奥多摩湖
おくたまこ
1957年(昭和32年)多摩川を小河内ダムによって堰き止めて作られた。
正式名称は小河内貯水池(おごうちちょすいち)。
竣工当時、水道専用貯水池としては世界最大規模の貯水池であった。現在も水道専用貯水池としては日本最大級を誇る。
現在、東京都の水源は利根川水系を主としているが、渇水時の水瓶として極めて重要な役割を担っている。また、東京都交通局の発電施設(多摩川第一発電所)も併設されており、発電された電気は東京電力へ売却され奥多摩町、青梅市などの多摩地区に電力を供給している。
ダム建設にあたり、旧小河内村と山梨県北都留郡丹波山村及び小菅村の945世帯約6000人が移転を余儀なくされた。中でも旧小河内村は、その大部分が水没した。
関連項目
最終更新:2011年05月28日 23:06