那智滝
なちのたき
那智山中にはいくつかの渓流があり、60余の多くの滝がある。「那智滝」は、そのうち瀧篭修行の行場として扱われた48の滝(那智四十八滝)の総称。
現在、一般に那智滝として知られている滝はこれらのうち、一の滝を指している。
滝の落口の岩盤に切れ目があり三筋に分かれて流れ落ちるため三筋の滝ともいい、また那智の滝の代表するということから那智の大滝とも呼ばれる。
那智山一帯は、滝に対する自然信仰の聖地であり、一の滝は現在でも飛瀧神社の御神体で、境内に設けられた滝見台からその姿を見ることが出来る。
関連項目
最終更新:2013年06月08日 23:21