~2.1インチのこぎの軽いパターンのものが使われる。
ブレーキは好み・コース・コンディションによって[[Vブレーキ]]、[[ディスクブレーキ]]のどちらかが使われる。
**トップ選手のセッティング
アベレージスピードが高いため、インナー無しの2×9段にする場合もある。
ハンドルの幅を狭く、位置は低く、トップチューブが長めの、登り重視で、下りを犠牲にしたセッティング。
BBハイトが低めの、高速巡航性重視のジオメトリーで、加速性は犠牲にしている。
犠牲にした、下りと加速性はテクニックで補うことが前提なので、一般のライダーがこのセッティングをしたからといって必ずしも速くなるわけではなく、むしろ遅くなることもある。
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**関連項目
#INCLUDE(プルダウン自転車用語)
#RELATED
・タグ &TAGS()
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